大容量WiFiの契約はおすすめ?料金プランや注意点を解説

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月間500GBも利用できる
大容量WiFiはおすすめ??
大容量WiFiはおすすめ??
WiFiのデータ通信量は、多ければ多いほど便利ですよね。月末になると通信制限にかかり、ストレスに感じている方もいると思います。そんな方に紹介したいのが、毎月最大500GBまでデータ通信量を利用できるポケット型WiFiの大容量WiFiです。
500GBのWiFiとはいえ、無制限のポケット型WiFiも販売されているなかで、大容量WiFiの契約は、おすすめできるのでしょうか?
この記事では、「大容量WiFiと他社の料金比較のほか、契約前に確認すべきメリット・デメリット」を解説します。データ通信量を大容量利用したい方必見の記事です。一緒に大容量WiFiを確認していきましょう。
大容量WiFiの基礎知識

大容量WiFiはどのような特徴を持つポケット型WiFi・モバイルWiFiなのでしょうか。まずは、大容量WiFiの基礎知識を確認します。
大容量WiFiの料金プラン
大容量WiFiは、2021年6月より開始された比較的新しいサービスなので、サービス名を初めて聞く方もいるでしょう。まずは大容量WiFiの基本情報を解説していきます。
大容量WiFiの基本情報
データ通信量 | 50GB/月~500GB/月 |
---|---|
契約期間 | 2年 |
端末代 | 無料(レンタル) |
初期費用 | 3,300円 |
月額料金 | 500円~6,900円 |
通信端末 | G3・U3 |
最大速度 | 150Mbps |
エリア | docomo、au、SoftBank |
支払方法 | クレジットカード 後払い(コンビニや電子マネー) |
解約金 | 19,800円 |
大容量WiFiでは、データ通信量に応じて料金が異なります。データ通信量ごとの料金は以下のとおりです。
大容量WiFiの料金プラン
データ通信量 | 月額料金 |
---|---|
0GB | 500円 |
50GB | 2,400円 |
100GB | 2,900円 |
200GB | 3,900円 |
300GB | 4,900円 |
400GB | 5,900円 |
500GB | 6,900円 |
最大500GBの大容量データ通信量を利用できる料金プランです。契約時に選択した通信量に応じた月額料金が、毎月請求されます。「データ通信量を多く使いたい方」や「利用したデータ通信量に応じて支払いたい方」におすすめです。
最新のキャンペーン
ここからは大容量WiFiの最新キャンペーンに関して紹介します。2023年3月現在、大容量WiFiでは、キャンペーンを実施していません。2022年4月30日まで実施していた「新春キャンペーン」の情報を紹介します。
新春キャンペーン
新春キャンペーンは、契約から半年間990円で大容量WiFiを利用できるキャンペーンです。条件や詳細は以下のとおり。
新春キャンペーンの詳細
- オプションの料金含めて半年間990円
- 対象オプションに加入&半年間継続する必要がある
- 実施期間:2022年1月10日(月)〜4月30日(土)
大容量WiFiでは、毎年不定期でキャンペーンを実施しているので、次回に実施されるキャンペーンの参考にしてください。大容量WiFiの500GBプランでは毎月6,900円なので、半年間に渡って6,000円近くも割引される大変お得なキャンペーンとなっていました。
大容量WiFiで利用可能な端末
大容量WiFiでは「GlocalMe U3」「GlocalMe G3」2種類の端末が利用できます。
通信機能のみ搭載されている一般的なU3と、最高速度はU3に劣るが地図・翻訳機能などが搭載されている機種がG3と考えていいでしょう。それでは端末の機能やスペックを確認しましょう。
大容量WiFiの端末
U3 | G3 | |
端末 | ![]() |
![]() |
速度 | 下り速度:150Mbps 上り速度:50Mbps |
下り速度:75Mbps 上り速度:32.5Mbps |
特徴 | WiFi接続のみ | 翻訳機能、充電器機能 |
連続通信時間 | 12時間 | 18時間 |
大容量WiFiでは、「GlocalMe U3」「GlocalMe G3」が利用できます。なお、契約時に端末を選択できないためランダムとなります。ただ、他社のポケット型WiFiでも幅広く使われている機種なので、安心して利用できるでしょう。
有料オプションは4種類
大容量WiFiの通信端末はレンタル品なので、返却する必要があります。端末の故障や紛失が心配な方もいるでしょう。大容量WiFiでは、以下4つのオプションが用意されています。
大容量WiFi4つのオプション
(料金は月額)
(料金は月額)
- メガチャージ:500円/月
通信量の上限を超えた後でも1Mbpsの通信速度(YouTubeの通常画質が閲覧可能な速度)が出る - サポートライト:300円/月
破損、水没の場合に無償で交換。バッテリー劣化の場合6,000円。 - サポートプラス:500円/月
破損、水没、盗難の場合に無償で交換できます。バッテリー劣化の場合3,000円。 - スマートコンシェルジュ:990円/月
端末の設定やトラブルに対して、電話で相談できる
大容量WiFiでは、以上4つのオプションを利用できます。なお、オプションの加入・解約は契約期間中いつでもできますが、手続きの度に500円かかるので注意しましょう。
以上、大容量WiFiの基本情報です。次からは、大容量WiFiの特徴やおすすめポイントを確認していきます。
おすすめポイント4つを確認

