据え置き型の無線LANルーターとモバイルWiFiルーターのおすすめを紹介

据え置き型の無線LANルーターとモバイルWiFiルーターのおすすめを紹介

WiFiルーターを徹底比較!あなたの回線におすすめ商品は?

ワイファイルーターを徹底比較

最終更新日:


WiFiルーターはパソコン、スマートフォンなど通信機器をインターネットに接続する際に必要不可欠な存在です。

ですがWiFiルーターは様々な種類があり、どの商品がおすすめなのかと悩んでしまいますよね。大きく分けると光回線やADSL回線と接続する固定回線用の「据え置きルーター」とWiMAXなど無線回線と接続する「モバイルルーター」の2種類があります。ルーターは特徴が全く異なり、どちらがおすすめかは人によって全く異なるのです。

あなたにとってどちらがおすすめか理解していないと、購入後に「自分には合わなかった…」と後悔するかもしれません。

そこで、この記事では「据え置き型」「モバイル型」のWiFiルーターの特徴と違いについて徹底解説します。さらに、おすすめの商品情報もお届け中です!おすすめのWiFiルーター情報を知りたい方はぜひ参考にしてください。



そもそもWiFiルーターとは?

ワイファイルーターの特徴を紹介

WiFiルーターとは、WiFi機能の付いたルーターのこと。WiFiルーターは外部のネットワークと内部のネットワークを繋ぐ役割を担っています。インターネットを利用するには、有線(LAN/USBケーブル)か無線(WiFi)で接続したい端末をルーターに繋げる必要があります。

例えば、自宅で光回線を契約したとして、その状態ではまだインターネットには接続できません。 インターネットに接続する為には、光回線とパソコンやタブレットなどの端末をルーターを使って繋げる必要があります。

ワイファイの仕組み

パソコンやタブレットをインターネットに接続する時に、設定画面でルーターの機種名を選んでパスワードを入力するという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?

ちなみに携帯電話(スマホ)で4GLTE回線に繋ぐ場合は、このWiFiルーターは不必要です。なぜなら携帯電話には元から通信するための機能が備わっているため、ルーターの力を借りなくてもインターネットに接続することができます。

ただ、携帯電話(スマホ)は、WiFiルーターを経由して固定回線に繋ぐという使い方ももちろん可能です。自宅ではWiFiルーターに繋ぎ、外出先では4GLTE・5G回線を使うことで、携帯電話の通信容量を抑えることができます。

※モデムとルーターは何が違う?
インターネットに接続する際にルーターと同様に「モデム」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?モデムとは、「アナログ信号とデジタル信号」を変換する装置のことを指します。

ADSLなどはアナログの電話回線を利用しているため、パソコンなどのデジタルデータを送受信する際はモデムを使ってデジタル信号に変換してあげる必要があるのです。

モデムは「信号を変換する装置」、ルーターは「回線と通信機器を接続する装置」と覚えておけば問題ないでしょう。

WiFiルーターは大きく分けると2種類


ワイファイの仕組み

様々な端末をインターネットに繋げる際に必要不可欠なWiFiルーターですが、冒頭でもお伝えしたとおりWiFiルーターにも2種類あります。

その2種類とは、固定回線用の据え置きルーターと、ポケット型WiFiなど無線回線用のモバイルルーターです。

2種類のWiFiルーターはそれぞれ全く異なる特徴を持っています。この違いを理解せずにWiFiルーターを購入してしまうと、「実は使えなかった…」「自分のライフスタイルに合っておらず不便…」といったことにもなりかねません。

WiFiルーターを購入する時は、両者を比較し、違いを理解しておくことがおすすめです。この後は2種類のWiFiルーターのメリットとデメリットを解説していくのでぜひご一読ください!

また、この記事を読んでいる方の中で、「既に固定回線を契約しており、据え置きWiFiルーターの情報を知りたい!」と考えている方は、本ページ下部据え置き型WiFiルーターおすすめ3選をご覧ください。

まだ固定回線を契約しておらず、インターネットの契約をご検討中の方は次項を読んでから決断しても遅くありません。

据え置きWiFiルーターもモバイルWiFiルーターも、どちらもメリット・デメリットがあるので、種類別に確認していきましょう!

