WiFiルーターを徹底比較!あなたの回線におすすめ商品は?

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WiFiルーターはパソコン、スマートフォン、ゲーム機など、あらゆる通信機器をインターネットに接続する際に必要不可欠な存在です。
ですが一言でWiFiルーターと言っても様々な種類があり、どの商品がおすすめなのかと悩んでしまいますよね。
WiFiルーターには大きく分けると光回線やADSL回線と接続する固定回線用の「据え置きルーター」とWiMAXなど無線回線と接続する「モバイルルーター」の2種類があります。2種類のWiFiルーターは特徴が全く異なり、どちらがおすすめかは人によって全く異なるのです。
あなたにとってどちらがおすすめか理解していないと、購入してから「自分には合わなかった…」と後悔することになりかねません。
そこで、この記事では「据え置き型」「モバイル型」のWiFiルーターの特徴と違いについて徹底解説します。さらに、それぞれのWiFiルーターでおすすめの商品情報もお届け中です!
おすすめのWiFiルーター情報を知りたい方はぜひ参考にしてください。
そもそもWiFiルーターとは?

WiFiルーターとは、WiFi機能の付いたルーターのこと。
WiFiルーターは外部のネットワークと内部のネットワークを繋ぐ役割を担っています。インターネットを利用するには、有線(LAN/USBケーブル)か無線(WiFi)で接続したい端末をルーターに繋げることが必要です。
例えば、自宅で光回線を契約したとして、その状態ではまだインターネットには接続できません。 インターネットに接続する為には、光回線とパソコンやタブレットなどの端末をルーターを使って繋げる必要があります。

パソコンやタブレットをインターネットに接続する時に、設定画面でルーターの機種名を選んでパスワードを入力するという経験をしたことがある方も多いかと思いのではないでしょうか?
ちなみに携帯電話(スマホ)で3Gや4GLTE回線に繋ぐ場合は、このWiFiルーターは不必要です。なぜなら携帯電話には元から通信するための機能が備わっているため、ルーターの力を借りなくてもインターネットに接続することができます。
ただ、携帯電話(スマホ)は、WiFiルーターを経由して固定回線に繋ぐという使い方ももちろん可能です。自宅ではWiFiルーターに繋ぎ、外出先では3Gや4GLTE回線を使うことで、携帯電話の通信容量を抑えることができます。
※モデムとルーターは何が違う?
インターネットに接続する際にルーターと同様に「モデム」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?モデムとは、「アナログ信号とデジタル信号」を変換する装置のことを指します。
ADSLなどはアナログの電話回線を利用しているため、パソコンなどのデジタルデータを送受信する際はモデムを使ってデジタル信号に変換してあげる必要があるのです。
モデムは「信号を変換する装置」、ルーターは「回線と通信機器を接続する装置」と覚えておけば問題ないでしょう。
インターネットに接続する際にルーターと同様に「モデム」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?モデムとは、「アナログ信号とデジタル信号」を変換する装置のことを指します。
ADSLなどはアナログの電話回線を利用しているため、パソコンなどのデジタルデータを送受信する際はモデムを使ってデジタル信号に変換してあげる必要があるのです。
モデムは「信号を変換する装置」、ルーターは「回線と通信機器を接続する装置」と覚えておけば問題ないでしょう。
WiFiルーターは大きく分けると2種類

様々な端末をインターネットに繋げる際に必要不可欠なWiFiルーターですが、冒頭でもお伝えしたとおりWiFiルーターにも2種類あります。
その2種類とは、固定回線用の据え置きルーターと、WiMAXなど無線回線用のモバイルルーターです。
2種類のWiFiルーターはそれぞれ全く異なる特徴を持っています。この違いを理解せずにWiFiルーターを購入してしまうと、「実は使えなかった…」「自分のライフスタイルに合っておらず不便…」といったことにもなりかねません。
WiFiルーターを購入する時は、両者を比較し、違いを理解しておくことがおすすめです。この後は2種類のWiFiルーターのメリットとデメリットを解説していくのでぜひご一読ください!
また、この記事を読んでいる方の中で、「既に固定回線を契約しており、据え置きWiFiルーターの情報を知りたい!」と考えている方は、本ページ下部据え置き型WiFiルーターおすすめ3選のところをご覧ください。
まだ固定回線を契約しておらず、インターネットの契約をご検討中の方は次項を読んでから決断しても遅くありません。
据え置きWiFiルーターもモバイルWiFiルーターも、どちらもメリット・デメリットがあるので、種類別に確認していきましょう!
