民泊WiFiとは、その名の通り、個人用ではなく民泊用に展開しているWiFiサービスです。ここで疑問なのが、民泊WiFiを利用するのではなく一般的なWiFiでもよいのでは?ということ。
そこで、この記事では民泊WiFiはなぜ必要なのかという点から、メリットやデメリットまで徹底解説します。
最後に、複数ある民泊WiFiからおすすめのサービスも紹介するので、民泊を運営予定の方や、民泊にWiFiを設置予定の方はぜひご覧ください。
【目次】
そもそも民泊WiFiとはどのようなものか?
現在複数の民泊WiFiサービスを提供している会社がありますが、そもそも「民泊WiFi」とは何かご存知でしょうか?
簡単に説明しますと、日本国内の民泊に設置するために提供されているポケット型WiFiレンタルサービスのことです。
通常のポケット型WiFi自体は多くの種類があるのですが、ここ最近は民泊の運営にピッタリのレンタルプランを提供しているポケット型WiFiが出てきています。
民泊用のWiFiは、多言語対応かつレンタル端末なので契約期限に縛りがないなど民泊ホストにとっては嬉しいサービスとなっています。
つまり個人用ではなく民泊運営者にとってメリットだらけなのが、「民泊WiFi」です。では、民泊には、民泊WiFiが本当に必要なのでしょうか。次章で見ていきましょう。
民泊にWiFiを設置する必要はあるのか?
これから民泊を運営しようと考えている方の中には、モバイルWiFiを設置することに疑問を持っている方も多いでしょう。では、ここで1つ質問です。
「民泊に訪れる方はどんな方が多いでしょう?」
サラリーマンや、日本人の旅行客もいらっしゃいます。しかし、比較的多いのは「訪日外国人」の方々です。
日本は世界中と比較しても、決してWiFi環境が充実した国ではありません。日本に来た訪日外国人の方からしたら、ネット環境の整った民泊は宿泊の必須条件。
つまり、ネット環境の整った民泊は宿泊の際の条件に入っているでしょう。
行きたい場所の検索や、マップを見たり、連絡を取ったりと、何を行うにもネット環境は必要です。そこで、民泊にWiFiを設置することで、上記の問題はすべて解決できます。
訪日外国人が困っていること
コロナ禍前の2020年に観光庁が実施した「訪日外国人が困ったこと」では、無線LAN環境が11%。徐々に公共施設などで無料WiFiが利用できる場所も増えてきてはいますが、空港などでWiFi・SIMカードをレンタルする外国人観光客が多いのが実情です。
ただ旅行者用のポケット型WiFiやSIMカードは無制限ではないので、民泊でもWiFiを利用できると便利なのはいうまでもありません。訪日外国人の多くはインターネット環境に関して困っているのです。
民泊にWiFiが必要であることについては、ご理解いただけたのではないでしょうか。
とはいえ、民泊にWiFiを設置することは、どんなメリットがあるのでしょうか。続いては、具体的なメリットを確認していきましょう。
Airbnbなどの民泊にレンタルWiFiサービスを設置するメリット
さっそく、Airbnbなど民泊にレンタルWiFiサービスを設置するメリットを確認していきましょう。今回ご紹介するメリットは、以下の4点です。
- 民泊利用者からの口コミ・評判が良くなる
- 契約期間の縛りがない
- 多言語に対応したサポートが受けられる
- 端末故障時でも安心保障付き
民泊利用者からの口コミ・評判が良くなる
WiFiを設置していない民泊と比較すると、WiFiのある民泊のほうが利用者からの評価が高い傾向にあります。観光中のネット検索や飲食店探し、SNS投稿などになくてはならないのがインターネット環境です。
ポケット型WiFiルーターが設置されているかどうかは、Airbnbなどの民泊仲介サービスで確認できるため、民泊WiFiがあるほうが予約率は上がるでしょう。
また、宿泊中は外にも持ち出せるので、ゲストの方がネット環境に困ることもなくなります。
結果的にゲストの満足度が向上するため、WiFiを設置していない民泊と比較して口コミ・評判が良くなると言えます。
もちろん、民泊にポケット型WiFiを設置することで毎月一定のコストがかかりますが、得られるメリットを考えると有意義な投資と言えるでしょう。
契約期間の縛りがない
多くの民泊WiFiは、レンタルなので契約期間の縛りがなく、好きなタイミングで解約できるのもメリットです。一般的な固定回線やポケット型WiFiの場合、2年ほどの契約期間があります。
契約期間内に解約すると、解約違約金や端末代金の支払いなどで数万円もの費用が発生することも。
しかし、そのようなWiFiは民泊に向いているとは言えません。なぜなら、旅行にも繁忙期と閑散期があり、繁忙期のみ民泊として貸し出す場合は、閑散期に毎回WiFiを解約する必要があるからです。
