当記事では、以下3つのシチュエーション別にWiMAXへの乗り換えをおすすめする人・しない人を解説します!
WiMAX乗り換えパターン
- 固定回線 → WiMAX
- 他ポケット型WiFi・モバイルWiFi → WiMAX
- 他WiMAX → WiMAX
さらに、乗り換え時に損をしないためのポイント、WiMAXに乗り換える手順やおすすめのWiMAXプロバイダを、年間1.7万人以上のWiMAXの契約をサポートしているWiMAX比較.com編集部が解説します。
WiMAXに乗り換える一番お得な方法を知りたい方、WiMAXに乗り換えて快適にインターネットが使えるのか不安な方は必見です。
WiMAXへの乗り換えをおすすめ
する人・しない人
まずは、そもそもWiMAXへ乗り換えるべきか確認しましょう。
3つのシチュエーション別にWiMAXへの乗り換えのメリット・デメリット解説しているので、ご自身に当てはまるシチュエーションまでお進みください。下記をクリックすると当ページの該当箇所まで進みます。
この章は、WiMAXへの乗り換えをした方が良いのか悩んでいる方に向けた内容です。
すでにWiMAXへの乗り換えの意思が固い方は、次章の「乗り換えで損をしないために押さえるポイント」からご確認ください。
光回線(固定回線)からWiMAXに乗り換えるメリット・デメリット
光回線からWiMAXに乗り換えるメリット・デメリットは以下の通りです。光回線からWiMAXへ乗り換えるメリット
- 月額料金が安くなる
- 回線工事が不要のため、到着後すぐにネットが利用可能
- 外出先でもWiFiを利用できる
光回線からWiMAXへ乗り換えるデメリット
- 通信速度・通信の安定性が落ちる
それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
まず、WiMAXはデータ容量が無制限で通信速度が速いにも関わらず、他のWiFiサービスと比べ、業界トップクラスに料金が安いことで有名です。WiMAXと光回線の料金相場を比較してみましょう。
WiMAX※ | 光回線(固定回線) | |
---|---|---|
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 |
工事費 | 0円 | 約18,000円~ 約38,000円 |
月額料金 (無制限プラン) |
4,818円~ | 約4,000~5,000円 |
一人暮らし おすすめ度 |
◎ | △ |
WiMAXは光回線と比べ、回線工事費がなく、料金も安いことが分かります。光回線からWiMAXに乗り換えた場合、利用料金が安くなる場合が多いことがメリットの1つです。
また、WiMAXは回線工事が不要なので、すぐにインターネットを使い始められることもメリットです。光回線では回線工事が必要で、開通が契約の数ヶ月後になることもありますが、WiMAXでは端末到着時から簡単な設定をするだけで利用可能
引っ越しなどの移転時では、光回線は撤去工事が必要なのに対し、WiMAXは住所変更手続きをするだけで引き続きWiMAXを利用できるので、手間があまりかかりません。
他にも、光回線は自宅内のみでしか使用できませんが、WiMAXであれば持ち運び可能で、外出先でWiFiを利用できることもメリットです。例えば、WiFi環境のないカフェ、電車、もちろん自宅でも使えてとても便利です。
ただし、光回線からWiMAXに乗り換えた時のデメリットもあります。それは、通信速度・通信の安定性が落ちること。
最高通信速度はWiMAXが4.2Gbps、光回線は1~2Gbpsですが、実際に最高速度が出ることはほとんどありません。重要なのは、実際の利用環境で出せる速度「実測値」です。そこで、WiMAXと光回線の実測値を測定しました。
WiMAXと光回線(固定回線)の
通信速度実測値
回線比較 | おおまかな実測値 |
---|---|
WiMAX | 50~200Mbps |
光回線(固定回線) | 80~400Mbps |
具体的に、どのくらいの速度があれば、何ができるのかについてまとめたものが下記の表になります。
使用状況ごとの通信速度比較
使用状況 | 最低限必要な通信速度 | 快適に使用できる 通信速度 |
---|---|---|
メール・LINE | 0.1Mbps | 1Mbps |
Webサイト閲覧 | 0.2Mbps | 2Mbps |
YouTube (低画質) |
1Mbps | 3Mbps |
YouTube (高画質) |
3Mbps | 10Mbps※ |
上記の表を見れば分かるとおり、WiMAXでも十分快適に利用できますが、光回線の方が通信速度が速いです。
