ワイマックスとは?WiMAX2+回線を利用したWiFiサービスを紹介

WiMAXとは?初心者にもおすすめの人気サービスをわかりやすく解説
  • 最終更新日:2024年3月8日
WiMAX(ワイマックス)とは?WiMAX2+との違いを紹介
当ページをご覧いただいている方の中には、「WiMAXって何?」「ポケット型WiFiと何が違うの?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

私も初めて契約する前は、WiMAXとは一体何なのかわからず、ひたすら調べたことがあります。

簡単に説明すると、WiMAXは契約者数3,800万人を超える人気WiFiサービス。「WiMAX2+」と呼ばれる高速の通信回線と幅広いエリアで利用できるau回線が安い料金で無制限に使えるため、通信速度・容量・料金のバランスが取れたWi-Fiサービスを利用したい方におすすめです。

とはいえ、前もってWiMAXのデメリットを知らずに契約すると、「繋がりにくい」「思ったより料金が高かった」と後悔する可能性もあるので注意が必要。

そこで今回は、毎月50社以上の料金・端末の最新情報もチェックしている当サイトが、WiMAXとはどんなサービスなのかという特徴から、契約の際の注意点まで徹底解説します。

最後に、WiMAXに関してよくある質問もまとめたのでぜひご覧下さい。

早速、WiMAXとは何なのか基本情報から見ていきましょう。




宮城紘司

【新聞社推薦】通信プロバイダ比較の専門家 宮城紘司

通信サービスに関する正しい情報を届ける「WiMAX比較.com」の編集長を務める他、ネット回線専門家として、通信プロバイダや通信端末の比較記事における監修も務める。WiMAX比較.comは、ポケット型WiFi関連の最新情報を発信し、7年間で累計5万人以上のネット回線契約をサポートしています。監修者について

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WiMAX(ワイマックス)とは?初心者にわかりやすく解説

WiMAX(ワイマックス)はおすすめか他社ポケット型WiFi(ワイファイ)と比較

それでは、WiMAXとはいったい何なのか基本情報から解説します。

また、UQWiMAXの公式サイトで知ることができないポイントについても詳しくお伝えするので、初めて契約する方は、ぜひご覧ください。

WiMAXとはどんなサービス?

WiMAXとは「Worldwide Interoperability for MicrowaveAccess」の頭文字を取ったもので、無線通信技術の1つです。

わかりやすくお伝えすると、WiMAXとはau、ソフトバンク(SoftBank)、ドコモ(docomo)などのスマホキャリアが使う4G LTE回線と並ぶ、無線インターネット回線の1つ

ただし、現在ではインターネット回線としてのWiMAXではなく、WiMAX回線を利用したWiFiサービス自体がWiMAXと呼ばれることがほとんど。
ワイマックスはどんなサービス?


元々は、UQコミュニケーションズがWiMAX回線を利用したポケット型WiFiサービスを「UQWiMAX」と名付けてサービス提供していました。

しかし、WiMAXの人気が高まるにつれ、UQWiMAXというサービス名が省略され、現在ではインターネット回線としてだけでなくサービスも含めてWiMAXと呼ばれています。

そのため、「WiMAXとは何か」と聞かれたら、WiMAX回線を利用したWiFiサービスと理解しておきましょう。

WiMAX+5Gとは?

ワイマックス2+とワイマックス+5Gの違い

WiMAXについて調べている方の中には「WiMAX+5G」という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?「WiMAX+5G」とは、現在、WiMAXで提供されているサービス名称です。

「WiMAX+5G」の提供開始までは、2013年に登場した「WiMAX2+」が提供されていました。しかし、「WiMAX2+」では最大通信速度が558Mbpsと低速であることに加え、3日で10GBの通信制限がネックでした。

そこで2021年4月に登場したのが「WiMAX+5G」。名称通り、「WiMAX 2+回線、au4G LTE回線」に加え「au5G回線」が利用可能となり5G通信に対応しました。

WiMAX+5Gでは、2022年2月に3日15GBの通信制限が緩和され、無制限で利用可能に。現在は最大通信速度4.2Gbpsと「WiMAX2+」を遥かに超えるスペックとなっています。