2種類を比較!あなたにおすすめなのはどっち?

WiFiルーター(WiFi機能付きの接続機器)は、大きく分けて固定回線用の据え置きルーターとWiMAXなど無線回線用のモバイルルーターの2種類。それぞれどのようなWiFiルーターなのか詳細を見てまいりましょう。
据え置きルーター(無線LANルーター)とは
据え置きルーターとは、家やオフィス等、一定の場所に設置するタイプのWiFiルーターです。「無線LANルーター」という名前で家電量販店や大手ECサイトで販売されています。箱形の本体に大きなアンテナが付属している端末を見たことがある方も多いかと思います。
モバイルルーターも正確には「無線LANルーター」なのですが、この記事では据え置きWiFiルーターを便宜上「無線LANルーター」と呼ぶことにします。
無線LANルーターは、光回線やADSL等の固定回線に接続する際に必要となる機器。
無線LANルーターの料金相場は安価なもので3,300円、最新の高性能なものだと20,000円程度です。インターネットを利用するためには、ルーター購入費用以外に月額制の回線料金が追加で発生します。
通信規格(※)やスペックによって無線LANルーターの種類は様々ですが、よく分からない人は11ac(Wi-Fi5)、11ax(Wi-Fi6)対応と書いてある製品を選ぶと間違いないでしょう。
無線LANルーターの選び方に関しては後ほどご説明するのでここでは割愛します。
※通信規格…簡単に言うと、インターネットに接続する際の周波数や電波のことです。
また、無線LANルーターは以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
- 同時に複数の端末を繋げることが可能(大人数での利用がスムーズ)
- 通信制限がない
デメリット
- 固定回線の開通工事が必要な為、導入までに時間がかかる(最低2週間)
- WiFiルーターを自身で選択して購入する必要がある(プロバイダによっては無料レンタルの場合もあり)
次に、モバイルWiFiルーターの詳細も見てまいりましょう。
モバイルルーターとは
モバイルWiFiルーターとは、持ち運びもできるタイプのWiFiルーター。このモバイルWiFiルーターは、接続できる回線が据え置きタイプと異なります。
無線LAN(据え置き)ルーターは光回線やADSL回線を利用しますが、モバイルWiFiルーターはLTE回線(携帯電話と同じ回線)かUQ WiMAXの独自の通信技術であるWiMAX回線のどちらかを使用しています。
同じルーターという名前なので、混乱しないように注意してください。

モバイルWiFiルーターの値段相場は3,300円〜20,000円程度。加えて月々の回線利用料金がかかります。ルーターの価格相場で比較すると無線LAN(据え置き)WiFiルーターとモバイルWiFiルーターに大きな違いはありません。
そんなモバイルWiFiルーターですが、メリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
- 場所を問わず、高速回線にアクセスできる
- 固定回線に比べて月々の回線利用料金が安い
- 回線工事不要で契約後すぐ使える
- 回線契約時にルーターをセットで購入(またはレンタル)できるところがほとんど
デメリット
- 固定回線に比べると通信が安定しない
- 一度に接続できる端末数は5台〜10台程度(大人数利用向きではない)
モバイルWiFiルーターは無線LAN(据え置き)ルーターと比較すると、「持ち運びしやすく」「工事も不要」なので手軽にインターネットに接続できるサービスです。ですが、一方で回線の安定感では無線LAN(据え置き)ルーターに及びません。
以上が無線LAN(据え置き)ルーターとモバイルWiFiルーターの特徴です。WiFiルーター選びの参考にしてください!
ここまでの内容でどちらのWiFiルーターを選ぶか決まった方は、据え置き型とモバイル型の「おすすめ製品紹介」を確認しましょう!以下のボタンから紹介パートまでスクロールできます。ぜひご活用ください!
→無線LAN(据え置き)ルーターのおすすめ商品を確認する
→モバイルWiFiルーターのおすすめ商品を確認する
一方で、「どちらのWiFiルーターを選ぶべきかまだ決まらない」「両者の特徴をもう少し詳しく比較したい」と考えている方はこのまま次の章に進むことをおすすめします。
WiFiルーター選びで重要な3つのポイント(「人数」「環境」「通信規格」)を考えれば、あなたにぴったりなWiFiルーターが見つかるはずです。次の章では、この3つのポイントについてじっくり見ていきましょう!
WiFiルーターは3つのポイントを基準に選べば間違いなし!