また、WiMAXは基本的にPing値が高くなる傾向があるため、光回線からWiMAXに乗り換えた場合、通信の安定性は落ちてしまいます。
そのため、わずかなタイムラグが致命的になるオンラインゲームや株取引での利用はおすすめできません。
もしWiMAXを利用してオンラインゲームをプレイする場合は、ホームルーターか、もしくはモバイルルーターの場合はクレードルを使用し、有線接続をするのがおすすめです。
Ping値とは「データを送信してから利用端末へ返ってくるまでの速度」のこと。Ping値はmsという単位で表され、数値が小さいほど良いです。ゲームに必要なPing値は以下のとおり。
Ping値の基準
Ping値 | 使い心地 |
---|---|
0~15ms | 快適 |
16ms~30ms | まあまあ快適 |
31ms~51ms | 普通 |
51ms~100ms以上 | 遅い(ラグが発生する) |
オンラインゲーム時にラグが発生する原因は、Ping値の可能性が高いです。WiMAXをはじめとするポケット型WiFiでは環境によって50msを超えてしまうこともあります。FPSや格闘ゲームなどの動きが早いゲームをする方には、WiMAXをあまりおすすめできません。
ただし、WiMAXも進化してきており、通信速度や安定性は改善されてきています。通信容量も3日で15GBの速度制限がありましたが、2022年2月より撤廃され、現在は容量無制限で使用可能になりました。
注意点としては、3日15GBのデータ容量制限がなくなったとはいえ、短期間で超大容量のデータを利用した場合は速度制限が掛かる可能性があります。
このページを見ていただいている方は、オンラインゲームや株取引を行うよりも、SNSやWebサイトの閲覧、YouTubeの動画視聴、オンラインミーティングなど通常利用がメインとなる方が多いのではないでしょうか。
このような利用用途がメインの場合はWiMAXで十分なので、月額料金が安くなり外出先でも利用できるWiMAXに乗り換えることをおすすめします。
光回線(固定回線)から乗り換えるべきかの3つの基準
以上のメリット・デメリットをまとめると、光回線からWiMAXへの乗り換えをおすすめする人・しない人は以下の通りです。乗り換えが おすすめな方 |
判断基準 | 乗り換えが おすすめできない方 |
---|---|---|
1~2 | 利用人数 | 3~ |
外出時にも使用 | 利用場所 | 自宅内のみ |
動画視聴 Webサイト/ SNS閲覧など |
使い方 | オンラインゲーム 株取引など |
上記が光回線からWiMAXプロバイダに乗り換えるべきかの判断基準になります。自宅でオンラインゲームや株取引など、1秒以内のズレや遅れが致命的になるような利用方法の場合は、そのまま光回線を使い続けたほうが快適です。
逆に、一人暮らしの方や外出先でも使いたい方、主に動画視聴やWebサイト/SNS閲覧で利用する方はWiMAXでも十分使えるでしょう!料金も光回線よりWiMAXの方が安いため、これらの条件に当てはまる方にはWiMAXへの乗り換えをおすすめします。
当編集部も多くのメンバーが光回線の代わりにWiMAXを使用していますが、複数で同時に使用しなければ、動画も快適に視聴できています。
続いては、ポケット型WiFiからの乗り換えについて見ていきます。ポケット型WiFiからの乗り換えでない場合はこの章を飛ばしても問題ないので、次の「乗り換えで損をしないために押さえるポイント」までお進みください。
他ポケット型WiFiからWiMAXに
乗り換えるメリット・デメリット
他ポケット型WiFiからWiMAXに乗り換えるメリット・デメリットは以下の通りです。他ポケット型WiFiからWiMAXへ乗り換える場合
メリット
- 通信速度が速くなる
- 容量を気にせず無制限で利用できる
デメリット
- 利用料金が高くなる場合がある
まず、通信速度ですが、多くのポケット型WiFiの通信速度の実測値が5~30Mbpsなのに対し、WiMAXは50~200Mbpsでした。WiMAXへ乗り換えると、通信速度が改善されるのがメリットです。
また、WiMAX以外のポケット型WiFiでは無制限プランは存在せず、制限ありのプランのみになります。以前のWiMAXでは、通信容量に3日で15GBの速度制限がありました。
しかし、2022年2月より撤廃され、無制限で使用可能になりました。WiMAXに乗り換えることで容量を気にせず無制限で利用できることもメリットです。
WiMAX以外のポケット型WiFiでは、なぜ無制限プランが存在しないのでしょうか?