自分のタイミングでWiFiを解約できないのはあまり合理的とは言えません。その点、民泊WiFiであれば、3ヶ月だけの利用でも、1年間の利用でも問題ないので安心です。
多言語に対応したサポートが受けられる
民泊WiFiを契約すると、多言語(英語、中国語、韓国語など)のサポートが受けられるサービスも利用できます。具体的には、外国人観光客とのやりとり代行・各国で使われているメッセージSNSでの対応など。
つまり、外国人ゲストからの質問などにも柔軟に対応することができます。日本語以外の言語は苦手という民泊運営者でも、安心して外国人ゲストを迎え入れることが可能です。
また、民泊WiFiのルーターの機能としてもメリットがあります。民泊WiFi以外のポケット型WiFiは、日本語でしか操作できないのが一般的です。
一方で、民泊WiFiの場合は、端末自体が多言語変更に対応しているので、外国人でも問題なく操作できるでしょう。
端末故障時でも安心保障付き
民泊を運営している以上、様々なお客様が宿泊します。民泊WiFiの破損・水没・紛失などが起きてしまうこともあるでしょう。多くの民泊WiFiでは、端末代を補償してくれる場合が多いです。それだけでなく、盗難や紛失に対しても補償してくれます!
上記の理由でWiFiが使えなくなっても、一時的に代替のWiFiルーターを送ってくれるため、ゲストにも不便を感じさせることはありません。
以上が、民泊WiFiのメリットとなります。民泊運営者に合わせた機能が豊富な点は嬉しいポイントです。
とはいえ、民泊WiFiにもデメリットはあります。デメリットについては、次章で見ていきましょう。
他のポケット型WiFiと比較した民泊WiFiのデメリット
民泊WiFiは、一般的なポケット型WiFiと比較して2つのデメリットがあります。あらかじめ確認しておきましょう。
民泊WiFiのデメリット
- 端末のスペックが低い
- 無制限では利用できない
端末のスペックが低い
一般的なポケット型WiFiと比較して、民泊WiFiで利用できる端末のスペックは低いです。実際に大手ポケット型WiFiのWiMAX・ドコモなどと、民泊WiFiのスペックを確認してみましょう。最大通信速度の比較
famifi | 民泊WiFi | 440Mbps |
---|---|---|
民泊WiFi (JP MOBILE) |
187,5Mbps | |
民泊レンタル WiFi |
165Mbps | |
WiFiレンタル ドットコム |
150Mbps | |
SPACE Wi-Fi | 150Mbps | |
WiMAX | 一般的な ポケット型WiFi |
3,900Mbps※ |
ドコモ | 4,900Mbps |
上記のとおり、民泊WiFiと一般的なポケット型WiFiでは、通信速度で大きな差が出ることがわかります。
では、ゲストが利用するうえで、民泊WiFiは十分な通信速度と言えるのでしょうか。実際に、各サービスを利用する際に必要な通信速度の目安は以下のとおりです。
快適な通信速度の目安
用途 | 快適な回線速度 |
---|---|
LINEのメッセージ | 0.1Mbps~1Mbps |
Webサイト閲覧 | 0.2Mbps~2Mbps |
YouTube動画(低画質) | 1Mbps~3Mbps |
ZOOM | 10Mbps~15Mbps |
民泊WiFiの通信速度でも、インターネット検索・スマホでの動画視聴などをする分には十分な通信速度です。しかし、高速な通信速度を必要とする民泊には向いていません。
具体的には、同時に大人数がWiFiを利用する場合や、テレビなどの大型モニターで動画視聴をする場合が考えられる民泊です。そういった民泊の場合、通信速度には満足できないかもしれません。
民泊WiFiは気軽に利用できるのがメリットですが、高速・大人数などでの利用には向いていないので注意が必要です。
無制限では利用できない
一般的に民泊WiFiは、データ通信量を無制限では利用できません。一定以上の通信量を利用すると、速度制限にかかってしまいます。では、どれだけのデータ通信量が使えるのか。実際に各サービスの詳細を確認していきましょう。
なお、比較対象としてポケット型大手であるWiMAXやドコモのデータ通信量もご紹介します。
データ通信量の比較
famifi | 民泊WiFi | 3日で10GB |
---|---|---|
民泊WiFi (JP MOBILE) |
1日3GB | |
民泊レンタル WiFi |
無制限 ※利用状況によって 制限あり |
|
WiFiレンタル ドットコム |
1日3GB | |
SPACE Wi-Fi | 1日2GB | |
WiMAX | 一般的な ポケット型WiFi |
無制限 |
ドコモ |
上記のとおり、WiMAXやドコモであれば無制限使えるものの、民泊WiFiの場合は無制限ではありません。
