旧モデルの「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」からパワーアップしたL12はこれまでと何が違うのか、最新機種「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」とどのような点が異なるのか、気になる方もいますよね。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L12はL11・L13と何が違うのか?」「他社のホームルーターと比較してどれがおすすめ?」と迷われている方もいるかと思います。
そこで、当記事はSpeed Wi-Fi HOME 5G L12のスペックなどの基本情報はもちろん、メリット・デメリットから利用者の口コミ・評判まで徹底調査しました。また、端末を契約し、実際の通信速度などもレビューします。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の詳細が気になる方は、ぜひご覧ください。
【目次】
\L11・L12の違いを動画にまとめました!/
最新情報!
2023年6月にWiMAXのホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」が発売されました。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13は、最大通信速度4.2GbpsとWiMAX史上最速の性能。
当サイトでは、どのホームルーターが一番いいの?お得なキャンペーンを受け取る方法は?最安で契約する方法は?といった疑問をすべて解決できるよう、最新端末のL13も含めてWiMAXのホームルーターを徹底比較しています。
WiMAXのホームルーターを契約しようと考えている方はぜひご覧ください!
WiMAXホームルーターの
最新の比較記事はこちら!
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の基本情報!L13やL12との違いについても解説
まずは、「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」(以降:L12と表記)のスペックをご紹介します。
現在契約できるWiMAXホームルーターとの違いがわかるように、最新端末の「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」(以降:L13と表記)、L12以前の端末である「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」(以降:L11と表記)と比較し、表にまとめましたので、確認していきましょう!
WiMAX +5Gの
ホームルーター比較表
名称 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 |
---|---|---|---|
端末画像 | |||
製造元 | ZTE | NEC | ZTE |
対応回線 | 5G, 4G LTE, WiMAX 2+ | ||
下り最大速度 (ダウンロード) |
4.2Gbps | 2.7Gbps | |
上り最大速度 (アップロード) |
286Mbps | 183Mbps | |
大きさ(mm) | 100×207×100 | 101×179×99 | 70×182×124 |
重さ | 約635g | 約446g | 約599g |
端末価格 | 27,720円 | 21,780円 | |
発売日 | 2023年6月1日 | 2021年11月5日 | 2021年8月6日 |
本体色 | ホワイト | ||
TWT | ◯ | ||
Wi-Fi6対応 | ◯ | ||
4ストリーム対応 | ◯ | ◯ | × |
OFDMA対応 | × | ◯ | × |
最大接続台数 | 32台 | 40台 | 30台 |
※TWT(Target Wake Time)は、ホームルーターに対応したデバイスの起動頻度を自動で調節する技術です。スマホやパソコンなど対応機器のバッテリーの持ちが良くなります
以上がL12とその他のWiMAXから販売されているホームルーターの基本スペックです。端末の画像を見てもわかるとおり、本体のカラーはこれまで同様ホワイトですが、本体のデザインは五角形となっています。
本体の上部には、通気孔のようなスリットも入っており、より近代的なデザインに仕上がっています。
また、本体のサイズや重さはL11やL13と比べ、L12はコンパクトになっているので、設置場所を選びやすいです。
最も気になるスペックですが、L12の最大速度は下りも上りも前機種のL11と同じ。最大速度は新端末のL13が4.2Gbpsと最速です。ここからはL13・L11と比較しながら、L12に搭載されている機能について見ていきます。
L12の機能の特徴
- 最新機能!Wi-Fi6の4ストリームで通信が安定
- 複数接続の場合でも遅延が軽減!OFDMからOFDMAへ
