「通信エリア内のはずなのに繋がらない」
どこでもインターネットを利用できる便利なポケット型WiFiですが、通信速度が遅い・繋がらない場合に、不便だと感じることもありますよね。
そんな場合に対処法を知っていれば、遅い・繋がらないといった状況をすぐに改善できるかもしれません。
そこでこの記事では、ポケット型WiFiの通信状況でお悩みの方に向けて、「ポケット型WiFiが遅い原因」と「遅い場合の対処法」について解説します。
まずはポケット型WiFiの通信速度が遅い・繋がらない場合に、すぐに試せる対処方法を確認しましょう。
【目次】
ポケット型WiFiが繋がらない・遅い場合にまず確認したいこと
ポケット型WiFiが遅い・繋がらない原因は様々考えられます。しかし、その原因を探る前に、まず確認しておきたいことが7つあります。
ポケット型WiFiが遅い・繋がらない時に、まず確認したい事項は以下のとおりです。
ポケット型WiFiが遅い・繋がらないときに確認すること
- SIMカードや電池パックが適切に挿入されているか
- 利用料金の未払いはないか
- ポケット型WiFiの充電切れではないか
- ポケット型WiFiのパスワードやIDを間違えていないか
- 機内モードに変更してないか
- 最大接続台数以上のデバイスに繋がっていないか
- スマートフォンやパソコンのセキュリティーソフトを解除する
それでは順に確認していきましょう。
SIMカードや電池パックが適切に挿入されているか確認する
ポケット型WiFiが繋がらない原因は、SIMカードや電池パックが適切に挿入されていないことかもしれません。WiMAXなど一部のポケット型WiFiでは、購入後に自身で通信端末にSIMカードを挿す必要があります。SIMカードや電池パックの裏表が適切なのか確認し、利用してみましょう。
利用料金の未払いはないか
利用料金が未払いの場合、当然ポケット型WiFiは繋がらなくなります。クレジットカードが止まっていたり、口座にお金を振込忘れたりと、知らぬ間にポケット型WiFiの料金が支払えていない可能性もあります。
ポケット型WiFiが繋がらない際は、支払いに関する通知が届いていないか、またクレジットカードの支払いがエラーになっていないかなどを確認しましょう。
ポケット型WiFiの充電切れではないか
ポケット型WiFiに繋いでいたデバイスが急にインターネットに繋がらなくなった場合は、通信端末の充電が切れた可能性があります。ポケット型WiFiの種類にもよりますが、連続通信が可能な時間は約8~12時間程度。
ルーター端末に電源が入っているのか、画面があるポケット型WiFiであれば充電状況はどうかなどをしっかり確認するようにしましょう。
ポケット型WiFiのパスワードやIDを間違えていないか
ポケット型WiFiが繋がらないのは、パスワードやIDを間違えていることが原因の可能性も。ポケット型WiFiをデバイスに接続する際は、パスワードやIDが間違えていないか確認しましょう。機内モードに変更してないか
ポケット型WiFiが繋がらない・遅い原因は、ポケット型WiFiを機内モードに設定しているからかもしれません。WiMAXなどのポケット型WiFiでは、機内モードに設定できます。機内モードに設定していると、電波が発せられないためインターネットに繋がりません。
意図せず設定が変わっている可能性もあるため、繋がらない場合はポケット型WiFiが機内モードになっていないか確認してみましょう。
最大接続台数以上のデバイスに繋がっていないか
端末の最大接続数以上のデバイスが接続されているため、ポケット型WiFiが繋がらない・遅い可能性もあります。ポケット型WiFiは、通信端末ごとに接続できるデバイスの最大数が決まっています。
主要なポケット型WiFiの通信端末における接続台数は以下の通りです。
キャリア | 端末の種類 | 最大接続台数 |
---|---|---|
WiMAX | X12 | 16台 |
SoftBank | A101ZT | 30台 |
NTTdocomo | SH-52B | 17台 |
Y!mobile | A101ZT | 30台 |
モンスターモバイル | Macaroon SE | 10台 |
THE WiFi | NA01 | 10台 |
もちろん、最大接続台数以上のデバイスをポケット型WiFiに接続することはできません。
また、接続デバイスが最大接続台数に近付くほど、ポケット型WiFiの通信速度が遅い・繋がらない原因にもなるので注意しましょう。
利用していないデバイスはポケット型WiFiから接続を解除するのがおすすめです。
スマートフォンやパソコンのセキュリティーソフトが原因の場合も
ポケット型WiFiの通信端末ではなく、接続しているスマートフォンやパソコンのセキュリティソフトが原因で繋がらない場合もあります。お使いのデバイスでセキュリティソフトを利用している方は、1度オフにしてからポケット型WiFiに再接続してみましょう。
以上、ポケット型WiFiが遅い・繋がらない際に、まず確認したい事項を解説しました。それでも解決しない場合は、以下で解説する対処方法を試してみましょう。
繋がらない・遅い原因と対処法を解説