2種類を比較!あなたにおすすめなのはどっち?

固定回線とポケットWiFiの特徴を比較

WiFiルーター(WiFi機能付きの接続機器)は、大きく分けて固定回線用の据え置きルーターとWiMAXなど無線回線用のモバイルルーターの2種類。それぞれどのようなWiFiルーターなのか詳細を見てまいりましょう。

据え置きルーター(無線LANルーター)とは


据え置きルーターとは、家やオフィス等、一定の場所に設置するタイプのWiFiルーターです。「無線LANルーター」という名前で家電量販店や大手ECサイトで販売されています。箱形の本体に大きなアンテナが付属している端末を見たことがある方も多いかと思います。

モバイルルーターも正確には「無線LANルーター」なのですが、この記事では据え置きWiFiルーターを便宜上「無線LANルーター」と呼ぶことにします。

無線LANルーターは、光回線やADSL等の固定回線に接続する際に必要となる機器。

無線LANルーターの料金相場は安価なもので3,300円、最新の高性能なものだと20,000円程度です。インターネットを利用するためには、ルーター購入費用以外に月額制の回線料金が追加で発生します。

通信規格(簡単に言うと、インターネットに接続する際の周波数や電波のこと)やスペックによって無線LANルーターの種類は様々ですが、よく分からない人は11ac(Wi-Fi5)、11ax(Wi-Fi6)対応と書いてある製品を選ぶと間違いないでしょう。無線LANルーターの選び方に関しては後ほどご説明するのでここでは割愛します。

また、無線LANルーターは以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット
  • 同時に複数の端末を繋げることが可能(大人数での利用がスムーズ)
  • 通信制限がない

デメリット
  • 固定回線の開通工事が必要な為、導入までに時間がかかる(最低2週間)
  • WiFiルーターを自身で選択して購入する必要がある(プロバイダによっては無料レンタルの場合もあり)

次に、モバイルWiFiルーターの詳細も見てまいりましょう。

モバイルルーターとは


モバイルWiFiルーターとは、持ち運びもできるタイプのWiFiルーター。このモバイルWiFiルーターは、接続できる回線が据え置きタイプと異なります。

無線LAN(据え置き)ルーターは光回線やADSL回線を利用しますが、モバイルWiFiルーターはLTE回線(携帯電話と同じ回線)かUQ WiMAXの独自の通信技術であるWiMAX回線のどちらかを使用しています。

同じルーターという名前なので、混乱しないように注意してください。

ポケットWiFiの仕組み

モバイルWiFiルーターの値段相場は3,300円〜20,000円程度。加えて月々の回線利用料金がかかります。ルーター自体の価格相場で比較すると無線LAN(据え置き)WiFiルーターとモバイルWiFiルーターに大きな違いはありません。

そんなモバイルWiFiルーターですが、メリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット
  • 場所を問わず、高速回線にアクセスできる
  • 固定回線に比べて月々の回線利用料金が安い
  • 回線工事不要で契約後すぐ使える
  • 回線契約時にルーターをセットで購入(またはレンタル)できるところがほとんど

デメリット
  • 固定回線に比べると通信が安定しない
  • 一度に接続できる端末数は5台〜10台程度(大人数利用向きではない)

モバイルWiFiルーターは無線LAN(据え置き)ルーターと比較すると、「持ち運びしやすく」「工事も不要」なので手軽にインターネットに接続できるサービスです。ですが、一方で回線の安定感では無線LAN(据え置き)ルーターに及びません。

以上が無線LAN(据え置き)ルーターとモバイルWiFiルーターの特徴です。WiFiルーター選びの参考にしてください!

ここまでの内容でどちらのWiFiルーターを選ぶか決まった方は、据え置き型とモバイル型の「おすすめ製品紹介」を確認しましょう!以下のボタンから紹介パートまでスクロールできます。ぜひご活用ください!

→無線LAN(据え置き)ルーターのおすすめ商品を確認する
→モバイルWiFiルーターのおすすめ商品を確認する

一方で、「どちらのWiFiルーターを選ぶべきかまだ決まらない」「両者の特徴をもう少し詳しく比較したい」と考えている方はこのまま次の章に進むことをおすすめします。

WiFiルーター選びで重要な4つのポイント(「人数」「環境」「通信規格」「アンテナの数」)を考えれば、あなたにぴったりなWiFiルーターが見つかるはずです。次の章では、この4つのポイントについてじっくり見ていきましょう!