- 同時接続台数の制限が30台から40台に変更
1つずつ説明していきます。
最新機能!Wi-Fi6の4ストリームで通信が安定
「ストリーム」を簡単に説明すると、データを転送するアンテナの本数のことです。L11もL12もWi-Fi6に対応していますが、対応しているストリーム方式が異なります。現在発売中のL11は2ストリーム(2×2)対応ですが、今回発表されたL12は4ストリーム対応(4×4)。
つまり、L11とL12ではデータを運ぶ道の本数が違うということです。
L11はデータを転送する道が2本であるのに対し、L12の4ストリームであれば道を4本利用できます。
データを運ぶ道の本数が多ければ多いほど、転送したいデータの渋滞が起こりにくいため、より快適なインターネット通信が可能です。
複数接続でも遅延が軽減!OFDMからOFDMAへ
続いて、OFDMA機能について解説します。L11やL13がOFDMであるのに対して、L12はOFDMA接続が可能です。2つの接続方式の大きな違いは、同時通信の処理方法です。
L11やL13(OFDM)の場合は、1通信で1台ずつ順番に通信しているのに対して、L12(OFDMA)の場合は、1通信で複数台の機器に同時通信が可能になりました。
OFDMAにより通信効率がアップしたことで、通信端末が混み合った状態であっても安定した通信が可能となりました。
大人数利用でも安心!40台まで同時接続が可能
最後に特筆すべきは同時接続台数の向上です。同時接続台数はそれぞれL11が30台、L13が32台であるのに対して、L12は40台まで同時接続が可能です。L11やL13は約30台の接続を超えると、新たな機器を接続するには1台ずつ設定を解除する必要があります。接続設定を自動にしている場合、常に接続台数が増えるため、その都度接続する端末と接続を切断する端末を選ばなければなりません。
これは、想像以上に手間なため、同時接続台数が10台ほど増えることは大きな魅力と言えます。
以上、3点がL12に新たに搭載された機能です。当サイトでは、L12やL11を始め、それ以前の旧端末も含めWiMAXホームルーターを徹底的に比較しています。
併せて契約におすすめな料金プランや、WiMAXプロバイダも紹介していますので、WiMAXのホームルーターの導入を検討されている方は、以下のページもぜひご覧ください。
ホームルーター全3機種の
詳しい比較結果を見る
WiMAX最新ホームルーターのおすすめポイントやメリットを解説
続いては、WiMAXの最新ホームルーターSpeed Wi-Fi HOME 5G L12のおすすめポイントやメリットを確認していきます。L12のメリットは以下の3つです。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の
特徴やメリット
- 工事不要でインターネットがすぐ使える
- 最大速度2.7Gbps!au5G回線の同時利用で光回線に匹敵する速さに
- 専用アプリ対応!スマホから通信量や通信モードの確認ができる
工事不要ですぐにインターネットが使える
これはホームルーター全般に共通する特徴ですが、L12は工事不要ですぐに使えるのが魅力です。光回線の場合は開通工事が必要で、工事立ち合いの手間に加えて、インターネットが使えるまで2~3週間ほどかかることも。
しかし、ホームルーターL12ならコンセントに挿すだけで即日利用可能。引っ越したばかりの方でもすぐ使えて、手軽なのは大きなポイントです。
最大速度2.7Gbps!au 5G回線の同時利用で光回線に匹敵する速さに
L12の最大速度は2.7Gbpsとなっており、光回線の最大速度1~2Gbpsと比べても引けを取らない速さを実現しました。WiMAXの旧機種と比較すると、その速さはさらに顕著になります。2019年に発売されたHOME L02の最大速度は1.0Gbps。それが、WiMAX2+とau 4G LTE、au 5G回線の同時利用が可能になったことで、今回2倍以上高速化しました。
光回線に負けない通信速度でインターネットが使えるのは嬉しいですね。
しかし、当然ながらL12以降に登場した最新機種のL13は最大通信速度4.2Gbpのため、L13には劣ります。
専用アプリ対応!スマホから通信量や通信モードの確認ができる
L12はスマホ専用アプリに対応。『NEC WiMAX +5G Tool』をインストールすれば、アプリからデータ通信量(月/3日ごと)の確認や通信モードの切り替え、電波強度の確認などが可能です。さらに、アプリがあればWi-Fiの接続もQRコードから可能で、接続方法が簡単。初期設定時に必要な「クイック設定Web」なども起動できます。
「モバイルルーターのように画面のないホームルーターは操作が不安」という方も使い慣れたスマホなら安心ですよね。スマホで操作すれば、自宅内の少し離れた距離でも本体を触らず設定の変更などもできて非常に便利です。
L12のメリットは以上です。ただ、L12には注意点もいくつかあります。次章で具体的に解説していきますので、一緒に見ていきましょう!