通信容量無制限で使い放題のポケット型WiFiと言えば、「どんなときもWiFi」や「THE WiFi」があります。これらのクラウドSIMのポケット型WiFiは2020年に回線がパンクして大規模な通信障害が発生し、約1ヶ月半ネットにほとんどつながらない状態が続きました。
その結果、どんなときもWiFiやTHE WiFiなどの「完全無制限」のポケット型WiFiは無制限プランの提供中止を発表し、全てのサービスで「制限ありプランに切り替え」という状態になりました。
一方、WiMAXはサービス基盤が安定しており、大きな通信障害は発生していません。当サイトでは品質面でより優れたWiMAXをおすすめしています。
しかし、WiMAXに乗り換えることで利用料金が高くなる可能性があるのがデメリットとして挙げられます。
WiMAX以外のポケット型WiFiでは、月に20GBまでなら2,000円、40GBまでなら2,600円など、通信容量によって料金が変動するプランがあります。契約しているプランによっては、乗り換えた後に料金が高くなる可能性があります。
容量をあまり使わない方であれば乗り換えはおすすめしませんが、データ容量を気にせず使いたいという方はWiMAXに乗り換えをおすすめします。
他ポケット型WiFiから乗り換える
べきかの基準
以上のメリット・デメリットをまとめると、他ポケット型WiFiからWiMAXへの乗り換えをおすすめする人・しない人は以下の通りです。
乗り換えが おすすめな方 |
判断基準 | 乗り換えが おすすめできない方 |
---|---|---|
今よりも速度を求める | 通信速度 | 今の速度で 満足している |
無制限で 安く利用したい |
容量・料金 | データ容量を絞って、少しでも 安く利用したい |
上記が他ポケット型WiFiからWiMAXプロバイダに乗り換えるべきかの判断基準になります。
通信速度を改善したい方には乗り換えをおすすめします。また、現在お使いのポケット型WiFiの容量が足りず、毎月速度制限にかかっているのであれば、大容量で料金もお得なWiMAXが断然おすすめです。
最後に、現在のWiMAXプロバイダからの乗り換えについて見ていきます。他WiMAXプロバイダからの乗り換えでない場合はこの章を飛ばしても問題ないので、次の「乗り換えで損をしないために押さえるポイント」までお進みください。
現在のWiMAXプロバイダから
乗り換えの基準
WiMAXはどのプロバイダで契約しても、エリアや速度、通信容量は全く変わりません。そのため、メリット・デメリットについては割愛します。
まず、現在WiMAXを利用中で他のWiMAXプロバイダに乗り換えるかどうかの判断基準は、「WiMAX2+(ギガ放題)からの乗り換え」と「WiMAX+5G(ギガ放題プラス)からの乗り換え」で2つに分かれます。
2024年11月現在、ギガ放題プラン(5G非対応の旧プラン)は新規契約の受付を終了しており、申し込みができるWiMAXプロバイダはありません。
また、WiMAX2+(ギガ放題)で契約中の場合は、3日で15GBの制限がありますが、WiMAX 5G(ギガ放題プラス)であれば無制限で利用可能です。WiMAX2+(ギガ放題)に契約中の方は、5G回線に対応していて無制限で利用可能なWiMAX+5Gへの乗り換えがおすすめです。
ここからは、WiMAX +5G(ギガ放題プラス)からの乗り換えについて見ていきましょう。
WiMAX+5Gからの乗り換えで注意していただきたいのが、電気通信事業法の改正により、2022年7月1日より前に契約したか、後に契約したかで解約違約金、端末残債の料金が大きく変わるということです。
WiMAXの解約違約金
2022年6月30日以前に契約した方:解約違約金は約10,000円~約30,000円
2022年7月31日以降に契約した方:
解約違約金は約0円~約4,000円
(端末残債はかかる場合があります。)
どちらの方も、後述する解約違約金との兼ね合いで乗り換えて料金がお得になる場合のみ乗り換えをおすすめします。また、契約の満期後は料金が高くなる可能性が高いため、満期で別プロバイダに乗り換えるのがおすすめです!
