当ページでは、解約方法が複雑なGMOとくとくBBの解約手順や解約時の注意点をわかりやすくまとめました。加えて、
「新規契約したが、通信速度が遅かった」
「契約したものの、使用エリアが通信エリア外だったので使えない」
上記の様な理由で、GMOとくとくBBを契約したもののすぐに解約を検討している方でも、お得に解約する方法をお伝えします!
当記事では、GMOとくとくBBを、簡単に且つお得に解約する方法を解説します。それでは、早速確認していきましょう。
【目次】
GMOとくとくBBの解約方法は3パターン
今回はGMOとくとくBBの解約違約金や注意点に関して、契約時期によって3パターンに分けて解説します。
- 2022年6月「以前」にGMOとくとくBBを契約した方
- 2022年7月「以降」にGMOとくとくBBを契約した方
- GMOで契約直後(8日以内)にWiMAXを解約したい方(初期契約解除)
法改正や料金プランの改訂があったため、GMOとくとくBB WiMAXの解約金や注意点は契約した時期によって異なります。また、契約日に関係なく契約から8日以内なら初期契約解除という制度を使うことが可能です。
とはいえ、「肝心の契約日を覚えてない……」という方もいらっしゃるかと思いますので、まずは契約日の確認方法をご紹介します。
GMOとくとくBBの契約日を確認する方法
GMOとくとくBBの契約日の確認手順は、以下のとおりです。契約月の確認手順
- 「BBnavi」にログインする
- 「利用しているサービス」を選択
- 「詳細はこちら」をクリック
- 「契約内容を確認する」をチェック
上記の方法で、GMOとくとくBBの契約日が分かります。契約日さえ分かれば、あとは契約日に応じた解約違約金や注意点を確認するだけです。ご自身の契約日に合わせて、以下のボタンよりご確認ください。
2022年6月「以前」から
契約してる方はこちら
2022年7月「以降」から
契約してる方はこちら
「契約から8日以内」の方はこちら
2022年6月「以前」にWiMAXを契約した方の違約金
2022年6月「以前」からGMOとくとくBBを契約している方の解約違約金について確認していきましょう。まずは違約金の発生しない「契約更新月」について解説します。
契約更新月での解約なら違約金は無料
2022年6月末までにGMOとくとくBBを契約している場合、契約期間の3年以内に解約をすると解約違約金が発生します。しかし、3年後の契約更新月であれば、WiMAXを解約しても違約金は発生しません。ただし、契約更新月を過ぎてしまうと自動的に契約が更新されてしまうため注意が必要。自動更新後は、さらに3年経たなければ更新月は訪れません。
そのため、2022年6月以前に契約された方でGMOとくとくBBの解約を検討している場合は、まずは更新月がいつなのかを確認することが重要です。
契約更新月の確認は、BBnavi・メール・問い合わせフォームから
WiMAXの更新月は、GMOとくとくBBの会員ページ「BBnavi」内にある「ご契約更新月の確認はこちら」という項目から確認が可能です。その他に契約時のメールや問い合わせフォームからも更新月は確認できます。2022年6月末までの契約で、違約金なくGMOとくとくBBを解約したい方は、更新月で解約する必要があるので注意しましょう。
ですが、すでに自動更新されており「更新月はまだ先……」ということもあるでしょう。お伝えした通り、更新月以外の解約は違約金がかかってしまいます。では、違約金はいくらかかるのでしょうか。次に、解約違約金の詳細も含めた注意点について見ていきます。
解約違約金などの注意点
2022年6月末までにGMOとくとくBBを契約された方が解約する際には、注意点が2つあります。デメリット
- 解約違約金は契約時期やプランによって異なる
- 20日までに解約手続きをする必要がある
それぞれ見ていきましょう。
解約違約金は時期や料金プランによって異なる
では、GMOとくとくBBを2022年6月末までに契約した方は、解約違約金がどれほど発生するのか見ていきましょう。2022年6月以前、契約期間は以下のような仕組みとなっていました。(引用:GMOとくとくBB公式サイトより)
なお、解約違約金は契約している料金プランと解約時期によって異なります。詳細は以下のとおりです。