契約前に確認したいデメリット・注意点
L12だけでなく、ホームルーター全般に言えることですが、以下のデメリットや注意点があります。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12のデメリット
- ホームルーターは外出時に利用できない
- 光回線と比較して速度が安定しない
ホームルーターは外出時に利用できない
L12を含め、ホームルーターは外出時には利用できません。というのも、L12などのホームルーターはコンセントに挿して利用するため。
WiMAXにはL12などのホームルーター以外にも、充電式のポケット型WiFiも契約できます。外出時にもWiFiを利用したい方は、X11やSCR01などのモバイルルーターを選びましょう。
WiMAXの各端末の違いは、以下の比較表をご確認ください。
WiMAX +5Gの
端末スペック比較表
名称 | L13 | L12 | L11 | X12 | X11 | SCR01 |
---|---|---|---|---|---|---|
端末画像 | ||||||
下り 最大速度 (ダウンロード) |
4.2Gbps | 2.7Gbps | 2.7Gbps | 3.9Gbps | 2.7Gbps | 2.2Gbps |
通信容量 | 無制限 | |||||
持ち運び | × | ○ | ||||
通信の 安定度 |
○ | △※ |
ご覧の通り、ホームルーターとモバイルルーターでスペックの大きな違いはありません。ご自宅だけで使うなら通信の安定度が高いホームルーター、持ち運びたい方にはモバイルルーターがおすすめです。
光回線と比較して速度が安定しない
2つめのデメリットは、L12などホームルーターは、光回線と比較すると通信速度が安定しない点です。光回線とホームルーターに関しては、以下の口コミがありました。今更ながらやっとこ、光回線に機器接続完了?回線スピードは今までと(ホームルーター笑)と比べたら断然サクサクと動いてくれているのでひとまず満足かなと笑。説明書のみでも出来るけど、読むのが面倒いのでサポート電話しながら??一緒に接続。でも延長コード必要なのでこれから買いに…
光回線の場合は家の中までケーブル(有線接続)を引きこんでおり、電波が安定しやすい仕組み。反対にホームルーターの場合は、外にあるアンテナから電波を受信(無線接続)する仕組みなので、障害物などの影響を受けやすくなっています。
テレワークなどで需要が高まりつつある家用のWiFiですが、光回線かホームルーターどちらで契約すべきか悩まれている方もいるでしょう。光回線とホームルーターの違いをまとめたのでご確認ください。
WiFiサービスの比較
種類 | ホームルーター (L12の場合) |
固定回線 (光回線) |
---|---|---|
端末画像 | ||
最大速度 (ダウンロード) |
2.7Gbps | 1~10Gbps |
データ通信量 | 無制限 | |
利用料金 | 3,000~4,000円台 | 4,000~5,000円台 |
開通工事 | 不要 | 必要 |
持ち運び | × | × |
通信の安定性 | ◯ | ◎ |
ホームルーターと光回線の違いは上記のとおりです。光回線は通信の安定度が高い一方で、高額かつ工事が必要というデメリットがあります。比較結果を踏まえて、L12などのホームルーターがおすすめな方は以下のとおりです。
ホームルーターがおすすめな方
- なるべく料金を抑えたい方
- すぐにWi-Fiを利用したい方
- 40台以上接続するほどの大人数で使う予定のない方
- 引越しを頻繁にする方
- 重たいデータのやりとりや、オンラインゲームなどをあまりしない方
以上、L12のメリットやデメリットを解説しました。ただ、ホームルーターはWiMAXのL12以外にも数種類のサービスがあります。続いて、他社ホームルーターと比較して、L12はおすすめなのか解説していきます。
WiMAXのSpeed Wi-Fi HOME 5G L12と他社ホームルーターを比較
ここからはSpeed Wi-Fi HOME 5G L12をドコモとソフトバンクの最新ホームルーター「home 5G HR02」、「Airターミナル5」と比較していきます。下記の表をご覧ください。
ホームルーター3社比較
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 (WiMAX+5G) |
home 5G HR02 (ドコモ) |
Airターミナル5 (ソフトバンク) |
|
---|---|---|---|
端末画像 | |||
最大速度 | 2.7Gbps | 4.2Gbps | 838Mbps (5Gエリアでは2.1Gbps) |
実測値 | 20~320Mbps | 50~430Mbps | 8~200Mbps |
データ 容量 |
無制限※1 | 無制限※2 | 無制限※3 |
利用回線 | au 5G au 4G LTE WiMAX2+ |
docomo 5G docomo 4G LTE |
SoftBank 5G SoftBank 4G LTE |
同時 接続台数 |
40台 | 66台 | 128台 |
月額料金 | 3,784円~ | 4,950円~ | 2,970円~ |