WiFiルーターの選び方は?基準となる4つのポイントを解説!

WiFiの選び方

WiFiルーターは「人数」「環境」「通信規格」「アンテナの数」という4つのポイントを基準に選ぶと間違いありません。

この4つのポイントを使ってどのように選んでいけばいいのか、詳しく見ていきましょう!

ポイント1:使用人数(使用台数)


自分1人で使うのと家族で使うのとではWiFiルーターの選択肢が変わってきます

一人暮らしなど、家の中で自分1人がインターネットを使う場合は、持ち運びができるモバイルルーターが便利でしょう。外出時に持ち歩けば、カフェで仕事をしたり、旅行先で動画を楽しんだりすることも可能です。

駅やホテルなど公共のWiFiも増えてきてはいますが、セキュリティ面では自身のWiFiに繋ぐほうが安心です。

しかし、このモバイルルーターは繋げる端末の数が5台〜10台程度と制限があるので、大人数(3人以上)での使用はおすすめできません

またインターネットを使用する人数が1人でも、複数のスマホ、PC、ゲーム機を接続するなど、接続台数が多くなる場合は、無線LAN(据え置き)ルーターのほうが向いているでしょう。

  • 1人で使用:モバイルルーターが便利
  • 大人数(3人以上)で使用:無線LAN(据え置き)ルーター(アンテナ数が4本以上、MU-MIMO機能(※)付きモデルが理想)
※MU-MIMO機能…「Multi User MIMO」の略。複数の端末にデータを送信する技術のこと。

第2のポイント、使用環境についても詳しくみていきましょう。

ポイント2:使用環境


使用環境とはすなわち家の間取りのこと。一戸建てなのか、ファミリータイプのマンションなのか、はたまたワンルームなのかで、おすすめのWiFiルーターは変わります。

一軒家の場合は、問答無用で無線LAN(据え置き)ルーターがおすすめ。また、ファミリータイプのマンションでも無線LAN(据え置き)ルーターを選ぶことをおすすめします。

ここでご注意いただきたいのが、無線LAN(据え置き)ルーターならどれでもいいわけではないということ。

無線LAN(据え置き)ルーターを購入する際は、パッケージに推奨環境(2LDK〜3LDK等)が記載されているので、それを参考に決めると失敗がないでしょう。

一方で、ワンルームにお住まいの場合は、モバイルWiFiルーターでも十分快適にインターネットの使用が可能です。

間取りによって機種を決めると失敗がない
  • 一軒家、3LDK以上:無線LAN(据え置き)ルーター
  • ワンルーム:無線LAN(据え置き)ルーターまたはモバイルルーター

ポイント3:WiFiの通信規格は11ac・11axがおすすめ


次のポイントは、対応しているWiFiの通信規格を基準にWiFiルーターを選ぶ方法です。

WiFiの通信規格とは、先ほど「WiFiホームルーターとは?」の部分で少し登場した「11ac」のような表記のことを指します。

正式には「IEEE802.11○○」という表記で、国内だけでなく海外でも使われている国際的な標準規格です。

2023年6月現在、WiFiの通信規格は、「11a」「11b」「11g」「11n」「11ac」「11ad」「11ax」の7種類。ここでは難しい説明は省きますが、通信規格によって対応できる周波数や通信速度が異なってきます。

WiFiの通信規格 対応周波数 最大通信速度
11b 2.4GHz 11Mbps
11g 2.4GHz 54Mbps
11a 5GHz 54Mbps
11n 2.4GHz/5GHz 600Mbps
11ac 5GHz 6.9Gbps
11ad 60GHz 6.8Gbps
11ax 2.4GHz/5GHz 9.6Gbps

WiFiの周波数について
(※クリックで開きます)(※タップで開きます)
WiFiには「2.4GHz」「5GHz」「60GHz」という3種類の電波周波数帯があります。このうち現在普及しているのは、「2.4GHz」「5GHz」の2つ。