先ほども申し上げたとおり、WiFiルーターは「人数」「環境」「通信規格」という3つのポイントを基準に選ぶと間違いありません。
この3つのポイントを使ってどのように選んでいけばいいのか、詳しく見ていきましょう!
ポイント1:使用人数(使用台数)
自分1人で使うのと家族で使うのとではWiFiルーターの選択肢が変わってきます。
一人暮らしなど、家の中で自分1人がインターネットを使う場合は、持ち運びができるモバイルルーターが便利。 外出時に持ち歩けば、カフェで仕事をしたり、旅行先で動画を楽しんだりすることも可能です。
駅やホテルなど公共のWiFiも増えてきてはいますが、セキュリティ面では自身のWiFiに繋ぐ方が安心。
しかし、このモバイルルーターは繋げる端末の数が5台〜10台程度と制限があるので、大人数(3人以上)での使用はおすすめできません。
またインターネットを使用する人数が1人でも、複数のスマホ、PC、ゲーム機を接続するなど、接続台数が多くなる場合は、無線LAN(据え置き)ルーターの方が向いているでしょう。
- 1人で使用:モバイルルーターが便利
- 大人数(3人以上)で使用:無線LAN(据え置き)ルーター(アンテナ数が4本以上、MU-MIMO機能(※)付きモデルが理想)
第2のポイント、使用環境についても詳しくみていきましょう。
ポイント2:使用環境
使用環境とはすなわち家の間取りのこと。一戸建てなのか、ファミリータイプのマンションなのか、はたまたワンルームなのかで、おすすめのWiFiルーターは変わります。
一軒家の場合は、問答無用で無線LAN(据え置き)ルーターがおすすめ。また、ファミリータイプのマンションでも無線LAN(据え置き)ルーターを選ぶことをおすすめします。
ここでご注意いただきたいのが、無線LAN(据え置き)ルーターならどれでもいいわけではないということ。
無線LAN(据え置き)ルーターを購入する際は、パッケージに推奨環境(2LDK〜3LDK等)が記載されているので、それを参考に決めると失敗がないでしょう。
また、特に一戸建てでは広範囲に電波がとおりやすいメッシュネットワークや、ビームフォーミングに対応したWiFiルーターがおすすめです。
メッシュネットワークとは、親機と中継器が互いに通信し合うことで網目状(メッシュ状)にネットワークを構築できる新しいWiFiの仕組み。特に、大きな家に住んでいる方や、複雑な形状の家に住む方に最適なWiFiです。
家の中にWi-Fiスポットがいくつもあるのをイメージしていただければと思います。インターネットに接続する際に一番近い中継機と繋いでくれるので、どこにいても快適なインターネット利用が可能です。
料金は20,000円以上しますが、通信速度が遅いといらいらするという方は、検討の価値ありなのではないでしょうか。
一方で、ワンルームにお住まいの場合でインターネットの使用頻度がそれほど高くない場合は、モバイルWiFiルーターでも十分快適にインターネットの使用が可能です。
間取りによって機種を決めると失敗がない
- 一軒家、3LDK以上:無線LAN(据え置き)ルーター
- ワンルーム:無線LAN(据え置き)ルーターまたはモバイルルーター
ポイント3:WiFiの通信規格
最後のポイントは、対応しているWiFiの通信規格を基準にWiFiルーターを選ぶ方法です。
WiFiの通信規格とは、先ほど「WiFiホームルーターとは?」の部分で少し登場した「11ac」のような表記のことを指します。
正式には「IEEE802.11○○」という表記で、国内だけでなく海外でも使われている国際的な標準規格です。
2023年現在、WiFiの通信規格は、「11a」「11b」「11g」「11n」「11ac」「11ad」「11ax」の7種類。ここでは難しい説明は省きますが、通信規格によって対応できる周波数や通信速度が異なってきます。
WiFiの通信規格 | 対応周波数 | 最大通信速度 |
---|---|---|
11b | 2.4GHz | 11Mbps |
11g | 2.4GHz | 54Mbps |
11a | 5GHz | 54Mbps |
11n | 2.4GHz/5GHz | 600Mbps |
11ac | 5GHz | 6.9Gbps |
11ad | 60GHz | 6.8Gbps |
11ax | 2.4GHz/5GHz | 9.6Gbps |
- WiFiの周波数について
(※クリックで開きます)(※タップで開きます) -
WiFiには「2.4GHz」「5GHz」「60GHz」という3種類の電波周波数帯があります。このうち現在普及しているのは、「2.4GHz」「5GHz」の2つ。
2.4GHzは障害物に強いというメリットがある一方、対応している機器が多いため回線の混雑により速度が遅いというデメリットがあります。
