ユーザーのリアルな実測値レポートとWIMAXの速度の特徴を紹介

【WiMAXの実測値レポートも紹介】WiMAXの端末・速度の詳細を解説!
  • 最終更新日:2024年3月10日
WiMAXの実測と使用感とは?
WiMAXの実測値をまとめました!あなたがお住まいのエリアで利用できるのかぜひご確認ください。

WiMAX2+の最高速度は558Mbps、WiMAX+5Gの最高速度は4.2Gbpsと、ポケット型WiFi最高級のスペックを持つWiMAX。

しかし、あくまでこちらは理論上の最高速度。ここまでのスピードが出ることは残念ながらありません。だからこそ必ずチェックしておきたいのが、実測値です。

実際に、あなたが住んでいる地域ではどのくらいの速度が出ているのかがわかれば、WiMAXを契約する上で大きな判断材料になりますよね。

当サイトでは、WiMAX主要プロバイダと限定キャンペーンを実施しており、キャンペーン申し込みの際に皆様からWiMAXの実測値をいただいております。

本ページでは、お客様から頂いた上記の実測値データを公開しています。WIMAXの契約をご検討中の方はぜひ参考にしていただければ幸いです!それでは、早速あなたの街での実測値情報を確認していきましょう。

【測定件数合計】

実測値データ:

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まだまだWiMAX2+やWiMAX+5Gの回線の特徴など、WiMAXの速度情報について掘り下げたい方は、下記の目次へお進みください。

あるいは、「この速度があれば安心!」という方は、今すぐ最安値情報がわかる、全WiMAXプロバイダ徹底比較ページを見ていきましょう!


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宮城紘司

【新聞社推薦】通信プロバイダ比較の専門家 宮城紘司

通信サービスに関する正しい情報を届ける「WiMAX比較.com」の編集長を務める他、ネット回線専門家として、通信プロバイダや通信端末の比較記事における監修も務める。WiMAX比較.comは、ポケット型WiFi関連の最新情報を発信し、7年間で累計5万人以上のネット回線契約をサポートしています。監修者について

WiMAX比較.com編集部

年間最高1,000万PVの通信系比較メディア「WiMAX比較.com」を運営する編集部です。
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WiMAX+5Gの通信速度の特徴は?従来のWiMAX2+との違いを解説

WiMAX+5Gの通信速度の特徴は?

WiMAXでは現在WiMAX+5Gの通信プランが提供されています。WiMAX+5Gで提供されているプランは、主にWiMAX2+、au 4G LTE、au 5G回線の3種類

WiMAX2+では、「障害物に弱い」、「遠くまで届かない」という特徴があります。しかし、WiMAX+5Gでは、au 4G LTEやau 5G回線が標準で利用できるようになったため、これらのデメリットはなくなりました。

ここまででWiMAX2+とWiMAX+5Gの違いについて説明してきました。ここからはWiMAX+5Gの実測値や速度について深く理解するために、WiMAX+5Gで提供している2つの通信モードの違いについて見ていきましょう!
 

WiMAX+5Gの2つのモード「スタンダードモード」「プラスエリアモード」について

WiMAX+5Gには、スタンダードモードとプラスエリアモードの2つのモードがあります。まずは以下のスタンダードモードとプラスエリアモードの違いについてご覧ください。

通信モード スタンダードモード プラスエリアモード
回線 WiMAX 2+回線 au 4G LTE回線 au 5G回線
周波数帯 1.7GHz,2GHz(au回線)
2.6GHz(WiMAX 2+回線)
3.7GHz(au 5G回線)
800GHz
(プラチナバンド)
料金 無料 1,100円/月

WiMAX+5Gの通信モードのなかでも、標準で利用可能なスタンダードモードと月1,100円のオプション料金を支払うことにより利用できるプラスエリアモードがあります。

プラスエリアモードではプラチナバンドと呼ばれる700~800MHzの通信が繋がりやすい周波数帯が利用可能に

しかし、筆者はWiMAXを固定回線代わりに屋内で使っているのですが、スタンダードモードでも問題なくWiFiに繋がります。

そのため、月1,100円追加でかかるとしてもプラチナバンドを利用したい方以外は、プラスエリアモードをオプションでつける必要はないでしょう。

以上がWiMAX+5Gの特徴です。ここからはWiMAX+5Gの速度測定に利用する端末についてご紹介します。 先にWiMAX+5Gの実測値について知りたい方はWiMAX+5Gの実測値をクリックしてください。

