WiMAX+5Gの通信モードを使いこなす方法を解説!

WiMAX+5Gの通信モードを使いこなす方法を解説!
  • 最終更新日:2024年3月11日
当記事は、WiMAX+5Gを快適に使うための通信モードや、充電を長持ちさせるためのモードについて解説するページです。

WiMAX+5Gでは、標準モードのスタンダードモード、オプションであるプラスエリアモードが利用できますが、旧プランの「ハイスピードプラスエリアモード」との違いが分からない方もいらっしゃるでしょう。

そこで、当記事ではプラスエリアモードとハイスピードプラスエリアモードの違いを解説します。あわせて、プラスエリアモードへの切り替え方法もご紹介するので、一緒に確認していきましょう。

ページ後半では、プラスエリアモードを無料で使えるWiMAXプロバイダの紹介もしています。

WiMAXの通信モードを上手に切り替えて快適にインターネット通信を楽しみたい方は、ぜひ最後までお付き合いください。




著者

WiMAX比較.com編集部

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通信領域に精通するメンバーで構成している当編集部は、WiMAXを始めとするポケット型WiFi関連の最新情報を発信し、7年間で累計5万名様以上のネット回線契約をサポートしています。
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WiMAX+5Gで使える2つのモードについて解説

WiMAX+5Gの2つのモードの概要

WiMAX +5Gでは、標準モードのスタンダートモードとオプションのプラスエリアモードという通信モードを利用可能です。

2つの通信モードの違いや、プラスエリアモードを利用すべき状況が分からない方のために、まずはそれぞれのモードについて解説します。

au 4G LTE・au 5G・WiMAX2+回線を無制限で使えるスタンダードモード

スタンダードモードは、au 4G LTE(Band1・3)・au 5G(N78)・WiMAX2+(Band41)の回線を、通信量の制限なく使える通信モードのこと。WiMAX+5Gの標準モードとなっており、上記3つの回線をデータ容量の制限なく利用できます

これらの回線を詳しく見ていくと、au 5G・WiMAX2+は、au 4G LTEよりも高周波数となっています。通信速度が速い一方、遮蔽物に弱く、地下や屋内では繋がりにくいのがデメリット。

au 4G LTEはau 5G・WiMAX2+に比べて低周波数で、遮蔽物に回り込みやすく繋がりやすいです。 スタンダードモードでは上記3つの回線を使って高速通信を可能にしていますが、それでも地下や屋内では繋がりにくい場合があります。

そんなときに有用なのがプラスエリアモード。スタンダードモードで繋がりにくい場所でも通信可能になります。

それでは、プラスエリアモードについて詳しく見ていきましょう。

au回線のプラチナバンドが使えるプラスエリアモード

プラスエリアモードは、スタンダードモードで利用できる3つの回線に加え、「プラチナバンド(au 4G LTE:Band18・26)」と言われる700~800MHz前後の低周波数帯が使えるモードです。

800MHz前後の周波数帯は波長が長く、障害物の後ろに回り込む性質があります。そのためビルや山の陰でも繋がりやすいのが特徴です。

スタンダードモードで利用できる電波は波長が短く、屋内や地下では繋がりにくい特性がありますが、プラスエリアモードに切り替えると電波が届きにくい場所でも快適にインターネット通信できます

また、スタンダードモードではカバーしきれていないエリアにも対応しており、通信エリアが広がるのが特徴です。首都圏や関西圏は通信エリアに大差ありませんが、地方ではスタンダードモードでエリア外だとしても、プラスエリアモードでは通信可能となる地域もあります。

利用する地域によって対応エリアが異なるため、事前にエリアマップで確認しておくと安心です。

引用: エリアマップ|UQ WiMAX【公式】


それでは最後に、スタンダードモードとプラスエリアモードの違いを表にまとめます。

スタンダードモード プラスエリアモード
通信回線 WiMAX2+
au 4G LTE
au 5G
au 4G LTE
(プラチナバンド)
au 5G
速度
容量 無制限 30GB/月
通信エリア
繋がりやすさ
対応周波数

WiMAX2+:
Band41(2.5GHz・ 5GHz)

au 4G LTE:
Band1(2GHz帯)
Band3(1.7GHz帯)

au 5G:
N78(3.7GHz帯)

au 4G LTE:Band18(800MHz帯)
Band26(700MHz)

