ワイマックスの端末WX06のスペックや機能について解説

WX06はおすすめ?WiMAX2+最新端末と旧機種W06・WX05を比較!
  • 最終更新日:2024年3月13日
ワイマックスツープラス最新機種WX06のスペックを比較

【注意事項】】

当ページでご紹介しているモバイルルーター「WX06」は各WiMAXプロバイダで、WX06の新規販売を終了しています。現在販売しているWiMAXのルーター情報については、以下のボタンから確認できます。

最新のWiMAX端末情報について知りたい方は下記のページをご覧ください!

WiMAXの
最新ルーター情報はこちら


WX06では、「WiFiバンドステアリング」「QRコードスキャン」などの新機能を数多く追加。繋がりやすさ、使いやすさといった部分が従来の機種よりも大幅に向上しています。

約1年ぶりの新機種登場ということもあり注目を集めるWX06ですが、果たしてWiMAXの契約時にこの機種を選ぶのは正解なのでしょうか?

そこで、当サイトではWX06の特徴やスペックについて徹底調査。他機種と比較することによって、WX06は「買い」であるのかについて解説します!WiMAX 2+最新機種WX06への乗り換えや新規契約に興味を持っている方は、当ページを是非ご一読ください。

それでは、一緒に見ていきましょう!




執筆者

WiMAX比較.com編集部

年間最高1,000万PVの通信系比較メディア「WiMAX比較.com」を運営する編集部です。
通信領域に精通するメンバーで構成している当編集部は、WiMAXを始めとするポケット型WiFi関連の最新情報を発信し、7年間で累計5万名様以上のネット回線契約をサポートしています。運営会社情報



WX06の特徴は?スペックや新機能などを紹介!

WX06のスペックは?

早速ですが、WX06のスペックや特徴について見ていきましょう。

最初に、UQ WiMAX公式が発表したWX06のスペックをまとめてみました。以下の表をご確認ください。

Speed Wi-Fi NEXT WX06のスペック
端末画像 ワイマックスWX06
発売日 2020年1月30日
サイズ 111×62×13.3(mm)
重さ 127g
最大通信速度(下り) 440Mbps
最大通信速度(上り) 75Mbps
同時接続台数 16台
連続通信時間 14時間(エコモード)
クレードル 対応
機能 (新)WiFiバンドステアリング
(新)QRコードでかんたん接続
Wi-Fi設定お引越し機能

以上がスペック上のWX06です。とは言え、表で見ただけではWX06の特徴をイメージしにくいと感じている方もいらっしゃるはず。

そこで、ここからはWX06の特徴について文章と画像でより詳しくご紹介します。WX06の特徴はスペック表には現れにくい「つながりやすさ」の部分に隠れているのです!

新機能「バンドステアリング」でより繋がりやすく

WX06では、今までどのWiMAXルーターにもなかった新機能を実装しました。それが「バンドステアリング」と呼ばれる機能です。

バンドステアリングは一言でいうと、「通信に最適な周波数を判別し、自動で接続してくれる機能」のこと。

WiMAXにおけるWiFi通信では、2.4GHzと5GHzという2種類の周波数が存在しています。従来のルーターでは基本的に2.4GHzのWiFi通信に接続し、5GHzへ接続するためには、手動で設定することが必要でした。

しかし、WX06ではバンドステアリングによって2.4GHzと5GHzの通信状況を分析し、自動的に最適な周波数へ接続するようになっています。これによって従来の機種よりも、安定した通信を持続することが可能です。

WiMAXのモバイルルーター初!2.4GHzと5GHzの同時利用で、同時接続台数が16台に

WiMAXルーター初の2周波数同時利用 引用:UQWiMAX公式サイト(https://www.uqwimax.jp/wimax/products/wx06/)

WX06はWiMAXのモバイルルーターとして初めて2種類の周波数の「同時利用」が可能となりました。

1台のWX06に対して複数の通信機器(スマホやPCなど)を無線接続している場合、2.4GHzと5GHzの周波数を同時に利用することによって、安定した通信環境を実現!

