WiMAX HOME 02は、旧機種と比較した場合、果たしておすすめなのでしょうか?
結論、WiMAX HOME 02はおすすめできません。
このページではWiMAX HOME 02の基本スペックや、その他のホームルーターを徹底比較したうえで「おすすめできない」結論に至った理由について紹介します。
また「じゃあ、WiMAXのホームルーターでおすすめなのはどれ?」という疑問についてもお答えしていきますので、ぜひ最後までチェックしてください。
それでは早速みていきましょう!
【目次】
WiMAX HOME 02の基本スペックをチェック!
まずは、WiMAXホームルーターの最新機種「WiMAX HOME 02」の基本スペックや特徴についてみていきましょう。
WiMAX HOME 02の基本スペック | |
---|---|
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 |
発売日 | 2020年1月30日 |
サイズ | 約50(W)×118(H)×100(D)mm |
重さ | 約218g |
最大通信速度 (ハイスピードモード) |
下り最大440Mbps/上り最大30Mbps |
最大通信速度 (ハイスピードプラス エリアモード) |
下り最大440Mbps/上り最大75Mbps |
同時接続台数 | Wi-Fi:20台/LAN:1台 |
使用回線 | WiMAX2+,4G LTE(au) |
以上がWiMAX HOME 02の基本スペックです。これだけではHOME 02がおすすめなのかどうかはわかりません。
気になるのは、「他のホームルーターと比較したらどうなの?」「結局、HOME 02はおすすめなの?」という点ですよね。
次の章より、これらの疑問についてお答えしていきます。
HOME 02のメリットデメリットは?ワイマックスのホームルータ―徹底比較!
WiMAX HOME 02の基本スペックを紹介しましたが、他のホームルーターと比較するとどうでしょうか。
ネット回線の契約時に必須の通信速度・通信可能エリアなどの条件を徹底比較し、HOME02のメリット・デメリット」を明らかにしました。その結果を紹介していきます。
まず、UQWiMAXで契約できるホームルーターはHuawei製、NEC製、ZTE製のものがあります。現在、UQWiMAXで契約できるホームルーター端末は以下のとおりです。
端末名 | WiMAX HOME 02 |
Speed Wi-Fi HOME L13 |
Speed Wi-Fi HOME L12 |
Speed Wi-Fi HOME L02 |
WiMAX HOME 01 |
Speed Wi-Fi HOME L01/L01s |
---|---|---|---|---|---|---|
端末画像 | ||||||
製造元 | NEC | ZTE | NEC | Huawei | NEC | Huawei |
発売日 | 2020年 1月30日 |
2023年 6月1日 |
2021年 11月5日 |
2019年 1月25日 |
2018年 12月7日 |
2017年 2月17日 |
WiMAX HOME 02がNEC製の端末ということを踏まえると、比較ポイントは以下の3点。
- 同じくNEC製の前機種
「WiMAX HOME01」と比較して何が変わったのか。 - WiMAX HOME 02の一つ前に発売された「Speed Wi-Fi HOME L02」と比較するとどうなのか。
- WiMAX 最新ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L13」と比較するとどうなのか。
ここからは、以上3点の観点から、WiMAX HOME02を比較していきます。
まずは比較対象となる、HOME 02、Speed Wi-Fi HOME L02、HOME 01、Speed Wi-Fi HOME L13の4機種の比較表をご覧ください。
WiMAX HOME 02 |
Speed Wi-Fi HOME L02 |
WiMAX HOME 01 |
Speed Wi-Fi HOME L13 |
|
---|---|---|---|---|
製造元 | NEC | Huawei | NEC | ZTE |
発売日 | 2020年 1月30日 |
2019年 1月25日 |
2018年 12月7日 |
2023年 6月1日 |
大きさ (mm) |
50×118×100 | 93×178×93 | 70×155×100 | 100×207×100 |
重量 | 218g | 436g | 338g | 635g |
最大速度 (下り) |
440Mbps | 1237Mbps | 440Mbps | 4.2Gbps |
最大速度 (上り) |
75Mbps | 286Mbps | ||
同時Wi-Fi 接続台数 |
20台 | 40台 | 20台 | 32台 |
スマート スピーカー |
〇 | × | 〇 | × |
WiMAX ハイパワー |
〇 | × | 〇 | × |
バンド ステアリング 機能 |
〇 | × | × | 〇 |
WiFi設定 お引越し 機能 |
〇 | |||
ビーム フォーミング 機能 |
〇 |
以上が4機種の比較表です。少し聞き慣れない言葉が多いと思いますので、比較結果をお伝えする前に、各機能について簡単に説明します。
- WiMAXハイパワー機能:
電波が弱い時に送信パワーを上げて通信品質を向上させる機能。 - バンドステアリング機能:
通信に最適な周波数を判別し、自動で接続してくれる機能。 - WiFi設定お引越し:
これまで利用していたWi-FiルーターのSSIDと暗号化キー(パスワード)を、本製品に引き継ぐことができる機能。 - ビームフォーミング機能:
スマホなどのWi-Fi機器の位置を検知し、狙って電波を送信する機能。これにより効率的な電波の割当が可能になります。
では、この比較表から何が言えるのでしょうか。先ほどお伝えした、以下の2つのポイントに沿って比較した結果を、わかりやすく紹介していきます。
- 同じくNEC製の前機種
「WiMAX HOME01」と比較して何が変わったのか。 - WiMAX HOME 02の一つ前に発売された「Speed Wi-Fi HOME L02」と比較するとどうなのか。
さっそく見ていきましょう。
NEC製の前機種「WiMAX HOME 01」と比較して何が変わったの?