2.4GHzは障害物に強いというメリットがある一方、対応している機器が多いため回線の混雑により速度が遅いというデメリットがあります。

一方で、5GHzは障害物には弱いというデメリットがありますが、対応機器が少ないので通信速度が速いというメリットもあります。

最近の機器は2.4GHzと5GHzの両方に対応しているものが多いですが、古い機器だと2.4GHzしか対応していない機器もあるので、WiFiルーターを購入する前にチェックしてみるとよいでしょう。

現在販売されているWiFiルーターは、上記の複数もしくはすべての通信規格を扱えるものがほとんどです。

このうち現在主流となっているのが「11ac」(Wi-Fi5)「11ax」(Wi-Fi6)

11acは2014年に登場した規格で、「11n」や「11g」と比べて通信速度が約11.5倍も速くなっています。無線LAN(据え置き)ルーターでもモバイルWiFiルーターでも11acに対応している機種を選べばまず間違いありません。

ただし、一部WiFiルーターでは11acよりさらに通信速度が速い「11ax」に対応した商品も発売されています。

11axは2019年に登場した最新規格で、11acよりさらに通信速度が速く、同時に複数端末を接続したときの安定度も大幅に向上しています。

そのため、2023年6月現在において、コスパ重視の方は「11ac」(Wi-Fi5)速さ・繋がりやすさなどスペック重視の方は「11ax」(Wi-Fi6)の端末を選ぶことをおすすめします。

  • コスパ重視の方は「11ac」という通信規格に対応しているWiFiルーターを選べば間違いなし。
  • スペック重視の方は「11ax」対応のWiFiルーターが高機能でおすすめ

ポイント4:アンテナの数(ストリーム数)


WiFi機器は、「4×4」「3×3」などとアンテナの数(ストリーム数)が必ず記載されています。「ストリーム」とは、データを転送するアンテナの本数のこと。ストリーム数が多ければ多いほど、通信速度が高速・安定化しやすいです

新機能の4ストリーム

ストリームは上記のようなイメージです。2車線よりも4車線のほうが、データ転送で渋滞を起こしにくいため、快適にインターネットを利用できます

特に、大人数で利用する方はストリーム数がより多いWiFiルーターをおすすめします。

  • ストリーム数が多ければ多いほど、通信速度が高速・安定化する。

WiFiルーターに搭載されていると便利な機能

WiFiルーターの選び方

ここまではWiFiルーターの選び方を説明しました。お伝えした4つのポイントを踏まえることで、失敗なくWiFiルーターを選べるでしょう。

ですが、先ほど紹介したポイントの他にも、実はWiFiルーターをさらに便利に使う機能もあります。より快適にインターネットが利用できるよう、搭載されていると便利な機能についても見ていきましょう。

特定の方向へ電波が飛ばせる「ビームフォーミング」


最初に紹介する機能は、ビームフォーミングです。ビームフォーミングは、WiFiルーターだけでなく携帯・タブレットなどでも広く使われている技術で、WiFiを利用している機器を探知して、機器の方向へ自動で電波を飛ばすことができます

ビームフォーミングを利用することで、電波を集中的に飛ばすことができるので、通信速度の安定化・高速化が期待できます

複数機器でも繋がりやすく速い「MU-MIMO(マルチユーザー・マイモ)」


次に紹介する機能は、MU-MIMOです。MU-MIMOは、マルチユーザー・マイモと読みます。MU-MIMOとは、電波を送受信する端末が複数のアンテナを使うことで、通信速度を高速化・安定化させる技術のこと

従来のMIMOでは、1つのWiFiに複数のデバイスを接続できたものの、通信する際は1台ずつ順番に行っていました。つまり、通信する際に待ち時間が発生するため、複数デバイスでWiFi接続する場合は通信速度が低速化していました

一方でMU-MIMOは、複数のアンテナを搭載できるようになり、複数デバイスでも同時通信が可能に。複数のデバイスを利用していても、安定・高速な通信速度で利用できます。