一方で、5GHzは障害物には弱いというデメリットがありますが、対応機器が少ないので通信速度が速いというメリットもあります。
最近の機器は2.4GHzと5GHzの両方に対応しているものが多いですが、古い機器だと2.4GHzのみに対応している機器もあるので、WiFiルーターを購入する前にチェックしてみるとよいでしょう。
現在販売されているWiFiルーターは、上記の複数もしくはすべての通信規格を扱えるものがほとんどです。
このうち現在主流となっているのが「11ac」(Wi-Fi5)と「11ax」(Wi-Fi6)。
11acは2014年に登場した規格で、「11n」や「11g」と比べて通信速度が約11.5倍も速くなっています。無線LAN(据え置き)ルーターでもモバイルWiFiルーターでも11acに対応している機種を選べばまず間違いありません。
ただし、一部WiFiルーターでは11acよりさらに通信速度が速い「11ax」に対応した商品も発売されています。
11axは2019年に登場した最新規格で、11acよりさらに通信速度が速く、同時に複数端末を接続したときの安定度も大幅に向上しています。
そのため、2023年2月現在において、コスパ重視の方は「11ac」(Wi-Fi5)、速さ・繋がりやすさなどスペック重視の方は「11ax」(Wi-Fi6)の端末を選ぶことをおすすめします。
- コスパ重視の方は「11ac」という通信規格に対応しているWiFiルーターを選べば間違いなし。
- スペック重視の方は「11ax」対応のWiFiルーターが高機能でおすすめ
以上、WiFiルーターを選ぶ際の3つの軸でした。ここまで読んでくださった方はWiFiルーターについて、かなり詳しくなってきているかと思います。
そこで次項ではいよいよ、2023年現在購入するならどのWiFiルーターがいいのかというところを見ていきましょう。
おすすめ商品はどれ?【無線LAN(据え置き)ルーター】

据え置きWiFiルーターを扱っている代表的なメーカーは以下。
WiFiルーターの代表的なメーカー
- バッファロー
- アイ・オー・データ(NECプラットフォームズ)
- エレコム
今回は上記の中でも、WiFiルーターで様々な比較サイトのランキング上位を総なめしている、バッファローから売れ筋のおすすめ商品をピックアップしてご紹介します。
無線LAN(据え置き)ルーターおすすめ3選
おすすめ@:BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WSR-1166DHPL
- 料金:3,480円(Amazonでの販売価格)
- 通信規格:11ac/n/a/g/b(有線)Giga
- 特長:
- LDK 2階建向け
- 2×2アンテナ
- スマホ、タブレットの接続に最適
おすすめA:BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WSR-A2533DHP3
- 料金:8,980円(Amazonでの販売価格)
- 通信規格:(無線)11ac/n/a/g/b (有線)Giga
- 特長:
- 4LDK 3階建向け
- 機器を多く繋いでも高速・安定通信が可能
- スマホ、タブレットの接続に最適
おすすめB:BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WXR-6000AX12S
- 料金:33,833円(Amazonでの販売価格)
- 通信規格:11ax/ac/n/a/g/b
- 特徴:
- 8×8 ビームフォーミング 距離が離れても安定通信
- 11axに対応
- 高速通信を実現したい人向け
【番外編】工事不要で使える「無線LAN(据え置き型)ルーター」もある!
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自宅用のWiFiルーターである「据え置き型ルーター」ですが、中には「モバイルルーター」と同じように工事不要ですぐに使える商品があるのもご存知でしょうか?工事不要な「据え置き型ルーター」は「ホームルーター」という名称で呼ばれており、最も有名な商品が「Softbank Air」です。 当サイトでは、Softbank Airについて別の記事で徹底解説しています!さらにはSoftbank Airを最もお得な料金で契約できる「モバレコAir」という代理店についても紹介中です。モバレコAirは30,000円キャッシュバックなどお得なキャンペーンも実施しているので、興味のある方はぜひ以下の記事もご覧ください! Softbank AirとモバレコAirについて詳しい情報をみる |
【番外編】工事不要で使える
「据え置き型WiFiルーター」もある!