ポケット型WiFi・モバイルWiFiが遅い、繋がらない場合、原因として考えられるのは主に以下の5点です。
ポケット型WiFiが遅い・繋がらない原因
- WiFiルーターに不具合が発生していて繋がらない
- 利用場所が対応エリア外(圏外)になり繋がらない
- 障害物によって電波が繋がらない
- 電波干渉していてポケット型WiFiが繋がらない
- 通信速度制限によってポケット型WiFiが繋がらない
ポケット型WiFiが遅い・繋がらない原因を一緒に探していきましょう。
WiFiルーターに不具合が発生していて繋がらない
ポケット型WiFiの速度が遅い場合、もしかするとお使いのポケット型WiFiルーターに不具合が発生している可能性があります。
ルーターに不具合が発生している時に試していただきたい対策は以下の3点です。
ルーターに不具合が発生しているときの対策
- WiFiルーターを再起動する
- PCやスマホを再起動する
- WiFiルーターをアップデートする
電池が取り出せるタイプのWiFiルーターを利用中であれば、電源を切った後に電池を脱着してから再起動するようにしましょう。さらに、接続中のスマートフォンやパソコンの再起動もおすすめします。
また、WiFiルーターによってはバージョンをアップデートすることで、遅い状態が解消されるケースもあります。
アップデートの方法はポケット型WiFiメーカーやプロバイダのホームページなどで確認してみましょう。
以上3点を試してみても速度の遅い状態が改善されない場合は、別の部分に原因がある可能性が高いです。残り4つの原因についてもあわせて確認することをおすすめします。
圏外(対応エリア外)にいる場合の対処法
ポケット型WiFiが遅い・繋がらない場合、ポケット型WiFi回線の対応エリア外にいる場合があります。ほとんどのポケット型WiFiの回線は以下の5つのいずれかです。
ポケット型WiFiの通信回線
- docomo(ドコモ)
- au
- Softbank(ソフトバンク)
- WiMAX2+(ワイマックス)
- 楽天
どの回線エリアも都市部は全域でカバーしています。ただ、郊外等で利用する場合はエリア圏外となる場所も多く、少しの移動でエリア外になり繋がらない可能性があります。
このような場合の対処法としては、まずはポケット型WiFiの公式ホームページでエリアを確認してみるのが良いでしょう。以下に関東地方の各社エリアマップをまとめているので、是非ご活用ください!
WiMAXの対応エリア:https://www.uqwimax.jp/wimax/area/
ソフトバンク(SoftBank)の対応エリア:https://www.softbank.jp/mobile/network/area/map/
ドコモ(docomo)の対応エリア:https://www.docomo.ne.jp/area/
auの対応エリア:https://www.au.com/mobile/area/map/
楽天の対応エリア:https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/
また、エリア内に入っているのに通信速度が遅い、繋がらない場合は、基地局が工事かメンテナンスをしている可能性があります。
基地局とは電波を送受信するアンテナのようなもの。都市部では同じエリアに基地局が多く、基地局の1基が工事中でも圏外になることはありません。
しかし、郊外では基地局が1基しか無いエリアも多くあり、工事中の場合、ポケット型WiFiが圏外になる可能性もあるのです。
基地局の工事情報も、利用中のポケット型WiFiの公式HP情報がないか、確かめましょう。
障害物によって電波が繋がらない
通信エリア内でも、障害物によってポケット型WiFiの電波が繋がらないこともあります。このパターンが最も発生しやすいのがWiMAX2+回線。
実はポケット型WiFiは回線ごとに「障害物に対する強さ」が異なります。
docomo、au、SoftBankが利用している「LTE回線」は障害物に強い性質を持っていますが、「WiMAX2+回線」は障害物に弱い性質があります。
なぜこのような違いが生まれるのでしょうか。それは、LTEとWiMAXで利用している電波の周波数が異なるからです。
簡単に説明すると、LTE回線は障害物に強い700~900MHzという周波数(通称:プラチナバンド)を使っているのに対して、WiMAX2+回線の周波数は障害物に弱い2.5GHz。
LTE回線のプラチナバンドは、障害物があっても電波が回り込むため繋がりやすくなっています。一方、WiMAX2+回線は、電波が直線に進むため障害物にさえぎられる傾向にあります。
そのため、特にWiMAX2+回線ではビル等が密集しているエリアでは電波が弱くなり、通信速度が遅い・繋がらないことも多いのです。
障害物によって遅い・繋がらない際の対策の1つとしては、ポケット型WiFiを窓際に置くこと。家の中の壁やドア等も障害物となり、ポケット型WiFiが遅いこともあるためです。
家の中で繋がらないと感じた場合は、置き場所を変更してみるのもおすすめです。
電波干渉していてポケット型WiFiが遅い場合の対処法