2022年6月30日以前に契約した方は高い解約違約金が、2022年7月1日以降に契約した方は端末残債(一部プロバイダでは解約違約金も)がかかる可能性があります。
しかし、解約金を負担してくれるキャンペーンを実施しているプロバイダもあります。キャンペーンを実施しているプロバイダを選び、解約違約金を払わず乗り換えすることも可能です。
以上がWiMAXへの乗り換えの判断基準です。自分の状況と照らし合わせて乗り換えるべきか判断しましょう!次は乗り換えの際の注意点について見ていきます。
乗り換えで損をしないために押さえるポイント
ここまで、今利用している通信回線を解約すべきかどうかの判断基準を見てきました。ここからは、実際に契約している回線からWiMAXに乗り換える際に損をしないために押さえておくべきポイントを紹介します。
ポイントは下記の3つ!
- 更新のベストなタイミングを確認する
- 解約違約金・端末残債をチェック
- キャンペーンを実施している乗り換え先を
選ぶ
1点ずつ確認していきましょう。
更新のベストなタイミングを
確認する
まず、現在契約しているインターネット回線の更新月を確認しましょう。インターネット回線は、基本的に光回線もポケット型WiFiも契約期間が存在し、満期前に解約すると解約違約金がかかってしまう場合があります。更新月、もしくは更新月以降での解約であれば解約違約金はかかりません。余計な費用をかけないよう、先に更新のベストなタイミングを確認しておきましょう。
ただし、解約違約金が2万円以上かかる場合、最大4万円のキャッシュバックを提供するWiMAXプロバイダもあるので、その場合は、契約更新月は気にしなくても問題ありません。(解約違約金負担のキャンペーンを実施しているWiMAXプロバイダは後述します。)
解約違約金・端末残債をチェック
契約期間満了前や、更新月以外での乗り換えをする場合は、解約違約金がどれくらいかかるかを確認しましょう。また、解約違約金とは別に、端末残債がかかる可能性があるため注意が必要です。端末残債とは、機種代金の支払いを分割にした際に、まだ支払いが完了していない端末代金のこと。
端末の分割払いは24回払いや36回払いが一般的なので、2-3年以内に解約すると、端末残債が発生する場合があります。
WiMAXの端末残債を例に挙げてみましょう。端末の支払いが24回払いのカシモWiMAX、36回払いのGMOとくとくBBを1年で解約した場合の端末残債は以下の通りです。
(例)カシモWiMAXを1年で解約した際にかかる端末残債
27,720円(端末代金) – 1,155円(分割代金) × 12回(支払い月)= 13,860円(端末残債)
(例)GMOとくとくBB WiMAXを1年で解約した際にかかる端末残債
27,720円(端末代金) – 770円(分割代金) × 12回(支払い月)= 18,480円(端末残債)
解約時には、違約金だけでなく、端末残債もかかる可能性があることを押さえておきましょう。
ここからは、WiMAX・光回線・ポケット型WiFiでかかる解約違約金と端末残債の注意点について、それぞれ解説していきます。
WiMAXの解約違約金・端末残債をチェック
まずWiMAXの解約違約金・端末残債から解説していきます。現在、WiMAXの多くのプロバイダは、解約違約金は0円となっています。(端末残債はかかる場合があります。)