周波数帯(5GHz・2.4GHz)の自動切り替え設定「バンドステアリング」


バンドステアリングとは、接続するWiFiの周波数帯を状況に応じて最適に選択・自動接続してくれる機能です

一般的にWiFiの周波数帯は、「2.4GHz・5GHz」の2種類。それぞれの周波数帯には、同時接続できるデバイスの上限があり、複数のデバイスが同じ周波数帯で通信すると、通信速度が遅くなる場合があるのです

また、通信環境によっても「2.4GHz・5GHz」のどちらが繋がりやすいのかは異なります。バンドステアリング機能では、より空いている・より最適な周波数帯へ自動で切り替え・接続してくれます。手動で切り替える必要がないので、常に最適な周波数帯で快適にWiFiを利用できるのです。

家中にネットワークを張り巡らせる「メッシュWiFi」


WiFiを利用したことがある方であれば、一部の部屋でWiFiが繋がりにくいという経験をした方もいるのではないでしょうか。

そんな時に便利なのが、メッシュWiFiです。メッシュWiFiとは、家中に複数のWiFi端末を設置して、ネットワークを張り巡らせることができる設備のこと

従来のWiFiルーターでは、1つのポイントから家中に電波を発信しており、家具やコンクリート壁などの障害物があるとWiFiの電波が遮られる場合がありました。

一方でメッシュWiFiは、家中に設置した端末が、それぞれWiFiの電波を発信できます。つまり、メッシュWiFiを設置することで、家中に複数のWiFi端末が設置されているような状況になり、通信速度を落とさずに広範囲にWiFiを張り巡らせることができます。

なお、メッシュWiFiをレンタルする場合は、毎月1,000円前後。購入する場合は、30,000円前後かかる点は注意しましょう

同時に3つの周波数帯を利用できる「トライバンド機能」


次に紹介するのは、トライバンド機能です。トライバンドとは、一般的な周波数「2.4GHz・5GHz」に加えて、さらにもう1つの5GHz帯の電波が利用できる機能です。最近はスマートフォンやパソコンだけでなく、家電などもWiFiに接続する家庭も多いのではないでしょうか。

従来のデュアルバンド(2.4GHz・5GHzの2つの周波数帯)では、回線が混雑してしまう場合がありました。一方、トライバンドでは2.4GHz帯に加えて、5GHz帯を2つ利用できるので、接続する周波数帯を分散でき、安定した速度を実現できます。トライバンドは、WiFiに接続する機器が多い方に特におすすめの機能です。

通信速度がより速い「IPv6」


最後に紹介する便利な機能は、IPv6です。そもそも「IP」とは、インターネットの通信規格のことで、IPv6とは2023年6月現在最新である第6世代を表します。従来の通信方式IPv4と比較して、IPv6はセキュリティが向上し、混雑時の通信速度の低下も発生しにくくなっています

ただし、IPv6を利用するには、IPv6に対応しているプロバイダで契約し、IPv6に対応してるルーターを用意する必要があるので注意しましょう。

以上、WiFiルーターに搭載されていると便利な機能を紹介しました。上記を踏まえて、次章では、実際におすすめのWiFiルーターを確認していきましょう。

最新版おすすめ商品はどれ?【無線LAN(据え置き)ルーター】

固定回線のルーターでおすすめ商品は?

据え置きWiFiルーターを扱っている代表的なメーカーは以下。

WiFiルーターの代表的なメーカー
  • バッファロー
  • アイ・オー・データ(NECプラットフォームズ)
  • エレコム

今回は上記の中でも、WiFiルーターで様々な比較サイトのランキング上位を総なめしている、バッファローから売れ筋のおすすめ商品をピックアップしてご紹介します。

無線LAN(据え置き)ルーターおすすめ3選


おすすめ@:BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WSR-5400AX6S-MB

  • 料金:12,823円(Amazonでの販売価格)
  • 通信規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
  • 特長:
    • LDK 2階建向け
    • 4×4と2×2アンテナを利用可能
    • 広い自宅での利用に最適

おすすめA:BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WSR-3200AX4S

  • 料金:11,780円(Amazonでの販売価格)
  • 通信規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
  • 特長:
    • 4LDK 3階建向け
    • 機器を多く繋いでも高速・安定通信が可能
    • スマホ、タブレットの複数台接続に最適

おすすめB:BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WSR-1166DHPL2/N

  • 料金:4,541円(Amazonでの販売価格)
  • 通信規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac
  • 特徴:
    • 2×2アンテナ
    • 一人暮らしなど少人数での利用におすすめ
    • 料金が安い

【番外編】工事不要で使える「無線LAN(据え置き型)ルーター」もある!