+
スタンダードモード
の周波数帯


ここまでスタンダードモードとプラスエリアモードの違いを解説しましたが、それぞれの特徴を理解できたのではないでしょうか。

しかし、プラスエリアモードと検索するとハイスピードプラスエリアモードがヒットし、2つのモードの違いが分からなくなっている方も多いはず

次の章では、プラスエリアモードとハイスピードエリアモードの違いを解説します。

ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX 2+)との違いとは

旧端末のハイスピードプラスエリアとの違い

「プラスエリアモード」は、WiMAX2+の「ハイスピードプラスエリアモード」と名称が似ていますが、別物のため注意しましょう。

これら2つのモードの大きな違いは、現プラン対応か旧プラン対応かです。

現在販売中の端末(Speed Wi-Fi Home 5G L13、Speed Wi-Fi 5G X12)では「ハイスピードプラスエリアモード」を利用できません。

2つのモードについてまとめた表を見ていきましょう。

プラスエリアモード
(現行プラン)
ハイスピード
プラスエリアモード
(旧プラン)
対応プラン ギガ放題プラス ギガ放題
通信回線 WiMAX +5G WiMAX 2+
月間通信容量 30GB/月 7GB
5Gの利用 できる できない
データ容量
超過時の
標準モード
への影響
なし 月末まで速度制限
対応周波数

WiMAX2+:
Band41(2.5GHz・ 5GHz)

au 4G LTE:
Band1(2GHz帯)
Band3(1.7GHz帯)

Band18(800MHz帯)
Band26(700MHz)

au 5G
N78(3.7GHz帯)

WiMAX2+:
Band41(2.5GHz・ 5GHz)

au 4GLTE:
Band18(800MHz帯)
Band26(700MHz)


プラスエリアモードはau5G回線が利用できるのに対し、ハイスピードプラスエリアモードでは利用できません

また、プラスエリアモードの月間通信容量は30GBまで、ハイスピードプラスエリアモードは7GBまでとなっており、WiMAX +5Gではオプションの制限が緩くなっています。

さらに、通信容量を超過した場合でも、WiMAX +5Gの標準プランであるスタンダードモードでは通常の速度で通信が可能。

つまり、WiMAX +5Gは、WiMAX 2+よりも使いやすくなったということです。

プラスエリアモードのメリット

プラスエリアモードのメリット

プラスエリアモードのメリットは以下の2つです。

プラスエリアモードのメリット

  • プラチナバンドで地下鉄や建物内で通信が安定する
  • 対応エリアが広がりWiMAX+5Gが繋がりやすくなる

プラスエリアモードのメリットについて詳しく見ていきましょう。

プラチナバンドによって地下鉄や建物内で通信が安定する

プラスエリアモードでは、電波が繋がりやすい周波数帯であるプラチナバンド(Band18・26)を利用できます

具体的には800MHz前後の周波数で、障害物に回り込む性質を持つ電波です。建物内や地下にも電波が回り込みやすく、安定した通信ができるのがメリット。

スタンダードモードで利用する周波数帯(au 5G:3.7GHz、au LTE:2GHz・1.7GHz、WiMAX2+:2.5GHz)は、プラチナバンドに比べ電波が直線的に進む特性があり、障害物の影響を受けやすいというデメリットがあります。

上記の特性により、スタンダードモードはプラスエリアモードよりも地下鉄や建物内で繋がりにくくなります

したがって、スタンダードモードでの通信が安定しない場合にプラスエリアモードを利用すると効果的です。

対応エリアが広がりWiMAX+5Gが繋がりやすくなる

WiMAX+5Gのスタンダードモードでは、au 5G、au 4G LTE、WiMAX2+(4G-TDLTE周波数)の3つの回線を利用しています。

プラスエリアモードでは上記の回線に加え、さらにau 4G LTEの繋がりやすい周波数帯(プラチナバンド)も利用可能です。

スタンダードモードよりも多くのアンテナを利用できるため通信エリアが広く、通常モードで繋がらない場所でもプラスエリアモードにすれば通信可能になるエリアもあります。

注意点を確認!プラスエリアモードのデメリット

プラスエリアモードのデメリット

プラスエリアモードにはメリットがありますが、デメリットもあるので注意が必要です。

プラスエリアモードのデメリット

  • データ容量を30GB利用すると制限がかかる
  • オプションを使うと追加で料金が発生する場合がある

デメリットを把握しておくと、より快適にWiMAXを利用できるため、事前に目を通しておきましょう。

データ容量を30GB利用すると制限がかかる

プラスエリアモードは月間30GB以上利用した場合、速度制限がかかります

ちなみに、旧プランであるWiMAX 2+の「ハイスピードプラスエリアモード」で速度制限がかかった場合は、標準モード「ハイスピードモード」も一緒に制限がかかります。ハイスピードプラスエリアモード・ハイスピードモードともに、月末まで制限が解除されません