また、WiMAX2+回線しか利用できない「ギガ放題プラン」は契約できるプロバイダが少なく、多くのWiMAXプロバイダではサービスを終了しています。現在は「WiMAX5G+」が利用できる「ギガ放題プラスプラン」が主流です。

ポケット型WiFi・モバイルWiFiとWiMAXの
違い

それでは、疑問に思う方も多いであろうポケット型WiFiとの違いについて解説していきます。

結論、ポケット型WiFiとWiMAXに大きな違いはありません。より細かく解説するのであれば、ポケット型WiFiサービスの1種がWiMAX

もちろん、各ポケット型WiFiごとに使う回線や通信端末(ルーター)に違いはあるため、通信速度や通信エリアは異なります。

しかし、どちらも小型通信端末を利用し、パソコンやスマホなどの通信機器をインターネット接続するWiFiサービスであることは同じ。

そのため、ポケット型WiFiの中でもWiMAX回線を利用したサービスがWiMAXと覚えておきましょう!

プロバイダごとの違いは?

WiMAXは、UQWiMAX以外にもBroad WiMAX(ブロードワイマックス)、GMOとくとくBB、BIGLOBE、カシモWiMAXなどのプロバイダと呼ばれるMVNO(仮想移動体通信業者)でも契約が可能です。

そのため、同じWiMAX回線のWiFiサービスを利用するにも、様々な契約経路があります。

しかし、注意して頂きたいのは、どのプロバイダで契約しても回線自体はすべてUQWiMAXと同じという点。速度や通信制限、エリアに違いはありません。

ただし、同じWiMAX回線でもプロバイダによってキャンペーン内容や料金が異なるので、しっかりプロバイダを比較しながら契約しましょう。

まとめ
WiMAXとは・・・
  • WiMAX回線を使用したポケット型WiFi「UQWiMAX」の略。または、その回線を使ったWiFiサービスの総称。
  • WiMAXは、ポケット型Wi-Fi(モバイルルーターサービス)の中の1つ
  • UQWiMAX以外にも契約できるプロバイダは複数あるが、どのプロバイダも使っている回線は同じ
  • どのWiMAXプロバイダで契約しても速度や制限、エリアに違いはない。
  • WiMAXプロバイダごとに料金やキャンペーンは異なる

以上が「WiMAXとは何か」についての解説となります。WiMAXとは何か明らかになってきたところで、ここからは他社ポケット型WiFiサービスと比較しながらWiMAXのメリットを紹介していきます。

他社ポケット型WiFiと比較して
おすすめ?5つのメリット

他社ポケット型WiFi(ワイファイ)と比較した際のメリット

ここからは、WiMAXとは契約におすすめできるサービスなのかを判断するため、WiMAXのメリットを見ていきます。WiMAXのメリットは大きく以下の5つ。


他社ポケット型WiFiサービスと比較しながら、WiMAXのメリットについて見ていきましょう。

尚、ポケット型WiFiと一言で言っても格安SIMなど多くのサービスがあるため、今回は大手キャリアのドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルの3社に絞って、WiMAXと比較していきます。

国内広いエリアでインターネットを
利用可能

こちらはWiMAXに限らずポケット型WiFi全般に言えることですが、国内の広いエリアでインターネットを利用できるのが最初のメリットです。

特に、「モバイルルーター」と呼ばれる持ち運び可能なルーターであれば、自宅だけでなく外出時でも気軽にインターネットを使えます。

もちろん、光回線を代表する固定回線のように契約時に回線工事を行う必要もありません。端末を受け取り、初期設定を行うだけで利用できます!

用途に応じてモバイルルーターとホームルーターを選べる

ワイマックスのルーター

WiMAXはモバイルルーターとホームルーターの2種類の端末を用途に応じて選べます。

WiMAXのモバイルルーターとホームルーターは以下の2種類。

WiMAXのWiFiルーター

端末名 Speed Wi-Fi 5G X12 Speed Wi-Fi HOME
5G L13
端末画像 X12 L13
端末種類 モバイルルーター ホームルーター
データ通信容量 無制限(データ使い放題)
最大通信速度
(下り/上り)
3.9Gbps/183Mbps 4.2Gbps/286Mbps
下り平均
実測値※1
116.4Mbps 207.2Mbps
バッテリー容量 約4,000mAh
連続通信時間 約540分
最大同時接続台数 16台 32台
端末価格 27,720円
※1 当サイトで検証した実測値。時間帯や場所によって異なります。

