これまでのWiMAX端末との違い
- 最大通信速度は3.9Gbps！
WiMAXのモバイルルーター史上最速 - WiMAX初の5G SAに対応
当記事では、Speed Wi-Fi 5G X12の特徴やメリットを従来の端末や他社モバイルルーターと比較し徹底解説。また、Speed Wi-Fi 5G X12を実際に契約し実機レビューもまとめました！
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最後までご覧いただければ、最新端末のSpeed Wi-Fi 5G X12が本当におすすめかどうかが分かります。
【目次】
実際に契約してみた！独自の調査結果
この記事では、当編集部が実際にSpeed Wi-Fi 5G X12を契約し、同梱物や設定方法をまとめた他、実際に使用した際の通信速度も紹介します。
契約前に、通信端末の設定方法や使い勝手、実際の速度を確認したい方は、こちらからSpeed Wi-Fi 5G X12の徹底レビューを確認しましょう！
Speed Wi-Fi 5G X12の
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Speed Wi-Fi 5G X12の端末情報と特徴
「Speed Wi-Fi 5G X12」は、2023年6月に発売されたWiMAXの最新型モバイルルーターです。
まずは、Speed Wi-Fi 5G X12の基本情報を確認していきましょう。下記の表をご覧ください。
| 名称 | Speed Wi-Fi 5G X12 |
|---|---|
| 端末画像 | |
| 製造元 | NECプラットフォームズ |
| 対応回線 | 5G, 4G LTE, WiMAX 2+ |
| 下り最大速度/ 上り最大速度 |
3.9Gbps/183Mbps |
| Wi-Fi規格 | 5GHz（IEEE802.11a/n/ac/ax） 2.4GHz（IEEE802.11b/g/n/ax） |
| 5G通信 | 対応 |
| 5G SA | 対応 |
| バッテリー容量 | 約5,000mAh |
| 連続通信時間 | 9時間 |
| 最大同時接続台数 | WiFi：16台／USB：1台 |
| 本体色 | アイスホワイト／シャドーブラック | 大きさ(mm) | 136×68×14.8 |
| 画面の大きさ | 約2.4インチ |
| 重さ | 約174g |
前端末のSpeed Wi-Fi 5G X11を引き継ぐ形で、重さ、サイズは変わりありません。そのため、X11を利用していた方であれば、使い心地は変わらず、性能の向上した端末を体感できるでしょう。
ここからは、Speed Wi-Fi 5G X12の特徴を一つずつ詳しく解説していきます。
Speed Wi-Fi 5G X12の特徴
5G対応で最大通信速度は3.9Gbps！
光回線に匹敵する高速通信
Speed Wi-Fi 5G X12は、5G通信に対応したWiMAX端末です。下り最大通信速度は3.9Gbpsと モバイルルーター型のWiMAX端末の中では史上最速。光回線にも匹敵するスペックを誇ります。
Speed Wi-Fi 5G X12は、5G SAに対応
Speed Wi-Fi 5G X12は、WiMAX端末で史上初の5G SA（スタンドアローン）に対応している端末です。
5G SAとは？
コア設備や基地局なども含めて5G専用の技術と設備で構成した5Gサービスです。5G SAにより、5Gの高速・大容量の通信に加え、将来的にネットワークスライシング（注1）などの機能を活用した新たなサービスを利用できるようになります。引用：au(https://www.au.com/mobile/service/5gsa/)
つまり何が違うのか？
- 従来の5G NSAとは・・・5G回線に繋ぐためには4G回線に一度接続する必要がある。 ➔ 5G回線に接続するためには時間がかかる
- 新機能の5G SAとは・・・4G回線に一度接続する必要がない。 ➔ 5G回線にすぐに接続する
今までの5G通信は、5G通信のための設備が整っていない状態(4G回線向けの設備)で行われていたため、5G通信の性能をフルに活かすことができていませんでした。
Speed Wi-Fi 5G X12は、5G通信向けの設備を用いて直接5G通信を行う「5G SA」という方式に対応しているため、5G通信の「高速、低遅延、同時多接続」という特徴をフル活用することができます。
Wi-Fi6対応で2.4GHz/5GHz同時利用に対応
Wi-Fi6とはWi-Fiの規格のことで、Wi-Fiの第6世代とも言います。Wi-Fi6には、以下の3つの特徴があります。
Wi-Fi6の特徴
- 高速通信が可能
- 混雑に強い
- 省エネで利用できる
Wi-Fi6は、高速通信が可能なだけでなく、混雑にも強くWi-Fiに同時に繋ぐ台数が増えてもスムーズな通信がしやすいというのも特徴。
また、Wi-Fi6は省エネとも言われており、Wi-Fi端末の消費電力を抑える技術も採用されています。これにより、家や外出先でもますます使いやすくなっていることが特徴です。
