私も初めて契約する前は、WiMAXとは一体何なのか分からず、ひたすら調べたことがあります。
簡単に説明すると、現在WiMAXは契約者数3,800万人を超える人気WiFiサービス。「WiMAX2+」と呼ばれる高速の通信回線とau回線が安い料金で大容量使えるため、当サイトでもおすすめする高速WiFiサービスです。
とはいえ、前もってデメリットを知らずに契約すると、「繋がりにくい」「思ったより料金が高かった」と後悔する可能性もあるので注意が必要。
そこで今回は、日々WiMAXの最新情報を追っている当サイトが、WiMAXとはどんなサービスなのかという特徴から、契約の際の注意点まで徹底解説します。
最後に、WiMAXに関してよくある質問もまとめたのでぜひご覧下さい。
早速、WiMAXとは何なのか基本情報から見ていきましょう。
【目次】
そもそもWiMAX(ワイマックス)とは?初心者にわかりやすく解説!

それでは早速、WiMAXとはいったい何なのか基本情報から解説します。
また、UQWiMAXの公式サイトで知ることができないポイントについても詳しくお伝えするので、初めて契約する方も、WiMAXをすでに契約中の方もぜひご覧ください。
WiMAXとはどんなサービス?
そもそも、WiMAXとは「Worldwide Interoperability for MicrowaveAccess」の頭文字を取ったもので、無線通信技術の1つです!…という説明では、WiMAXとは何なのかイメージつきませんよね。
わかりやすくお伝えすると、WiMAXとはau、ソフトバンク(SoftBank)、ドコモ(docomo)などのキャリアが使う4G LTE回線と並ぶ、無線インターネット回線の1つ。
つまり、4GLTEなどを含む、複数存在する無線インターネット回線のうちの1つがWiMAX回線です。
ただし、現在ではインターネット回線としてのWiMAXではなく、WiMAX回線を利用したWiFiサービス自体がWiMAXと呼ばれることがほとんど。
わかりやすくお伝えすると、WiMAXとはau、ソフトバンク(SoftBank)、ドコモ(docomo)などのキャリアが使う4G LTE回線と並ぶ、無線インターネット回線の1つ。
つまり、4GLTEなどを含む、複数存在する無線インターネット回線のうちの1つがWiMAX回線です。
ただし、現在ではインターネット回線としてのWiMAXではなく、WiMAX回線を利用したWiFiサービス自体がWiMAXと呼ばれることがほとんど。

元々は、UQコミュニケーションズがWiMAX回線を利用したポケット型WiFiサービスを「UQWiMAX」と名付けてサービス提供していました。
しかし、WiMAXの人気が高まるにつれ、UQWiMAXというサービス名が省略され、現在ではインターネット回線としてだけでなくサービスも含めてWiMAXと呼ばれています。
そのため、「WiMAXとは何か」と聞かれたら、WiMAX回線を利用したWiFiサービスと理解しておきましょう。
WiMAX5G+とは?
WiMAXについて調べている方の中には「WiMAX5G+」という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?「WiMAX5G+」とは、現在WiMAXサービスで利用されている通信回線の正式名称です。「WiMAX5G+」が使われる以前は、2013年に登場した「WiMAX2+回線」を利用していました。しかし、「WiMAX2+回線」は最大通信速度が110Mbpsと低速であることに加え、3日で10GBの通信制限がネックでした。
そこで2021年4月に登場したのが「WiMAX+5G」。WiMAX+5Gでは、2022年2月に3日15GBの通信制限が緩和され、無制限で利用可能に。
WiMAX2+回線しか利用できない「ギガ放題プラン」は契約できるプロバイダが少なく、多くのWiMAXプロバイダではサービスを終了しています。現在は「WiMAX5G+」が利用できる「ギガ放題プラスプラン」が主流です。
ポケット型WiFi・モバイルWiFiとの違い
それでは、疑問に思う方も多いであろうポケット型WiFiとの違いについて解説していきます。結論、ポケット型WiFiとWiMAXに大きな違いはありません。より細かく解説するのであれば、ポケット型WiFiサービスの1種がWiMAX。
もちろん、各ポケット型WiFiごとに使う回線や通信端末(ルーター)に違いはあるため、通信速度や通信エリアは異なります。
しかし、どちらも小型通信端末を利用し、パソコンやスマホなどの通信機器をインターネット接続するWiFiサービスであることは同じ。
そのため、ポケット型WiFiの中でもWiMAX回線を利用したサービスがWiMAXと覚えておきましょう!