契約プラン | WiMAX+5G | WiMAX2+ |
---|---|---|
1~12ヶ月目 | 28,050円 | 27,280円 |
12~24ヶ月目 | 21,450円 | 27,280円 |
24~36ヶ月目 | 14,300円 | 10,450円 |
更新月 | 無料 | 無料 |
更新月以降 | 10,450円 | 10,450円 |
上記が、解約違約金の詳細です。ここで注意したいのが、時期によっては今すぐ解約しないほうがお得な場合があるということ。
GMOとくとくBB契約後、1~24ヶ月目で解約した場合、違約金は最低20,000円以上。
25ヶ月目から契約更新月までに解約した場合でも最低10,000円以上の違約金がかかります。契約から24ヶ月目までの解約違約金は、月額料金に換算すると約5ヶ月分。25ヶ月目以降の解約違約金と比較すると、約15,000円と月額料金3ヶ月分の差があります。
そのため、もし契約から22~24ヶ月目の方であれば、月額料金5ヶ月分の解約違約金を払って解約するよりも、25ヶ月目に月額料金2ヶ月分の解約違約金を払って解約するほうが結果的にお得です。
契約から2年前後でGMOとくとくBBの解約を考えているのであれば、25ヶ月目まで待ってから解約するようにしましょう。
手続きは20日までに行う必要がある
2つめの注意点は、契約更新月の20日までに手続きを完了しないと違約金が発生するということ。GMOとくとくBBを無料で解約できるのは、契約更新月の前月21日から契約更新月の20日までとなっています。契約更新月の21日以降に手続きをした場合、翌月の解約扱いになります。
つまり、1月が更新月の方は、1月20日までに解約の申請をしなければいけません。21日以降に解約した場合は、高額な解約金が発生するので注意しましょう。
「GMOとくとくBBを解約するか悩んでいるから月末に判断しよう」と考えている方は違約金を支払うことになってしまうので、必ず20日までに決断してください!
2022年7月「以降」にWiMAXを契約した方の違約金
こちらでは、2022年7月「以降」にWiMAXを契約した方の解約違約金について解説します。
2022年7月以降、GMOとくとくBBの契約期間は3年から2年へ変更されました。さらに、契約更新月は設定されておらず、契約から25ヶ月目以降は、いつ解約しても違約金はかからなくなりました。
一方で、解約金以外の支払いが必要になるなどの注意点があります。ここからは、そんな注意点について見ていきましょう。
注意点
- 2年以内の解約で1,100円の違約金が発生する
- 3年以内の解約では端末(ルーター)残債が発生する
2年以内の解約で違約金が発生する
2022年7月から2022年11月28日までにGMOとくとくBBを契約した方は、2年以内に解約した場合に違約金が発生します。解約違約金の詳細については以下のとおりです。解約時期 | 違約金 |
---|---|
1~24ヶ月目 | 1,100円 |
25ヶ月目以降 | 無料 |
契約から2年経過してない方は、1,100円の解約金がかかるので注意しましょう。ただ、2022年7月以前は解約金が10,000円以上でしたので、その時期と比較すると解約しやすくなったと言えるでしょう。
現在は解約金が完全に撤廃
現在は、解約違約金1,100円も撤廃されています。他社WiMAXプロバイダも同様に解約違約金が無料なので、今後はより気軽にWiMAXプロバイダの解約や乗り換えができます。3年以内の解約では端末(ルーター)残債が発生する
次にご紹介する注意点は、3年以内の解約は端末(ルーター)残債が発生するということ。GMOとくとくBB WiMAXの端末代は27,720円(旧端末は21,780円)となっており、36ヶ月の分割払いで契約することになります。(1ヶ月あたり770円)つまり、36ヶ月以内で解約する場合は、端末の残債を支払う必要があるのです。
例えば、24ヶ月目に解約する場合でも、8,470円(分割払いの残り12ヶ月分×770円)ほどの支払いが必要となります。
解約違約金がないので、一見いつでも無料で解約できるように思えますが、3年以内の解約では端末代がかかる点は注意しましょう。
2024年5月より端末代が無料に!
