Ex Wi-Fi CLOUDは本当に安い?最新の料金プランを解説!

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こんにちは!WiMAX比較.com編集部です。
2020年9月9日、Ex Wi-Fi CLOUDの料金プランが改訂されました。Ex Wi-Fi CLOUDには50GBプランと100GBプランがありますが、このうち要注目なのが50GBプラン。
なんと、月額2,948円という低価格で利用できてしまうのです。
Ex Wi-Fi CLOUDと同じく「クラウドSIM」という技術を使っているポケット型WiFi・モバイルWiFiは数多くありますが、その中でも2,948円という料金は一線を画していると言えます。
この記事では、そんなEx Wi-Fi CLOUDの料金情報や特徴を徹底解説。他社のポケット型WiFiと比較してEx Wi-Fi CLOUDが「どれくらい安いのか?」という点を明らかにしていきます。
「安いクラウドSIMのポケット型WiFiを利用したい」と考えている方には必見の内容です。
それでは、最初にEx Wi-Fi CLOUDの基本情報から見ていきましょう。
Ex Wi-Fi CLOUD基本情報!プランと端末を紹介

では、早速新しくなったEx Wi-Fi CLOUDにおける2つのプランを詳しく見ていきましょう。
Ex Wi-Fi CLOUDプラン情報
プラン名 | 50GBプラン | 100GBプラン |
---|---|---|
初期費用 | 3,300円 | |
月額料金 | 2,948円 | 3,718円 |
通信容量 | 月間50GB | 月間100GB |
契約期間 | 2年 | |
海外利用 | 134か国で利用可能 | |
オプション | 安心サービスCustomize(500円) | |
支払い方法 | クレジットカードのみ |
2つのプランで異なるのは月額料金と容量のみ。他の部分は全て共通となります。月額料金は据え置き価格で、途中から値上がりすることはありません。
それぞれのプランで設定されている通信容量を超過した場合、通信速度は384kbpsに制限されます。全く使えないことはありませんが動画を視聴するのは難しい速度です。
以上がEx Wi-Fi CLOUDのプラン情報となります。次は、Ex Wi-Fi CLOUDで契約できる端末情報を見ていきましょう。
端末 | U2s | U3 |
---|---|---|
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|
速度 | 下り150.0Mbps、上り50.0Mbps | |
連続通信時間 | 約12時間 | |
重さ | 151g | 125g |
同時接続可能台数 | 5台 | 10台 |
このように、Ex Wi-Fi CLOUDではクラウドSIMを内蔵する2種類の端末から選択することが可能です。このうちおすすめの端末がU3。
U3は最新機種で、旧機種のU2sと比較して通信速度は変わらないものの重さや同時接続台数などの面で優れています。契約する際にはこのU3を選ぶのがおすすめです。
クラウドSIMのポケット型WiFi・モバイルWiFiとは?
クラウドSIMとは従来の物理SIMとは異なり、仮想のSIMカードを端末にダウンロードして通信を行う技術です。
この技術によってクラウドSIMのポケット型WiFiはドコモ・au・ソフトバンクの4GLTE回線から「最も通信状況の良い回線」を自動的に選んで通信しています。
クラウドSIMとは従来の物理SIMとは異なり、仮想のSIMカードを端末にダウンロードして通信を行う技術です。
この技術によってクラウドSIMのポケット型WiFiはドコモ・au・ソフトバンクの4GLTE回線から「最も通信状況の良い回線」を自動的に選んで通信しています。
以上、Ex Wi-Fi CLOUDの基本情報を見てまいりました。それでは、Ex Wi-Fi CLOUDが果たして本当に他社のポケット型WiFiよりお得なのか、次の章で実際に料金を比較していきましょう。
本当に安い?他社ポケット型WiFi・モバイルWiFiと料金を比較!