専用クレードルで有線接続が可能
引用：UQWIMAX公式サイト(https://www.uqwimax.jp/wimax/products/nar03/)
Speed Wi-Fi 5G X12は、クレードルに対応しているため有線接続が可能です。
クレードルとは、端末を置くだけで充電が可能な機器のこと。また、拡張機器でもあり、無線通信機能の強化や、有線接続ができるようになるといった機能があります。
ただし、クレードルは標準付属品ではなく、あくまで別売りのオプション品。料金は5,170円です。
クレードルを購入する場合は、WiMAXの契約時にセットで購入が可能です。また、家電量販店やau/UQショップ・各プロバイダのオンラインサイト・Amazonなどのネットショップで購入できます。
クレードルを購入する場合は、WiMAXの契約時にセットで購入が可能です。また、家電量販店やau/UQショップ・各プロバイダのオンラインサイト・Amazonなどのネットショップで購入できます。
スマホ専用アプリで簡単に管理可能
「NEC WiMAX+5G Tool」というアプリをインストールすれば、スマホからSpeed Wi-Fi 5G X12のリモート操作が可能です。また、スマホのWi-Fi接続設定もアプリからQRコードで簡単にできます。初めてモバイルルーターを使用するという方にも嬉しい機能です。
「NEC WiMAX+5G Tool」でできることは以下の通り。
「NEC WiMAX+5G Tool」でできること
- 5G/LTE/WiMAX2+回線の電波強度の確認
- 通信モードの切り替え
- ソフトウェアのバーションの確認
- 契約電話番号の確認
- データ通信量の確認
- 本製品の再起動
- 接続端末情報の表示
- WiFi省電力機能
- 画面消灯時間の設定
「NEC WiMAX+5G Tool」は、前端末のX11でも利用できましたが、新端末で利用する際は、接続デバイス情報の表示、Wi-Fi省電力機能、画面消灯時間の設定も追加機能として備わっているため。より利便性が高まりました。
バッグの中にしまっていても、部屋の一定位置に置いたままでもスマホから簡単に操作できる使いやすい仕様となっています。
旧端末に引き続きプラスエリアモードが利用可能
Speed Wi-Fi 5G X12でも、今までのWiMAX端末と同様にプラスエリアモードが利用可能です。プラスエリアモードとは？
通信大手キャリアauの「4G LTE回線」を利用することで、より高速かつ広範囲のエリアで通信可能となるオプションのこと。 プラスエリアモードは「プラチナバンド」と呼ばれる、繋がりやすさに優れたau回線の800MHz帯を利用できます。しかし月間30GBまでしか使えないため、超過すると翌月までプラスエリアモードは速度制限になります(通常モードは制限適用外)。
プラスエリアモードは、「プラチナバンド」を用いたau回線で通信を行うため、WiMAX2+回線が繋がりにくいエリアや電波が阻害され不安定になりやすい地下鉄など、電波状況があまりよくない場所で通信を行う機会が多い方には特に重宝される機能です。
ここまで、Speed Wi-Fi 5G X12の特徴について解説してきました。ここからは、旧端末と比較してどういったメリットがあるのか詳しく解説していきます。
WiMAXの旧端末と比較！Speed Wi-Fi 5G X12のメリットを解説
ここからは、最新端末「Speed Wi-Fi 5G X12」のメリットをWiMAXの旧端末「SCR01」「X11」と比較し解説していきます。
まずは、WiMAXの新端末と旧端末の比較表をみていきましょう。
| 名称 | Speed Wi-Fi 5G X12 | Speed Wi-Fi 5G X11 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 |
|---|---|---|---|
| 端末画像 | |
|
|
| 発売開始 | 2023年6月1日 | 2021年10月15日 | 2021年4月8日 |
| 製造元 | NECプラットフォームズ | NECプラットフォームズ | Samsung |
| 料金プラン | ギガ放題プラスプランS※ | ギガ放題プラスプラン | |
| 対応回線 | 5G, au 4G LTE, WiMAX 2+ | ||
| 下り最大速度 (ダウンロード) |
3.9Gbps | 2.7Gbps | 2.2Gbps |
| 上り最大速度 (アップロード) |
183Mbps | ||
| プラスエリアモード | 月間30GBまで利用可能 | ||
| 5G SA | 対応 | 非対応 | |
| 大きさ(mm) | 136×68×14.8 | 136×68×14.8 | 147×76×10.9 |
| 画面の大きさ | 約2.4インチ | 約2.4インチ | 約5.3インチ |
| 重さ | 約174g | 約174g | 約203g |
| 連続通信時間 | 約9時間 | 約8時間 | 約16時間 |