大容量WiFi以外にも、ポケット型WiFiは多数あります。そのなかで大容量WiFiはどのような特徴を持っているのでしょうか?大容量WiFiには、以下4つのメリットがあります。
大容量WiFiのメリット
それでは大容量WiFiのメリットを確認していきます。
キャリア回線が利用できるのでエリアが広い
「ポケット型WiFiは対応エリアが狭いのでは?」と心配されてる方もいると思います。大容量WiFiでは、3大通信キャリアの回線(docomo、au、SoftBank)が利用できるため、対応エリアが広いです。
このような通信方式は、クラウドSIMと呼ばれ、対応エリアの心配はする必要ないでしょう。
他社クラウドSIMと比較して大容量
大容量WiFiに関するこの記事をお読みの方は、「現状のデータ通信量に不満がある」のではないでしょうか?速度制限にかかるとストレスに感じますよね。
大容量WiFiの大きな特徴は、最大で500GBまで利用できるデータ通信量です。
このデータ通信量は、他社クラウドSIMのポケット型WiFiと比較して、最も多いデータ通信量となっています。実際に大容量WiFiと、他社クラウドSIMのポケット型WiFiをデータ通信量で比較してみましょう。
大容量WiFと他社クラウドSIMの通信量
種類 | 大容量WiFi | THE WiFi | ゼウスWiFi | Mugen WiFi |
---|---|---|---|---|
通信量 | ~500GB/月 | ~100GB/月 | ~100GB/月 | ~100GB/月 |
このとおり、一般的にクラウドSIMのポケット型WiFiは100GBが上限です。大容量WiFiの500GBがいかに通信容量が多いのかおわかりいただけるでしょう。
大容量WiFiの500GBは、YouTube(高画質の720p)で換算すると、実に一ヶ月で500時間も視聴できる計算です。データ通信量を多く消費する方に、大容量WiFiはおすすめできます。
契約プランの変更ができる
大容量WiFiは、一ヶ月のデータ通信量に応じて料金が変わります。従量課金制ではないので、契約しているプランに応じた通信量を利用できる方式。大容量WiFiを利用後に「通信量が足りない・通信量が多すぎた」と悩まれる方もいると思います。でもご安心ください。
大容量WiFiでは、契約途中でも契約プランの変更に対応しています。「毎月どの程度データ通信量を利用するのかわからない方」には、嬉しいサービスです。なお、プラン変更手数料として毎回1,100円発生するので、頻繁に変更しないように注意しましょう。
2年以降は無料で解約できる
一般的に、ポケット型WiFiを無料で解約するには、契約満了月で解約する必要があります。契約満了月を逃してしまうと、自動更新となりさらに契約期間が延長されるのです。「解約金を支払いたくないが、契約満了月を覚えておくのは大変」と心配な方もいるでしょう。
しかしながら、大容量WiFiでは、契約から2年以降いつでも無料で解約できます。「契約満了月を忘れていて数万円も余計な解約金を支払う羽目になった」とはならないのでメリットとなります。
以上、大容量WiFiのメリットを紹介しました。クラウドSIMのポケット型WiFiのなかで、最もデータ容量を使えるのでおすすめです。
ただ、メリットだけ見て契約しようと思っている方はご注意を。大容量WiFiの契約前に確認しておきたいデメリットがいくつかあります。事前に確認しておきましょう。
大容量WiFiの注意点やデメリット

続いては、大容量WiFiのデメリットを解説します。
大容量WiFiの注意点
それでは順に確認していきましょう。
他社ポケット型WiFiと比較して高額
ポケット型WiFiは長期的に料金が発生するサービスなので、できるだけお得に契約したいですよね。しかしながら、大容量WiFiは他社のポケット型WiFiと比較して高額。
大容量WiFiは通信量に応じて利用料金が決まるプランです。「無制限のポケット型WiFiと大容量WiFi(500GB)」を比較しました。
大容量WiFiと無制限ポケット型WiFiの料金比較
種類 | 大容量WiFi | WiMAX | ドコモ |
---|---|---|---|
通信量 | 500GB/月 | 無制限 | 無制限 |
実質月額料金 | 7,037円 | 3,930円 | 8,745円 |