WiMAXは、モバイルルーターとホームルーターどちらの端末も工事不要で到着後すぐに利用することができます。

工事不要で到着後にすぐ利用できる点はどちらも同じですが、モバイルルーターとホームルーターはそれぞれ異なる特徴もあります。それぞれの特徴は以下の通りです。

WiMAX端末の特徴

  • モバイルルーター
  • → 持ち運びができるため仕事や旅行など外出時にも利用可能。
  • ホームルーター
  • → コンセントに挿し利用するため自宅でしか利用できないが、最大通信速度が速く安定した速度で通信が可能。

上記の特徴を踏まえて、それぞれの端末がおすすめな方は以下の通りです。

WiMAX端末の選び方
  • 外出中でもWiMAXを利用したい方
  • → モバイルルーター「X12」がおすすめ
  • 自宅でのみWiMAXを利用したい方
  • → ホームルーター「L13」がおすすめ

次にWiMAXのデータ容量について確認していきましょう。

データ容量に制限なし|
ギガ放題プラスSプラン

ワイマックスのデータ容量について

WiMAXのメリット3つ目が、データ容量無制限で利用できることです。

WiMAXは月間のデータ容量制限がないため、データ使用量を気にせずにインターネットを利用可能。 他社のポケット型WiFiの中には規定の容量を超えると速度制限があるものもあります。

WiMAXと他社ポケット型Wi-Fiのデータ容量を比較してみましょう。

他社ポケット型Wi-Fiと
速度制限を比較
ポケット型WiFi 月間
データ容量
低速時
の速度
制限期間
WiMAX 無制限 なし なし
ドコモ 無制限 なし なし
ソフト
バンク
月間50GB 128Kbps 月末まで
ワイ
モバイル
3日10GB 1Mbps 翌日18時~
翌々日1時まで
(約7時間)

月間データ容量はもちろん、速度や解除のタイミングなども各社で違うことがお分かりいただけます。

WiMAXの通信速度は、基本的に低速に制限されることはないですが、ソフトバンク・ワイモバイルでは速度制限があります。ドコモのポケット型WiFiとWiMAXは、どちらも無制限でデータ容量に違いはありません。

では、WiMAXと他社で通信速度はどのような違いがあるのでしょうか?次にWiMAXの通信速度について詳しく解説していきます。

WiMAXはら高速通信が可能!
下り最大速度4.2Gbps

WiMAXのメリットの4つ目は、高速通信が可能なことです。

実際に通信速度を比較する前に、WiMAXを含めたポケット型WiFi各社で利用される無線通信用の回線についての図をご覧ください。

WiMAX2+回線とLTE回線を比較


上記の通り、ポケット型WiFiは、WiMAXのWiMAX2+回線と、スマホ・携帯の大手キャリアが持つLTE回線に分類できます。

しかし、WiMAXだけはWiMAX2+回線と併せて、au4GLTE回線・5G回線が利用可能です。

そんなWiMAX2+回線とau4GLTE回線・5G回線を併せた下り最大速度は、L13で4.2Gbps、X12で3.9Gbpsと光回線に匹敵する最大通信速度を実現しました!

それでは、他社のポケット型WiFiサービスと比較するとWiMAXの通信速度は高速なのか、以下の比較表をご覧ください。

【WiMAX+5GとLTE回線の最大速度比較】
サービス名 ルーター機種名 下り最大速度
WiMAX X12 3.9Gbps
ドコモ SH-54C 4.9Gbps
ソフトバンク A101ZT 2.4Gbps
ワイモバイル A101ZT 2.4Gbps
※なお、通信速度は動画の視聴や音楽のダウンロード、インターネット検索などの、データをダウンロードする際の速度指標となる下り速度で比較しています。
【WiMAX+5GとLTE回線の最大速度比較】
サービス名 ルーター機種名 下り最大速度
WiMAX L13 4.2Gbps
ドコモ home5G HR02 4.2Gbps
ソフトバンク Airターミナル5 2.1Gbps
※なお、通信速度は動画の視聴や音楽のダウンロード、インターネット検索などの、データをダウンロードする際の速度指標となる下り速度で比較しています。