| バッテリー容量 | 約4,000mAh | 約4,000mAh | 約5,000mAh |
| 本体色 | アイスホワイト シャドーブラック |
スノーホワイト チタニウムグレー |
ホワイト ブラック |
| 端末価格 | 27,720円 | 21,780円 | |
旧端末と比較し、Speed Wi-Fi 5G X12は下り最大通信速度が3.9Gbpsへと向上しました。モバイルルーター型のWiMAX史上最速の最大通信速度を誇ります。旧端末のX11も下り最大通信速度は2.7Gbpsと光回線に匹敵する速度でしたが、さらにそれを上回るスペックとなります。
ここからは、契約前に知っておくべきSpeed Wi-Fi 5G X12のデメリットや注意点について解説していきます。
WiMAXの旧端末と比較！Speed Wi-Fi 5G X12のデメリットを解説
Speed Wi-Fi 5G X12のデメリットを解説していきます。 旧端末と比較した際のデメリットは以下の2点。
デメリット
- SCR01と比較し操作性が低い
- SCR01と比較しバッテリー持続時間が短い
- 旧端末と比較し端末代金が高い
詳しく見ていきましょう。
SCR01と比較し操作性が低い
Speed Wi-Fi 5G X12は、X11と同様に、画面横(右側)にある3つのボタンで操作する仕様です。旧端末のSCR01と違い、タッチパネル式ではありません。そのため、何度かボタンを押し必要な操作を行わなければなりません。
- Speed Wi-Fi 5G X12：ボタン式
- Speed Wi-Fi 5G X11：ボタン式
- Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01：タッチパネル
旧端末のSCR01では、WiFi設定やデータ仕様量の確認がワンタッチで可能。そのため、操作性はSCR01に少し劣ります。
しかし、X11とX12は、「NEC WiMAX+5G Tool」というスマホアプリから端末のリモート操作が可能。アプリを利用すれば、バッグの中にいれたまま、部屋の定位置に置いたままでもスマホから操作可能なため、SCR01以上の操作性を実現できます。
SCR01と比較しバッテリー持続時間が短い
| X12と旧端末のバッテリー持続時間 | |
|---|---|
| X12 | 約9時間 |
| X11 | 約8時間 |
| SCR01 | 約16時間 |
Speed Wi-Fi 5G X12のバッテリー持続時間は約9時間。X11と比較すると1時間長くなりましたが、SCR01と比較するとSCR01の方が7時間長いです。
基本的に、約9時間程の持続時間があれば、外出時に困ることはさほどないと思いますが、外出時にインターネットを頻繁に利用する方は、注意しましよう。
新機種は旧機種と比較し端末代金が高い
Speed Wi-Fi 5G X12の端末代金は27,720円。旧端末と比較すると速度やスペックは向上しましたが、端末代金も少し高くなっています。| WiMAX(モバイルルーター型)の端末代金 | |
|---|---|
| X12 | 27,720円 |
| X11 | 21,780円 |
| SCR01 | 21,780円 |
旧端末のX11とSCR01の端末代金は21,780円でしたが、新端末のX12は、27,720円と6,000円ほど高額。
しかし、WiMAXはプロバイダによって、端末代金実質無料のキャンペーンやキャッシュバックキャンペーンを実施してしいます。割引やキャンペーンを活用すれば、高額になった端末代金も気にすることなく契約も可能です。
Speed Wi-Fi 5G X12の端末代金を気にせずに契約できるWiMAXプロバイダを確認したい方は以下のページからご確認ください！
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ここまで、Speed Wi-Fi 5G X12のメリットとデメリットを解説していきました。では、他社モバイルルーターと比較した際、Speed Wi-Fi 5G X12はおすすめなのでしょうか？
ここからは、Speed Wi-Fi 5G X12と他社モバイルルーターを比較し、Speed Wi-Fi 5G X12はおすすめなのか解説していきます。
Speed Wi-Fi 5G X12を他社モバイルルーターと比較
ここからは、Speed Wi-Fi 5G X12を他社モバイルルーターと比較していきます。
現在、5G対応のモバイルルーターのスペックを以下の表にまとめました。
| サービス | WiMAX +5G | docomo 5G | au 5G | ソフトバンク 5G |
|---|---|---|---|---|
| 端末名 | Speed Wi-Fi 5G X12 | Wi-Fi STATION SH-54C |
Speed Wi-Fi 5G X01 |
Pocket WiFi 5G A101ZT |
| 端末画像 | |
|
|
|