ホームルーターのメリット

自宅用のWiFiルーターである「据え置き型ルーター」ですが、中には「モバイルルーター」と同じように工事不要ですぐに使える商品があるのもご存知でしょうか?工事不要な「据え置き型ルーター」は「ホームルーター」という名称で呼ばれており、最も有名な商品が「Softbank Air」や「WiMAX」です。

当サイトでは、ホームルーターについて別の記事で徹底解説しています!WiMAXやSoftBank Airだけではなくドコモのホームルーターなどの通信速度・料金などの比較可能です。興味のある方はぜひ以下の記事もご覧ください!

ホームルーターについて詳しい情報をみる

以上がランキング常連の人気の据え置きWiFiルーター3選でした。 続いてモバイルルーターも検討したいと思われている方に、当サイト一押しのWiFiルーターをお教えします。モバイルWiFiルーターが必要な方はぜひご一読ください。

結局どれを選ぶべき?【モバイル型】

ポケットWiFiのおすすめ商品は?

WiFiルーターと言えば、無線LAN(据え置き)ルーターを思い浮かべる方が多いですが、一人暮らしなど少人数で利用するならモバイルWiFiルーターもおすすめです。

モバイルルーターは別名ポケット型WiFiとも呼ばれており、家の中で無線LAN(据え置き)ルーターの代用としても利用可能ですし、外出時にも持ち歩いて使うことができます。

ここでは、2023年6月現在、どのモバイルWiFiルーターが最もおすすめなのかについてお伝えしていきます。

ちなみに…
モバイルWiFiルーターは無線LAN(据え置き)ルーター(固定回線)に比べるとスペックが劣るのでは?と心配されている方もいらっしゃるかと思います。

実際に引っ越しを機に、固定回線からモバイルWiFiルーター(WiMAXのSCR01という機種)に乗り換えた筆者の所感では、WiMAXの通信速度は固定回線と比べても遜色ありません。

ちなみに理論値で見てもWiMAXと光回線(代表的な固定回線)の速度は大きな差がありません。(光回線は1〜2Gbps、WiMAXは2.7Gbps)

モバイルWiFiルーターはどこで買うべき?


モバイルWiFiルーターは端末をAmazonなどで購入することが可能ですが、端末を買っただけでは通信することはできず、別途でSIMカードを購入する必要があります。

SIMカードはどれでも使えるというわけではありません。モバイルWiFiルーターごとに適合するSIMカードは異なります。

ドコモのスマートフォンにソフトバンクのSIMカードを差し込んでも使えないのをイメージしていただければと思います。

モバイルWiFiルーターはかなり種類が多いので、適合するSIMカードとの組み合わせを調べるのはかなり骨の折れる作業です。

そのため、当サイトではモバイルWiFiルーターを取り扱う通信回線業者(プロバイダ)と契約し、その業者から既に通信できる状態の端末を購入(レンタル)するのをおすすめしています。

モバイルWiFiルーターのおすすめ契約先は?


では、モバイルWiFiルーターはどこで契約すればいいのでしょうか。

2023年6月現在、モバイルWiFiルーターの契約先は大きく分けると以下の3種類に分けることができます。

  • docomo、au、Softbankなどの4GLTE回線を使用しているモバイルWiFiルーター
    (Y!mobile、ドコモのポケット型WiFiなど)
  • UQWiMAXの独自回線を使用しているモバイルWiFiルーター
    (WiMAX)
  • 「クラウドSIM」と呼ばれる新しい技術を使用しているモバイルWiFiルーター
    (ゼウスWiFi、モンスターモバイルなど)

