大容量でおすすめ?最大217GBのhi-ho Let's WiFiを調査!

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「hi-ho(ハイホー)」というブランドをご存知でしょうか。
Panasonicのインターネット事業から始まったハイホーは、インターネット業界でも歴史のある、安心のブランドです。
そんなハイホーが行っているクラウドSIMのポケット型WiFiが「hi-ho Let's Wi-Fi」。
しかし、hi-ho Let's Wi-Fiについて調べると、「hi-ho GoGo Wi-Fi」も出てきます。「Let's」と「GoGo」では、一体何が違うのでしょうか?
当ページでは、hi-ho Let's Wi-Fiの料金プランや、hi-ho GoGo Wi-Fiとの違い、さらに他のポケット型WiFiとの違いについてもご紹介。
そのうえで、年間200万人近くのポケット型WiFi契約者をサポートしている当サイトおすすめのポケット型WiFiについても解説いたします。
それでは、さっそく見ていきましょう。
基本情報:ハイホーはどんな会社?

まずはhi-ho Let's Wi-Fiがどんな会社なのか見ていきましょう。
hi-ho Let's Wi-Fiの基本情報
社名 | 株式会社ハイホー |
---|---|
設立 | 2006年6月 |
サービス名 | hi-ho Let's Wi-Fi |
事業内容 | インターネット接続事業 |
株主 | 株式会社ISPホールディングス(100%) |
hi-hoというブランド名は、元々は松下電器産業(現在のパナソニック)からきています。
hi-hoはパナソニックグループのインターネット事業部門として設立され、その後、吸収や2度の売却を経て、現在はISPホールディングスの傘下にあります。
そのため、hi-hoはインターネット事業として歴史のある企業です。
hi-ho GoGo Wi-Fiと何が違う?
そんなhi-ho Let's Wi-Fiについて調べると、hi-ho GoGo WiFiという名前も出てきます。かなり似ていますが、どのような違いがあるのでしょうか?
「hi-ho GoGo Wi-Fi」とは、以前hi-hoが"完全無制限"でポケット型WiFiを提供していた時の名称です。
2020年春、「完全無制限」のポケット型WiFiで次々と発生した通信障害の影響で、完全無制限でのポケット型WiFiサービスの提供は難しくなりました。
これを受けて「hi-ho GoGo WiFi」は新規受付を終了。代わりに料金プランが異なる「hi-ho Let's Wi-Fi」としてサービスが始まりました。
このような経緯があったため、こちらの「hi-ho GoGo WiFi」の方をご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、運営会社はhi-ho Let's Wi-Fiと同じ株式会社ハイホーです。
では、hi-ho Let's Wi-Fiの概要について確認したところで、次は気になるhi-ho Let's Wi-Fiの料金プランについて確認しましょう。
hi-ho Let's Wi-Fiの気になる料金プラン