この民泊WiFiのデータ容量で、どれだけインターネットが使えるのかイメージしやすいよう、各サービスで消費するデータ通信量の目安もご確認ください。
Webサービスの容量について
利用内容 | 1GBあたり | 5GBあたり |
---|---|---|
Webページ閲覧 | 約3,333ページ | 約16,666ページ |
YouTube(通常画質) | 約1時間30分 | 約7時間30分 |
YouTube(高画質) | 約45分 | 約5時間25分 |
LINE音声通話 | 約55時間30分 | 約277時間30分 |
ZOOMビデオ通話 | 約1時間30分 | 約7時間30分 |
ご覧のとおり、数人しか宿泊できない民泊の場合は、民泊WiFiのデータ通信量で十分です。
一方で大人数で利用する場合など、データ通信量を大幅に消費すると、すぐ速度制限にかかってしまうので注意しましょう。
ここまで民泊WiFiのメリット・デメリットをご確認いただき「民泊WiFiを契約したい」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
次章では、実際に当サイトが厳選したおすすめの民泊WiFiをご紹介します。
民泊WiFiの月々の料金相場比較と当サイト厳選ランキング
さっそく、民泊WiFiのなかから当サイトが厳選したおすすめランキングを発表します。
民泊WiFiのランキングは、「月額料金」「特典内容」「特典安心度」「発送の早さ」「サポート対応」「口コミ評判」の6つの比較ポイントを基に決定しました。
一般的に民泊WiFiのレンタル料金の相場は月々3,500~4,500円程度なので、1年間契約した場合、おおよそ50,000~60,000円ほどになります。
以上の料金相場を踏まえて、あなたにあった民泊WiFiを見つけてみてください!
総合比較ランキング第1位!SPACE Wi-Fi
月額料金 | 特典内容 | 特典安心度 |
---|---|---|
100点 | 90点 | 90点 |
発送の早さ | サポート対応 | 口コミ評判 |
90点 | 95点 | 90点 |
実質月額料金(1年契約の場合):
4,048円
端末代金、初期費用、初回送料、契約手数料、解約事務手数料、解約違約金のすべてが無料の契約へのハードルが低い民泊WiFiです。
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総合比較ランキング第2位!famifi
月額料金 | 特典内容 | 特典安心度 |
---|---|---|
85点 | 95点 | 95点 |
発送の早さ | サポート対応 | 口コミ評判 |
92点 | 90点 | 90点 |
実質月額料金(1年契約の場合):
4,839円
民泊専用モバイルWiFiルーターの「famifi」は業界最速かつ業界最安値を宣言している大手民泊運営代行会社「familiar link」が販売する民泊WiFi。
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総合比較ランキング第3位!民泊WiFi
月額料金 | 特典内容 | 特典安心度 |
---|---|---|
90点 | 78点 | 85点 |
発送の早さ | サポート対応 | 口コミ評判 |
92点 | 98点 | 89点 |
実質月額料金(1年契約の場合):
4,470円
民泊WiFiの業界シェアNo.1を誇るJPモバイルが販売する民泊WiFiです。契約台数は5,000台を越え、信頼のある大手民泊WiFi。
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SPACE Wi-Fiがおすすめとお伝えしましたが、他の民泊WiFiと比較して通信速度は高速なのでしょうか?
実際にいくつかの民泊WiFiとSPACE Wi-Fiの通信速度を比較してみます。
最大通信速度の比較
famifi | 440Mbps |
---|---|
民泊WiFi(JP MOBILE) | 187,5Mbps |
民泊レンタルWiFi | 165Mbps |
WiFiレンタルドットコム | 150Mbps |
SPACE Wi-Fi | 150Mbps |
SPACE Wi-Fiよりも最大通信速度が速い民泊WiFiがあるという結果に。ただ最大通信速度は気にする必要がありません。
というのも、最大通信速度の100Mbps程度の違いは、実際に利用した際の通信速度にあまり影響を及ぼしません。どの民泊WiFiを契約しようが、同程度の通信速度になると考えていいでしょう。
まとめ
ここまで民泊WiFiのメリット・デメリットなどを確認しましたが、いかがでしたでしょうか?最後にもう一度民泊WiFiに関しておさらいをしていきましょう。
民泊WiFiのまとめ
民泊WiFiに関してのまとめは以下のとおりです。そもそも民泊WiFiとは?