ポケット型WiFiが遅い時にもう1つ考えられるのは、電子機器同士が電波干渉を起こしている可能性です。ここで重要になるのが、各電子機器が利用している周波数。
1つ前の章でも周波数についてお話しましたが、前章は「基地局とポケット型WiFiの通信」のお話です。一方ここでは「ポケット型WiFiとスマホなどの通信」についての話になります。以下の図をご覧ください。
電子機器同士で発生する電波干渉の話に戻りましょう。
ポケット型WiFiとスマホを無線で接続する際に使われる周波数は「2.4GHz」が主流です。
しかし、2.4GHzを利用している電子機器は他にもたくさんあります。例えば、Bluetoothや電子レンジも2.4GHzの周波数帯を利用しています。
様々な電子機器が2.4GHzを使っていることで電波干渉が発生し、ポケット型WiFiの速度が遅いこともあるのです。
イメージしにくい方は、周波数帯を道路だと考えればわかりやすいでしょう。
ポケット型WiFiもBluetoothも電子レンジも2.4GHzという道路を走る車だとイメージしてください。同じ道路に多くの車がいれば渋滞を起こします。
2.4GHzを利用する電子機器も数が多ければ電波が混みあい、その結果ポケット型WiFiの通信速度が遅い・繋がらない状態になることがあります。
対処方法としてはポケット型WiFiを電子機器から離れた場所で使う、利用していない電子機器の電源をオフにするなどがおすすめ。
また、ポケット型WiFiによっては、周波数帯を2.4GHzから5GHzに変えられるものあります。
WiMAXなどは周波数帯を5GHzに変えられるため、繋がりにくいと感じた際はぜひ試してみてください。
通信速度制限によってポケット型WiFiが遅い
最後に、速度制限が原因で通信速度が遅い・繋がらない場合について解説します。
「電波もあるし、近くに電子レンジ等もない。でもポケット型WiFiが遅い!」このような時は速度制限にかかっているかどうかチェックしてみましょう。
一部のポケット型WiFiは利用できるデータ容量に制限があります。各社の容量と速度制限後の速度をまとめた表をご覧ください。
キャリア | 月間容量制限 | 通信制限後の 速度 |
---|---|---|
WiMAX (ギガ放題プラス) |
無制限 | – |
Softbank | 50GB | 128Kbps |
NTTdocomo | 無制限 | – |
Mugen WiFi | 100GB | 128Kbps |
THE WiFi | 100GB | 128Kbps |
Y!mobile (通常プラン) |
7GB | 128Kbps |
Y!mobile (アドバンスオプション) |
制限なし(3日10GB) | 1Mbps |
WiMAXやドコモは無制限で利用できます。
ただ、ワイモバイルのアドバンスオプションは「3日で10GBまで」、SoftBankのポケットWiFiやMugen WiFiなどには「月間○○GBまで」などの制限があり、規定以上のデータ容量を使用すると速度制限が適用されます。
制限に掛かった場合、多くのポケット型WiFiでは通信速度が128Kbpsとなります。
128Kbpsでは、Googleで検索をするのにも2分程掛かってしまいます。しかも、1度速度制限にかかると月末まで解除されません。
通信制限が原因でポケット型WiFiが遅い・繋がらないとお悩みの方は、契約中のデータ容量が足りていないかもしれません。
データ容量を無制限で利用できるポケット型WiFiのWiMAXなどへの機種変更をおすすめします。
改善されない場合は?ポケット型WiFiごとの対処法を解説
ここまでポケット型WiFiが遅い・繋がらない原因と対処方法を解説しました。それでも「どの対策も効果がなかった」ということも考えられます。
その場合は、他社のポケット型WiFiへの乗り換えやプラン変更などが必要な可能性があります。
例えば、対応エリアや電波が原因で繋がらないと考えられる場合は、エリアの広いサービスに乗り換えることで解決できるかもしれません。
また、速度制限などが原因で遅い場合は、ポケット型WiFiのプランを変更するだけで改善できることもあります。
ただし、各ポケット型WiFiことの特徴を押さえておかなければ、乗り換えやプラン変更をしても改善されない可能性もあるので注意が必要。
そこで、あらゆるポケット型WiFiの特徴を調査している当サイトが、各サービスごとの対処法についてご紹介します。
今回は「クラウドSIMを含む3キャリアの回線を使うポケット型WiFi」と「WiMAX」の2つに分けて解説します。
大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)やクラウドSIMのポケット型WiFiが繋がらない場合の対処法
次に、大手キャリアやクラウドSIMのポケット型WiFiが繋がらない場合の対処法について解説します。そもそもクラウドSIMとは、au・ドコモ・ソフトバンクの回線が利用できるポケット型WiFiのこと。つまり、大手キャリアのポケット型WiFiでもクラウドSIM型でも使っている回線は同じです。
そのため、クラウドSIM型のポケットWiFiの繋がりにくさに悩まれている方は、他回線のWiMAXへの乗り換えをおすすめします!