WiMAX HOME 01と比較した結果、変わった点は以下の4点です。- HOME 01と比較して、サイズが40%削減。よりコンパクトになった
- 通信速度などの基本スペックは変化なし
- HOME 01よりもつながりやすい
- HOME 01より通信環境の安定が期待できる
以上の4点について、詳しく見ていきましょう。
サイズが40%削減、よりコンパクトに
比較表を見るとわかるように、サイズがよりコンパクトになり収納しやすくなっています。特に一人暮らしの方には嬉しいポイントです。最大通信速度は変化なし
最大通信速度の理論値は、WiMAX HOME 01と全く同じ。少し残念に感じますが、性能はアップしています。詳しくは次で紹介します。HOME 01よりつながりやすい
最大通信速度だけ見ると変わりありませんが、HOME 02は内部アンテナの性能が強化され、水平方向に届くWi-Fi電波のエリアが、HOME 01より最大約25%アップしました。これにより、HOME 01よりもwifiがつながりやすいことが期待できます。
HOME01より通信が安定する
WiMAX HOME 02では、新たにバンドステアリング機能を搭載。バンドステアリング機能とは、自動で最適な周波数を選択してくれる機能のことです。この機能により、HOME 01よりも安定した通信環境が期待できます。
以上がNEC製の端末HOME 01とHOME 02の相違点。こうしてみると、多少機能は改善されたものの、インパクトは薄い印象です。
「電波が届きやすくなった」「通信が安定する」という点は、メリットが大きいように感じますが、実際にどれくらい改善されたか判断しづらいのが正直なところ。
では、WiMAX HOME 02の1つ前に発売されたHuawei製の機種「Speed Wi-Fi HOME L02」と比較した場合はどうでしょうか。
Huawei製の機種「Speed Wi-Fi HOME L02」と比較するとどうなの?
WiMAX HOME 02の1つ前に発売されたホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」。HOME 02との比較結果をまとめると以下のとおりです。- WiMAX HOME 02の方がサイズがコンパクトで収納しやすい
- 最大通信速度や接続台数はSpeed Wi-Fi HOME L02に軍配が上がる
- 同時接続台数は2倍の差!
- スマートスピーカー対応はWiMAX HOME 02を含むNEC製品のみ
以上の4点について、詳しく見ていきましょう。
WiMAX HOME 02の方がサイズがコンパクトで収納しやすい
HOME 01の比較でもお伝えしたように、HOME 02はコンパクトな設計。一人暮らしの方や、スマートな部屋を目指している方には嬉しいポイントです。最大通信速度はSpeed Wi-Fi HOME L02に軍配が上がる
インターネット回線の速度を比較する際は、下りの速度(ファイルや動画をダウンロードする際の速度)で比較することが一般的。Speed Wi-Fi HOME L02の最大通信速度は、1,237Mbps。一方、WiMAX HOME 02は440Mbpsなので、Speed Wi-Fi HOME L02の方が3倍も速度が速いという結果になりました。
あくまで理論値となりますが、3倍の差は大きく、より快適なWiFi環境であることが期待できます。
同時接続台数は2倍の差!
同時接続台数は、HOME 02の20台に対し、Speed Wi-Fi HOME L02は40台と2倍の差に。20台接続できれば問題ないように思えますが、近年は一人あたりの端末保有台数が増えているため、ご家族での利用の場合は注意が必要です。
例えば4人暮らしの場合、スマートフォン・パソコン・タブレット・ゲーム機端末の合計4台を各々持っていたら、それだけで16台。
さらに、近年はスマート家電が増えてきており、今後ホームルーターに接続する端末が増える可能性も考えられます。
多くのWiMAXプロバイダは契約期間が2年間であり、契約期間内の解約は、違約金の支払いが発生します。
後々「接続台数が足りない」と他社に乗り換えることになればお金も手間もかかるので、最大接続数の多いSpeed Wi-Fi HOME L02を選んだ方が安心です。
Alexa搭載スマートスピーカーに対応しているのはHOME 02を含むNEC製品のみ
スマートスピーカーに対応しているのはNEC製のホームルーター端末のみで、Huawei製にはない機能です。しかし、これはあまりメリットに感じられません。理由は、ホームルーターで音声認識機能を使う機会は少ないため。
スマートスピーカーは音声で指示ができるのが魅力ですが、ホームルーターは基本的に電源を入れたままなので、使うとしても「今の通信容量を教えて」くらいではないでしょうか。
あったら便利な機能ですが、通信容量はアプリで確認ができるので、そこまで使用頻度は高くありません。
それよりも、最大通信速度が早いSpeed Wi-Fi HOME L02を選ぶ方が賢い選択といえるでしょう。
ZTE Corporation製の機種「Speed Wi-Fi HOME L13」と比較するとどうなの?
