WiMAX+5Gの通信速度が遅い場合の原因と対処法を解説

WiMAX+5Gの通信速度が遅い場合の原因と対処法を解説
  • 最終更新日:2025年3月27日
WiMAXの速度が遅い5つの原因とその対処法
「速度が速いって聞いたのにWiMAXが使い物にならない」

「WiMAXが遅いって評判がチラホラあって契約するのが不安…」

こういったお悩みがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?WiMAX2+、au 4G LTE、au 5Gの3種類の回線が使えて、下り最大速度4.2Gbpsと固定回線並みの早さがウリのWiMAX。

最大4.2Gbpsは理論上の速度のため、実際の下り速度ではここまで高速ではありません。しかし、通常利用に支障をきたすほど、WiMAXが遅いときには確実に回線以外のところにも理由があります。

それは、WiMAXルーターの設定や利用している場所など様々です。

こちらでは、そんなWiMAXを遅いと感じる原因、及び解決策を徹底解説します。

実際に、WiMAXを利用している筆者だからこそ感じた経験をもとにお話しているので、みなさんに近い視点でお話できるはずです!

なぜWiMAXが遅いと感じるのか、その改善はどうやってできるのか一緒に解明していきましょう。




宮城紘司

【新聞社推薦】
通信プロバイダ比較の専門家 宮城紘司

通信サービスに関する正しい情報を届ける「WiMAX比較.com」の編集長を務める他、ネット回線専門家として、通信プロバイダや通信端末の比較記事における監修も務める。WiMAX比較.comは、ポケット型WiFi関連の最新情報を発信し、7年間で累計5万人以上のネット回線契約をサポートしています。監修者について

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WiMAXが遅いと感じたら、まずは端末スペックや速度制限、通信障害を確認

ワイマックスが遅いときに確認するのは端末スペックや速度制限、通信障害です

WiMAXが遅い原因はいろいろと考えられますが、まずは最初に確認していただきたいことから解説します。それは、以下の3点です。

  • 端末のスペックは十分か
  • 速度制限になってないか
  • 通信障害が発生していないか

ポイント

速度が遅い原因を見る前に、まずは知っておいてほしい前提知識があります。

それは、WiMAXの速度に関しては、プロバイダごとの違いはないということ。UQWiMAXやGMOとくとくBB、BIGLOBEなど、WiMAXプロバイダは複数ありますが、全て同じ回線を使用しています。

つまり、「特定のプロバイダが遅い」などということはなく、プロバイダを乗り換えても根本的な解決には繋がらないので注意しましょう。

まずは端末の最大通信速度を確認

WiMAXルーターのスペックによっては、通信速度が遅いと感じられることがあります。現在利用できるWiMAX端末のスペックは以下のとおりです。

WiMAXモバイルルーター比較表

  
WiMAX
ルーター
DOCK 5G 01
(5G対応機種)
最新端末
X12
(5G対応機種)
X11
(5G対応機種)
SCR01
(5G対応機種)
DOCK 5G 01画像 X12画像 X11画像 SCR01画像
発売日 2025/3/272023/6/1 2021/10/15 2021/4/8
下り最大
通信速度
3.5Gbps
(3,500Mbps)
3.9Gbps
(3,900Mbps)
2.7Gbps
(2,700Mbps)
2.2Gbps
(2,200Mbps)
上り最大
通信速度

286Mbps

183Mbps

75Mbps


【要注意】DOCK 5G 01が契約できるプロバイダは限られている
DOCK 5G 01が新発売

DOCK 5G 01は最新端末のため、WiMAXプロバイダによってはまだ旧端末X12しか販売していない場合があります。

DOCK 5G 01はX12と比べ最大接続台数が多く、バッテリー容量も優れているため、X12よりもおすすめです。さらに、DOCK 5G 01は同梱されているドックに装着することで、通信速度や通信品質が向上し、より安定したインターネット接続が実現できます。

WiMAXのモバイルルーターをお求めの方は、DOCK 5G 01を最安で提供しているカシモWiMAXからの契約がおすすめです!