上述したように、クラウドWiFiはau・ドコモ・ソフトバンクの回線を利用しているため、同じクラウドSIM型に乗り換えても、繋がりやすさは変わりません。
そこでおすすめしたいのが、繋がりやすさや通信速度だけでなく、容量にも優れた「WiMAX」です。
その理由は、WiMAXは通信端末のスペックが高く、最大通信速度はクラウドSIMの20倍以上となっているからです。
当編集部がおすすめするWiMAXの特徴を以下にまとめます。
WiMAXは、容量無制限でかつ5G回線の高速通信を、実質月額料金3,792円から利用可能です。 WiMAXは他のポケット型WiFiと比較しても、コスパの良さならダントツで1位です。
また、数あるWiMAXプロバイダの中でも「5G CONNECT」であれば、お試し利用が可能です。
「5G CONNECT」の『1ヶ月間お試しモニター』というキャンペーンは、WiMAX端末をお試し利用ができるため、契約後に利用可能のエリア外だったというリスクもありません。
WiMAXへの乗り換えは興味があるけど、実際に利用可能エリアなのかが心配な方は以下のボタンをクリックタップして、「5G CONNECT」の解説ページをご覧ください!
もし、数あるWiMAXプロバイダをしっかり比較したうえで契約先を決めたいという方は、以下のボタンをクリックタップして、WiMAXプロバイダの解説ページへお進みください!
WiMAX解説ページはこちら
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その理由は、WiMAXは通信端末のスペックが高く、最大通信速度はクラウドSIMの20倍以上となっているからです。
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WiMAXの特徴
- 5G回線の高速通信
- 容量が無制限
- 実質月額料金が最安3,792円
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大手キャリアやクラウドSIMのポケット型WiFiが「繋がらない方」は光回線の契約を考える、「通信速度が遅い方」はWiMAXやドコモなどのスペックが高いポケット型WiFiへ乗り換えるのがおすすめです。
WiMAX回線がインターネットに繋がらない場合の対処法
現在WiMAXでは、「ギガ放題プラスプラン」が契約できます。旧プランである「ギガ放題プラン」を契約している方は、データ容量に制限があるため、速度制限にかかる可能性があります。ギガ放題プラン利用中:WiMAX+5G対応のプランへの乗り換えがおすすめ
旧プランであるWiMAXギガ放題プラン(WiMAX2+)を利用している場合、通信エリアや速度制限が原因でWiFiが遅い・繋がらない可能性があります。そのため、ギガ放題プランを利用している方は、最新プランWiMAX+5Gへのプラン変更がおすすめです。
というのもWiMAXのギガ放題プラスプランは、データ容量無制限かつ対応エリアがギガ放題プランよりも広いため。2つのプランの違いは以下の通りです。
プラン | ギガ放題プラス | ギガ放題 (新規受付終了) |
---|---|---|
通信制限 (データ容量) |
無制限 | 3日で10GB |
5G通信 | 対応 | 非対応 |
最大速度 | 3,900Mbps | 440Mbps |
au回線の 利用 |
オプションなしで 標準利用可能 (無制限) |
オプションで 利用可能 (月間10GB) |
注目して欲しいのは、au回線の利用に関してです。
従来のプラン(ギガ放題)で使える回線はWiMAX2+のみのため、「障害物に弱い、郊外では繋がりにくい」などのデメリットがありました。
しかし、ギガ放題では有料オプションでのみ利用できるau回線が、ギガ放題プラスでは無料で無制限利用できます。
現在ギガ放題を利用している方は、ギガ放題プラスへの乗り換えがおすすめです。 ただし、乗り換えにかかるコストが心配という方もいらっしゃるでしょう。その点も、ご安心ください。
ギガ放題プランからギガ放題プラスプランへの乗り換えなら、解約違約金などの費用がかからないプロバイダも多く存在します。