キャンペーンを利用することでお得になるSoftbank Airですが、実は「モバレコAir」という代理店から購入するとさらに安い料金で利用できます! Softbank AirとモバレコAirの比較はこちら
モバレコAirはSoftbank Airで実施中のキャンペーンが利用できるのに加えて、「17,000円のキャッシュバック」も受け取り可能!レンタル契約の場合も、キャッシュバックは受け取れませんが「モバレコAir限定月額キャンペーン」という独自の特典によってお得な料金設定となっています。
以上がランキング常連の人気の据え置きWiFiルーター3選でした。 続いてモバイルルーターも検討したいと思われている方に、当サイト一押しのWiFiルーターをお教えします。モバイルWiFiルーターが必要な方はぜひご一読ください。
結局どれを選ぶべき?【モバイル型】

WiFiルーターと言えば、無線LAN(据え置き)ルーターを思い浮かべる方が多いですが、一人暮らしなど少人数で利用するならモバイルWiFiルーターもおすすめです。
モバイルルーターは別名ポケット型WiFiとも呼ばれており、家の中で無線LAN(据え置き)ルーターの代用品としても利用可能である一方、外出時にも使うことができます。
ここでは、2023年2月現在、どのモバイルWiFiルーターが最もおすすめなのかについてお伝えしていきます。
ちなみに…
モバイルWiFiルーターは無線LAN(据え置き)ルーター(固定回線)に比べるとスペックが劣るのでは?と心配されている方もいらっしゃるかと思います。
実際に引っ越しを機に、固定回線からモバイルWiFiルーター(WiMAXのSCR01という機種)に乗り換えた筆者の所感では、WiMAXの通信速度は固定回線と比べても遜色ありません。
ちなみに理論値で見てもWiMAXと光回線(代表的な固定回線)の速度は大きな差がありません。(光回線は1〜2Gbps、WiMAXは2.7Gbps)
モバイルWiFiルーターは無線LAN(据え置き)ルーター(固定回線)に比べるとスペックが劣るのでは?と心配されている方もいらっしゃるかと思います。
実際に引っ越しを機に、固定回線からモバイルWiFiルーター(WiMAXのSCR01という機種)に乗り換えた筆者の所感では、WiMAXの通信速度は固定回線と比べても遜色ありません。
ちなみに理論値で見てもWiMAXと光回線(代表的な固定回線)の速度は大きな差がありません。(光回線は1〜2Gbps、WiMAXは2.7Gbps)
モバイルWiFiルーターはどこで買うべき?
モバイルWiFiルーターは端末をAmazonなどで購入することが可能ですが、端末を買っただけでは通信することはできず、別途でSIMカードを購入する必要があります。
SIMカードはどれでも使えるというわけではありません。モバイルWiFiルーターごとに適合するSIMカードは異なります。
ドコモのスマートフォンにソフトバンクのSIMカードを差し込んでも使えないのをイメージしていただければと思います。
モバイルWiFiルーターはかなり種類が多いので、適合するSIMカードとの組み合わせを調べるのはかなり骨の折れる作業です。
そのため、当サイトではモバイルWiFiルーターを取り扱う通信回線業者(プロバイダ)と契約し、その業者から既に通信できる状態の端末を購入(レンタル)するのをおすすめしています。
モバイルWiFiルーターのおすすめ契約先は?
では、モバイルWiFiルーターはどこで契約すればいいのでしょうか?