| 利用回線 | 5G, au 4G LTE, WiMAX 2+ | docomo 5G,docomo 4G LTE | Softbank 5G,4G LTE | au 5G, au 4G LTE |
| データ容量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 50GB |
| 下り最大 通信速度 |
3.9Gbps | 4.9Gbps | 4.1Gbps | 2.4Gbps |
| 有線接続(LANケーブル) | △※別売りのクレードルで有線接続可能 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 5Gミリ波対応 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
| Wi-Fi6規格対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| バッテリー容量 | 4,000mAh | 4,000mAh | 4,000mAh | 4,100mAh |
| 端末価格 | 27,720円 | 96,800円 | 71,500円 | 28,800円 |
Speed Wi-Fi 5G X12の下り最大通信速度は3.9Gbpsと、光回線並みの速さですが、他社の５G対応モバイルルーターと比較すると若干劣ります。 端末価格は、他社モバイルルーターと比較すると安い料金で購入可能です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
通信速度を比較
Speed Wi-Fi 5G X12の通信速度は3.9Gbps。他社モバイルルーターと比較すると若干劣ります。 3.9GBpsでも十分なスペックといえますが、可能な限り高速な5G対応のモバイルルーターが欲しいという方は、あまりおすすめはできません。また、通信速度にこだわる方であれば、有線接続をされる方もいるのではないでしょうか？Speed Wi-Fi 5G X12は、有線LANポートが標準搭載ではないため、別売りのクレードルが必要になります。そのため有線接続での高速通信したい方にとっては少し不便な点です。
端末代金を比較
Speed Wi-Fi 5G X12は、他社5G対応のモバイルルーターと比較すると安価で購入可能。5G対応の他社モバイルルーターは、多くが60,000円を越える端末価格ですがSpeed Wi-Fi 5G X12の端末価格は27,770円と半分以下の価格です。端末代金を抑えて5G対応のモバイルルーターを利用したい方には、Speed Wi-Fi 5G X12はおすすめです。
ここからは、実際のSpeed Wi-Fi 5G X12の性能はどれほどなのか？当編集部ではSpeed Wi-Fi 5G X12を実際に契約し実証してみました。Speed Wi-Fi 5G X12の見た目からサイズ感、性能まで全てが分かります！是非、最後までご覧ください。
【端末レビュー】Speed Wi-Fi 5G X12を実際に契約
当編集部では実際に新機種のSpeed Wi-Fi 5G X12を契約し使ってみました。ここからは、実際にSpeed Wi-Fi 5G X12のレビューを紹介します。
まずは、端末の設定方法と利用方法から確認していきましょう。
Speed Wi-Fi 5G X12を契約すると何が届く？
まずは、Speed Wi-Fi 5G X12を契約すると何が届くのかご紹介します。
同梱品は以下のとおりです。同梱品
- Speed Wi-Fi 5G X12 本体
- つなぎかたガイド(取扱説明書)
- ご利用に当たっての注意事項(保証書)
- SIMカード
今回、レビューを行う端末のカラーはシャドーブラック。マットな黒色となっていて男性でも女性でも持ちやすい色合いとなっています。
Speed Wi-Fi 5G X12の外観
端末の底にはUSB充電ポートがあり、上にはSIMカードを挿入するスロットがあります。角は丸みを帯びていて持ちやすい形状になっています。
Speed Wi-Fi 5G X12の大きさ
Speed Wi-Fi 5G X12の大きさは、横136mm × 縦68mm × 幅14.8mmとなっていて、写真の通り、iPhone(11pro)と同程度です。他社ポケット型WiFiと比較すると少し大きめのサイズとなっています。Speed Wi-Fi 5G X12の設定方法
ここからは、Speed Wi-Fi 5G X12の設定方法を解説していきます。設定手順は以下の通りです。初期設定の手順
- SIMカードを挿し込む
- 本体の電源を入れる
- WiFiの設定画面から手動もしくはQRコードで設定を行う
SIMカードを挿し込む
SIMカードは、Speed Wi-Fi 5G X12から新しいモデルに変更。前回のSIMカードは「au Nano IC Card 04 LE U」というモデルでしたが、Speed Wi-Fi 5G X12は5G SAに対応しているため「au Nano IC Card 05 U」というモデルに変更となっています。