ポケット型WiFiについての豆知識
現在では、持ち運び可能なWiFiルーター端末、またはサービスを総称してポケットWiFiと呼ばれることがあります。しかし、それらWiFiルーター端末・サービスの正式名称はポケットWiFiではないんです!
実は、ポケットWiFiとはワイモバイル(Y!mobile)が提供する端末の商品名。持ち運び可能なWiFiサービスの正式名称は、モバイルWiFiです。
当サイトではこれまで「ポケットWiFi」と記事内で表記してきましたが、ソフトバンク株式会社より指摘を受け、2022年4月からポケットWiFiの総称をポケット型WiFi・モバイルWiFiとして記載・改正しています。
WiMAXはUQWiMAX以外にもBroad WiMAX(ブロードワイマックス)、GMOとくとくBB、BIGLOBE、カシモWiMAXなどのプロバイダと呼ばれるMVNO(仮想移動体通信業者)でも契約が可能です。
そのため、同じWiMAX回線のWiFiサービスを利用するにも、様々な契約経路があります。
しかし、注意して頂きたいのは、どのプロバイダで契約しても回線自体はすべてUQWiMAXと同じという点。速度や通信制限、エリアに違いはありません。
ただし、同じWiMAX回線でもプロバイダによってキャンペーン内容や料金が異なるので、しっかりプロバイダを比較しながら契約しましょう。
まとめ
WiMAXとは・・・
- 無線インターネット通信の1つで、WiMAX回線を使用したポケット型WiFi「UQWiMAX」の略。または、その回線を使ったWiFiサービスの総称。
- UQWiMAX以外にも契約できるプロバイダは複数あるが、どのプロバイダも使っている回線は同じ。そのため、どのプロバイダで契約しても速度や制限、エリアに違いはない。ただし、キャンペーンや料金は異なるので注意が必要。
以上が「WiMAXとは何か」についての解説となります。WiMAXとは何か明らかになってきたところで、ここからは他社ポケット型WiFiサービスと比較しながらWiMAXのメリットを紹介していきます。
他社ポケット型WiFiと比較しておすすめか?4つのメリット!

ここからは、WiMAXとは契約におすすめできるサービスなのかを判断するため、WiMAXのメリットを見ていきます。WiMAXのメリットは大きく以下の4つ。
メリット
- 国内広いエリアでインターネットを利用可能
- 下り最大速度3.9Gbps。
WiMAXで高速通信 - データ容量に制限なし!
ギガ放題プラスプラン - お得なキャンペーンが多数。料金が安い!
他社ポケット型WiFiサービスと比較しながら、WiMAXのメリットについて見ていきましょう。
尚、ポケット型WiFiと一言で言っても格安SIMなど多くのサービスがあるため、今回は大手キャリアのドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルの3社に絞って、WiMAXと比較していきます。
国内広いエリアでインターネットを利用可能!
こちらはWiMAXに限らずポケット型WiFi全般に言えることですが、国内の広いエリアでインターネットを利用できるのが最初のメリットです。特に、「モバイルルーター」と呼ばれる持ち運び可能なルーターであれば、自宅だけでなく外出時でも気軽にインターネットを使えます。
もちろん、光回線を代表する固定回線のように契約時に回線工事を行う必要もありません。端末を受け取り、初期設定を行うだけで利用できます!
下り最大速度3.9Gbps!WiMAXなら高速通信!
WiMAXのメリットの2つ目は、高速通信が可能なことです。実際に通信速度を比較する前に、WiMAXを含めたポケット型WiFi各社で利用される無線通信用の回線についての図をご覧ください。
上記の通り、ポケット型WiFiは、WiMAXのWiMAX2+回線と、スマホ・携帯の大手キャリアが持つLTE回線に分類できます。
しかし、WiMAXだけはWiMAX2+回線と併せて、au4GLTE回線・5G回線が利用可能です。
そんなWiMAX2+回線とau4GLTE回線・5G回線を併せた下り最大速度は、X12で3.9Gbpsと光回線と同等の通信速度を実現しました!