今回比較するのは、Ex Wi-Fi CLOUDと同じくクラウドSIMを内蔵するポケット型WiFi・モバイルWiFiを取り扱う以下の5社。
- Mugen WiFi
- ギガWiFi
- それが大事WiFi
- どこよりもWiFi
- ZEUS WiFi
ZEUS WiFiなどはテレビCMなども宣伝していたため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?上記5社とEx Wi-Fi CLOUDの料金を表にまとめてみました。以下をご覧ください。
サービス名 | 容量 | 月額料金 | 2年間総額 |
---|---|---|---|
Ex Wi-Fi CLOUD (50GBプラン) |
月間50GB | 2,948円 | 67,320円 |
ZEUS WiFi (40GBプラン) |
月間40GB | 2,980円 | 74,520円 |
Mugen WiFi | 月間100GB | 3,718円 | 71,120円 |
それがだいじWiFi | 月間100GB | 3,718円 | 73,840円 |
どこよりもWiFi | 月間100GB | 3,718円 | 78,120円 |
ギガWiFi | 月間100GB | 3,718円 | 78,120円 |
Ex Wi-Fi CLOUD (100GBプラン) |
月間100GB | 3,718円 | 84,120円 |
このように、Ex Wi-Fi CLOUDの50GBプランは月額料金2,948円と最も安くなっています。表からも分かるように、Ex Wi-Fi CLOUDが安い理由は通信容量が他社より少ないため。
クラウドSIMのポケット型WiFiは100GBの商品が主流ですが、Ex Wi-Fi CLOUDは業界でも珍しい50GBプランを用意しています。
似たようなポケット型WiFiとしてZEUS WiFiの40GBプランもありますが、Ex Wi-Fi CLOUDの方が容量が10GB多く月額料金も200円安いため、よりお得なポケット型WiFiです。
ただし、100GBプランで比較すると、Ex Wi-Fi CLOUDよりも総額料金で10,000円以上安いMugen WiFiが存在します。そのため、100GB以上の容量が必要な方にEx Wi-Fi CLOUDはあまりおすすめできません。
Ex Wi-Fi CLOUDの料金比較まとめ
結論として、Ex Wi-Fi CLOUDは「月間50GBもあれば十分」「容量にこだわらずなるべく安くクラウドSIMのポケット型WiFiを使いたい」という方におすすめできるポケット型WiFiです。
当サイトでは、これまで料金の安いポケット型WiFiとして30GBを2,700円で利用できるネクストモバイルをおすすめしてきましたが、2020年6月から新規受付を停止中です。
Ex Wi-Fi CLOUDはそのネクストモバイルに代わって、「料金の安いおすすめのポケット型WiFi」となります。
以上、Ex Wi-Fi CLOUDと他社ポケット型WiFiの比較結果をお届けしました。Ex Wi-Fi CLOUD料金面で優れた特徴を持っていることがお分かりいただけたかと思います。
では、料金以外の部分はどうなのでしょうか?どんなに料金が安くても、それ以上に大きなデメリットがあれば契約には踏み切れませんよね。
この後は、Ex Wi-Fi CLOUDにおける料金以外のメリットとデメリットを詳しく紹介していきます。契約してから「こんなはずでは…」と後悔しないためにも、ぜひご一読ください!
- (コラム)50GBで何ができる?
-
当記事を読んでいる方の中には「自分が50GBで足りるのか分からない」という方もいらっしゃるかと思います。そういった方へ向けて、ここでは通信容量50GBで何ができるのかをまとめました。以下の表をご覧ください。
1ヶ月あたり 1日あたり メール送受信 約105,000通 約3,500通 LINEの
音声通話約3,952時間 約131.75時間 標準画質(480p)の
動画視聴約85時間 約2.8時間 インスタグラムの
閲覧約77時間 約2.5時間
容量が50GBあれば、中画質の動画で毎日3時間弱視聴できます。動画を毎日長時間視聴する方、長時間ビデオ通話をする方にとっては若干物足りないかもしれません。
ですが、webサイトの閲覧やメールなどが中心であれば50GBは十分すぎる容量であると言えます。
動画視聴やビデオ通話が中心であれば100GB以上のポケット型WiFiを選ぶのがおすすめです。
→容量無制限のポケット型WiFi比較はこちら
料金以外も要チェック!メリットとデメリットを紹介

ここではEx Wi-Fi CLOUDにおけるメリットとデメリットをそれぞれお伝えしていきます!まずはメリットから見ていきましょう。
Ex Wi-Fi CLOUD3つのメリット
Ex Wi-Fi CLOUDには料金の安さ以外にも以下のようなメリットが存在します。
- クラウドSIMによって3キャリアの回線を利用可能
- 海外134ヵ国で利用可能
- 最短即日発送で契約後すぐに使える
1つずつ確認していきましょう!