その点、現行プランのプラスエリアモードは、データ容量を超過しても標準モードは変わらず無制限・高速で使えるため安心です

プラスエリアモードで速度制限がかかった状態でもスタンダードに切り替えれば、通常の速度での利用が可能です。 

オプションを使うと追加で料金が発生する場合がある

オプションのプラスエリアモードを利用すると、月間1,100円(税込)の追加料金がかかります。

間違えてプラスエリアモードに切り替えてしまった場合、すぐにスタンダードモードに切り替えたとしても、追加料金が発生してしまうため注意が必要です

ただしUQ mobile自宅セット割 インターネットコースへの加入で、プラスエリアモードが無料で使えます。

また、一部のプロバイダはプラスエリアモードを無料で利用できるプランがあります。詳しくは次の章で解説する、プラスエリアモードの切り替え方法の後に紹介します。毎月プラスエリアモードを無料で利用したい方はぜひご確認ください。

WiMAX+5Gの
プラスエリアモードを
無料で使えるプロバイダ

プラスエリアモードに切り替える方法

プラスエリアモードへの切り替え方法は、WiMAXの端末から切り替えるパターンと、Web上やアプリから切り替えるパターンの2種類があります。

どちらも簡単にできるため、通信モードを変更したい方は試してみてください。

ホームルーター Speed Wi-Fi Homes 5G L13の切り替え方法

Speed Wi-Fi Home 5G L13で端末からプラスエリアモードに切り替える方法

ホームルーターL13の通信モードの切り替えは、専用アプリ内で行います。具体的な手順は、次のとおりです。

  1. ZTELink JPにログイン
  2. 「接続設定」画面で「通信モード」を選択
  3. 「プラスエリアモード」・「有効」を選択

スタンダードモードへの切り替えも、同様の方法で可能となっています。簡単に操作できますが、利用後はスタンダートモードへの切替忘れに注意しましょう。

Speed Wi-Fi Home 5G L12(ホームルーター)の切り替え方

Speed Wi-Fi Home 5G L12で端末からプラスエリアに切り替える方法

Speed Wi-Fi Home 5G L12でプラスエリアモードに切り替える方法は以下の2通りです。

①本体のMODEボタンを長押して切り替える

  1. 本体背面にある「MODE」ボタンを2秒以上長押し
  2. 本体正面のMODE/UPDATEランプがオレンジか緑に点灯したら切り替え完了
ホームルーターSpeed Wi-Fi Home 5G L12

②アプリで切り替える

  1. NEC WiMAX +5G Toolアプリをダウンロード
  2. 「設定メニュー」から「ネットワーク設定」を選択
  3. 「接続設定画面」から通信モード画面を表示
  4. 「A:プラスエリアモード」を選択肢し「設定適用」を押すと切り替え完了

Speed Wi-Fi Home 5G L11(ホームルーター)の切り替え方

Speed Wi-Fi Home 5G L11で端末からプラスエリアに切り替える方法

Speed Wi-Fi Home 5G L11でプラスエリアモードに切り替える方法は、以下の通りです。

①本体のMODEボタンを長押して切り替える

  1. 本体背面にある「MODE」ボタンを2秒以上長押し
  2. 本体正面のMODE/UPDATEランプがオレンジか緑に点灯したら切り替え完了
ホームルーターSpeed Wi-Fi Home 5G L11

②設定ツールで切り替える

  1. WiFi接続した端末のブラウザに「http://speedwifi-home.5g」と入力しログイン画面を表示
  2. 本体底面に記載の、初回IDとパスワードを入力してログイン
  3. 「接続設定画面」から通信モード画面を表示
  4. プルダウンから「プラスエリアモード」を選択後「適用」ボタンを押すと切り替え完了