気になるhi-ho Let's Wi-Fiの料金プランについて確認していきます。まずは下の表をご覧ください。
hi-ho Let's Wi-Fiの料金プラン
プラン名 | 通常プラン | ライトプラン |
---|---|---|
容量 | 7GB/日 | 4GB/日 |
月間換算容量 | 196〜217GB | 112〜124GB |
月額料金 | 4,730円 | 3,278円※ |
解約 違約金 |
~11ヶ月目 19,800円 12ヶ月目~ 10,450円 ただし 更新月(25,37ヶ月目…) 0円 |
10,450円 ただし 更新月(25,37ヶ月目…) 0円 |
契約期間 | 2年間 | |
連続使用時間 | 12時間 | |
使用回線 | docomo,au,softbankのLTE回線 | |
端末代金 | 0円 | |
利用端末 | NA01, U2s | |
海外利用 | 対応可 (別途料金が発生) |
では、重要な項目を取り上げて、1つ1つ確認していきましょう。
最大容量はなんと217GB!
hi-ho Let's Wi-Fiは通常プランを選べば1日7GB(196〜217GB/月)まで、速度制限なしで利用可能。
1日単位の速度制限があることは、「土日は動画をよく観る」といった方には使いづらいかもしれません。しかし、月間で見れば最大217GBと、かなりの大容量を利用できます。
ここで、動画視聴を例にして、通信量の目安を解説いたします。
YouTubeの動画を通常画質(480p)で約1時間30分視聴した場合、通信量は約1GB。
つまり、hi-ho Let's Wi-Fiでは1日に約10時間30分も動画を視聴できるので、いかに大容量かご理解いただけるかと思います
3キャリア回線対応で安定
hi-ho Let's Wi-FiはクラウドSIMという仕組みを採用したポケット型WiFiです。
クラウドSIMのポケット型WiFiは、docomo,au,Softbankなどの回線から、最も繋がりやすい回線を選んで自動で接続しています。
一般的なポケット型WiFiは1回線のみ利用しているため、たとえ繋がりにくくても他の回線を使うことはできません。
ところが、クラウドSIMでは繋がりやすい他の回線も利用することができるため、安定感が抜群!
ただし、エリアや建物の環境によっては電波が届きにくい可能性もあります。家の中でも部屋によって異なる場合があるため、試しに色々な場所で場所を確認してみるといいでしょう。
契約期間と解約の違約金について
hi-ho Let's Wi-Fiの契約期間は2年間。料金も4,730円/月(ライトプランは3,828円/月)で一定と、分かりやすさが魅力です。
しかし、転居など、急な解約が必要になる場合もあるかもしれませんよね。
そんな時、違約金が発生しない方法があるので一度確認してみましょう。
契約解除について
解約の種類 | 初期契約解除 | 通常解約 | |
---|---|---|---|
期限 | 端末受け取り 〜8日後まで |
8日後 〜いつでも |
|
解約 違約金 |
0~11ヶ月目 | - | 19,800円 |
12ヶ月目以降 | - | 10,450円 | |
更新月 (25,37ヶ月目…) |
- | 0円 | 端末や同封物 の返却 |
必要 | 不要 |
端末を返却できない 場合の違約金 |
15,400円 | なし |
まず、商品の受け取りから8日後までは、初期契約解除として違約金が無料です。
この時、端末や同封物一式を返却できない場合や、同封物が足りない場合、15,400円の損害金が掛かるのでご注意ください。
もう1つは通常解約です。8日間の後、11ヶ月目までは19,800円、12ヶ月目以降は10,450円の違約金が発生します。
ただし、2年間の契約後は1年ごとに自動更新となり、更新月である25ヶ月目,37ヶ月目…(以降12ヶ月ごと)については0円で解約可能。
ライトプランであれば契約更新月のみ0円で、更新月以外は一律10,450円の違約金が発生となります。
ちなみに、通常解約の場合は端末を返却する必要がありません。
海外でもそのまま利用可能
hi-ho Let's Wi-Fiの端末「U2s」は海外でもそのまま利用可能!ただし、海外で使う場合の容量は1日1GBまでとなります。
この時、1日の利用量が1GB未満でも、翌日への繰り越しはできません。
もし1GBを超過した場合、通信制限が発生し256kbpsと低速になるのでご注意ください。
もし1GBを超過した場合、通信制限が発生し256kbpsと低速になるのでご注意ください。
また、hi-ho Let's Wi-Fiを海外で利用する場合、毎月の月額料金に加えて1日単位の利用料金が発生。
中東・中米・南米・アフリカに加えて、アジアとオセアニアの一部の国では1,600円/日、それ以外では970円/日です。
以上がhi-ho Let's Wi-Fiの特徴になります。
大容量使えることはお分かり頂けたかと思いますが、他のポケット型WiFiと比べた場合、どのような違いがあるのでしょうか。
次の章では、hi-ho Let's Wi-Fiと他のポケット型WiFiを比較して、違いを確認していきましょう!
hi-ho Let's Wi-Fiと他のポケット型WiFiを比較