一方で、2022年6月以前に契約された方は、電気通信事業法の改正により、上記のルールは適用されないため契約更新月に注意が必要です。
多くのプランでは、契約期間が過ぎても、契約更新月に解約しない場合自動で契約が更新されてしまい、次の更新月(さらに3年間)まで解約違約金がかかってしまいます。そのため、2022年6月以前のプランを契約している方は必ず契約更新月をご確認ください。
ここまでの内容をまとめると、現在WiMAXを利用している方は、契約時期と解約時期によって、以下のように解約違約金・端末残債の金額がわかれます。
2022年6月30日以前に契約した方
3年以内の 解約 |
契約更新月 (1ヶ月間) |
3年目以降、 契約更新月 以外 |
---|---|---|
解約金: 約10,000円~ 約30,000円 |
解約金:0円 | 解約金: 約10,000円 |
2022年7月1日以降に契約した方
2年以内の 解約 |
契約更新月 | 契約更新月 以降 |
---|---|---|
解約金: 0円~約4,000円 ※端末残債: (36回-契約月) ×605円 |
解約金:0円 端末残債: 12ヶ月分×605円 |
解約金:0円 端末残債: 支払いが 終わるまで発生 |
いつ契約したか、いつ解約すれば良いのかを事前に確認しておきましょう。
WiMAXの解約違約金の詳細については「絶対にWiMAXを違約金なしで解約する確実な方法まとめ」で解説していますのでご覧ください。
光回線の解約違約金・端末残債をチェック
光回線でも、電気通信事業法改正の影響により、解約時に請求できる金額の上限がサービスの月額料金となりました。前述したWiMAXと同じように、2022年6月以前に契約した場合、契約更新月以外の解約は高額な解約違約金がかかっていましたが、現在は多くの光回線が月額料金と同等の約3,000~約7,000円の解約違約金を設けています。
ポケット型WiFiの解約違約金・端末残債を
チェック
ポケット型WiFiの解約についても、前述した電気通信事業法改正の影響により、解約時に請求できる金額の上限がサービスの月額料金となっています。現在は多くのポケット型WiFiが月額料金と同等の約1,000~約3,000円の解約違約金を設けています。
ただし、更新月以外で解約した場合、レンタルしている通信端末の解約違約金として、10,000円を超える解約違約金を設けているポケット型WiFiも中には存在します。契約しているポケット型WiFiを確認し、高額な解約違約金がかからないか注意しましょう。
このように、WiMAX・光回線・ポケット型WiFiはいつ契約したかによって解約違約金は大きく変わります。現在契約している回線を解約した場合、解約違約金・端末残債はいくらかかるのか確認しておきましょう。
キャンペーンを実施している
乗り換え先を選ぶ
もし解約違約金がかかる場合でも、乗り換え先のWiMAXプロバイダによっては、「解約違約金負担」などの乗り換えキャンペーンを行っている場合もあるので、要チェックです。キャンペーンを実施しているWiMAXを選び、お得に乗り換えましょう。
そして、WiMAXはどのプロバイダで契約しても、エリアや速度、通信容量は全く変わりません。ですので、プロバイダは純粋に料金で選ぶのがポイント!