「GMOとくとくBB WiMAXの端末代は27,720円となっており、36ヶ月の分割払い」と説明しましたが、2024年5月より、36ヶ月間の利用で端末代が無料になる料金プランへと変更になりました。毎月770円端末代が割引になる仕組みです。注意点は、3年間利用した場合のみ端末代が無料になること。24ヶ月目に解約する場合は、依然として8,470円(分割払いの残り12ヶ月分×770円)が発生するので注意しましょう。
契約後8日以内にGMOとくとくBBを解約したい方
ここでは、GMOとくとくBBで契約したものの、以下のような理由ですぐにWiMAXを解約したい方向けの解約方法について紹介します。
- 新規契約したが、通信速度が遅い
- 使用エリアが通信エリア外だったので使えない
上記のような理由で、GMOとくとくBBを解約したい方は初期契約解除制度を利用しましょう。初期契約解除制度とは具体的にどのような方法なのか解説します。
初期契約解除制度とは?利用方法も解説
初期契約解除制度とは、スマートフォンやポケット型WiFiのような通信系のサービスにおいて、契約書面の受領日から8日以内であれば、利用者が無条件でサービスを解約できる制度です。もちろん、GMOとくとくBBでもこの制度を利用できます。初期契約解除の方法については以下をご覧ください。
GMOとくとくBB
初期契約解除制度の利用方法
- GMOとくとくBBの公式サイトを参考に、初期契約解除の書類を作成する。
- WiFiルーターの到着から8日以内に、端末一式と初期契約解除の書類をGMOとくとくBBへ送る。 初期契約解除の書類作成方法はこちら
(GMOとくとくBB公式サイト)
この初期契約解除制度ですが、契約時にかかる3,300円の手数料は必ず請求されます。
また、通信端末が届いてから8日以内にGMOとくとくBBへ通信端末を返却しなければ、27,720円(税込)の端末代金も請求されてしまうのでご注意ください。
GMOとくとくBBの解約手続き手順
ここまでGMOとくとくBBの解約違約金に関して確認をしました。解約違約金について理解した上で、それでも解約したい方向けにGMOとくとくBBの解約手続きの手順をご紹介します。
GMOのBBNaviから解約する方法
BBnavi内で解約する方法は以下のとおり。BBnavi内で
GMOとくとくBBを解約する方法
- BBnaviにログイン
- 契約中のサービスを選択(WiMAX+5GもしくはWiMAX2+)
- BBnaviのメニューにある「その他のお手続き」というボタンをクリック
- 一番下にある「とくとくBBの退会」という項目の中にある解約ボタンを押して解約完了
会員IDやパスワードを忘れてBBnaviにログインできない場合は、電話か問い合わせフォーム経由で解約するか、登録証を再発行してBBnaviにログインする必要があります。
ただし、登録証の再発行には手数料が300円発生するだけでなく、再発行まで1週間~10日間かかるので早めに確認しましょう。
電話で解約する方法
GMOとくとくは電話の解約にも対応しています。電話での解約手順は以下のとおりです。電話でGMOとくとくBBを解約する方法
- サポートセンター(0570-045-109)に電話をかける
- 音声ガイダンスに従ってボタンを押す
- オペレーターに繋がったら解約したい旨を伝える
なお営業時間は、平日の10時から19痔までとなっております。また、「毎日の12時~15時」および「月曜日と金曜日」は電話が繋がりにくくなっているので注意が必要です。
電話をかけても繋がりにくいことが想定されるため、なるべく余裕をもって連絡することをおすすめします。
問い合わせフォームより解約する方法
やや面倒ですが、問い合わせフォームよりGMOを解約する方法もあります。問い合わせフォームで
GMOとくとくBBを解約する方法
- 問い合わせフォームにアクセス
- 必要事項(契約IDや個人情報)を記入
- お問い合わせ内容欄に解約したい旨を記載
- フォーム送信後GMOよりメールが届く
問い合わせフォームでの解約は、フォームを送信した時点で解約できる訳ではありません。数日後に届くメールで解約となるので時間がかかります。20日以降の解約は翌月扱いとなるので、日数に余裕がない方にはおすすめできないので注意しましょう。
オプションの解約方法
GMOとくとくBB WiMAXだけではなく、オプションの解約方法についてもご紹介します。GMOとくとくBBでWiMAXを申し込む際に、以下4つのオプションの申し込みができます。GMOとくとくBBのオプション