下り最大速度で比較するとWiMAXの通信速度はポケット型WiFiであればドコモに次いで2番目。ホームルーターであればドコモと同じく最速のスペックとなっていて、大手通信キャリアにも引けをとらない通信速度です。

ここまでの解説だとドコモとの比較では、WiMAX・ドコモどちらもおすすめと言えます。

しかし、それでも当サイトがWiMAXをおすすめする理由は、月額料金が最安級であることです!それでは、肝心の月額料金はどうか、最後に各社の料金を比較していきましょう。

WiMAXは月額料金が最安級

そしてWiMAXの5つ目のメリットが、最安級の月額料金です。 WiMAXが、他社のポケット型WiFi、ホームルーターと比較してどれくらい安く利用できるのか見ていきましょう。

尚、料金に関しては各社キャンペーンや割引も差し引いた実際に契約者が支払う「実質月額料金」で比較していきます。


各社の実質月額料金※1比較
サービス 実質月額料金 月間データ容量
WiMAX※2 4,092円 無制限
ドコモ 10,007円 無制限
ソフトバンク 6,164円 50GB
ワイモバイル 5,206円 3日10GB
※1 契約期間内に必要な費用の総額を契約月数で割った金額。
※WiMAXに関しては、当サイトおすすめのGMOとくとくBBの実質月額料金
各社の実質月額料金※1比較
サービス 実質月額料金 月間データ容量
WiMAX※2 4,092円 無制限
ドコモ 4,547円 無制限
ソフトバンク 4,895円 無制限
※1 契約期間内に必要な費用の総額を契約月数で割った金額。
※2 WiMAXに関しては、当サイトおすすめのGMOとくとくBBの実質月額料金

上記の通り、WiMAXは実質月額料金が最安級。WiMAXのホームルーターに関しては最大通信速度が同じドコモよりも安い実質月額料金で契約可能です。

ポケット型Wi-Fiに関しても、ドコモと比較すると最大通信速度は劣りますが、料金はWiMAXのほうが3,500円以上安く利用可能。

他社と比較した結果、WiMAXは最安級の実質月額料金で利用可能なことがお分かり頂けたかと思います!

ポケット型WiFi・ホームルーターの契約を検討している方には、速度・データ容量・料金の3拍子が揃ったWiMAXをおすすめします。

WiMAXの安さの秘密


なぜWiMAXの料金はこれほどまでに安いのか。それは、前述したWiMAXの販売代理店であるプロバイダに秘密があります。

UQコミュニケーションズが提供するWiMAX回線は、auやBroad WiMAX、GMOとくとくBB、BIGLOBEどこで契約しても回線は同じ。

そのため、プロバイダ各社が他社と差別化を図るには、いかに価格を安く抑えるかが重要なのです。

そこで、ポイントとなるのがWiMAXプロバイダの月額料金割引やキャッシュバックなどのキャンペーン。各プロバイダが独自にキャンペーンや特典を付けることで、WiMAXは安い料金を実現しています!

そのため、WiMAXを契約するのであればキャンペーンの割引額やキャッシュバック金額も含めた実質月額料金を比較し、最安プロバイダで契約することをおすすめします。

最後に、これまで紹介したWiMAXのメリット5点をまとめます。しっかり確認しておきましょう!

まとめ
  • 国内広いエリアでインターネット利用可能!
    開通工事も必要なし
  • モバイルルーターとホームルーターの
    2種類から選べる
  • au4GLTE・au5Gとの併用で最大速度が4.2Gbpsと業界トップクラス
  • データ容量無制限
  • プロバイダ各社のキャンペーンで料金が
    業界最安級

通信速度・データ容量・料金の3つを兼ね揃えたWiMAXですが、WiMAXプロバイダごとにキャンペーンと料金は異なるため、契約の際は慎重なプロバイダ選びが必要です。

当サイトでは20社以上のWiMAXプロバイダを比較し、最もおすすめのWiMAXプロバイダを紹介しています。この時点でWiMAXの契約を決めている方は、残すはプロバイダ選びのみとなるため下記ページからおすすめのWiMAXプロバイダをご確認ください!