WiMAXホームルーター比較表

WiMAX
ルーター
L13
(5G対応機種)
最新端末
L12
(5G対応機種)
L11
(5G対応機種)
L13の画像 L12の画像 L11の画像
発売日 2023/6/1 2021/11/5 2021/6/4
下り最大
通信速度
4.2Gbps
(4,200Mbps)
2.7Gbps
(2,700Mbps)
2.7Gbps
(2,700Mbps)
上り最大
通信速度

286Mbps

183Mbps


5G対応の新しい端末であるDOCK 5G 01・X12、そして旧端末のX11とSCR01の差は大きいことがわかります。

ただ上記の数値は「全ての条件が揃った時に出る可能性がある速度」に過ぎません。実際に理論値の速度で使えることはないと言っていいでしょう。

では、実際に当サイト編集部が計測したWiMAXの速度も紹介します。

WiMAX通信端末の実測値比較表

通信端末 DOCK 5G 01 X12 X11 SCR01 L13 L12 L11
平均実測値
(下り)
未計測 116.4 64.02 118.56 207.2 285 225.6
平均実測値
(上り)
未計測 6.87 11.03 32.1 9.37 40.76 83.42
※通信速度はすべてMbps表記
※東京23区内17時~21時に4G回線で5回測定した平均値


ご覧のとおり、端末ごとに通信速度速度で大きく差があることがわかります。このことから、WiMAXの回線速度が遅い原因は、端末のスペックにあるかもしれません。

スペックが原因で通信速度が遅い場合は、機種変更をする必要があります。同じプロバイダで機種変更をするのか、今のプロバイダを解約して乗り換えるのかをしっかり検討して、機種変更することをおすすめします。

遅い原因は速度制限?データ通信量の上限について

次に考えられる原因は、速度制限です。

WiMAX +5Gが利用できる「ギガ放題プラスプラン」。そのギガ放題プラスプランは、これまで「3日15GB」という制限がありました。ですが、2022年2月よりWiMAX+5Gの制限は撤廃され、現在は月間データ容量が無制限となっています。

ただし、WiMAXを無制限で使えるのは「スタンダードモード」を利用した場合のみ。auのプラチナバンドを利用し、より広いエリアで快適に使える「プラスエリアモード」を利用している場合、月間30GBを超過すると月末まで速度制限がかかります。

旧プランである「ギガ放題プラン」の場合も、3日で10GB以上のデータ容量を利用すると速度制限(夜間のみ)がかかるので注意しましょう。

WiMAXの通信制限については下記の表をご覧ください。

WiMAXの通信量

端末名 モバイルルーター:
DOCK 5G 01、X12、X11、SCR01
ホームルーター:
L13、L12、L11
スタンダードモード 無制限
プラスエリアモード 30GB/月

WiMAXのルーターでは、初期設定がスタンダードモードになっています。しかし、プラスエリアモードは申し込み不要で、設定変更するだけで使えるため、意図せず利用してしまっているかもしれません。

WiMAXが遅いと感じる方は、プラスエリアモードで速度制限になっていないか、WiMAXルーターを確認しましょう。

WiMAXが遅い場合は、通信障害が発生している可能性も

WiMAX回線に障害が発生している場合も、速度が遅くなる可能性があります。その場合、UQ WiMAXの公式サイトで障害やメンテナンス状況を確認できます。

WiMAXプロバイダが障害をまだ把握できていない可能性もあるので、急ぎの場合はTwitterなどで「WiMAX 遅い」などとリアルタイム検索してみても良いでしょう。

遅い原因がWiMAX回線の障害だとわかれば、ユーザー側でできることは特にありません。むやみに更新を繰り返してWiMAX回線に負担をかけるのではなく、復旧を待ちましょう。