- 民泊向けに提供されているポケット型WiFiサービスのこと
- 特に外国人観光客からのニーズは大きいのでWiFiの設置が必須
民泊WiFiのメリット
- 民泊自体の口コミ・評判に繋がる
- 契約期間に縛りなく利用できる
- 多言語のサポートサービスが付帯されている場合がある
- 端末の故障・紛失が発生しても保証してくれる
民泊WiFiのデメリット
- 端末自体のスペックはあまり高くない
- 使いすぎると通信制限にかかる
以上を踏まえて、民泊WiFiで最もおすすめなSPACE Wi-Fiについて、おすすめポイントを解説していきます。
おすすめは民泊WiFi最安のSPACE Wi-Fi
現在おすすめの民泊WiFiは、最安で利用できるSPACE Wi-Fiです。SPACE Wi-Fiの特徴といえばなんと言っても料金のお得さ。月額料金の4,048円以外の料金は一切発生しません。
また、言語対応は英語・中国語と、ほとんどの外国人観光客をカバーできるので安心できるでしょう。
ただ、端末を紛失・故障などさせてしまった場合の機器損害金は高額なので注意が必要です。
端末保証オプションに加入している場合は11,000円、未加入の場合は44,000円の機器損害金が請求されます。
まとめるとSPACE Wi-Fiがおすすめな人は以下のとおりです。
SPACE Wi-Fiがおすすめな人
- とにかく安い料金でWiFiを契約したい
- 中国人の観光客が多く宿泊する
上記に1つでも当てはまる方にはSPACE Wi-Fiは非常におすすめ! 契約期間の縛りがなく、料金も最安級であるSPACE Wi-Fiについては、以下から確認ください。
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レンタルではなく購入ならカシモWiMAXも1つの選択肢
レンタルではなく、ポケット型WiFiの購入を検討している方もいらっしゃるでしょう。
そんな方には、民泊WiFiではない一般的なポケット型WiFiのカシモWiMAXも1つの選択肢です。その理由は以下のとおり。
カシモWiMAXがおすすめな理由
- データ容量を完全に無制限で利用できる
- 通信速度が3,900Mbps~と光回線並(民泊WiFiは150Mbps)
- 安心のau回線が利用できる
カシモWiMAX WiMAXの詳細を簡単に確認していきましょう。
カシモWiMAXの基本情報
データ通信量 | 無制限 |
---|---|
契約期間 | 実質2年 ※端末代が2年間の継続利用で無料になるため |
取扱端末 | Speed Wi-Fi 5G X12 |
端末料金 | 0円 (2年間利用した場合) |
初期費用 | 3,300円 |
実質月額料金※ | 3,792円 |
最大通信速度 | 3,900Mbps |
エリア | au4G LTE、au5G、WiMAX2+ |
解約金 | なし |
多言語対応 | なし |
解約金 | なし |
見てのとおりカシモWiMAXは、無制限使えて通信速度が高速。さらに、料金もお得なので、ポケット型WiFiとして考えるなら最もおすすめのサービスとなっています。
ただし、民泊WiFiとして利用する場合、カシモWiMAXは以下のデメリットがあるので注意が必要です。
カシモWiMAXのデメリット
- 多言語対応していない
- 実質契約期間に縛りがある
そのため、カシモWiMAXを民泊で利用する場合は、以下のような方におすすめといえます。
カシモWiMAXを民泊で利用すべき方
- ゲストに日本人が多い
- 契約期間を気にせず、ハイスペックな端末をお得に使いたい方
- どの部屋でも繋がる、固定回線のようなWiFiとしても利用したい
- 通信速度・通信量にこだわりたい
上記のような方にはカシモWiMAXがおすすめできるでしょう。現在カシモWiMAXでは、25,600円のキャッシュバックを実施中です。
お得にハイスペックなポケット型WiFiをお探しの方は、以下のページからお早めにご確認ください!
\高速回線を無制限で/
カシモWiMAXの詳細はこちらから
※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。