クラウドSIMによって3キャリアの回線を利用可能
端末紹介の部分でもお伝えしましたが、Ex Wi-Fi CLOUDで利用できる端末「U3」「U2s」にはクラウドSIMという技術が使われています。クラウドSIMによってドコモ、au、ソフトバンクの回線から最も通信状況のよい回線を利用できるのは大きなメリットです。
従来の物理SIMを利用しているポケット型WiFiと比較しても、より広いエリアで快適な通信が可能となります。
海外134ヵ国で利用可能
Ex Wi-Fi CLOUDはクラウドSIMによって海外の回線もキャッチ可能。そのため、海外に行ってもそのまま使うことができます。Ex Wi-Fi CLOUDの端末を1台持っていれば海外旅行や海外出張でレンタルポケット型WiFiを申し込む必要もありません。
ただし、海外では国内と異なる料金設定と容量設定になっています。海外プランは契約時に1日500MBプランと、1日1GBプランのいずれかを選択可能。
もちろん、料金は実際に利用した時のみ発生する仕組みとなっているのでご安心ください。
最短即日発送で契約後すぐに使える
最後のメリットはEx Wi-Fi CLOUDが契約後すぐに使えるという点です。ポケット型WiFiは2020年の春以降、コロナウイルスにより在宅勤務が広まった影響で、品切れとなる商品が相次ぎました。一部では2月現在も品薄の状態が続いている商品も…
その一方でEx Wi-Fi CLOUDは端末在庫が十分にあり、契約後最短で即日発送してくれます。「すぐにポケット型WiFiが必要」という方にとっては嬉しいメリットなのではないでしょうか。
契約前に知っておきたい3つのデメリット
ここまでEx Wi-Fi CLOUDのメリットをお伝えしてきました。安いだけではなく様々なメリットがあるEx Wi-Fi CLOUDですが、残念ながら注意すべきデメリットも存在します。Ex Wi-Fi CLOUDのデメリットは以下の3点。
- 契約期間は2年で解約しにくい
- クレジットカード以外は使えない
- 今後、通信容量が制限される可能性もある
契約期間は2年で解約しにくい
最初のデメリットは契約期間となります。クラウドSIMのポケット型WiFiは契約期間が存在しないサービスが増えてきています。ですが、Ex Wi-Fi CLOUDの契約期間は2年となっています。さらに、2年以内の解約は4,500円の解約違約金と端末費用の残債(650円×残り契約月数)が発生するので注意が必要です。
解約費用の一例(12ヶ月目で解約の場合)
- 4,500円(違約金)+650×12(端末の残債)=12,300円
「いつでも解約できるようにしておきたい」、「2年も使うか分からない」という方は契約期間の存在しないポケット型WiFiを契約するのがおすすめです。
とは言え、契約期間2年のポケット型WiFiは業界全体でみると平均的な設定となります。Ex Wi-Fi CLOUDに限ったデメリットではありません。
クレジットカード以外は使えない
続いてのデメリットは支払方法についてとなります。Ex Wi-Fi CLOUDの料金の支払い方法はクレジットカードのみ。デビットカードや口座振替など他の方法では料金は支払できないため注意が必要です。ただし、クラウドSIMのポケット型WiFiはほぼすべてのサービスで「支払方法はクレジットカードのみ」となっています。そのため、こちらも契約期間同様Ex Wi-Fi CLOUDに限ったデメリットではありません。
どうしても口座振替で料金を支払いたいという方は、WiMAXやワイモバイルのポケット型WiFiが選択肢となります。
今後、通信容量が制限される可能性もある
最後のデメリットもEx Wi-Fi CLOUDに限らず、クラウドSIMのポケット型WiFiに共通するデメリットとなります。クラウドSIMのポケット型WiFiは2019年に「どんなときもWiFi」が登場して以来、通信容量が「完全無制限」のサービスがほとんどでした。
しかし、2020年の2月にどんなときもWiFiで回線がパンクし通信障害が発生してからは状況が一変。
クラウドSIMを利用する他のサービスでも通信障害が発生し、「完全無制限」のポケット型WiFiは次々と新規の受付を停止しました。
ちなみに…