以上、速度が遅い場合にまずは確認していただきたい、端末スペックや通信制限、通信障害について解説しました。

これらが原因ではない場合、WiMAXの通信環境や使い方に問題があるかもしれません。次章で詳しく見ていきましょう。

WiMAXが遅い5つの原因と対処法

繋がらない原因とその対処方法について解説します

WiMAXが遅い理由が、通信量や端末のスペックではない場合は、別の原因が考えられます。WiMAXの速度が遅い場合、以下の5つも確認しておきましょう。

WiMAXの速度が遅い5つの原因

  1. 通信エリア外で遅い
  2. ルーターの設置環境
  3. ルーターの設定
  4. 接続台数が多すぎる
  5. 夜など混雑時間帯に通信が集中している

WiMAXが遅い原因の確認方法や、対処法を解説しているのでぜひ参考にしてください。

通信エリア外で遅い

WiMAXのサービスエリア外での利用は、回線速度が遅い原因になります。通信エリア外だった場合は、エリア内へ移動しましょう。

ここからは、WiMAXの通信エリアの確認方法を見ていきます。

サービスエリアの確認方法

WiMAXを使っているエリアがサービスエリア内かどうかは、以下から検索できます。

引用:UQ WiMAXエリア確認ページ

WiMAX+5GはWiMAX2+、au 4G LTE、au 5Gの3種類の回線が使えるサービスのため、5G回線に対応していないエリアでも高速通信が可能です。WiMAXの人口から見たカバー率は90%後半。ほとんどの方はエリア内で利用できます。

しかし、田舎や山間部など電波が弱い場所もあるため、上記を参考にサービスエリア内かどうかを確認しましょう。

ルーターの設置環境

WiMAXは無線の電波を利用して通信するため、基地局・ルーター・デバイス(スマホなど)の間に障害物があったり、電波干渉が発生していたりすると速度が低下します

こちらの対処法を紹介する前に、まずはWiMAX回線とLTE回線が主に利用している周波数帯の違いをご覧ください。

WiMAX回線とLTE回線の周波数帯の違い
通信技術 主な周波数帯
LTE 800MHz帯
WiMAX(スタンダードモード) 2.4GHz帯、5GHz帯

表にもあるように、LTEは800MHz帯の低い周波数帯を主に利用しています。各通信会社がプラチナバンドと呼んでいる周波数帯です。一方、WiMAXは2.4GHz(2,500MHz)以上の高い周波数帯を使用しています。

電波は、周波数帯が高くなればなるほど、障害物をうまく回り込めないという特性があります。したがって、WiMAXの速度が遅い場合は、障害物の有無など設置環境を見直す必要があるのです。

また、障害物が無くても、WiMAXと同じ2.4GHzの周波数帯を使用している電子機器が多くある場合、電波が干渉して遅くなる可能性もあります。

ここからは、上記の原因で通信速度が遅い場合の対処法を紹介します。

  • ルーターの置き場所を窓際などに変える
  • 電波干渉を防ぐ
  • 有線接続する

ルーターの置き場所を窓際などに変える

WiMAX端末が壁や障害物に囲まれている場合、端末の設置場所を窓際などへ変えてみましょう。また、WiMAXへ接続するパソコンやスマホなども端末の近くで操作することをおすすめします。

特に、金属など電波を反射しやすい素材のものが近くにあるとWiMAXの電波が悪影響を受けるかもしれません。各WiMAX端末の電波表示も確認しながら、通信が安定しやすい場所を探しましょう。