- 安心サポート:月額330円(強制加入)
- 公共無線LAN:月額398円(強制加入)
- インターネット安心セキュリティ:月額550円(任意)
- スマホトラブルサポート:月額1,078円(任意)
「安心サポート」と「公共無線LAN」に関しては、GMOとくとくBBでWiMAXを契約する方は強制加入です。ただ、最初の2ヶ月間は無料であり、無料期間にオプションを解約できます。
必要のない方は、無料期間中に解約するようにしましょう。そんなGMOとくとくBBのオプションの解約手順は以下のとおりです。
BBnavi内でオプションを解約する方法
- BBnaviにログイン
- 「接続サービス・オプションの削除」というボタンをクリック
- 各オプションの削除ボタンのクリック
ドコモ光などの他インターネットへの乗り換えなら違約金が無料に
GMOとくとくBBでは、更新月以外での解約で高額の違約金が発生する場合があることをお伝えしてきました。しかし、なかには「少しでも解約違約金を安く抑えたい」と思っている方もいらっしゃるはず。
ここでは、そういった方へ向けて違約金が発生しても帳消しにできる解約方法をお伝えします。その方法とは、「GMOとくとくBBが提供している別のインターネットサービスへ乗り換える」というもの。
GMOとくとくBBでは、WiMAXを契約されている方限定で、WiMAX以外のインターネットサービスに無料で乗り換えられるキャンペーンを実施しています。(GMOとくとくBBが提供しているサービスに限る)
キャンペーンを利用することで、GMOとくとくBB WiMAXの解約違約金を支払わずに以下のサービスへ乗り換えが可能です。
おすすめの乗り換え先
- ドコモ光
- auひかり
- とくとくBB光
このキャンペーンはGMOとくとくBBのWiMAXからでなければ無料で乗り換えることはできません。乗り換えのステップはとても簡単でたったの3ステップ。
GMOとくとくBB WiMAXから別のサービスへ乗り換える方法(GMOとくとくBB提携サービス限定)
- WEB、もしくは電話で申し込み
- サービス開通・利用開始
- 今、お使いのWiMAXは自動で解約!
GMOとくとくBBの乗り換えキャンペーンの特徴は、乗り換え先のインターネットサービスの開通手続きが終わるまで引き続きWiMAXが利用できること。ドコモ光やauひかりなど、固定回線は開通工事が必要な場合もあり長い場合は約2ヶ月かかってしまうことも。
その間も、GMOとくとくBBのWiMAXが利用できるので、スムーズに乗り換えられます。リモートワークなどで毎日インターネット環境が必須な方にはとても便利なキャンペーンです。
GMOとくとくBB WiMAXから
乗り換える方はこちら
まとめ
ここまで、GMOとくとくBBの解約方法を3つのタイプ別に紹介しました。 それぞれまとめたのでおさらいしましょう。
2022年6月「以前」にGMOとくとくBBを契約している方
- 無料で解約する場合、契約更新月の前月21日から契約更新月の20日までに手続きを完了させる必要あり。
- 解約違約金は解約時期によって異なる。
2022年7月「以降」にGMOとくとくBBを契約している方
- 現在、解約違約金は無料。
- 36ヶ月以内の解約は端末残債(770円×36ヶ月-残月数)発生する。
契約直後にGMOとくとくBBを解約する方法
- GMOとくとくBBの「初期契約解除制度」を適用することで違約金を支払わずに解約が可能。
- ただし、解約方法でも契約時の事務手数料3,300円は発生。
- 初期契約解除制度は、8日以内に通信端末の返却が必要。
注意点に気を付けながら、少しでもお得にGMOとくとくBBの解約手続きを完了しましょう。
GMOとくとくBBを解約した後、別のポケット型WiFiに乗り換えたいと考えている方は、当サイトでポケット型WiFiのサービスをまとめて比較している特集ページもありますのでぜひご覧ください。
ポケット型ワイファイの
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当ページをご覧いただき、GMOとくとくBBについて詳しく知りたい方は、下記ページをご覧ください。GMOとくとくBBの解約以外の情報についてまとめています。
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