SIMカードをくり抜いたら、挿入スロットにSIMカードを挿し込みます。
SIMカードを差し込む際は金色のチップを端末画面と同じ向きにして、SIMカードの角が欠けている方から差し込みましょう。「カチッ」と音がなるまでSIMカードを奥に差し込みます。
電源を入れる
端末右側の3つのボタンの内、真ん中のボタンを長押しし電源を入れると起動します。NECと表示されれば起動画面です。
Wi-Fi設定を行う
設定画面からWiFi設定ができます。WiFi設定は、接続したい端末(スマートフォンやPC)に端末に表示されたSSIDと暗号化キーを手動で打ち込むか、QRコードを接続したい端末(スマートフォンやPC)で読み込み簡単に設定可能。
Speed Wi-Fi 5G X12はシンプルなデザインになっていて、WiFiの接続設定も簡単に可能です。
別売りのクレードルとACアダブターをレビュー
Speed Wi-Fi 5G X12とは別売りの専用クレードルとACアダプターを購入し開封してみました。専用クレードルはSpeed Wi-Fi 5G X12本体とは別売りとなっており、価格は5,170円です。
同梱物
- 取扱説明書
- クレードル
次に、ACアダプターです。こちらはSpeed Wi-Fi 5G X12の充電アダプターとType-Cの充電コードとなっておりこちらも別売りとなります。価格は3,025円です。しかし、市販の充電アダプターやType-Cの充電コードでも代用可能なため、必ず購入しなければならないわけではありません。
同梱物
- 取扱説明書
- ACアダプター（Type-C）
クレードルとACアダプターの見た目は、以下の通りです。
クレードルにSpeed Wi-Fi 5G X12を設置し、ACアダプターをコンセントに繋げば充電を行なえます。そのまま、「Ethernetポート」（写真奥側のポート）に有線LANケーブルを繋げば有線接続が可能です。PCなどに有線接続し通信速度を安定させ利用することで固定回線の様に利用することができます。
また、充電を行いながら利用できるため外出の際もそのまま取り外し充電完了の状態で持ち出せるのも便利ですね。
気になる通信速度は？Speed Wi-Fi 5G X12の実測値を計測
ここからはSpeed Wi-Fi 5G X12の実測値をレビューしていきます。当編集部では実際にSpeed Wi-Fi 5G X12を契約し、通信速計測アプリ「Speedtest」で実測値を測定。WiMAXの旧端末、他社ポケット型WiFiと実測値を徹底比較していきます。
Speed Wi-Fi 5G X12とWiMAX旧端末を実測値で比較
計測結果は以下の通り。
X12・X11・SCR01の速度計測結果
| 平均値 | X12 | X11 | SCR01 |
|---|---|---|---|
| 下り速度 （Mbps） |
116.4 | 187 | 218.4 |
| 上り速度 （Mbps） |
6.87 | 30.78 | 10.62 |
実測結果は、どの端末も、100Mbpsを越える平均値となりました。100Mbps以上の速度であれば、SNSや動画配信サービスを問題なく利用可能です。主に利用されているサービスに必要な通信速度の目安として、下記の表をご覧ください。
【使用状況ごとの通信速度比較】
| 使用状況 | 最低限必要な通信速度 | 快適に使用できる通信速度 |
|---|---|---|
| メール・LINE | 0.1Mbps | 1Mbps |
| Webｻｲﾄ閲覧 | 0.2Mbps | 2Mbps |
| YouTube(低画質) | 1Mbps | 3Mbps |
| YouTube(高画質) | 3Mbps | 5Mbps |
一般的に利用されている上記のサービスはどの端末でも問題なく利用できることがわかります。
また、今回の計測では、実測値はSCR01が最も速い結果となりました。とはいえ、もちろん計測環境や時間帯によっても変化します。そのため、一概にSCR01がX11やX12より速いとは言えないでしょう。
【まとめ】Speed Wi-Fi 5G X12はおすすめ？
当記事では、WiMAXの新機種「Speed Wi-Fi 5G X12」について解説してきました。ここまでの内容を以下の表にまとめましたので、ご覧ください。
Speed Wi-Fi 5G X12のまとめ
- 最大速度は3.9Gbps。Wi-Fi6にも対応していて安定した高速通信が可能
- WiMAX端末では初の5G SAに対応
Speed Wi-Fi 5G X12がおすすめな人
- WiMAXを最新端末で利用したい方
- 5G対応の高性能なポケット型Wi-Fiを契約したい方
WiMAXの新端末「Speed Wi-Fi 5G X12」はWiMAXのモバイルルーター型端末史上最速の通信速度を誇る端末です。最新端末での契約をしたい方、端末料金を抑えて他社ポケットWi-Fiに劣らないスペックの5G対応のモバイルルーターを契約したい方は、Speed Wi-Fi 5G X12を選びましょう!