どんなときもWiFiでは2020年の10月をもって完全無制限のサービスを終了すると発表。現在契約できるクラウドSIMのポケット型WiFiはどのサービスも通信容量に制限が設けられています。
どんなときもWiFiでは2020年の10月をもって完全無制限のサービスを終了すると発表。現在契約できるクラウドSIMのポケット型WiFiはどのサービスも通信容量に制限が設けられています。
容量制限化の動きもあり、現在はクラウドSIMのポケット型WiFiも以前の落ち着きを取り戻しつつあります。ですが、まだ一部では「遅い」「繋がらない」などの口コミや評判が残っているのも事実です。
Ex Wi-Fi CLOUDでは現在のところ「遅い」「繋がらない」という口コミはありません。
ですが、今後利用者がさらに増えた場合「どんなときもWiFi」と同じく通信障害が発生し、容量にさらなる制限がかけられる可能性もゼロではありません。
クラウドSIMのポケット型WiFiにはリスクがあるということを承知の上で契約を検討することをおすすめします。
以上、Ex Wi-Fi CLOUDにおける3つのデメリットをお伝えしました。紹介したデメリットがあなたにとって大きなデメリットにならなければ、Ex Wi-Fi CLOUDは契約すべきおすすめのポケット型WiFiです!
Ex Wi-Fi CLOUDについてさらに詳しい情報は公式サイトでチェックできます。契約を考えている方は当サイトの情報とあわせてご確認ください!
【まとめ】Ex Wi-Fi CLOUDは契約すべき?

最後に、ここまでお伝えした内容をまとめてズバリ「Ex Wi-Fi CLOUD」がおすすめな人をご紹介します。
Ex Wi-Fi CLOUDがおすすめな人
- 毎月50GBの通信容量があれば十分な人
- 最低でも2年間利用できる人
- リスクはあってもクラウドSIMのポケット型WiFiを利用したい人
上記に当てはまる人に、月額2,948円の50GBプランはおすすめです。
ただし、50GB以上通信容量が必要な方は「Mugen WiFi」や「WiMAX」などのよりお得なポケット型WiFiが存在するので、残念ながらEx Wi-Fi CLOUDはおすすめできません。
Ex Wi-Fi CLOUDについては下記の公式サイトでさらに詳しい情報を確認できます。申し込みたいと考えている方はぜひご一読ください。
また、「大容量のポケット型WiFiを契約したい」「もう少し色々なサービスを比較してから決めたい」と考えている方もいらっしゃるかと思います。
当サイトでは別のページで大容量・無制限で利用できるポケット型WiFiを徹底的に比較した結果を掲載中です。下のボタンからアクセスできるので、ポケット型WiFiをさらに比較したいと考えている方は参考にしてください!
よくある質問をQ&A形式で紹介

このページでは最後にEx Wi-Fi CLOUDにまつわる「よくある質問」をQ&A形式で紹介しています。ここまでの内容を復習できるようになっていますので、読んだ内容を振り返りたい方はぜひ読み進めていただければと思います。
Ex Wi-Fi CLOUDの料金プランは?
Ex Wi-Fi CLOUDでは月間50GBプラン(月額2,948円)と月間100GBプラン(月額3,250円)の2つのプランから選択可能です。
このうち月間50GBプランはクラウドSIMのポケット型WiFiサービスの中でも最安の料金となっています。
このうち月間50GBプランはクラウドSIMのポケット型WiFiサービスの中でも最安の料金となっています。
Ex Wi-Fi CLOUDではどんな端末を取り扱っている?
取り扱い端末は「U3」と「U2s」の2機種。このうちおすすめの機種はU2sよりも新しいU3です。U3はU2sよりも軽く、同時接続台数も多くなっているなどスペック面でより優れています。
Ex Wi-Fi CLOUDはどんな人におすすめ?
- 利用する容量が毎月50GB以下
- 最低でも2年間利用できる
- クラウドSIMのポケット型WiFiを利用したい
料金の支払い方法は?
料金の支払いはクレジットカード払いのみ選択可能です。口座振替などは選べないので注意しましょう。
※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。