同時接続台数も1世代前である「WX05」と比較して6台多い16台となりました。

「WiFi QRコード」のスキャンでWiFi接続がより簡単に

QRコードスキャンで簡単接続 引用:UQWiMAX公式サイト(https://www.uqwimax.jp/wimax/products/wx06/)

これまでのWiMAXルーターでも、QRコードを利用して手持ちの通信機器とルーターを接続することができました。ですが、専用アプリのインストールが必要ということもあり、利便性はイマイチ。

一方で、WX06のQRコードは一味違います。

なんと、端末に表示されるQRコードを読み取るだけで手持ちの通信機器とルーターの接続が完了!専用アプリのインストールも不要です。

WX06を複数人で利用するときなど役に立ちそうですね。

現在の使用通信容量がより分かりやすく

ホーム画面のデザインが進化 引用:UQWiMAX公式サイト(https://www.uqwimax.jp/wimax/products/wx06/)

WX06は、画面表示のデザイン面でも進化しました。ホーム画面上に、使用した通信容量がより分かりやすく表示されるようになっています。

これまでのルーターでは、「過去3日間で使用した通信容量」や「今月使用したハイスピードプラスエリアモードの通信容量」など、自分で設定した内容を1つだけホーム画面に表示することができました。

ですが、WX06では「過去3日間で使用した通信容量」と「今月使用したハイスピードプラスエリアモードの通信容量」を同時にホーム画面で確認することが可能!今月どのくらい使用したかが、一目で分かるようになっています。

拡張機器「クレードル」には引き続き対応

W06はクレードル対応 引用:UQWiMAX公式サイト(https://www.uqwimax.jp/wimax/products/wx06/)

前モデルの「WX05」で人気を博した、スタンド型の拡張機器であるクレードル。

WX06でも引き続きクレードルを取り扱っています。クレードルの機能は主に以下の3点。

  • バッテリー充電機能
  • 無線通信機能の強化
  • 有線接続ができるようになる

クレードルにはアンテナが4本内蔵。WX06単体使用時に電波が弱くなってしまう場所でも、クレードルと組み合わせて利用することで通信速度が向上します。

コンセントへの接続が必要となりますが、自宅でWX06を利用するのであれば用意しておきたい機器です。

クレードルは4,055円でWiMAX契約時に追加購入することができます。

他機種と比較!スペックが最も優れているのは?

WX06を他の機種と比較!

ここまで、WX06のスペックと特徴について詳しくご紹介しました!新機能目白押しのWX06ですが、W06やWX05といった旧機種よりも優れた機種であるかどうかを気にしている方は多いかと思います。

それでは、これからWiMAX 2+最新機種WX06と旧機種W06・WX05を比較してみましょう!

早速ですが、WX06と旧機種であるW06とWX05、それぞれのスペックを表にまとめてみました。

機種名 WX06 W06 WX05
端末画像 ワイマックスWX06 ワイマックスW06 ワイマックスWX05
発売日 2020年
1月30日
2019年
1月25日
2018年
11月8日
サイズ 約111×62×13.3(mm) 約128×64×11.9mm 約111×62×13.3(mm)
重さ 127g 125g 128g
最大通信速度
(下り)
440Mbps 1,237Mbps 440Mbps
最大通信速度
(上り)
75Mbps 75Mbps 75Mbps
連続通信時間
(ハイパフォーマンスモード)
8時間20分 5時間48分 8時間6分
連続通信時間
(エコモード)
14時間 10時間 13時間48分
同時接続台数 16台 16台 10台
クレードル対応 ×

以上が3機種の詳細スペックとなります。この情報をもとにWX06と旧機種を比較していきましょう!

WX05とWX06を比較 前モデルとどこが変わった?

最初に、1世代前のモデルであるWX05とWX06の違いを比較してみましょう。以下の表をご確認ください。

機種名 WX06 WX05
端末画像 ワイマックスWX06 ワイマックスWX05
発売日 2020年1月30日 2018年11月8日
サイズ 約111×62×13.3(mm) 約111×62×13.3(mm)
重さ 127g 128g
最大通信速度
(下り)
440Mbps 440Mbps
最大通信速度
(上り)
75Mbps 75Mbps
連続通信時間
(ハイパフォーマンスモード)
8時間20分 8時間6分
連続通信時間
(エコモード)
14時間 13時間48分
同時接続台数 16台 10台
クレードル対応

サイズを見ていただければわかるように、両機種のサイズはほぼ同じ。重さの違いはわずか1gです。

通信速度の面もWX05とWX06は全く変わりません。スペック上の違いとしては、連続通信時間が少しだけ長くなり同時接続台数が6台増えたことが挙げられます。

両機種を見比べた方の中には、「大してスペック変わってないじゃん」と感想を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ですが、両機種の違いはスペック以外の部分に現れています。先ほど紹介した「バンドステアリング」や「WiFiQRコード」といった機能はWX06にしかありません。

結論として、WX06はWX05から「繋がりやすさ」や「使いやすさ」という面で大きく進化を遂げた機種であると言えます。

HuaweiのW06とWX06を比較

それでは、もう1つの旧機種であるHuaweiのW06とWX06の2機種を比較してみましょう。結論から申し上げるとW06とWX06はそれぞれの長所と短所がはっきり分かれるという結果となりました。