2023年2月現在、モバイルWiFiルーターの契約先は大きく分けると以下の3種類に分けることができます。
- docomo、au、Softbankなどの4GLTE回線を使用しているモバイルWiFiルーター
(Y!mobile、ドコモのポケット型WiFiなど) - UQWiMAXの独自回線を使用しているモバイルWiFiルーター
(WiMAX) - 「クラウドSIM」と呼ばれる新しい技術を使用しているモバイルWiFiルーター
(THE WiFi、Mugen WiFiなど)
結論からお伝えするとこの中でおすすめは「WiMAX」と「クラウドSIMのモバイルWiFiルーター」です。
その理由を説明するために3種類のモバイルWiFiルーターの中で代表的な3つのサービス(docomo、WiMAX、Mugen WiFi)の特徴を以下の表にまとめてみました。ご覧ください。
docomo | WiMAX | Mugen WiFi | |
---|---|---|---|
機種名 | SH-52B | X11 | U3 |
月額料金 | 7,018円 | 4,455円〜 | 3,718円 |
通信容量 | 無制限※ | 無制限※ | 月間100GB |
通信エリア(回線) | docomo | WiMAX au |
Softbank au,docomo |
最大通信速度(下り) | 4.2Gbps | 2.7Gbps | 150Mbps |
では、「WiMAX」と「クラウドSIMのモバイルWiFiルーター」がおすすめできる理由を上記の表をもとに詳しく見ていきましょう!まずは、WiMAXからです。
クラウドSIMのモバイルWiFiルーターについて今すぐ確認したい方はこちら
料金・速度・通信容量に欠点のないWiMAX

WiMAXは2009年からサービスを開始したモバイルWiFiサービスです。現在の累計契約者数は3,000万人以上で、国内のモバイルWiFiルーターでは最大の契約者数を誇ります。
WiMAXがおすすめである理由は「料金・速度・通信容量」というモバイルWiFiルーター選びにおいて重要な要素で優れた「欠点のない」モバイルWiFiルーターであるから。
WiMAXの最大通信速度はわずかにdocomoのポケット型WiFiには及びませんが、それでも2.7Gbpsで光回線並みの通信速度です。さらに通信容量はWiMAXの「ギガ放題プラスプラン」を選ぶことによって無制限で利用することが可能。
月額料金も安く、docomoのポケット型WiFiの半額に近い月額料金です。約半額の料金で無制限にWiFiを利用することができるなら、誰でもdocomoではなくWiMAXを選びたくなりますよね。
ただし、WiMAXを選ぶことをお考えの方には知っておいていただきたいことがあります。
実は、WiMAXは本家UQ WiMAX以外にも、UQ WiMAXの回線を借りてサービスを提供している会社が20社以上もあります。
どこのプロバイダで契約しても、機種や回線のスペックには何ら変わりがなく、選ぶ基準は「料金のみ」です。
また、どこのプロバイダで契約するかで料金が数万円変わってきてしまうため、料金の比較はとても重要となります。
WiMAX契約までの流れやプロバイダの選び方を確認したい方は、以下のページをご覧ください。
3大キャリアの回線を利用できる「クラウドSIMのモバイルWiFiルーター」
では、「クラウドSIM」を利用しているポケット型WiFiはどうでしょうか?通信速度はdocomoやWiMAXより劣りますが、料金は3つのサービスの中で最も安いのが特徴。また「クラウドSIM」の大きな特徴として、3キャリア(docomo,au,Softbank)回線を利用することができます。
クラウドSIMを搭載したモバイルWiFiルーターが3キャリアの回線で最も通信状態が良い回線を選んで接続してくれるという仕組みです。繋がりやすさでも他のモバイルWiFiルーターと比べて大きなアドバンテージを持っています。
唯一のネックである通信速度ですが、実はそこまで気にする必要はありません。モバイルWiFiルーターを実際に使用したときの通信速度(実測値)をWiMAXと比較した表を以下にまとめてみました。
◎計測条件
- 計測エリアは東京23区内
- 天気は晴れ
- 時間は午後5時頃
- 屋内で計測
WiMAX | Mugen WiFi | |
---|---|---|
通信速度(下り) | 118.6Mbps | 46.6Mbps |
通信速度(上り) | 32.1Mbps | 7.2Mbps |
このように、WiMAXとMugen WiFiは実測値で比較するとWiMAXが2~3倍程度速いという結果に。
しかし、サイトの閲覧や動画の視聴などは、実測値が20Mbps以上出ていれば快適に利用できます。クラウドSIMのMugen WiFiの通信速度でも、問題なく使えるでしょう。
ただし…
「料金」「通信エリア」の面で優れている「クラウドSIM」のモバイルWiFiルーターですが、2020年に端末の発送遅延や通信障害などのトラブルが多発しており、サービスの信頼性に不安を抱えている状態です。
「すぐにモバイルWiFiルーターが必要」「信頼できるモバイルWiFiルーターを使いたい」という方はWiMAXを契約することをおすすめします。
「料金」「通信エリア」の面で優れている「クラウドSIM」のモバイルWiFiルーターですが、2020年に端末の発送遅延や通信障害などのトラブルが多発しており、サービスの信頼性に不安を抱えている状態です。
「すぐにモバイルWiFiルーターが必要」「信頼できるモバイルWiFiルーターを使いたい」という方はWiMAXを契約することをおすすめします。
以上、モバイルWiFiルーターとして「WiMAX」と「クラウドSIMのモバイルWiFiルーター」をおすすめする理由をお伝えしました。
当サイトでは、モバイルWiFiルーター(ポケット型WiFi)について別のページでさらに詳細に比較しています。「契約する前にもう少し検討したい」と考えている方は以下のページをぜひご一読ください!
※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。