それでは、他社のポケット型WiFiサービスと比較するとWiMAXの通信速度は高速なのか、以下の比較表をご覧ください。
【WiMAX+5GとLTE回線のポケット型WiFiの最大速度比較】 | ||
---|---|---|
サービス名 | ルーター機種名 | 下り最大速度 |
WiMAX | X12 | 3.9Gbps |
ドコモ | SH-54C | 4.9Gbps |
ソフトバンク | A101ZT | 2.4Gbps |
ワイモバイル | A101ZT | 2.4Gbps |
下り最大速度で比較するとWiMAXの通信速度はドコモに次いで2番目。大手通信キャリアにも引けをとらない通信速度です。
とはいえ、比較してみて「あまり差がないのでは?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。実際その通りで、最大速度の比較はしたものの、WiMAXやどのポケット型WiFiも高速通信が可能です。
ただし、通信制限にかかった場合の速度となると話は別。意外にも差が出てくるんです!
そこで、次項ではWiMAXのデータ容量制限を比較しながら、制限時の速度も同時に見ていきます。
データ容量に制限なし!ギガ放題プラスプラン!

WiMAXのメリット3つ目が、大容量プランであるギガ放題プラスプランの制限の緩さです。
WiMAXには、3日10GBまでのギガ放題プランと、無制限のギガ放題プラスプランの2つの契約プランがあります。その中でも、WiMAX契約者の9割以上が利用するのがギガ放題プラスプランです。
ギガ放題プラスプランは、データ容量の制限なしでWiMAX2+回線・auLTE回線・au5G回線を利用できます。
一方、現在でも契約している方のいるギガ放題プランですが、注意点があります。それは、月間のデータ容量制限はないものの、3日10GBの短期的な制限があるということ。
そんなWiMAXのギガ放題プランの3日10GBの制限内容について、現在主流のギガ放題プラスプランと比較しながら見ていきましょう。
ギガ放題プランの制限内容 | ||
---|---|---|
プラン名 | ギガ放題プラスプラン | ギガ放題プラン |
データ容量 | 無制限 | 3日10GB (月間制限なし) |
制限時速度 | なし | 1Mbps |
規制期間 | なし | 翌日18時~ 翌々日2時まで (約8時間) |
2つの契約プランを比較すると、ギガ放題プラスプランの制限の緩さがお分かり頂けるのではないでしょうか。
ギガ放題プラスプランにはそもそも通信制限がありません。
一方、ギガ放題プランの制限時速度の1MbpsとYouTubeの通常画質であれば視聴可能な速度ですが、快適にインターネットを利用できません。
さらに、ギガ放題プランは約8時間経たないと速度制限が解除されないのです。
上記の比較からもお分かり頂ける通り、WiMAX契約者の9割以上がギガ放題プラスプランを契約するのは、速度制限の緩さが理由となっています。
ギガ放題プランの速度制限の仕組みについてはUQWiMAXの公式サイトで解説されている以下の図も参考にしてみてください。

制限内容の違いとは?速度制限を比較 | |||
---|---|---|---|
ポケット型WiFi | 月間 データ容量 |
低速時 の速度 |
制限期間 |
WiMAX | 無制限 | なし | なし |
ドコモ | 無制限 | なし | なし |
ソフト バンク |
月間50GB | 128Kbps | 月末まで |
ワイ モバイル |
3日10GB | 1Mbps | 翌日18時~ 翌々日1時まで (約7時間) |
月間データ容量はもちろん、速度や解除のタイミングなども各社で違うことがお分かりいただけます。そして、各社の大容量プランと比較してもWiMAXのギガ放題プラスプランの制限は緩いと言えるのではないでしょうか。
WiMAXの通信速度は低速に制限されることはないですが、ソフトバンク・ワイモバイルでは速度制限があります。
ワイモバイルに関してはWiMAXギガ放題プランの制限とほぼ同程度です。ここまでの解説だとドコモとの比較では、WiMAX・ドコモどちらもおすすめと言えます。
しかし、それでも当サイトがWiMAXをおすすめする理由は、ズバリ料金が安いためです!それでは、肝心の利用料金はどうか、最後にポケット型WiFi各社の料金を比較していきましょう。
お得なキャンペーン多数!料金が安い!