電波干渉を防ぐ

WiMAX端末を含む複数の電子機器が、同じ周波数帯を使っている場合、電波同士が干渉して通信が不安定になります。

WiMAXと同じ2.4GHz帯を使っている機器の例を以下にまとめました。

WiMAXと同じ2.4GHzの周波数帯を使う機器

  • 電子レンジ
  • コードレス電話
  • 各種Bluetooth機器
  • 隣の家のWi-Fi

上記のような電子機器を使っていると、WiMAXの電波とバッティングして通信が不安定になり、回線速度が遅い原因に。

電波干渉する機器はオフにするか、十分に距離を置いてWiMAXルーターを設置してみてください。

どうしてもWiMAXとの電波干渉が防げない環境にいる場合は、後述するように5GHz周波数帯に設定してみましょう。

有線接続する

デスクトップパソコンなどのデバイスを利用している場合は、WiMAXルーターを有線接続するのも対処法の1つ。

WiMAXは、USBケーブルやLANケーブルを介してデバイスと接続可能です。多少の手間はかかりますが、電波による影響を考える必要がなくなるためおすすめです。

ルーターの設定に問題がある場合も

ルーターの設定に問題がある場合や、各機器の一次的な不具合などが原因で速度が遅くなっている可能性もあります。その場合に、簡単に試せる3つの対処法を解説します。

  • ルーターとパソコン・スマホなどの接続端末を再起動
  • 2.4GHzまたは5GHzへ周波数帯を切り替える
  • ハイパフォーマンスモードを利用する

ルーターとパソコン・スマホなどの接続端末を再起動

ソフトウェアのバグなどが原因でWiMAXが遅くなるケースも少なくありません。遅い原因がわからない場合は、各機器を再起動してみましょう。

その場合、WiMAXルーターだけでなく、接続するパソコンやスマホなどのデバイスも再起動することをおすすめします。

2.4GHzまたは5GHzへ周波数帯を切り替える

デバイスをWiMAXに接続する場合、WiFi設定画面で2.4GHzと5GHzを選択可能です。各周波数帯は以下のように特徴が異なるので、設定を切り替えることで速度が改善されるかもしれません。

2.4GHz帯 障害物に強いが、電波干渉しやすい
5GHz帯 障害物に弱いが、電波干渉しにくい

WiMAX端末の設置環境によって、2.4GHz帯、5GHz帯どちらが適しているかは異なります。現在使っている周波数帯が遅いと感じた場合、もう一方の周波数帯へ切り替えてみるのもおすすめです。

ハイパフォーマンスモードを利用する

WiMAXのルーター設定をハイパフォーマンスモードに切り替えることで速度が改善するかもしれません。

WiMAXには、「ハイパフォーマンスモード」「ノーマルモード」「エコモード」の3種類の省電力モードがあります。

この中でも、ハイパフォーマンスモードでは消費電力が増えるものの、パフォーマンスを最優先して通信を行うことが可能です。

接続台数が多すぎて速度が遅い

WiMAXの速度が遅い原因は、複数の機器に接続しているためかもしれません。WiMAX+5G対応ルーターの最大接続台数は、以下のとおりとなっています。

DOCK 5G 01 X12 X11 SCR01 L13 L12 L11
最大接続台数(Wi-Fi) 48台 16台 16台 10台 32台 40台 30台

しかし、最大接続台数はあくまで「接続できる台数」であり、「快適に利用できる台数」ではありません。接続台数が多い場合の対処法を見ていきましょう。

未使用機器との接続を切る

WiMAXの接続台数が多い場合は、接続台数を減らすしか対処法がありません。WiMAXへ接続中の機器で、利用していないものがあれば接続を切りましょう。

接続機器が多いほど、WiMAXの速度は遅くなる傾向にあります。

夜の混雑時間帯などWiMAX回線自体が遅い

前述のとおり、 WiMAX+5Gはスタンダードモードであれば通信制限なく無制限に利用可能です。しかし、一定期間内に大量のデータ通信があった場合にはWiMAXの通信速度が制限されることとなっています。

つまり、夜間など通信が混雑する時間帯にはWiMAXの速度が低下する可能性があるのです。毎日同じ時間帯に遅いと感じる場合は、WiMAX回線が混雑していることが原因かもしれません。