【2024年3月最新】
WiMAXプロバイダ23社比較へ


一方で、WiMAXには4つの注意点もあります。ここからはWiMAXの注意点について詳しく解説していきます。

WiMAX利用時の注意点とは?
デメリットを解説

人気回線のデメリット

ここまで、WiMAXのメリットを中心に解説しましたが、もちろん良いことばかりではありません。

WiMAXとはどんなサービスなのかを突き詰めるため、以下4つのデメリット・注意点に関しても解説します。

デメリット

  • WiMAXは通信の安定性が不安?
    障害物に弱い回線
  • WiMAXは海外で利用できない
  • 通信端末の同時接続台数に限りがある
  • 契約の際のプロバイダ選びに手間がかかる

WiMAXは通信の安定性が不安?
障害物に弱い回線

WiMAXの回線は、障害物に弱いというデメリットがあります。 以下の口コミをご覧ください。

RY WiMAXでお試ししてみたけど地下でも繋がる場所はちょいちょい出てきた所に進化を感じるな プラスエリアモードなら普通に繋がったし

まあ使いたい場所でスタンダードモードで繋がらないから自分には合わなかったけど3日上限制限も撤廃されたし結構いいんじゃないすかね


このように、ユーザーからWiMAXの電波が地下では元々弱いという評判も見られます。

その理由は、WiMAXが使う電波の周波数帯域が高いため。一般的に、電波は高い周波数になればなるほど直線的で高速になるものの、障害物には弱くなる特徴があります。

ドコモやソフトバンクなどの大手キャリアのLTE回線は700~900MHzのプラチナバンドと言われる低い周波数帯域の電波を使っている一方で、WiMAXは2.5GHzや5GHzと比較的高い周波数帯域です。

WiMAX・LTE周波数の違い

そのため、他大手キャリアと比較すると、WiMAXは山間エリアや地下鉄などの障害物が多いエリアでの通信は安定しにくく、圏外になってしまうこともあります

  • WiMAX…高周波数のため高速だが、地下鉄や山間部など障害物の多いエリアに弱い
  • プラチナバンド…低周波数で、障害物も回り込むことができるため障害物に強い

それぞれの周波数帯域を覚えておく必要はありませんが、周波数によって上記の特徴があることは覚えておきましょう。

また、WiMAXの場合、プラスエリアモードに変更することでプラチナバンドが使えます。地下や山間部で繋がりにくい場合はぜひ試してみてください。

WiMAXは契約前にお試しレンタルも
可能


通信エリアや安定性に不安があるのであれば、契約前にWiMAXのレンタルサービスを使うのもおすすめです。

WiMAXのレンタルサービスとは、契約前にモバイルルーター端末をレンタルし、実際に使ってから契約するかどうかを決めることができるもの。

UQWiMAXのTryWiMAXは、契約前にお試しでWiMAXのモバイルルーターを使うことが可能なサービスです。

返却期限など、レンタルのルールさえ守れば無料でWiMAXのルーターを利用できます。

通信エリアや安定性、使い方に不安がある方は、是非WiMAXのお試しレンタルサービスも検討してみてはいかがでしょうか。

WiMAXは海外で利用できない

ポケット型WiFiの中には、国内だけでなく海外でも利用できるサービスがあります。その一方で、WiMAXは残念ながら海外で利用することはできません。

海外出張などでポケット型WiFiを利用したい方は別途で端末をレンタルする必要があります。

通信端末の同時接続台数に限りがある

WiMAXに限ったことではありませんが、ポケット型WiFiは機種ごとに通信端末の同時接続台数に限度があります

例えば、WiMAXの最新機種X12の同時接続台数は16台。自宅用や家族で使うには問題ない同時接続台数ですが、会社で使う場合は接続数が足りなくなる可能性も。

WiMAXルーターのどの機種であっても接続台数は決まっているため、契約前に接続台数は充分かしっかりと確認しておきましょう。

契約の際のプロバイダ選びに
手間がかかる

ワイマックスのプロバイダ

WiMAXは、どのプロバイダを選んでも通信エリア・通信速度・データ容量に違いはありません。ですが、WiMAXプロバイダごとに異なる点もいくつかあります。

主にWiMAXプロバイダごとで異なる点は以下の通りです。

WiMAXプロバイダごとに異なる点

  • 月額料金
  • 契約期間
  • キャンペーン内容
  • キャンペーンの受け取り方法・時期

WiMAXのメリットの部分でもお伝えしましたが、各WiMAXプロバイダは様々なキャンペーンを行っています。 もちろん、キャッシュバックや月額料金割引など様々な特典があるのは嬉しいことです。しかし、WiMAXプロバイダは20社以上存在し、各プロバイダごとにキャンペーンと料金が異なるため、全社どのプロバイダの料金が最も安いか比較するのに手間がかかります。