以下の表にご注目ください。

機種名 WX06 W06
端末画像 ワイマックスWX06 ワイマックスW06
発売日 2020年1月30日 2019年1月25日
サイズ 約111×62×13.3(mm) 約128×64×11.9(mm)
重さ 127g 125g
最大通信速度
(下り)
440Mbps 1,237Mbps
最大通信速度
(上り)
75Mbps 75Mbps
連続通信時間
(ハイパフォーマンスモード)
8時間20分 5時間48分
連続通信時間
(エコモード)
14時間 10時間
同時接続台数 16台 16台
クレードル対応 ×

WX06とW06の違いは以下の3つ。

  • 連続通信時間
  • 最大通信速度
  • クレードルの有無

上記以外の部分ではほとんど互角であると言えるでしょう。

WX06は連続通信時間が非常に長く、W06と比較するとなんと1.4倍の長さとなっています。また、クレードルの取り扱いがあるのもWX06だけ。W06では契約時にクレードルを購入することができません。

その一方で、最大通信速度(下り)で比較するとW06が圧勝。WX06の3倍近い通信速度となっています。

ただし、WiMAXにおける「最大通信速度」の速さは、あくまで理論上の最高速度。実際にこの通信速度が出ることはほぼないと言っても過言ではありません。

W06の速度は実際に計測すると20~100Mbps程度に収まることがほとんどです。

また、実際の通信速度はルーター自体のスペックに加えて、計測環境やスペックに現れないルーターの「つながりやすさ」といった要素によって左右されます。

WX06とW06における実際の通信速度の差は、最大通信速度の差(約800Mbps)ほどはない、と言えるでしょう。

WX06とW06を比較した結論としては以下の通りです。

  • WX06はクレードルを使いたい、電池が長持ちするWiFiルーターを使いたいという人におすすめ。
  • 通信速度が速いWiMAXルーターを使いたいと考えているのであれば、W06のほうがおすすめ。

WX06についての紹介はここまでとなりますが、この記事では最後にWX06を契約したいと考えている方へ向けて当サイトでおすすめしている契約方法をお伝えしています。

この契約方法を知っているかどうかであなたがWiMAXをどのくらいお得に利用できるかが決まります。是非お読みください!

WiMAXを契約するおすすめの方法は?

ワイマックスを契約する方法

ここでは、WX06を契約するおすすめの方法について紹介します。契約前に確認することで、WX06をお得に手に入れましょう!

WX06を契約するにあたって、あなたが決めることは以下の2点となります。

  • プラン選び
  • プロバイダ選び

WiMAXのプラン選び

WiMAXには契約プランとして毎月7GBまで利用できる「通常プラン」と月間の通信量制限のない「ギガ放題プラン」の2種類が用意されています。

結論からお伝えするとおすすめのプランはギガ放題プラン。ギガ放題プランがおすすめである理由は2つあります。

  • 通常プランより700円多く支払うことで、大容量通信を実現できる。
  • 速度制限時の通信速度が1Mbpsと高速。

ギガ放題プランの場合も3日間で10GB以上利用すると、翌日の夜18時から6時間程度通信制限がかかります。ただし、通信制限中も1Mbpsの通信速度でネットを利用することが可能です。(通常プランの場合は128Mbps)

上記の理由から、当サイトではギガ放題プランの契約をおすすめしています。

WiMAXのプロバイダ選び

WiMAXの契約プランが決まったら次は契約代理店である「プロバイダ」選びに移りましょう。

WiMAXのプロバイダは20社以上。どのプロバイダを選んでも利用する回線は同じWiMAX回線で、通信速度や通信可能エリアといったスペック面で差が出ることはありません。

ただし、各プロバイダごとに全く異なる部分も存在します。

それが、「料金」。各プロバイダでは割引やキャッシュバックなど様々なキャンペーンを実施しており、契約後に支払うことになる料金はプロバイダごとに全く異なるのです。

つまり、WiMAXのプロバイダ選ぶためには各プロバイダの料金を比較する必要があります。ですが、20社以上あるプロバイダの料金を正確に比較するのは手間もかかる上に難易度も高いのが正直なところ。

