しかし、結論からお伝えすると、STARWiFiはおすすめできません。 当ページでは、上記の結論になる理由を、STARWiFiのメリットとデメリット、注意点を用いて徹底解説します。
記事の後半では「さらに安いポケット型WiFi」や「格安の大容量ポケット型WiFi」なども紹介しています。
STARWiFiを検討している方は今一度立ち止まり、ぜひ当ページの情報をご確認ください。
【目次】
完全定額制&契約期間無しのSTARWiFiとは?
STARWiFiは、契約期間がないポケット型WiFiです。ポケット型WiFiは約2年の契約期間があるのが一般的で、契約期間内に解約すると違約金が発生します。その点、STARWiFiであれば契約期間がないため、違約金が発生する心配はありません。
つまり、いつでもあなたが好きなタイミングでポケット型WiFiを解約できるということです。例えばSTARWiFiは、「夏休みの期間中だけポケット型WiFiを使いたい」など一時的に必要なシーンで重宝します。
そんなSTARWiFiでは、2種類のプランがあります。1つ目は月額3,718円の「新大容量プラン」で、2つ目は月額4,598円の「無制限プラン」です。
STARWiFiのプラン | 新大容量プラン | 無制限プラン |
---|---|---|
月額料金 | 3,718円 | 4,598円 |
初期費用 | 3,278円 | 4,378円 |
上記2つのプランは端末レンタルがセットになっています。新大容量プランでは、SIMカードだけを月額3,388円で利用が可能です。
すでにSIMフリー端末を持っている方は新大容量プランのSIMカードのみを契約するのがおすすめです。
お試しプランもあり!
STARWiFiのメリット
契約期間の定めがなく、いつ解約しても違約金が発生しないSTARWiFi。そんなSTARWiFiには、違約金不要以外にも以下のメリットがあります。
STARWiFiのメリット
- 7日間のお試しプランがある
- 大容量で使える
7日間のお試しプランがある
STARWiFiの1つ目のメリットは、7日間のお試しプラン「STAR-7」です。こちらのお試しプランでは、7日以内に端末を返却すれば月額料金や初期費用などが不要。STARWiFiを無料で利用できる…と言いたいところですが、お試しプランであっても1,078円の手数料が必要です。
なお、返却が遅れてしまうと通常契約と同じ扱いになってしまうので注意しましょう。あくまでお試しであることを忘れずに利用するぶんには、メリットのあるサービスです。
大容量で使える
STARWiFiの2つ目のメリットとして、短期間における通信制限がない点。他社のポケット型WiFiは1日3GBや3日で10GBなど通信制限が設けられている場合がありますが、STARWiFiには数日単位での通信制限はありません。
日によって、利用するデータ量が変動する方には魅力的です。
速度制限の可能性もある!?
デメリットと注意点
ここまで、STARWiFiのメリットを解説しましたが、STARWiFiにはデメリットも存在します。契約後に後悔しないためにも、事前にSTARWiFiのデメリットを確認しておきましょう。
STARWiFiのデメリット
- 21日以降に解約すると、解約日の約月末まで料金が発生する
- 口座振替に対応していない
- 電話サポートがない
- 申し込み時に有料オプションの契約が必要
- 安心保障をつけなければ高額な弁済金が必要
- クーポンコードを使わないと料金が高くなる
- 発送までが遅い
21日以降に解約すると、解約日の約月末まで料金が発生する
解約にあたり違約金は発生しないSTARWiFi。しかし、契約月の21日以降に解約すると、月額料金自体は最低でも2ヶ月以上支払う必要があります。- 解約日が21日まで⇒
解約日の月末まで料金が発生 - 解約日が21日以降⇒
解約日の翌月末まで料金が発生
このように、解約が遅れると予期せぬ出費につながります。
STARWiFiを「短期間で便利な使い方ができるポケット型WiFi」と思い込んでしまうと失敗するので、気をつけましょう。
口座振替に対応していない
STARWiFiは、口座振替の支払いに対応していません。クレジットカードで支払いたい方には便利ですが、クレジットカードを持っていない学生には利用しにくいサービスです。
電話サポートがない
STARWiFiでは、電話での相談窓口を一切用意していません。そのため、STARWiFiで何か困った際に、電話で問い合わせられない点は大きなデメリットです。