WiMAX+5Gに対応している6端末を紹介!最高速度は4.2Gbps

WiMAX+5Gが提供している6端末を紹介

2024年3月現在、WiMAX+5Gに対応している端末はモバイルルーターのX12・X11・SCR01、ホームルーターのL13・L12・L11の6種類です。 6種類紹介しますが、現在主要なWIMAXプロバイダで契約が可能なルーターは、2023年6月に販売を開始した最新端末「X12」「L13」の2種類です。

X11・SCR01・L12・L11が契約できるWIMAXプロバイダは、かなり少なくなってきており、料金が人気プロバイダに比べると高額です。新端末の料金とそこまで差がないため、契約におすすめな端末は、最新端末であるX12・L13です。

X11・SCR01・L12・L11は、最新端末の比較対象としてあわせてご確認ください。

それぞれの端末の比較は以下のとおり。

※右にスクロールできます

WiMAXモバイルルーター比較表

WiMAXルーター X12(5G対応機種) X11(5G対応機種) SCR01(5G対応機種)
X12画像 X11画像 SCR01画像
発売日 2023/6/1 2021/10/15 2021/4/8
下り最大
通信速度
3.9Gbps(3,900Mbps) 2.7Gbps(2,700Mbps) 2.2Gbps(2,200Mbps)
上り最大
通信速度
183Mbps
対応回線 au 5G, au 4G LTE, WiMAX 2+
端末代金 27,720円 21,780円 21,780円
契約できる
WiMAX
プロバイダ
GMOとくとくBB
BIGLOBE
BroadWiMAX
カシモWiMAX など
DTI WiMAXなど
(ほぼ在庫切れ状態)
5G CONNECTなど
(ほぼ在庫切れ状態)
基本月額料金 4,334円~ 4,180円~ 4,727円~
3年利用した
場合の総額※1
147,307円~ 159,938円~ 128,495円~
実質月額料金※2 4,092円~
最安はGMOとくとくBB
4,443円~
最安はDTI WiMAX
3,569円~
最安は5G CONNECT

WiMAXホームルーター比較表

WiMAXルーター L13(5G対応機種) L12(5G対応機種) L11(5G対応機種)
L13の画像 L12の画像 L11の画像
発売日 2023/6/1 2021/11/5 2021/6/4
下り最大
通信速度
4.2Gbps(4,200Mbps) 2.7Gbps(2,700Mbps) 2.7Gbps(2,700Mbps)
上り最大
通信速度
286Mbps 183Mbps
対応回線 au 5G, au 4G LTE, WiMAX 2+
端末代金 27,720円 21,780円 21,780円
契約できる
WiMAX
プロバイダ
GMOとくとくBB
BIGLOBE
BroadWIMAX
カシモWiMAX など
DTI WiMAX など 5G CONNECT
基本月額料金 4,334円~ 4,180円~ 4,727円~
3年利用した
場合の総額※1
147,307円~
最安はGMOとくとくBB
159,938円~
最安はVision WiMAX
128,495円~
最安はカシモWiMAX
実質月額料金※2 4,092円~ 4,443円~ 3,569円~
※1. 多くのWiMAXプロバイダが端末代金の分割払いを36回として設定しているため、3年間の総額で計算しています。総額は、「月額料金+契約月数+端末代金+その他初期費用等-キャンペーン」の料金です。
※2. 実質月額料金とは、総額を契約月数で割った金額です。


WiMAX+5Gの端末は最新ホームルーターL13は上り最大速度が286Mbps。L13以外は、いずれも上り最大速度183Mbps下り最大速度はすべてのルーターが2Gbps超えと高速です。 ただし、これらの速度は理論値で、実際に上記の数値が出ることはありません。

そこで次はWiMAX+5Gが提供する6端末に加えて、WiMAX 2+の旧端末の実測値を比較していきます。

4G・5G速度を独自計測!実測値の結果は?

4G・5G速度を独自計測

ここまで、WiMAX+5Gの通信回線と端末の特徴について見てきました。ここからはWiMAX +5Gの速度(実測値)について気になる方に向けて、当サイトでもWiMAXの4G・5Gの実測値をご紹介します。

実測値の目安として、Webサイト閲覧や動画視聴などは、どのくらいの速度が必要なのか以下の表にてまとめました。通信速度の目安について知りたい方は以下の表をご覧ください。

使用状況 最低限必要な通信速度 快適に使用できる通信速度
メール・LINE 0.1Mbps 1Mbps
Webサイト閲覧 0.2Mbps 2Mbps
YouTube(低画質) 1Mbps 3Mbps
YouTube(高画質) 3Mbps 5Mbps