できれば手間をかけずにプロバイダを選びたいですよね。

そこで、役に立つのが当サイトのプロバイダ比較。20社以上あるWiMAXプロバイダの最新情報を調査し、それぞれの料金を比較した結果についてお伝えしています。

この記事を読むことで「今月一番お得なプロバイダ」が分かるようになっているので、下記のリンクから内容を確認することをおすすめします。


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料金比較ページへ


(番外編)WiMAXを機種変更、または他社サービスからの乗り換えで契約しようと考えている場合

WiMAXを含め、あなたがポケット型WiFi・モバイルWiFiを既に契約しているなら、契約満了前に解約すると違約金が発生することはご存じかと思います。

WX06が欲しいと考えている方の中には、違約金の存在によって中々一歩を踏み出せないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、契約満了前でも違約金負担を極力減らしてWiMAXを新規契約する方法があります。

それが「GMOとくとくBB」の違約金負担キャンペーンを利用する方法です。

「GMOとくとくBB」の違約金負担キャンペーンは、現在利用中の他社サービスを解約する際に発生する違約金・端末代金を、最大40,000円までキャッシュバックしてくれます。

「BroadWiMAX」や「UQ WiMAX」のような他のWiMAXプロバイダを利用している人もキャンペーンの対象です。

違約金・端末残債の負担に悩んでいる方は、GMOとくとくBBについて詳しく知ることをおすすめします!


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WX06情報まとめ

WX06はおすすめのモバイルWiFiルーター?

ここまで、WiMAX 2+の最新ルーターWX06について見てきました。ここまでお伝えしたWX06についての情報を「①WX06の特徴」と「②旧機種との比較」に分けてまとめました!以下をご覧ください。

①WX06の特徴
  • バンドステアリングによって電波が繋がりやすく
  • WiFi QRコードを読み取るだけで簡単インターネット接続
  • 同時接続台数は16台へ向上
  • 画面デザインが一新!データ使用状況がより分かりやすく
  • クレードルによって通信速度が最大60%上昇

②旧機種とのスペック比較
  • WX06はWX05よりも「繋がりやすさ」「使いやすさ」といった面で優れている。
  • WX06の最大通信速度は440Mbps。W06のほうが最大通信速度は速い。
  • WX06の連続通信時間は全機種最長。
  • 同時接続台数の多さはWX06とW06で全く互角。

いかがでしょうか。WX06の契約を考えている方は是非参考にしてください。WX06は歴代WXシリーズの中では間違いなく最もおすすめの機種となります。

ただし、先ほどもお伝えした通りWX06かW06のどちらがおすすめの機種であるかについては、あなたのお好みによって変わります。「通信速度」を重視するならW06、「連続通信時間」や「クレードル」を求めるならWX06がおすすめです。

もっと詳しくWiMAXルーターを比較したいという方は、下記もご覧ください!


WiMAXのルーター端末
全機種の比較はこちら


Q&A

よくある質問

ここでは、最後にWX06に関する情報をQ&A方式でまとめています。

WX06について不明点がある方は是非ご確認ください!

Q.WX06とW06はどっちがおすすめ?

A.通信速度が早いルーターを使いたいと考えているのであれば、W06がおすすめです。一方で、バッテリーの持ちがいいルーターを使いたい、自宅でクレードルを使いたいと考えているのであれば、WX06がおすすめです。

Q.WX06とWX05はどっちがおすすめ?

A.WX06がおすすめです。WX06は端末の大きさや最大通信速度といった部分でWX05と同じですが、同時接続台数やネットの繋がりやすさという面ではWX05よりも大幅に優れています。

Q.WX06のスペック(通信速度・連続通信時間)は?

A.最大通信速度は下りが440Mbps、上りが75Mbpsです。連続通信時間はエコモード選択時で最長14時間となっています。

Q.WX06の端末同時接続台数は?

A.WX06では最大16台の端末を同時に接続して通信することが可能です。

Q.新機能「WiFiバンドステアリング」とは?

A.WiFiの電波帯2種類(2.4GHzと5GHz)を状況に応じ自動で適切な電波帯に接続する機能で、従来機種よりも安定した通信環境が実現します。

Q.拡張機器「クレードル」を使うメリットは?

A.「クレードル」とはスタンド型の拡張機器で、コンセントに接続して使用します。充電機能の他、Wウイングアンテナを内蔵しており、WX06単体では電波が弱い場所でも安定した通信環境を実現できます。

※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。
【2024年8月最新ニュース】
WiMAXの旧端末は多くのプロバイダで販売終了
高スペックな新端末の詳細は

こちらから

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WiMAXは新端末がおすすめ

【WiMAXの新端末と旧端末について】

WiMAXの旧端末(X11,SCR01,L11,L12)は多くのプロバイダで販売終了となっています。

2023年7月に発売された新端末(X12,L13)は最大通信速度3.9~4.2Gbpsと、旧端末を大幅に上回る通信速度!

高スペックな新端末をお得に契約したい方は、最新端末のプロバイダ比較をご覧ください。

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