STARWiFiの利用中にサポートを要する場合や解約したい際は、Webの問い合わせフォームから連絡しなければなりません。
問い合わせフォームから解約の連絡をしても、STARWiFiから返事を待っている間に来月分まで利用月が更新されると、1ヶ月分の利用料金が発生します。
すぐに返事が欲しい場合や緊急で対応してほしい場合に、問い合わせ方法がオンラインのみだと、対応が遅くなるリスクもあるのでご注意ください。
申し込み時に
有料オプションの契約が必要
STARWiFiでは、「安心保障」「ウイルス対策セキュリティ追加」という2つの月額オプションを用意しています。ウイルス対策のオプションは実用性が感じにくいですが、STARWiFiの申し込み時にはこれら2つのオプション契約が必須です。
オプションを解約するにはWebフォームからの連絡が必要ですが、こちらも返事が返ってこなければオプション料金を払い続けることになります。
このようなリスクを考慮すると、別のポケット型WiFiを選んでおくのが賢明です。
安心保障をつけなければ
高額な弁済金が必要
STARWiFiの端末を利用する際は、レンタルする必要があります。そのため、STARWiFiの解約時には端末の返送が必要です。
返却の際、端末が破損していたり傷が付いていると、高額な弁済金を請求されてしまう可能性があります。
安心保障に加入していればそのリスクは軽減できますが、オプションをつけると月額料金が高くなるのはデメリット。STARWiFiを検討する場合は、この点も十分に考慮しましょう。
クーポンコードを
使わないと料金が高くなる
STARWiFi公式サイトでは、ページの下部にクーポンコードを用意しています。クーポンを利用できるのは一見お得に見えますが、実際のところクーポンコードを使わなければSTARWiFiは相場より高い料金になってしまうので注意しましょう。
なお、公式サイトで大々的に宣伝されている特別料金は、「クーポンを使用する前提」の金額です。親切な企業であれば初めから安い月額料金を提示するので、こちらはSTARWiFiが信頼に欠けるポイントです。
発送までが遅い
プロバイダによっては最短当日にポケット型WiFiを手配してくれます。
一方、STARWiFiは3営業日以内での発送が基本です。わずかな差ではありますが、少しでも早くインターネットを利用したい方にSTARWiFiは不向きです。
ポケット型WiFiならカシモWiMAX、または楽天モバイルがおすすめ
STARWiFiのメリットとデメリットを確認すると、デメリットが非常に多いことがわかります。ここまで紹介したSTARWiFiのデメリットの中には、不必要な料金が発生してしまうなどのリスクが高いものあるため、STARWiFiを選ぶのはおすすめできません。
そこでSTARWiFiの代わりに検討していただきたいのが、カシモWiMAXと楽天モバイルです。
月額料金の安さとサポートの安心感を求め、賢い選び方をするならカシモWiMAXがおすすめ。
キャッシュバックや割引キャンペーンも豊富なので、STARWiFiよりもリーズナブルな価格で利用できます。
そして、もう1つの楽天モバイルは、月額3,278円でデータ通信量が無制限で利用できるポケット型WiFi。困った時の相談もカスタマーセンターで対応できるため、STARWiFiのようにリスクが高いサービスではありません。
最初の4ヶ月間は月額料金が無料で利用できるのも大きなメリットです。
当サイトでは、これら2種類のサービスを含めたポケット型WiFiの比較ページを用意しています。低価格で安心のポケット型WiFiをお探しの方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
カシモWiMAXと
楽天モバイルの
比較はこちら!
まとめ
今回の記事では、契約期間がないことで知られているSTARWiFiのサービスについて徹底解説しました。記事のポイントを簡単にまとめると以下の3点です。STARWiFiのまとめ
- STARWiFiは違約金がないので気軽に解約できる点はメリット
- 様々なリスクとデメリットがあり、信頼しにくいポケット型WiFi
- STARWiFiより、カシモWiMAX・楽天モバイルのほうがおすすめ
STARWiFiに限らずたくさんの企業がポケット型WiFiを提供していますので、メリットに騙されず、十分に検討したうえで選びましょう。今回の記事があなたのポケット型WiFi選びに役立ったのであれば幸いです。
※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。