とはいえ、もし比較をせずに最高値のプロバイダと契約してしまうと、最安値プロバイダより年間で合計数万円以上(契約期間の3年総額)も損をしてしまうこともあるので注意が必要。

また、キャッシュバックなどのキャンペーン金額や受け取り方法も様々です。

さらには、お得に見える高額キャッシュバックも即日ではなく約1年後の受け取りが条件のWiMAXプロバイダもあり、もらい忘れるリスクまであるのです。

WiMAXプロバイダ選びの注意点

  • プロバイダによっては年間で合計数万円以上(契約期間の3年総額)も損をしてしまうことも
  • キャッシュバックの受け取り方法や受け取り時期によっては受け取りそこねてしまう

これらすべてを考慮して、WiMAXプロバイダ約20社以上を比較するのはかなりの時間が必要となります。

そこで、当サイトでは最も手間がかかるWiMAXプロバイダ全社の料金を徹底比較。契約の流れから最安値プロバイダまで調査し、おすすめをランキング形式でまとめました。当サイトの以下ページさえ確認いただければ、自身に合ったWiMAXプロバイダを選ぶことができます!

WiMAXの契約を検討している方は、ぜひご覧ください。


全プロバイダの料金比較
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まとめ

WiMAX(ワイマックス)とは?メリット・デメリットまとめ

当ページでは、ここまでWiMAXとは何かというテーマを解説してきました。

ご覧頂いている方の中には、初めて一人暮らしされる方や、引っ越しを機会にWiMAXの契約を検討している方など様々いらっしゃるかと思います。

「WiMAXとは何か」「WiMAXを契約するべきか」というお悩みをお持ちの方に、これまでの内容が少しでもお役に立てれば幸いです。

それでは、まとめとしてWiMAXのメリット・デメリットをおさらいしましょう。

WiMAXのメリット

  • 家でも外でもインターネットを利用可能!開通工事も必要なし
  • モバイルルーターとホームルーターの2種類から選べる
  • データ容量制限なし|
    ギガ放題プラスプラン

  • WiMAXなら高速通信!
    最大速度4.2Gbps
  • WiMAXは月額料金が最安級

WiMAXのデメリット

  • WiMAXは障害物に弱い
  • WiMAXは海外で利用できない
  • 通信端末の同時接続台数に限りがある
  • 最安プロバイダを選ぶのに手間がかかる

これからWiMAXの契約を検討している方は、これまでの上記メリット・デメリットを是非参考にしてみてください。

初心者必見 | よくある質問

WiMAX(ワイマックス)とは?Q&Aコーナー

最後に、実際にWiMAXの契約を考える中で、初心者の方からよく寄せられる疑問について質問形式でご紹介していきます。

これまでの内容と重なる部分もありますが、契約を検討している方はぜひご確認下さい。

WiMAXとは?

WiMAXとは”Worldwide Interoperability for Microwave Access”の略で、携帯電話やスマホの4GLTE回線とは別の無線インターネット回線の1つ。

4GLTEとは使用する電波の周波数帯域に違いがあり、2.5GHzのWiMAX2+専用周波数帯の電波を使用する点が特徴。

ドコモやソフトバンクの、プラチナバンドと呼ばれる700~900MHzの4GLTE回線と比較し、WiMAXは高い周波数帯域の電波となっており、 高速通信が可能。一方で、他社と比較し障害物に弱い特徴があります。

WiMAX+5Gは、WiMAX2+や
WiMAXと何が違う?

「WiMAX+5G」とは、現在WiMAXで利用している5Gに対応している回線の正式名称です。以前主流だった「WiMAX2+」回線の後継として2021年より利用開始しました。

また2024年現在「WiMAX」回線はサービスを終了しており、現在は「WiMAX=WiMAX+5G回線を利用したWiFi通信サービス」となっています。

契約プランは何があって、どれがおすすめ?