モバイルルーター Speed Wi-Fi 5G X12の切り替え方法

モバイルルーターSpeed Wi-Fi 5G X12の通信モード切り替え方法

モバイルルーター Speed Wi-Fi 5G X12における、WiMAX+5Gのモード切り替えはディスプレイ上で操作可能です。具体的な手順は、以下のとおりです。

  1. ホーム画面で「モバイルネットワーク」を開く
  2. 「通信モード」を選択
  3. 通信モードの切り替えを確認されるので「はい」を選択

スタンダードモードへ戻す際は、3つ目の手順.で「通信モードの切り替え」を選択すれば、WiMAX+5Gのモードを切り替えられます。

Speed Wi-Fi 5G X11(モバイルルーター)の切り替え方

Speed Wi-Fi 5G X11で端末からプラスエリアに切り替える方法

Speed Wi-Fi 5G X11でプラスエリアモードに切り替える方法は以下の通りです。

①端末から切り替える

モバイルルーターSpeed Wi-Fi 5G X11
  1. ホーム画面の「クイックメニュー」をタップ
  2. 「通信モード」から、「+Aモード」を選択後、決定ボタンを押すと切り替え完了

②設定ツールで切り替える

  1. WiFi接続した端末のブラウザに「https://galaxy.mobilewifi」と入力してログイン画面を表示
  2. 初回パスワード(IMEIの下6桁)を入力してログイン
  3. 「設定モード」から「+Aモード」を選択後、決定ボタンを押すと切り替え完了

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi(モバイルルーター)の切り替え方

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiで端末からプラスエリアに切り替える方法

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiでプラスエリアモードに切り替える方法は以下の通りです。

①端末から切り替える

モバイルルーターGalaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01
  1. ホーム画面の「通信モード」をタップ
  2. 「通信モード」から、「プラスエリア(+A)」を選択後、決定ボタンを押すと切り替え完了

②クイック設定で切り替える

  1. NEC WiMAX +5G Toolアプリをダウンロード
  2. ログイン画面の「パスワード」に「情報者パスワード」を入力し、「ログイン」を選択
  3. 「設定メニュー」から「ネットワーク設定」を選択
  4. 「プラスエリアモード(+A)」を選択肢し「設定適用」を押すと切り替え完了


WiMAX+5Gのプラスエリアモードを無料で使えるプロバイダ

プラスエリアモードを無料で使えるプロバイダ

基本的にオプションのプラスエリアモードを利用すると、月間1,100円の追加料金が発生します。しかし、WiMAXの販売代理店であるプロバイダによっては、無料で使えるサービスもあるのです。

プラスエリアモードを無料で利用できるプロバイダ

  • Vision WiMAX
  • UQ WiMAX

※右にスクロールできます
実質月額料金※1 支払い総額※3
UQ WiMAX 4,984円 189,380円
Vision WiMAX 5,188円 186,755円
GMOとくとくBB※2 5,192円 186,907円
※1 {(月額料金×契約月数) + 端末代金 + その他費用 – キャンペーン} ÷ 契約月数
※2 1,100円/月のプラスエリアモードを追加した場合の料金 ※3 UQ WiMAX:分割払いの場合、契約の翌々月から36回払いのため、38ヶ月利用した総額、Vision WiMAX・GMOとくとくBB:36ヶ月利用した総額


UQ WiMAXでは、auスマートバリューもしくは自宅セット割引に加入することで、プラスエリアモードが無料で利用できます。Vision WiMAXにには条件がありません。

WiMAXはどこのプロバイダと契約しても、通信回線や速度、端末は全く同じです。そのため、お得にWiMAXを利用したい方は実質月額料金が一番安いプロバイダがおすすめ。

ちなみに、WiMAXプロバイダの中で最安のGMOとくとくBBは、プラスエリアモードは無料で利用できませんが、新端末での契約が可能です。 WiMAXを最安で利用したい方や、新端末で契約したい方は、GMOとくとくBBがおすすめです。

詳しい内容は以下のリンクより確認ください。


当サイト1番のおすすめ
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ここまでWiMAX+5Gの通信モードについて解説しましたが、実はバッテリーモードによっても通信速度が変わります