WiMAXのホームルーターのなかでは最新機種である「Speed WiFi HOME 5G L13」(以下:L13)。HOME 02との比較結果をまとめると以下のとおりです。- Speed Wi-Fi HOME L13の方が通信速度が圧倒的に速い
- 同時接続台数は12台の差!
- Speed Wi-Fi HOME L13なら5G通信対応
WiMAXホームルーター最新機種であるL13は当記事で紹介するホームルーターのなかでも最もおすすめの機種となります。L13の最大速度はなんと驚異の4.2GbpsとHOME 02の4倍の速さを誇ります。
それだけでなく、同時接続台数は40台までとHOME02の2倍。加えて、WiMAXの最新通信規格「WiMAX+5G」にも対応しているため5G通信も唯一可能なWiMAXホームルーターです。
L13についてさらに詳しく知りたい方は、下の記事でL13について徹底解説していますので、ぜひご覧ください!
最新ホームルーター
「HOME L13」の詳細は
こちら
WiMAXのホームルーター比較まとめ
WiMAXのホームルータ―を比較した結果を紹介してきました。ここまで紹介したことをまとめると、以下のとおりです。HOME 02とその他の
WiMAXホームルーター比較結果
- 同時接続台数はHOME L02が最多
- 最大通信速度はL13が最速
- 5G通信および最新プランが利用できるのはL13のみ
WiMAXのルーター端末
全機種の比較はこちら
自分にあったWiMAXプロバイダの選び方は?
各プロバイダが提供するWiMAX端末は、大元のUQWiMAXに準ずるため、端末の性能や、回線に違いはありません。
一方で、各プロバイダが提供するキャッシュバックキャンペーンや、サービス内容は大きく異なります。
契約先次第では、総額50,000円以上の差がつくことや、高額キャッシュバックを受け取れない可能性もあります。
まずは以下の表で、実質月額料金が安い上位3社のプロバイダとUQ WiMAXの実質月額料金を比較しましょう。
WiMAXプロバイダ | キャンペーン | 実質月額料金※1 | 2年間の総額※3 |
---|---|---|---|
カシモWiMAX | Amazonギフト券 キャッシュバック※3 25,600円 |
3,792円 | 94,812円 |
BIGLOBE | キャッシュバック※3 合計16,500円 (現金13,200円 +事務手数料3,300円引き) |
3,731円 | 93,264円 |
GMOとくとくBB | 現金 12,000円 |
4,664円 | 116,588円 |
UQ WiMAX | キャッシュバックなし | 5,044円 | 131,132円 |
※2 GMOとくとくBB・BroadWiMAX・UQ WiMAXでは端末の分割払い回数が36ヶ月なので、端末残債を含めた総額で計算しています。
※3 当サイト経由限定のキャンペーン金額です。
表内の 4社だけでなく、すべてのWiMAXプロバイダの料金やキャンペーンをチェックしたい場合は、ぜひWiMAXのキャンペーン比較記事をご覧ください。
表にある通り、最安のカシモWiMAXとUQ WiMAXの実質月額料金の差は1,000円以上ありますが、最安のカシモWiMAXと3位のBIGLOBE WiMAXの差はわずか-61円。 上位3社の利用料金は大差ありません。
しかし、上位3社が提供する独自サービスは大きく異なります。 そのため、プロバイダ選びは、実質月学料金の安い上位3社の中から、各プロバイダの料金以外のサービスで選ぶことがおすすめ。
次の項では、最安のカシモWiMAXの特徴を詳細に解説します。
最もお得に契約できるカシモWiMAX!
WiMAXプロバイダの比較において最も重要なポイントは実質月額料金。最もお得なのがカシモWiMAXです。
GMOとくとくBBやBIGLOBEは端末代が発生しますが、カシモWiMAXは2年間継続利用した場合に限り、端末代の支払いが不要。
さらに、カシモWiMAXでは、当サイト限定25,600円キャッシュバックキャンペーンを実施中。端末申込み後に届く自動返信メールに記載の申請URLからキャンペーン申請をすることで、端末発送到着後から申請でき、最短で2週間で25,600円分のAmazonギフト券がメールで届きます。
キャッシュバックを申請できるのは端末到着後から契約満了までなので、受け取り忘れることはないでしょう。
なおプロバイダで最安かつ端末代が2年間の継続利用で無料になる料金プランは、当サイト経由で契約した場合のみ。カシモWiMAXについては以下を確認ください。
カシモWiMAXの詳細は
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よって、GMOとくとくBB WiMAXは、WiMAXで契約すべきか光回線で契約すべきか悩まれている方にもおすすめできるプロバイダです。 GMOとくとくBBについてもっと詳しく知りたい方は、下記のボタンクリックタップして、GMOとくとくBBの解説ページをご覧ください。
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