また、WiMAXの測定条件は以下のとおりです。
 

WiMAXの測定条件

  • 時間帯:17~21時
  • 場所:東京23区内
  • 測定端末:スマホ(iPhone)

これらの速度の目安・測定条件を踏まえて、まずは4G速度の実測値についてご覧ください。

※右にスクロールできます

WiMAX通信端末の実測値比較表(4G)

対応プラン WiMAX+5G WiMAX 2+
端末分類 モバイルルーター ホームルーター モバイルルーター ホームルーター
通信端末 X12 X11 SCR01 L13 L12
(ほぼ在庫
切れ状態)
L11 WX06 W06 HOME02
平均実測値
(下り)
72 124 88.5 160 169 91.9 19 50 41
平均実測値
(上り)
8.8 20.9 17.5 19.6 23.9 20.6 6.3 5.2 9.6
※通信速度はすべてMbps表記 ※4G回線で5回測定した平均値

上記のとおり4G速度はいずれもWiMAX 2+の旧端末と比較して、新端末のWiMAX +5Gの端末の速度が速い結果となりました。 そのため5Gエリアにお住まいでなくても、4G速度で十分快適に利用できることがわかります。

次にWiMAX 5G速度の実測値について見ていきましょう。

WiMAX通信端末の実測値比較表(5G)

対応プラン WiMAX+5G
端末分類 モバイルルーター ホームルーター
通信端末 X12 X11 SCR01 L13 L12
(ほぼ在庫
切れ状態)
L11
平均実測値
(下り)
116.4 187 218.4 207 182.8 193
平均実測値
(上り)
6.9 30.8 10.6 9.3 9.7 9

上記のとおり、5G回線での下り速度はどの端末でも100Mbpsを超える結果となりました。実測値で200Mbpsあれば、光回線と比較しても遜色ありません。

そのため、WiMAXでは日常的に高画質の動画を見る方やZoomなどのビデオ通話する方でも、快適にWiFi通信が楽しめることがわかります。

WiMAXが4G・5Gの速度どちらも高速で利用できることをお伝えしましたが、「とはいえ、データ容量を消費しすぎたら速度制限にかかるのでは?」という疑問を持っている方もいるはず。そこで最後にWiMAX+5Gにて、速度制限はかかるのか解説していきます。

【端末利用レビュー】大容量利用すると、速度制限はかかるのか検証

大容量利用すると、速度制限はかかる?

ここまでWiMAXの実測値を見てきました。ここからは「WiMAX +5Gにて速度制限がかかるのか気になる」という方に向けて、大容量データを利用してから速度制限はかかるのか最後に検証していきます。

従来のWiMAXでは、3日間で合計15GB以上利用すると、1Mbpsの速度制限がかかりました。

しかし、2022年2月からUQ WiMAXにて、速度制限が緩和されることが公式発表され、無制限で利用できるようになりました。2022年2月以後のUQ WiMAXの速度制限についての記載は以下のとおりです。

一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。 これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。

UQ WiMAX公式より引用(https://www.uqwimax.jp/wimax/plan/gigahodai_plus/)


とはいえ、「一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。」と記載されているように、本当に無制限になったのか疑問に思う方も多いはず。

そこで当サイトでは大容量通信しても、通信制限はかからないのか徹底検証。WiMAX比較.com編集部にて、YouTubeの高画質動画を流し、1日で160GBを超えるデータを消費しました。

\動画で視聴したい方はこちら/


1日160GB利用した次の日の夜に、実測値を計測。結果としては、150~200Mbpsの速度を計測しました。

大容量利用すると、速度制限はかかる?

これにより、現時点においては大容量通信をしても速度制限にかからず、無制限で高速通信できることがわかりました

当ページでこれまでお伝えしてきたWiMAX+5Gの通信速度・速度制限の内容をまとめると以下のとおりです。

まとめ
  • WiMAX +5Gはau回線が標準で利用できるため、WiMAX 2+と比較して繋がりやすい
  • WiMAX +5Gは4G回線・5G回線どちらも高速
  • 従来と比較して、WiMAX +5Gは速度制限が緩和

快適に高速通信ができるWiMAXには、数多くの代理店がありますが、どのプロバイダで契約しても、速度や通信容量、エリアは全く変わりません。しかしプロバイダ選びを間違えてしまうと、3年間で約40,000円以上損してしまうことも

そこで20社以上あるWiMAXプロバイダの最新料金を当サイトでは徹底比較しました。下記のページで、WiMAXプロバイダの価格をご覧いただけます。最新のプロバイダ料金は下記のページからご覧ください。

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※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。