一見安く見えても、キャッシュバックがなく、実際には総額が他社よりも高く付くこともあるので注意が必要です。
以上が、乗り換えの際に損をしないためのポイントです。特に解約違約金については、「もう少し経てば無料で解約できた」という場合もありますので、解約前に確認することをおすすめします。
WiMAXのプロバイダに乗り換える手順
WiMAXに乗り換える際のポイントを確認できたところで、次は実際に乗り換える時の手順について解説します。
WiMAXのプロバイダに乗り換える手順は以下の4つです。
WiMAXプロバイダに乗り換える手順
- 解約は更新のベストなタイミングで手続きする
- 乗り換えるWiMAXプロバイダに申し込みをする
- 乗り換えキャンペーンを実施しているプロバイダの場合は、申請する
- 端末を受け取る
1つずつ詳しく紹介していきます。
解約は更新のベストなタイミングで手続きする
まず、現在契約している回線は契約更新月、もしくは更新月以降に解約するのがおすすめです。先ほどもお伝えしたように、現在契約しているインターネット回線の更新のベストなタイミングで手続きすることで、違約金などの余計な費用をかけずに解約することができます。
前述のとおり契約更新月が先の方や、過ぎてしまった方でも、違約金を負担してもらえるプロバイダが存在します。今すぐ確認したい方はこちらをクリックしてください。
乗り換えるWiMAXプロバイダに
申し込みをする
乗り換え先のWiMAXプロバイダが決まったら申し込みをしましょう。WiMAXを契約する場合、大きく分けると契約先は4種類あります。
契約先によって年間で1万円以上も料金に差が出ます。どのルートで契約するかは非常に重要なので、しっかりと確認しておきましょう。 WiMAXを契約する際の4つのルートは、以下のとおりです。
契約先 | 月額料金 | 概要 | |
---|---|---|---|
店頭契約 | au | 4,908円 | UQの親会社で WiMAXを代理販売 |
家電量販店 | 4,268円~ | WiMAXを店舗で 代理販売 |
|
Web契約 | UQWiMAX | 4,268円 | WiMAX回線を 提供している本家 |
WiMAX プロバイダ |
4,818円~ | WiMAXをネットで 代理販売 |
上記の契約ルートのうち、インターネットからWiMAXプロバイダで契約するのが最もおすすめとなっています。その理由は非常にシンプルで、とにかく料金が安いから。
同じWiMAXが使えるのにプロバイダだけ料金が安いのは「少し危なそう」と思うかもしれませんが、どこで契約してもUQコミュニケーションズが提供している回線を利用するため、エリア、通信速度、通信容量などはまったく同じです。
なぜWiMAXプロバイダはお得に契約できるのでしょうか。 それは、WiMAXプロバイダが店舗を構えていないから。店舗型ではかかる、店員さんの人件費や店舗の家賃などの費用を最小限に抑えられます。
家電量販店の場合、店員さんの人件費や店舗の家賃など、余計な費用がかかっており、どうしても月額料金は高くなってしまいます。
auショップも店舗型となるため、余計な費用がかかる分、月額料金は高めに設定されています。そのうえ、auショップの場合はキャッシュバックキャンペーンなどもないため、家電量販店よりも高い料金でWiMAXを契約することになります。
UQWiMAXはWiMAX回線の本家であることもあり、知名度・安心感は圧倒的で、今も変わらず、人気の契約先となっています。しかし、その知名度・安心感以上に料金が高いというのがデメリット。
これらの契約先と違い、WiMAXプロバイダは店舗を構えないため家賃・人件費を最小限に抑えることができます。 費用を抑えた分、キャッシュバックや月額料金割引などのキャンペーンに充てることで、WiMAXの料金をお得にすることができるのです。
乗り換えキャンペーンを実施しているプロバイダの場合は、申請する
先ほどもお伝えしたように、WiMAXプロバイダの中には「解約違約金負担」などの乗り換えキャンペーンを行っている場合があります。キャンペーンを実施しているプロバイダに乗り換える場合は、申請が必要です。申請方法はプロバイダによって異なりますので、各プロバイダの公式サイトをご確認ください。
端末を受け取る
申し込みをしてから数日で端末が届きます。端末を受け取ったら、簡単な初期設定をするだけで利用が可能になります。毎日インターネットを利用する人は、乗り換え先のWiMAXを契約した後に、元々契約していた回線を解約しましょう。