この章ではhi-ho Let's Wi-Fiを他のポケット型WiFiと比較していきます。まずは最も特徴的な容量から比較してみましょう。
217GBはやっぱり大容量!
hi-ho Let's Wi-Fiは1日7GBを保証しています。こちらについて、他の主要なクラウドSIMのポケット型WiFiと比較してみました。
下記の図をご確認ください。
ポケット型WiFiの容量について
会社 | 1日単位の容量制限 | 月間換算の容量 |
---|---|---|
hi-ho Let's Wi-Fi | 7GB/日 | 196〜217GB |
限界突破WiFi | 5GB/日 | 140〜155GB |
THE WiFi | なし | 100GB |
Mugen WiFi | なし | 100GB |
Y!Mobile | 10GB/3日間 | 実質無制限 (月間100GB以上) |
WiMAX | なし | 無制限※ |
クラウドSIMポケット型WiFiの容量は、会社によって異なります。
その中でhi-ho Let's WiFiは月間最大217GBと、他のポケット型WiFiと比べてもかなりの大容量です。
ただし、hi-ho Let's WiFiには1日あたりの容量制限があります。通信容量の目安は下の表をご覧ください。
通信容量の目安表
通信容量 | 1GB | 7GB |
---|---|---|
ZOOMビデオ通話 | 約1時間30分 | 約10時間30分 |
YouTube動画視聴 (通常画質480p) |
約1時間30分 | 約10時間30分 |
YouTube動画視聴 (高画質720p) |
約45分 | 約5時間15分 |
ポケット型WiFiを使う方の中には、「平日は仕事でビデオ会議が多い」または「土日はYouTubeをよく観る」という方も多いでしょう。
利用日が偏っている場合、1日単位の速度制限が発生する可能性もあります。
そのため、hi-ho Let's WiFiを契約する際は、上の表を目安に、ご自身の1日の使用量が7GBで充分かご確認ください。
最も料金が安いのは?
次にhi-ho Let's WiFiの料金を比較します。下の料金表で比べてみましょう。
ポケット型WiFiの料金表
会社 | 実質月額料金(※) | 総額(25ヶ月) | 1ヶ月あたり容量 |
---|---|---|---|
hi-ho Let's Wi-Fi | 4,036円 | 100,901円 | 196〜217GB |
限界突破WiFi | 3,854円 | 96,350円 | 140~155GB |
THE WiFi | 3,108円 | 77,688円 | 100GB |
Mugen WiFi | 3,450円 | 86,250円 | 100GB |
Y!Mobile | 5,122円 | 184,392円 | 実質無制限(月間100GB以上) |
WiMAX | 4,175円〜 | 158,657円 | 無制限※ |
※実質月額料金の計算方法

hi-ho Let's WiFiは、他社のポケット型WiFiと比べて容量が多いですが、料金は4,300円と、他社ポケット型WiFiより高いことは注意点です。
もし、毎月の使用量が100GBまでならば、3,300円台で利用できるサービスもあります。
前の章でも確認した通り、YouTubeで通常画質(480p)の動画を観る場合、約1時間30分で1GBのデータ量です。100GBであれば約150時間と、毎日約5時間動画を観ることができます。
そのため、ご自身の使用状況と照らし合わせて、本当に217GB必要なのか確認しておくといいでしょう。
あまり速くない?速度を確認
hi-ho Let's WiFiの最大速度は150Mbps。この速度を、他のポケット型WiFiと比べた比較表で見てみましょう。
ポケット型WiFiの最大速度
hi-ho Let's WiFi | 150Mbps |
---|---|
Y!Mobile | 988Mbps |
WiMAX | 2,700Mbps |
hi-ho Let's WiFiの速度は、WiMAXで最も速い端末(X11)の2,700Mbpsに比べると18分の1ほどとなります。
ただし、最大通信速度の遅さについてはそこまで気する必要はありません。
こちらについては、hi-ho Let's WiFiの実際のレビュー・口コミで評判を見てみましょう。
そういえば昨日hi-ho Let's Wi-Fiが届いた。
— あわぽむ・ふぉと。 (@awapom_photo) September 7, 2020
Docomo、au、ソフトバンクのどれかにつながってるらしいがどうせ やわらか銀行優先の予感(*ΦωΦ) .。oO
千代田区で速度は… 下り最大の150Mbps、上り最大50Mbpsには遠く及ばんがまぁこんなもんやろな?^??? ^?#ハイホー#レッツワイファイ#hi_ho pic.twitter.com/SfplqAfUbQ
このように、27Mbpsほどの速度は出ていました。
YouTubeで通常画質(480p)の動画を観る場合、必要な速度の目安は10Mbpsほどと言われています。つまり、hi-ho Let's WiFiは動画視聴にも十分な速度が出ていることになります。
海外での利用について
最後に海外での利用料金について比較していきましょう。
hi-ho Let's WiFiは、国によって、970円/日もしくは1,600円/日の利用料が発生します。
他社も同じく、国によって料金が異なるため、分かりやすく1GBあたりの最安料金で比べてみました。
海外での利用料金
会社名 | 1GBあたり最安料金 |
---|---|
THE WiFi | 850円 |
hi-ho Let's WiFi | 970円 |
限界突破WiFi | 990円 |
Mugen WiFi | 1,200円 |
どこよりもWiFi | 1,560円※ |
このように、主要なポケット型WiFi各社で利用料金はかなり異なっていました。
hi-ho Let's WiFiは高い方ではないですが、安くもない価格のようです。前の章でもお伝えした取り、そもそも海外では、国内のように7GB/日も使うことができません。
基本は国内向けであり、料金も別途発生するため、使いすぎてしまうことがないようご注意ください。
以上が、hi-ho Let's WiFiと他のポケット型WiFiとの比較結果でした。ここまでの内容を踏まえて、次のまとめで改めてhi-ho Let's WiFiについて確認しましょう。
まとめ:どのポケット型WiFiがおすすめ?