結論からお伝えするとこの中でおすすめは「WiMAX」と「クラウドSIMのモバイルWiFiルーター」です。

その理由を説明するために3種類のモバイルWiFiルーターの中で代表的な3つのサービス(docomo、WiMAX、ゼウスWiFii)の特徴を以下の表にまとめてみました。ご覧ください。

docomo WiMAX ゼウスWiFi
機種名 SH-52B X11 H01
月額料金 10,006円 3,784円〜 3,212円
通信容量 無制限 無制限 月間100GB
通信エリア(回線) docomo WiMAX
au
Softbank
au,docomo
最大通信速度(下り) 4.2Gbps 2.7Gbps 150Mbps
同時接続台数 17台 17台 10台
※基本的に無制限利用できますが、ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合があります。

では、「WiMAX」と「クラウドSIMのモバイルWiFiルーター」がおすすめできる理由を上記の表をもとに詳しく見ていきましょう!まずは、WiMAXからです。

クラウドSIMのモバイルWiFiルーターについて今すぐ確認したい方はこちら

料金・速度・通信容量に欠点のないWiMAX

おすすめのポケットWiFiはワイマックス
おすすめポケット型WiFiのWiMAXは、2009年からサービスを開始したモバイルWiFiサービスです。現在の累計契約者数は3,000万人以上で、国内のモバイルWiFiルーターでは最大の契約者数を誇ります。

WiMAXがおすすめである理由は「料金・速度・通信容量」というモバイルWiFiルーター選びにおいて重要な要素で優れた「欠点のない」モバイルWiFiルーターであるから。

WiMAXの最大通信速度はわずかにdocomoのポケット型WiFiには及びませんが、それでも2.7Gbpsで光回線並みの通信速度です。さらに通信容量はWiMAXの「ギガ放題プラスプラン」を選ぶことによって無制限で利用することが可能。

月額料金も安く、docomoのポケット型WiFiの半額に近い月額料金です。約半額の料金で無制限にWiFiを利用することができるなら、誰でもdocomoではなくWiMAXを選びたくなりますよね。

ただし、WiMAXを選ぶことをお考えの方には知っておいていただきたいことがあります。

実は、WiMAXは本家UQ WiMAX以外にも、UQ WiMAXの回線を借りてサービスを提供しているプロバイダが20社以上もあります。

どこのプロバイダで契約しても、機種や回線のスペックには何ら変わりがなく、選ぶ基準は「料金のみ」です。

また、どこのプロバイダで契約するかで料金が数万円変わってきてしまうため、料金の比較はとても重要となります。

WiMAX契約までの流れ・プロバイダの選び方を確認したい方は、以下のページをご覧ください。



3大キャリアの回線を利用できる「クラウドSIMのモバイルWiFiルーター」

では、「クラウドSIM」を利用しているポケット型WiFiはどうでしょうか?通信速度はdocomoやWiMAXより劣りますが、料金は3つのサービスの中で最安です。

また「クラウドSIM」の大きな特徴として、3キャリア(docomo,au,Softbank)回線を利用することができます。

クラウドSIMを搭載したモバイルWiFiルーターが3キャリアの回線で最も通信状態が良い回線を選んで接続してくれるという仕組みです。繋がりやすさでも他のモバイルWiFiルーターと比べて大きなアドバンテージを持っています。

唯一のネックである通信速度ですが、実はそこまで気にする必要はありません。クラウドSIMのモバイルWiFiサービス「ゼウスWiFi」を実際に使用したときの通信速度(実測値)とWiMAXを比較した表を以下にまとめてみました。


◎計測条件

  • 計測エリアは東京23区内
  • 天気は晴れ
  • 時間は午後5時頃
  • 屋内で計測


WiMAX ゼウスWiFi
通信速度(下り) 118.6Mbps 32.1Mbps
通信速度(上り) 32.5Mbps 4.4Mbps

このように、WiMAXとゼウスWiFiは実測値で比較するとWiMAXが4~5倍程度速いという結果に。

しかし、サイトの閲覧や動画の視聴などは、実測値が20Mbps以上出ていれば快適に利用できます。クラウドSIMのゼウスWiFiの通信速度でも、問題なく使えるでしょう。

以上、モバイルWiFiルーターとして「WiMAX」と「クラウドSIMのモバイルWiFiルーター」をおすすめする理由をお伝えしました。

当サイトでは、モバイルWiFiルーター(ポケット型WiFi)について別のページでさらに詳細に比較しています。「契約する前にもう少し検討したい」と考えている方は以下のページをぜひご一読ください!




※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。

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