そしてWiMAXの4つ目の特徴が、とにかく安い月額料金です。 どれほどWiMAXの料金がお得なのか、ポケット型WiFi各社と比較しながら見ていきましょう。尚、料金に関しては各社キャンペーンや割引も差し引いた実際に契約者が支払う「実質月額料金」で比較していきます。
ポケット型WiFi大容量プラン | |||
---|---|---|---|
ポケット型WiFi | 実質月額料金 | 月間データ容量 | |
WiMAX | 4,036円 | 無制限 | |
ドコモ | 8,308円 | 無制限 | |
ソフトバンク | 6,151円 | 50GB | |
ワイモバイル | 5,100円 | 3日10GB |
上記の通り、WiMAXは実質月額料金が最安。もちろん、速度制限の内容が同程度のドコモよりも安く契約可能です。
他社のポケット型WiFiと比較した結果、WiMAXはより満足度の高いサービスをお得な料金で利用が可能ということがお分かり頂けたかと思います!
ポケット型WiFiの契約を検討している方には、速度・データ容量・料金の3拍子が揃ったWiMAXをおすすめします。
WiMAXの安さの秘密
なぜWiMAXの料金はこれほどまでに安いのか。それは、前述したWiMAXの販売代理店であるプロバイダに秘密があります。
UQコミュニケーションズが提供するWiMAX回線は、auやBroad WiMAX、GMOとくとくBB、BIGLOBEどこで契約しても回線は同じ。
そのため、プロバイダ各社が他社と差別化を図るには、いかに価格を安く抑えるかが重要なのです。
そこで、ポイントとなるのがWiMAXプロバイダの月額料金割引やキャッシュバックなどのキャンペーン。各プロバイダが独自にキャンペーンや特典を付けることで、WiMAXは安い料金を実現しています!
そのため、WiMAXを契約するのであればキャンペーンの割引額やキャッシュバック金額も含めた実質月額料金を比較し、最安プロバイダで契約することをおすすめします。
最後に、これまで紹介したWiMAXのメリット4点をまとめます。しっかり確認しておきましょう!
まとめ
- 国内広いエリアでインターネット利用可能!開通工事も必要なし
- au4GLTE・au5Gとの併用で最大速度が3.9Gbpsとポケット型WiFi業界トップクラス
- データ容量無制限!
- プロバイダ各社のキャンペーンで料金がお得!
WiMAX利用時の注意点とは?デメリットを解説

ここまで、WiMAXのメリットを中心に解説しましたが、もちろん良いことばかりではありません。
WiMAXとはどんなサービスなのかを突き詰めるため、以下3つのデメリット・注意点に関しても解説します。
デメリット
- WiMAXは通信の安定性が不安?障害物に弱い電波!
- 通信端末の同時接続台数に限りがある
- 契約の際のプロバイダ選びに手間がかかる
WiMAXは通信の安定性が不安?障害物に弱い電波!
WiMAXの回線は、障害物に弱いというデメリットがあります。 以下の口コミをご覧ください。RY WiMAXでお試ししてみたけど地下でも繋がる場所はちょいちょい出てきた所に進化を感じるな プラスエリアモードなら普通に繋がったし
まあ使いたい場所でスタンダードモードで繋がらないから自分には合わなかったけど3日上限制限も撤廃されたし結構いいんじゃないすかね
このように、ユーザーからWiMAXの電波が地下では元々弱いという評判も見られます。
その理由は、WiMAXが使う電波の周波数帯域が高いため。一般的に、電波は高い周波数になればなるほど直線的で高速になるものの、障害物には弱くなるという特徴があります。
ドコモやソフトバンクなどの大手キャリアのLTE回線は700~900MHzのプラチナバンドと言われる低い周波数帯域の電波を使っている一方で、WiMAXは2.5GHzや5GHzと比較的高い周波数帯域です。

そのため、他大手キャリアと比較すると、WiMAXは山間エリアや地下鉄などの障害物が多いエリアでの通信は安定しにくく、圏外になってしまうこともあります。
- WiMAX…高周波数のため高速だが、地下鉄や山間部など障害物の多いエリアに弱い
- プラチナバンド…低周波数で、障害物も回り込むことができるため障害物に強い
それぞれの周波数帯域を覚えておく必要はありませんが、周波数によって上記の特徴があることは覚えておきましょう。
また、WiMAXの場合、プラスエリアモードに変更することでプラチナバンドが使えます。地下や山間部で繋がりにくい場合はぜひ試してみてください。
WiMAXは契約前にお試しレンタルも可能
通信エリアや安定性に不安があるのであれば、契約前にWiMAXのレンタルサービスを使うのもおすすめです。