「大容量WiFi(500GB)」と「無制限のポケット型WiFi」を比較しました。ご覧のとおり、大容量WiFiの料金は2倍程度高額です。
容量追加オプションは速度が遅い
大容量WiFiでは、メガチャージ(500円/月)に加入しておけば、データ通信料の上限を超えても1Mbpsで利用できます。1Mbpsの通信速度で利用できると、通信制限がないように思えてしまいますが、1Mbpsは低速です。
1Mbpsの速度目安
- YouTube標準画質の推奨速度は1.1Mbps
- LINEのトークは問題なくできる
- ネット検索する際は、ややラグを感じる
1Mbpsはあくまで「最低限利用できる速度」と考えておきましょう。また、メガチャージは毎月500円かかります。データ通信料が心配な方は、よりデータ通信量を利用できるプランでの契約をおすすめします。
端末を選択できない
大容量WiFiでは、「U3・G3」2種類の端末があると説明しました。しかしながら、端末の種類を選択できません。どうしても利用したい端末がある方もいるかもしれません。
G3は、バッテリー機能や地図・翻訳機能など、U3にはない機能が多数あります。反対に、G3の最高速度は下り72.0Mbpsと、U3の150Mbpsと比較して半分以下。通信端末の種類は、端末を受け取るまでわからないのでご注意ください。
大容量WiFiの評判が少ない
大容量WiFiは、2021年6月より開始された比較的新しいサービスです。
そのため、利用者の評判をSNSで確認できませんでした。契約前に、大容量WiFiの評判を確認できないと心配な方もいるでしょう。1度契約すると、2年間は無料で解約できないので慎重に契約したい方にはあまりおすすめできません。
以上、大容量WiFiのデメリットです。最後に大容量WiFiに関する情報をまとめていきます。
まとめ

大容量WiFiに関して説明をしましたがいかがでしたでしょうか?大容量WiFiに関する情報をまとめます。
まとめ
- 最大500GBまで利用でき、通信量に応じて料金プランが変わる
- 契約から2年以降は無料で解約できる
- 無制限のポケットWiFiと比較して高額
- 端末は選択できない
大容量WiFiの特徴は、名前のとおり大容量のデータを利用できること。大容量WiFiは、クラウドSIMのポケット型WiFiのなかで、通信容量が最も多いです。
大容量WiFiは、「クラウドSIMのポケット型WiFiを大容量利用したい方」「通信量の上限を柔軟に変更したい方」におすすめできるポケット型WiFiとなっています。
ポケット型WiFiの通信回線は、各サービスごとに全体で利用できる通信量に上限があるといわれています。一人当たり、500GBも利用できる大容量WiFi、契約できる人数が少ない可能性も。大容量WiFiのお求めはお早めに。
\通信量を500GB/
大容量WiFiの申し込みはこちら!
大容量WiFi以外にも、ポケット型WiFiは多数あります。「無制限で利用したい方」「よりお得に契約したい方」などは、他社のポケット型WiFiがおすすめです。別記事では、ポケット型WiFi20種類以上を「料金・通信量・速度」などの観点から比較しています。興味がある方は、以下のリンクよりご確認ください。
【おすすめ】
ポケット型WiFi・モバイルWiFiを
比較したい方はこちら
Q&A

次に、大容量WiFiに関するよくある質問を、Q&A形式で回答します。大容量WiFiのさらなる理解にご活用ください。
料金プランや最新キャンペーンは?
大容量WiFiの料金プランは以下のとおりです。
大容量WiFiの料金プラン
データ通信量 | 月額料金 |
---|---|
0GB | 500円 |
50GB | 2,400円 |
100GB | 2,900円 |
200GB | 3,900円 |
300GB | 4,900円 |
400GB | 5,900円 |
500GB | 6,900円 |
なお2022年5月現在は、キャンペーンを実施していません。
どのような回線が利用できる?
大容量WiFiは、クラウドSIMのポケット型WiFiです。クラウドSIMとは、3大キャリア回線(docomo、au、SoftBank)が利用できるポケット型WiFiです。そのため、一般的なポケット型WiFiと比較して通信エリアが広いのが特徴です。
大容量WiFiの支払い方法は?
大容量WiFiの支払い方法は、個人契約・法人契約によって異なります。
個人契約
法人契約
- クレジットカード
- 後払い(請求書が後日家に届き、コンビニや電子マネーで決済)
法人契約
- クレジットカード
- 請求書払い
大容量WiFiの解約時の注意点
大容量WiFiでの契約をお考えの方もいるでしょう。ポケット型WiFiのなかには、「高額な解約金」や「解約方法が複雑」など心配なサービスもいくつかあります。契約前に、あらかじめ解約時の注意点を確認しておきましょう。解約申請期限が短い
大容量WiFiを解約する場合、解約したい月の9日23時59分までに解約の申請をする必要があります。10日以降の解約申請は、翌月の解約扱いとなるので注意しましょう。
一般的なポケット型WiFiの解約期限は、「解約したい月の20日まで」です。大容量WiFiの解約申請期限は短いので注意しましょう。
レンタル品の返却が必須
大容量WiFiはレンタル品です。以下で返却物をまとめました。
大容量WiFiの返却品
- 端末機器本体
- USBケーブル
- ※ACアダプターは返却不要
返却物に漏れがあると、19,800円の機器損害金が発生する恐れがあります。USBケーブルは特に失くしやすいので注意しましょう。なお、解約した月の翌月1日(当日消印有効)までに返却する必要があります。
※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。