使いやすさやコスト面などを踏まえて、WiMAXのギガ放題プランが繋がらない・遅いと感じた方は、ギガ放題プラスへの乗り換えが最もおすすめです。
ギガ放題プラスプラン利用中:プラスエリアモードを使う
ギガ放題プラスプランを利用中でWiMAX回線が繋がりにくいと感じている方は、プラスエリアモードの利用がおすすめです。プラスエリアモードとは
通常のWiMAX回線が届きにくい地下や屋内でも繋がりやすいau回線のプラチナバンドを利用できる通信モードのこと。プラチナバンドは、障害物も回り込んで通信できるので、より繋がりやすくなるのが特徴です。プラスエリアモードは毎月1,100円と有料ですが、繋がりやすさはしっかりと改善されます。そのため、WiMAXが繋がらないと感じる方にはおすすめの通信モードです。
ただし、プラスエリアモードは月間30GBしか利用できないので注意が必要。30GB以上使うと、プラスエリアモードのみ速度制限がかかります。
そのため、普段はスタンダードモードでデータ容量を気にせず使い、繋がらない・遅い場所でのみプラスエリアモードへ切り替えて使うことをおすすめします。
ここまで、ポケット型WiFiに繋がらなかったときの対処法を解説しました。最後に当記事のポイントをまとめます。
まとめ
ここまで、ポケット型WiFiが遅い場合の原因と対策について解説してきましたが、あなたのポケット型WiFiが遅い原因はわかりましたでしょうか? 改めて、ここまでの内容をまとめます。
ポケット型WiFiが遅い・繋がらない場合にすぐ試すこと
- SIMカードや電池パックが適切に利用できているか
- 料金の未払いはないか
- 通信端末の充電は十分にあるか
- IDやパスワードが誤ってないか
- 機内モードになっていないか
- 接続端末にセキュリティソフトが原因になってないか
- 多くのデバイスをポケット型WiFiに接続してないか
よくある原因と対処方法
- 通信端末の不具合→電源のオンオフや端末のアップデート
- 対応エリア外→ポケット型WiFiの利用エリアを確認する
- 障害物に電波が遮られる→端末を窓際へ移動する
- 電波干渉→ポケット型WiFiを電子機器から遠ざける、通信設定を5GHz帯に切り替える
以上になります。ポケット型WiFiが遅い・繋がらない原因を特定かつ解決できたでしょうか?
ポケット型WiFiが遅い・繋がらない原因が通信速度や対応エリアの場合は、他社へ乗り換えると改善する可能性があります。
ただ、ポケット型WiFiの種類は多く、どのサービスを契約すべきかわからない方もいるはず。
以下の記事では、ほぼ全てのポケット型WiFiからあなたへのおすすめを紹介します。データ通信量・料金・通信速度などを比較して選びたい方は、ぜひご確認ください。
\数十種類からあなたへのおすすめを紹介/
ポケット型ワイファイの総合比較へ
Q&A ~よくある質問~
最後にポケット型WiFiが遅い時の対処法をQ&A方式で振り返っていきます。
ポケット型WiFiが繋がらない・速度が遅い原因は?
ポケット型WiFiの原因が遅い・繋がらない原因は「WiFiルーターに不具合が発生している」「圏外(対応エリア外)にいる」「障害物によって電波がさえぎられている」「電波干渉が発生している」「通信速度制限が発生している」などが考えられます。容量を使い切ってなく速度制限にかかることもある?
速度制限ではありあませんが、回線側で通信障害などが発生していると、データ容量が残っているのに通信速度が極端に遅い状態になることがあります。通信障害の情報は公式サイトなどで確認可能です。また、時間帯によって回線が混雑し速度が遅くなることもあります。契約しているルーターの性能によって、繋がりやすさは異なる?
契約しているWiFiルーターの性能の違いによって、繋がりやすさは異なります。通信端末の最大通信速度・対応している回線・最大接続可能台数などが影響するでしょう。夜間にポケット型WiFiが遅くなる原因は?
夜間にポケット型WiFiが遅くなる・繋がらない原因は、回線が混雑しているためです。利用者が多い時間帯や場所では、回線に繋がりにくいので注意しましょう。※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。