WiMAXのレンタルサービスとは、契約前にモバイルルーター端末をレンタルし、実際に使ってから契約するかどうかを決めることができるもの。
UQWiMAXのTryWiMAXは、契約前にお試しでWiMAXのモバイルルーターを使うことが可能なサービスです。
返却期限など、レンタルのルールさえ守れば無料でWiMAXのルーターを利用できます。
通信エリアや安定性、使い方に不安がある方は、是非WiMAXのお試しレンタルサービスも検討してみてはいかがでしょうか。
通信端末の同時接続台数に限りがある
WiMAXに限ったことではありませんが、ポケット型WiFiは機種ごとに通信端末の同時接続台数に限度があります。例えば、WiMAXの最新機種X12の同時接続台数は16台。自宅用や家族で使うには問題ない同時接続台数ですが、会社で使う場合は接続数が足りなくなる可能性も。
WiMAXルーターのどの機種であっても接続台数は決まっているため、契約前に接続台数は充分かしっかりと確認しておきましょう。
契約の際のプロバイダ選びに手間がかかる

WiMAXのメリットの部分でもお伝えしましたが、各WiMAXプロバイダは様々なキャンペーンを行っています。 しかし、そのキャンペーンがデメリットとなってしまうこともあるのです。
もちろん、キャッシュバックや月額料金割引など様々な特典があるのは嬉しいことです。しかし、そのキャンペーンがあるために、全社どのプロバイダが最も安いのか値段を比較するのは非常に手間がかかります。
具体的に、WiMAXプロバイダは契約期間によって月額料金に違いがあること、またキャッシュバックなどのキャンペーン金額も様々です。
さらには、お得に見える高額キャッシュバックも即日ではなく約1年後の受け取りという条件となっており、もらい忘れるリスクまであるのです。
それらすべてを考慮して、WiMAXプロバイダ約20社を比較するのはかなりの時間が必要となります。
とはいえ、もし比較をせずに最高値のプロバイダと契約してしまうと、最安値プロバイダより合計数万円以上(契約期間の3年総額)も損をしてしまうこともあるので注意が必要。
そこで、当サイトでは最も手間がかかるWiMAXプロバイダ全社の料金を徹底比較。契約の流れから最安値プロバイダまで調査し、おすすめをランキング形式でまとめました。
WiMAXの契約を検討している方は、ぜひご覧ください。
全プロバイダの料金比較
おすすめランキングはこちら
契約のメリット・デメリットまとめ

当ページでは、ここまでWiMAXとは何かというテーマを解説してきました。
ご覧頂いている方の中には、初めて一人暮らしされる方や、引っ越しを機会にWiMAXの契約を検討している方など様々いらっしゃるかと思います。
「WiMAXとは何か」「WiMAXを契約するべきか」というお悩みをお持ちの方に、これまでの内容が少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは、まとめとしてWiMAXのメリット・デメリットをおさらいしましょう。
WiMAXとは?メリット・デメリットまとめ
WiMAXのメリット
- 家でも外でもインターネットを利用可能!開通工事も必要なし!
- 最大速度3.9Gbps!
WiMAXなら高速通信! - データ容量制限なし!
ギガ放題プラスプラン! - お得なキャンペーン多数!料金が安い!
WiMAXのデメリット
- WiMAXは障害物に弱い
- 通信端末の同時接続台数に限りがある
- 最安プロバイダを選ぶのに手間がかかる
これからWiMAXの契約を検討している方は、これまでの上記メリット・デメリットを是非参考にしてみてください。
初心者必見!Q&Aコーナー!

最後に、実際にWiMAXの契約を考える中で、初心者の方からよく寄せられる疑問についてQ&Aコーナーという形でご紹介していきます。
これまでの内容と重なる部分もありますが、契約を検討している方はぜひご確認下さい。
WiMAXとは?
WiMAXとは”Worldwide Interoperability for Microwave Access”の略で、携帯電話やスマホの4GLTE回線とは別の無線インターネット回線の1つ。4GLTEとは使用する電波の周波数帯域に違いがあり、2.5GHzのWiMAX2+専用周波数帯の電波を使用する点が特徴。
ドコモやソフトバンクの、プラチナバンドと呼ばれる700~900MHzの4GLTE回線と比較し、WiMAXは高い周波数帯域の電波となっており、 高速通信が可能。一方で、他社と比較し障害物に弱い特徴があります。
WiMAX+5Gは、WiMAX2+やWiMAXと何が違う?