乗り換え先におすすめのWiMAX
プロバイダ
ここまで乗り換えの注意点・手順をご紹介しましたが、ここからはどのプロバイダで契約するべきか、おすすめのWiMAXプロバイダについて紹介していきます。
おすすめのWiMAXプロバイダ比較表
まず、WiMAXプロバイダは数多く存在しますが、どれもUQWiMAXが提供する通信回線を使っており、エリアや速度、通信容量などは全く変わりません。そのため、プロバイダ選びで最も重要な比較ポイントは「料金」です。現時点でWiMAXをお得な料金で契約できるプロバイダ上位3社をピックアップして以下にまとめました。
表にある実質月額料金については以下のタブをクリックタップして確認可能です。
2024年11月現在、最もおすすめできるWiMAXプロバイダはカシモWiMAXです。
この3社のキャンペーン内容を詳しく解説する前に、以下の2点に留意下さい。
契約先を選ぶ際の注意点
- 各社でキャッシュバック金額と実質月額料金に違いがある。
- 割引の特典内容が各社で異なり、受け取り方や受け取り易さに違いがある。
当ページで紹介するおすすめのWiMAXプロバイダ3社は、料金も特徴も異なります。 そして、各社でキャッシュバックの形式が異なっていたり、受け取りの時期が異なっていたりと、特典内容には大きな違いがあります。
そのため、料金だけで契約先を判断するのではなく、自分のニーズにあった特典内容を提供するWiMAXプロバイダを選ぶようにしましょう。
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GMOとくとくBBは乗り換えキャッシュバックで
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2種類のキャッシュバック
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GMOとくとくBBは、現金12,000円に加えて、乗り換え時にもらえる高額キャッシュバックが魅力。現在ご利用中のインターネット回線から切り替えを検討している方におすすめしたいWiMAXプロバイダです。
また、契約中はいつでもGMOとくとくBBが提供する「ドコモ光」「GMOとくとくBB光」などの光回線サービスに無料で切り替え可能!
WiMAXの通信速度が不安で光回線とどちらの契約にしようか悩んでいる方でも、GMOとくとくBB WiMAXなら切り替え時に解約違約金が1円も発生しないため安心です。
GMOとくとくBBの概要・料金プランや当サイト限定キャンペーンの詳細について気になる方は、以下のボタンをクリックして下記のGMOとくとくBBの解説ページよりご確認ください!
GMOとくとくBBの
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以上が、インターネット回線の乗り換え時におすすめのWiMAXプロバイダ情報でした。
今回紹介したカシモWiMAX、BIGLOBEやGMOとくとくBB以外にも、WiMAXプロバイダは多く存在します。
他のWiMAXプロバイダを比較してから契約したい方や、今回初めてWiMAXを契約される方は、WiMAX23社の最新キャンペーン情報や料金を徹底比較した以下のページもぜひご覧ください!
【2024年11月最新】
プロバイダ23社の価格比較へ!
まとめ
当ページでは、WiMAXへの乗り換えを確実にお得にする方法について解説してきました。最後に、WiMAXへ乗り換えをおすすめする方と、損をしないために押さえるポイントをおさらいしましょう。まとめ
- 光回線(固定回線)からWiMAXへの乗り換えがおすすめな方
→一人暮らしの方や外出先でも使いたい方、主に動画視聴やWebサイト/SNS閲覧で利用する方 - 他ポケット型WiFiからWiMAXへの乗り換えがおすすめな方
→通信速度を改善し、データも無制限で利用したい方 - 現在のWiMAXプロバイダからWiMAXへの乗り換えがおすすめな方
→解約違約金との兼ね合いで、乗り換えにより料金が安くなる方
乗り換えで損をしないためのポイント
- 更新のベストなタイミングを確認する
- 解約違約金・端末残債をチェック
- キャンペーンを実施している乗り換え先を
選ぶ
当ページの情報を参考に、現在の利用状況によって、WiMAXへお得に乗り換えしていただければと思います。
※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。