hi-ho Let's WiFiについて、これまでの比較結果を振り返りましょう。
hi-ho Let's WiFiのまとめ
- 他社と比較すると速くないものの、十分利用できる速度が出る。
- 最大217GB/月と、無制限ではないポケット型WiFiで最大級の容量が使える。
- 実質月額料金は4,036円と高め。
hi-ho Let's Wi-Fiの一番の利点は、最大217GB/月 も使えることです。
これは他のポケット型WiFiと比べても最大級なので、WiFiをたくさん使う方にはぴったりです。
「ポケット型WiFiを使うなら大容量がいい」とお考えの方は、ぜひhi-ho Let's Wi-Fiをおすすめいたします!
ただし、100GBでも充分な量が利用できるため、実際に100GB以上使うのかどうかは考慮する必要があるでしょう。
もし、100GBも使わない方であれば、もっと安いポケット型WiFiもあります。
おすすめのポケット型WiFiは?
もし100GB使わないのであれば、先ほどの比較表で最も実質月額料金が安かったMugen WiFiがおすすめです。
Mugen WiFiは、hi-ho Let's WiFiと同じクラウドSIMのポケット型WiFiを採用しているので、通信が安定しているだけでなく、1日あたりの利用制限がありません。
月額3,050円の定額で、月100GBまで利用できます。
つまり、「平日は仕事でよく利用する」「土日は動画をよく観る」といった、1日あたりの使用量に大きく差がある方にもおすすめ!
また、Mugen WiFiでは30日間無料おためしキャンペーンを実施中。初めてポケット型WiFiを契約する方にも安心です!
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Mugen WiFiをはじめとする、今最もおすすめのポケット型WiFi情報を知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください!
ポケット型WiFiのおすすめ徹底比較!
Q&A

最後に、hi-ho Let's WiFiについて、ここまでの内容をまとめてみました。振り返りとしてご覧ください。
hi-ho Let's WiFiとは?
7GB/日 まで高速で使えるポケット型WiFiです。超過した場合、7GB以上使用した翌々日の速度が最大128kbpsに制限されます。
hi-ho Let's WiFiのメリットは?
月間最大217GBまで使えることです。
これは他のポケット型WiFiと比べても最大級の容量になります。また、docomo,au,softbankの回線を使えるので、通信が繋がりやすく安定しています。
hi-ho Let's WiFiのデメリットは?
最大217GB/月使えるとはいえ、月額料金が4,300円と他社より高いことです。
100GB/月使えるポケット型WiFiは3,300円台で利用できるサービスが多くなっています。
hi-ho Let's WiFiは速い?
理論値では他のポケット型WiFi(WiMAXなど)の方が速いです。ただし、docomo,au,softbankのLTE回線を用いているため、十分満足できる速度です。
※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。