Speed Wi-Fi 5G X12を契約する際は、お得なWiMAXプロバイダを見極めることで、同じWiMAXでも3万円近く年間の月額料金を抑えられる可能性があるため、お得に利用したい方は下記のボタンから最もお得なWiMAXプロバイダを確認しましょう！
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よくある質問
Speed Wi-Fi 5G X12の特徴は？
主な特徴は下記の2点。Speed Wi-Fi 5G X12の特徴
下り最大速度は3.9Gbpsと光回線並のスペック。モバイルルーター型のWiMAX端末では史上最速の性能となります。また、WiMAX初の5G SAにも対応しており、5Gの高速・大容量・低遅延の特徴を活かせるようになりました。
Speed Wi-Fi 5G X12はいつ発売？
WiMAXの新機種「Speed Wi-Fi 5G X12」は、6月1日に発売されました。各社プロバイダでも徐々に新機種の取り扱いを開始していて、新プランやキャンペーンも開始しています。 各社プロバイダの新端末プランの料金や、キャンペーンの詳細を確認したい方は以下のページから確認できます。
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新端末と旧端末との違いは？
新端末のSpeed Wi-Fi 5G X12と旧端末の大きな違いは下記の3点です。X12と旧端末の違い
Speed Wi-Fi 5G X12は、最大通信速度が3.9Gbpsになり、WiMAX初の5G SAに対応しています。しかし、Speed Wi-Fi 5G X12は、スペックが上がった分、旧端末のX11・SCR01と比較し端末費用が高額です。6,000円程端末代金が上がっているため、Speed Wi-Fi 5G X12の利用を考えている方は注意しましょう。
Speed Wi-Fi 5G X12のX12の端末価格は？
Speed Wi-Fi 5G X12の端末価格は、27,720円です。旧端末と比較すると、6,000円程値上がりしていますが、その分、速度のスペックは向上しています。また、5G対応の他社モバイルルーターは、60,000円や70,000円を越える中では、Speed Wi-Fi 5G X12は、かなり安価な料金設定となっています。
ポケット型Wi-Fiを検討していて、速度にこだわりたいが端末価格は抑えたいという方にはSpeed Wi-Fi 5G X12はおすすめです。
WiMAXのサービスエリアは？
WiMAXのサービスエリアは以下のエリアマップより確認できます。引用：UQWiMAXエリア確認ページ(https://www.uqwimax.jp/wimax/area/map/default/)
ピンク色とオレンジ色の通信エリアが5G対応、黄色のエリアがWiMAX2+、白色のエリアはWiMAX未対応のエリアです。 また、WiMAXのサービスエリアはどのプロバイダも同じです。
「WiMAX +5G」の利用可能回線
WiMAX2+ …WiMAXの独自回線。auと比較すると、エリアは狭い。au4GLTE …auの通常回線。オプション利用でプラチナバンドも使用可能。
au5G …現在拡大している新規格の高速回線。首都圏など一部エリアで使用可能。
Speed Wi-Fi 5G X12はどんな人におすすめ？
以下のような方はにSpeed Wi-Fi 5G X12はおすすめです。Speed Wi-Fi 5G X12がおすすめな人
- WiMAXを最新端末で利用したい方
- 5G対応の高性能なポケット型Wi-Fiを契約したい方
※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。