混雑時間帯を避けて通信速度を計測する

WiMAXが遅い原因が回線の混雑によるものか確かめるために、さまざまな時間帯で通信速度を計測してみましょう。

明らかに毎日同じ時間帯で速度が遅いとのデータが出た場合は、WiMAX回線の混雑によるものと考えられます。

その場合は、混雑している時間帯を避けるなど、WiMAXを使う時間帯を変更してみるのがおすすめです。

それでもWiMAXのスピードが改善しない場合の対策

スピードが改善されない場合の対策とは

ご紹介した対処法をすべて試しても、速度が改善せず「遅いままだ……」という方もいるでしょう。

その場合は、時間と手間がかかってしまいますが、WiMAXプロバイダに問い合わせをしたり、解約を検討したりする必要があるでしょう。

プロバイダに問い合わせ

WiMAX+5Gが遅い原因の1つとして、ルーターの故障も考えられます。故障が疑われる場合は、WiMAXプロバイダに問い合わせ、端末の交換などを依頼しましょう。

主要なWiMAXプロバイダの問い合わせ先は以下のとおりです。

公式サイトURL 電話番号 受付時間
UQ
WiMAX
https://www.uqwimax.jp/popup/
wimax/contact/
0120-929-777 年中無休
9:00-21:00
カシモWiMAX https://www.ka-shimo.com/contact/ 050-3185-6551 10:00-17:00
(年末年始除く)
BIGLOBE https://support.biglobe.ne.jp/
ask/detail/a04.html
0120-68-0962 年中無休
09:00-18:00
5G
CONNECT
https://onl.sc/R2cSUez 050-3645-2674 平日 10:00-19:00

WiMAXを解約

上記の対処法をすべて試し、かつ問い合わせをしても問題が改善されない場合、WiMAXを解約するしか方法はありません。

ただし、WiMAXのプロバイダは共通の回線を利用しているので、プロバイダを乗り換えても速度は改善されません。WiMAXがどうしても繋がらない場合は、WiMAX以外のポケット型WiFiへ乗り換える必要がある点に注意しましょう。

まとめ

まとめ

ここまでWiMAXが遅い原因と、対処方法を解説しました。これまでお伝えした内容を改めてまとめます。

まず確認したいこと

  • ルーター端末のスペック
  • プラスエリアモードで速度制限にかかっていないか
  • WiMAXに通信障害やメンテナンスが発生していないか

速度が遅い原因と対処法

  • 原因1 通信エリア外で遅い
  • →エリア検索でサービスエリア内か確認する
  • 原因2 ルーターの設置環境
  • →ルーターの設置場所を、電波が届きやすい窓際などに移動してみる
  • 原因3 ルーターの設定
  • →周波数帯を2.4GHzから5GHzに切り替えてみたり、ハイパフォーマンスモードを利用する
  • 原因4 接続台数が多すぎる
  • →未使用機器との接続を切る
  • 原因5 夜など混雑時間帯に通信が集中している
  • →WiMAXの使用時間帯ををずらす


上記を試しても回線が遅いままの場合は、WiMAXプロバイダへ問い合わせる解約を検討するしかありません。WiMAXは解約のタイミングによって解約金がかかるので、下記のページをご覧になり、できるだけ解約金がかからない方法でWiMAXを解約するのをおすすめします。


WiMAXの損をしない解約方法

よくある質問

よくある質問について回答します

最後にWiMAXの速度に関して、よくある質問に回答していきます。

WiMAXが遅い原因と対処法は?

WiMAXの速度が遅い場合の対処方法は以下のとおりです。

  • ルーター端末のスペックが低い
  • →端末の機種変更をする
  • プラスエリアモードで速度制限にかかっている
  • →スタンダードモードへ切り替える
  • WiMAXに通信障害やメンテナンスが発生している
  • →WiMAX回線が復旧されるのを待つ
  • 通信エリア外で遅い
  • →エリア検索でサービスエリア内か確認する
  • ルーターの設置環境
  • →ルーターの設置場所を、電波が届きやすい窓際などに移動してみる
  • ルーターの設定
  • →周波数帯を2.4GHzから5GHzに切り替えてみたり、ハイパフォーマンスモードを利用する
  • 接続台数が多すぎる
  • →未使用機器との接続を切る
  • 原因5 夜など混雑時間帯に通信が集中している
  • →WiMAXの使用時間帯ををずらす

速度制限にかかってしまうのは何GB?

WiMAX+5Gのプラスエリアモードでは、月間30GBを超えると当月末までの通信速度が送受信最大128Kbpsに制限されます。月末まで待てば制限は解除されるのでご安心ください。

一方、スタンダードモードはデータ量無制限なので基本的に速度制限はありません。

WiMAXプロバイダによって速度は違う?

Broad WiMAX、GMOとくとくBBなどWiMAXにはさまざまなプロバイダが存在しますが、いずれも共通のWiMAX回線を利用しているため、どのプロバイダでも速度は変わりません。