「WiMAX+5G」とは、現在WiMAXで利用している5Gに対応している回線の正式名称です。以前主流だった「WiMAX2+」回線の後継として2021年より利用開始しました。また2023年現在「WiMAX」回線はサービスを終了しており、現在は「WiMAX=WiMAX+5G回線を利用したWiFi通信サービス」となっています。
契約プランは何があって、どれがおすすめ?
WiMAXの契約プランは、ギガ放題プラスプランとギガ放題プラン(新規申し込み終了)の2種類。プランによってデータ容量が異なります。普段から動画視聴やインターネットを頻繁に使う方は、データ容量に制限のないギガ放題プラスプランがおすすめ。
通信量に制限がないので、他社と比較して大容量でWiMAXを利用することができます。WiMAX契約者の9割以上が利用する人気プランです。
ルーターは何がおすすめ?持ち運び型?据え置き型?
WiMAXで契約できるルーターは、持ち運び可能なモバイルルーターと完全自宅用となるホームルーターの2種類。少しでも外出先で使うという方は、持ち運び可能なモバイルルーター端末X12がおすすめ。一方、自宅でしかWiFiルーターの利用がないのであれば、ホームルーターL13がおすすめ。
どの端末も5Gに対応している高速ルーターとなっています。
また、これまでWiMAXのモバイルルーターには付属品としてクレードルがありましたが、最新機種X12でもクレードルを別途購入可能です。
高速通信かつ高性能となるWiMAXのルーター端末がおすすめです。
WiMAXプロバイダとは?
WiMAXプロバイダとは、WiMAX回線を販売する代理店のこと。WiMAX+5G回線を提供している大本UQコミュニケーションズから直接WiMAX回線を販売しているのがUQWiMAX。一方、そのUQWiMAXに代わって、代理でWiMAX回線を販売しているのがWiMAXプロバイダです。
WiMAXプロバイダは、UQWiMAX以外にもBroad WiMAXや、GMOとくとくBB、BIGLOBEなど約20社もあります。
速度や月間データ容量、通信エリアなどはプロバイダごとに違う?
プロバイダはUQコミュニケーションズのWiMAXを代理で販売しているだけなので、通信速度やデータ容量、通信エリアなどサービス内容に違いはありません。主にプロバイダごとで異なるのは、月額料金・キャンペーンの2点です。そのため、各プロバイダを比較し、なるべく安く契約するのがポイントとなります。
どこで契約する?最安値プロバイダの選び方とは?
WiMAXはauショップや家電量販店の店舗だけでなくインターネットなど、プロバイダによって様々な場所で契約できます。その中から最安値のWiMAXプロバイダで契約するためには、実質月額料金の比較が重要。実質月額料金とは、基本月額料金から料金割引やキャンペーンなどを差し引いた、契約者が実際に支払う料金のこと。実質月額料金を比較することで、最大3万円以上も安くWiMAXを契約することが可能です。
ただし、高額キャッシュバックの中には、申し込み手続きが複雑で受け取り忘れのリスクがあるプロバイダもあるので注意が必要。確実に受け取ることができるのか等も含めて、しっかりと比較することをおすすめします。
WiMAXは海外でも使える?
ポケット型WiFiの中には、国内だけでなく海外でも利用できるサービスがあります。その一方で、WiMAXは残念ながら海外で利用することはできません。海外出張などでポケット型WiFiを利用したい方は別途で端末をレンタルする必要があります。
解約違約金はいくらかかる?
2022年7月からは、電気通信事業法が改正され、解約違約金が0円~4,000円台と大幅に変更されました。そのため今後WiMAXを契約する方は、従来のように約10,000円から30,000円程度の高額な違約金を支払う必要はありません。
ただし、電気通信事業法の改正前に契約されていた方は高額な違約金がかかることも。そこでプロバイダによっては解約違約金を負担して乗り換えを支援するキャンペーンを行っています。
解約違約金負担キャンペーンを行っているGMOとくとくBBの詳細については、GMOとくとくBB WiMAXの解説ページをご確認下さい。
※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。