また、バッテリーモードは持ち運びの際に便利なモード切り替えです。モードを切り替えると充電を長持ちさせることもできます。

WiFiルーターのバッテリーを使い分ける方法

WiMAX端末のバッテリーを使い分ける方法

WiFiルーターのバッテリーに関するモードは以下の3つです。

  • ハイパフォーマンスモード
  • バランスモード(ノーマルモード)
  • エコモード

バッテリーモードはあくまでもWiMAXの省電力機能で、通信回線が変わる通信モードとは異なります

用途に合わせてモードを切り替えると、高速通信や充電の長持ちが可能になるため、事前に確認しましょう。

高速通信ができるハイパフォーマンスモード

ハイパフォーマンスモードはその名の通り、3つのモードの中で最も高速通信ができます。そのため、動画視聴やデータダウンロードなど、大きなデータ容量を使用するときに使うと効果的です。

しかし、ハイパフォーマンスモードは充電の減りが早く、他のモードと比較してバッテリーの消耗が激しいです。長時間の外出に持ち出す際は充電残量を確認しながら利用しましょう。

ホームルーターや充電中のモバイルルーターの場合は、充電が切れる心配はないため常にハイパフォーマンスモードの利用が可能です。

通信速度とバッテリーのバランスモード(ノーマルモード)

バランスモードは充電残量が少なくなると自動的に通信速度を制限し、バッテリーの持ちを長くするモードです。

自動的に充電の持ちを調整してくれるため、モードの調整が面倒な方やモードに悩む方は、ノーマルモードの利用がおすすめ。

初期設定ではノーマルモードに設定されているため、高速通信がしたい方はハイパフォーマンスモード、充電の持ちを重視するならエコモードに切り替えましょう。

充電を長持ちさせるエコモード

エコモードは、通信速度を下げて充電を長持ちさせるモードです。

ハイパフォーマンスモードと比べて速度や安定性は劣るため、あくまでもバッテリーの持ちを重視する際の利用がおすすめ。

とはいえ、SNSやサイト閲覧標準画質の動画視聴であれば問題なく行えるので安心して利用できます。

WiFiルーターを長時間外出先で使う際や、とにかく充電を長持ちさせたい場合に有用です。

まとめ

まとめ

WiMAX +5Gの「プラスエリアモード」と「スタンダードモード」の2つのモードを上手く使い分けることで、快適にインターネット通信ができます。

通常、プラスエリアモードを利用すると月間1,100円(税込)の追加料金がかかりますが、無料で使えるプロバイダもあります。

プラスエリアモードを無料で使いたい方は、安い料金でWiMAXを利用できる5G CONNECTがおすすめ

しかし、現在WiMAXを契約中の方は、違約金や端末残債が発生する可能性があるため注意が必要です。

よくある質問

よくある質問

ここからは、WiMAXに関するよくある質問をまとめました。

WiMAXのギガ放題プラスプランとギガ放題プランは何が違う?

「ギガ放題プラス」は5G回線に対応した最新プランで、データ容量の制限はありません。

「ギガ放題」はWiMAXの旧プランであり、5G未対応です。月間のデータ容量に制限はありませんが、3日間10GB以上の利用で速度制限がかかります。

無制限でWiMAXを使うポイントはある?

ギガ放題プラスプランは、2022年2月1日より3日間15GBの制限が撤廃され、無制限となりました。

しかしプラスエリアモードで30GB以上利用すると、プラスエリアモードでのみ速度制限がかかります。要するに、プラスエリアモードで速度制限がかかったとしても、スタンダードモードに切り替えれば無制限で利用できるということです。

そのため、プラスエリアモードを月間30GB以上利用した場合は、スタンダードモードでインターネット通信しましょう。

オプション料金が無料になることはある?

プロバイダによっては、オプションのプラスエリアモードを無料で使えます。

現在プラスエリアモードを無料で利用できるプロバイダは、Vision WiMAX、UQ WiMAXです。

中でも安い料金で利用できるプロバイダは、Vision WiMAX。ただWiMAX最安プロバイダのGMOとくとくBBにプラスモードを追加した場合、Vision WiMAXよりもお得な料金で契約できます。

ハイスピードモードって何?

ハイスピードモードは、WiMAXの旧プランであるギガ放題の標準モードで、WiMAX 2+回線が利用できます。

オプションのハイスピードエリアモードを利用すると、月間7GBまでau 4G LTE回線が使えます。