現在、新規で契約可能なプランは「ギガ放題プラスプラン」「ギガ放題プラスSプラン」の2種類。

しかし「ギガ放題プラスプラン」はほとんどのWiMAXプロバイダで新規受付を終了しているため、2023年6月から提供開始された「ギガ放題プラスSプラン」が主流となります。

また、WiMAXには、現在は新規契約不可の「ギガ放題プラン」もあります。3日10GBまでの通信制限があるため、現在の無制限プランと比較してもおすすめできません。


そのため、現在、WiMAXのギガ放題プランを利用している方で動画視聴やインターネットを頻繁に使う方は、データ容量に制限のないギガ放題プラスSプランがおすすめです。

WiMAXのルーターは何がおすすめ?
持ち運び型?据え置き型?

WiMAXで契約できるルーターは、持ち運び可能なモバイルルーターと完全自宅用となるホームルーターの2種類。

少しでも外出先で使う方は、持ち運び可能なモバイルルーター端末X12がおすすめ。一方、自宅でしかWiFiルーターの利用がないのであれば、ホームルーターL13がおすすめ。

どの端末も5Gに対応している高速ルーターとなっています。

また、これまでWiMAXのモバイルルーターには付属品としてクレードルがありましたが、最新機種X12でもクレードルを別途購入可能です。

高速通信かつ高性能となるWiMAXのルーター端末がおすすめです。

WiMAXプロバイダとは?

WiMAXプロバイダとは、WiMAX回線を販売する代理店のこと。

WiMAX+5G回線を提供している大本UQコミュニケーションズから直接WiMAX回線を販売しているのがUQWiMAX。一方、そのUQWiMAXに代わって、代理でWiMAX回線を販売しているのがWiMAXプロバイダです。

WiMAXプロバイダは、UQWiMAX以外にもBroad WiMAXや、GMOとくとくBB、BIGLOBEなど約20社もあります。

通信速度・月間データ容量・通信エリアなどはプロバイダごとに違う?

プロバイダはUQコミュニケーションズのWiMAXを代理で販売しているだけなので、通信速度やデータ容量、通信エリアなどサービス内容に違いはありません。

主にプロバイダごとで異なるのは、月額料金・キャンペーンの2点です。そのため、各プロバイダを比較し、なるべく安く契約するのがポイントとなります。

どこで契約する?最安値プロバイダの選び方とは?

WiMAXはauショップや家電量販店の店舗だけでなくインターネットなど、プロバイダによって様々な場所で契約できます。その中から最安値のWiMAXプロバイダで契約するためには、実質月額料金の比較が重要

実質月額料金とは、基本月額料金から料金割引やキャンペーンなどを差し引いた、契約者が実際に支払う料金のこと。実質月額料金を比較することで、最大3万円以上も安くWiMAXを契約することが可能です。

ただし、高額キャッシュバックの中には、申し込み手続きが複雑で受け取り忘れのリスクがあるプロバイダもあるので注意が必要。確実に受け取ることができるのか等も含めて、しっかりと比較することをおすすめします。

解約違約金はいくらかかる?

2022年7月からは、電気通信事業法が改正され、解約違約金が0円~4,000円台と大幅に変更されました。

そのため今後WiMAXを契約する方は、従来のように約10,000円から30,000円程度の高額な違約金を支払う必要はありません。

ただし、電気通信事業法の改正前に契約されていた方は高額な違約金がかかることも。そこでプロバイダによっては解約違約金を負担して乗り換えを支援するキャンペーンを行っています。

解約違約金負担キャンペーンを行っているGMOとくとくBBの詳細については、GMOとくとくBB WiMAXの解説ページをご確認下さい。

おすすめのWiMAXプロバイダは?

20社以上あるWiMAXプロバイダの中でも当サイトでおすすめしているWiMAXプロバイダはGMOとくとくBBです。

GMOとくとくBBは、確実に受け取れる高額キャッシュバックキャンペーンを適用でき業界最安級で利用できるWiMAXプロバイダだからです。

通信エリア・通信速度・データ容量はどのWiMAXプロバイダも変わらないため、キャンペーンの適用で業界最安級で利用できるGMOとくとくBBがおすすめ!


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GMOとくとくBBの詳細はこちら



※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。