端末料金 | 21,780円※4 | 71,280円※5 | 71,280円※6 |
※2 混雑状況や、当日を含む直近3日間のデータ利用量に応じて、通信が遅くなる可能性があります。
※3 利用の集中する時間帯(夜間など)は、通信速度が低下する可能性があります。
※4 プロバイダによっては端末代金が0円の場合もあります。
※5 「月々サポート」によって1,980円×36ヶ月=71,280円が割引されるため、実質無料になります。
※6 端末購入の場合「月月割」によって1,980円×36ヶ月=71,280円が割引されるため、実質無料になります。
表を見るとわかる通り、通信速度を重視するならドコモのhome 5G、料金の安さで選ぶならソフトバンクエアーなど、それぞれの項目によって優れているホームルーターが異なります。
では、ドコモ・ソフトバンクのホームルーターと比較したL12の優れている点は何でしょうか。
以下にL12のおすすめポイントをまとめました。1つずつ見ていきましょう。
おすすめポイント
- 月額料金が安い
- 固定住所以外でも使用可能
月額料金が安い
まず1つ目はドコモのhome 5Gより料金が安いことです。WiMAXの基本月額料金は最安3,784円~となっており、home 5Gの4,950円と比較すると契約期間を通して月々1,000円近く通信費を安く抑えられます。月で見ると1,000円程度でも、3年間利用すれば約36,000円以上WiMAXの方が安くなってきます。
通信速度の面ではドコモに分がありますが、料金面ではWiMAXの方が優れていると言えるでしょう。
また、WiMAXのL12はソフトバンクのAirターミナルと比較した場合、より高速通信が可能です。そのため料金をすこしでも抑えたいという方にはL12をおすすめします。
速度と料金どちらも重視したい方はL13の契約がおすすめ
料金も通信速度も重視したいという方はWiMAXの最新端末Speed Wi-Fi HOME 5G L13がおすすめ。
最大通信速度はドコモのhome 5Gと同じく4.2Gbpsで料金は3,784円~とhome 5Gの4,950円よりも安く利用できます。
L13の詳細を確認したい方はこちら
固定住所以外でも使用可能
WiMAXのL12のもう1つのおすすめポイントは固定住所以外の場所でも、持ち運んで使用できるという点です。一般的にホームルーターを契約する際、利用住所をプロバイダに登録します。そして登録した住所以外の場所で使用することはできません。ドコモ・ソフトバンクのホームルーターも同様に、申し込み時に申請した住所以外での使用は禁止されています。
しかしWiMAXのL12には特に規定がなく、登録した住所以外の場所でも使用可能です。
そのため、「出張先のホテルでコンセントに挿して使いたい」「帰省先で持ち運んで使いたい」という場合も自由に使うことができます。泊まりがけの移動や出張が多い方にとっては非常に嬉しいポイントです。
以上2点がL12のおすすめポイントでした。L12と他社ホームルーターの違いはおわかりいただけたのではないでしょうか。
ここまではL12のスペックからみたメリット・デメリットや比較をしてきましたが、実際に利用しているユーザーの口コミや評判も気になるところ。そこでL12を利用しているユーザーの口コミや評判も確認していきましょう。
ユーザーの口コミや評判を調査
ここからは、Speed Wi-Fi HOME 5G L12を利用しているユーザーの口コミや評判を確認していきます。
利用者の口コミ・評判
速度制限かかったワイモバより遅い。wimax のL12…モバイルルーター持ってた頃は家の中でもそこそこ快適だったからホームルーターも問題ないだろうと思ってたのにこれよ…ソフトバンクエアーに変えるか非常に悩んでおる
Wimax L12は35~15Mbps程度だったが、docomo home5Gは200Mbpsは出る。雲泥の差。あと、home5G開通作業だけ手間取った(本体発送メールから履歴確認でいけた)
上記のように、L12の通信速度はあまり速くないとの口コミや評判がいくつか見られました。インターネットを使う上で、通信速度は重要ポイントですよね。
そこで、契約者が「通信速度が遅い」などと後悔することのないよう、実際に編集部でL12のレビューと実測値の計測を実施しました。次章で紹介します。
速度や端末の形状は?Speed Wi-Fi HOME 5G L12をレビュー
ここからは、Speed Wi-Fi HOME 5G L12の通信速度と端末についてレビューをしていきます!まずはL12の通信速度を確認していきましょう。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の実測値をご紹介
まずは、L12の通信速度を実際に計測した結果をご紹介していきます。今回の速度計測の条件は下記の通りです。
速度計測の条件
- 場所:東京23区内
- 時間帯:平日の17:00頃
- 計測方法:WiMAX 2+回線と5G回線に分けて5回計測
- 計測速度:下り最大速度(ダウンロードの速度)、上り最大速度(アップロードの速度)
まずはYoutubeの動画視聴やゲームをする際に重要な下りの速度から見ていきます。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12
下り速度計測結果
(単位はMbps)
回線 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均 |
---|---|---|---|---|---|---|
WiMAX 2+回線 (2.4GHz※) |
31.8 | 32.3 | 28.8 | 23.4 | 26.2 | 28.5 |
WiMAX 2+回線 (5GHz※) |
299 | 255 | 270 | 298 | 303 | 285 |
5G回線 | 302 | 306 | 322 | 317 | 294 | 308.2 |
L12の実測値は5G回線で300Mbps以上出ており、かなり高速。光回線に引けを取らない速さです。
また、オンラインゲームは下り速度が担保されていることのほかに、ping値も大切だと言われています。ping値は10以下が「かなり速い」、30以下なら「速い」部類で、ラグが起きにくく快適にゲームをプレイできます。
今回計測したL12のping値は17~23の間くらいで「速い」部類に入るため、ゲームも快適にプレイできるでしょう。
ただ、対人戦や格闘型の激しいゲームの場合は光回線の方が確実です。
続いて上り速度の結果も確認していきましょう。上り速度はSNSに画像や動画を投稿したり、メールを送信する際に重要な速度です。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12
上り速度計測結果
(単位はMbps)
回線 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均 |
---|---|---|---|---|---|---|
WiMAX 2+回線 (2.4GHz※) |
38.8 | 40.8 | 36.4 | 39.8 | 6.5 | 32.5 |
WiMAX 2+回線 (5GHz※) |
28.1 | 43 | 47.5 | 27.7 | 37.2 | 36.7 |
5G回線 | 77.2 | 76 | 74.4 | 68.7 | 70 | 73.3 |
L12の上り速度は5Gではなんと73.3Mbpsという結果でした。WiMAX歴代ホームルーターの平均的な上り速度が10~25Mbpsであることと比較すると、L12はかなり高速化したことがわかります。
ちなみにメール送信に必要な通信速度は1Mbps、SNSへの写真投稿やビデオ通話は3Mbps。そしてSNSへの動画投稿、データファイルの共有は10Mbpsが必要と言われています。
こちらもL12なら十分な速度があるため、長時間のビデオ通話などでも途切れる心配はありません。
なお、それでも通信速度が不安という方は、UQ WiMAXのサービス「Try WiMAX」の利用がおすすめです。Try WiMAXは、WiMAXのルーターを15日間無料で利用できるサービス。契約前にお試しで使ってみたい方は、ぜひ利用してみてくださいね。
ルーターの形状は?
次に、ルーター端末についてレビューします。L12は五角形の筒形をしており、ホームルーターとしては近代的でスタイリッシュなデザインになっています。
L12をWiMAXの歴代のホームルーターと並べて置いてみました。
L12は旧機種と比べると少し大きくなったようにも見えますが、1つ前のL11と比べると、奥行きが減った分コンパクトになっています。
以上が、L12の実測値と端末のレビューとなります。
少し細かな話もありましたが、みなさんが知りたいのは今すぐL11を契約すべきなのか、それともL12を選んだほうが良いのかという点かと思います。
最後にまとめとして、L12の特徴とどのような方にL12がおすすめなのかをご説明します!
まとめ:Speed Wi-Fi HOME 5G L12はおすすめ?
最後に、L12の特徴とどのような方におすすめなのかをまとめました。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の特徴
- サイズと重さは前機種のL11、最新機種L13よりもコンパクト
- 最大通信速度はL11と同じ
- Wi-Fi 6の4ストリームとODFMA対応により、複数台の通信端末と大容量データの処理能力がアップ
- 同時接続台数が40台
Speed Wi-Fi HOME 5G L12がおすすめな方
- 自宅で快適に大容量データを扱いたい方
- ご家庭やオフィスで同時接続機器が多い方
- 一度に複数機器からインターネット通信をする方
他社ホームルーターよりもコスパよく契約でき、利用に当たっても十分な速度のL12は魅力的ですが、契約するプロバイダ(代理店)と利用プランを慎重に選ぶ必要があります。
なぜならカシモWiMAXやGMOとくとくBBなど、どのプロバイダを選んでもWiMAX回線の質は変わりませんが、料金が大きく異なるからです。
当サイトでは、最安プロバイダを徹底的に調査しています。L11やL12、最新端末のL13を最安で利用できるプロバイダや最新キャンペーン情報を知りたい方は、以下のページをご覧ください!
\お得なキャンペーン情報も/
WiMAX+5G料金プランとプロバイダを
徹底解説!
よくある質問
最後に、Speed Wi-Fi HOME 5G L12に関するよくある質問をまとめます。