「WiMAXを契約するメリットやデメリットって何?」
「エリアによっては繋がらない?」
などの疑問や不安を持っている方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は年間200万人以上のWiFi契約をサポートする当サイトが、WiMAXのメリットとデメリットを徹底的にご紹介します!
結論、WiMAXは高い性能と低価格を兼ね備えた、コスパの良いWiFiですが、メリットとデメリットが両方存在するため、おすすめできるかは人によります。WiMAXのメリットとデメリットは以下の通り。
WiMAXのメリット
WIMAXのデメリット
こちらのページでWiMAXのメリットとデメリットを確認し、「自分にはWiMAXが最適だ」ということをきちんと確認したうえでWiMAXをご契約ください。
【目次】
そもそもWiMAX(ワイマックス)とは?

メリット・デメリットを紹介する前に、「そもそもWiMAXってなんぞや」という方も多いかと思います。
まずはWiMAXのことをよく知らない、WiMAXを利用したことがない初心者の方にもわかりやすく、WiMAXとは何なのか解説します。
WiMAXとは、au、ソフトバンク(SoftBank)、ドコモ(docomo)などのキャリアが使う4G LTE回線と並ぶ、無線インターネット回線の1つ。
ただし、現在ではインターネット回線としてのWiMAXではなく、WiMAX回線を利用したWiFiサービス自体がWiMAXと呼ばれることがほとんど。
元々は、UQコミュニケーションズがWiMAX回線を利用したポケット型WiFiサービスを「UQ WiMAX」と名付けてサービス提供していました。
しかし、WiMAXの人気が高まるにつれて「UQ WiMAX」というサービス名が省略され、現在ではインターネット回線としてのWiMAXではなく、WiMAX回線を利用したWiFiサービス自体がWiMAXと呼ばれるようになりました。
2021年4月からは、独自回線のWiMAX2+回線に加え、au 4GLTEやau5G回線も利用可能な「WiMAX+5G」が登場しました。
現在はWiMAX2+の受付は終了しており、WiMAX+5Gのみ受付となります。
WiMAX+5GとWiMAX2+の違いについて
現在メインのサービスとなっているWiMAX+5G(ギガ放題プラスプラン)と、サービスが縮小されているWiMAX2+(ギガ放題プラン)ではどのような違いがあるのでしょうか。比較結果をまとめました。
WiMAX+5GとWiMAX2+の比較
種類 | WiMAX+5G ギガ放題プラスプラン |
WiMAX2+ ギガ放題プラン (受付終了) |
---|---|---|
提供開始日 | 2021年4月 | 2019年10月 |
契約期間 | 3年 | |
実質 月額料金※1 |
4,092円~ | 3,759円~ |
速度制限 | 無制限※2 | 3日10GB |
下り 最大速度 |
3.9Gbps | 440Mbps →2022年 12月1日から 220Mbpsへ※3 |
対応回線 | au 5G, WiMAX 2+, au 4GLTE |
WiMAX 2+, au 4GLTE |
初期 手数料 |
3,300円 |
プロバイダによって、月額料金や契約期間、割引額が違うため、実質月額料金を使用することでプロバイダを正確に比較できます。
※2 2022年2月1日よりギガ放題プラスプランの速度制限(3日15GB)は撤廃されました。
※3 主要都市部の一部地域からWiMAX 2+(4G通信時)の最大速度が440Mbpsから220Mbpsへ順次変更します。
WiMAX 2+のギガ放題プランは一部の地域で最大通信速度が遅くなり、サービスが縮小されているため、すでにWiMAX2+を利用中の方は、5G高速通信に対応しているギガ放題プラスプランに乗り換えるのがおすすめ。
データ容量も無制限で利用できるので、WiMAX+5G(ギガ放題プラスプラン)を選ぶことをおすすめします。
以上が「WiMAXとは何か」についての解説でした。この章ではWiMAXとは何かが明らかになりましたが、WiMAXは料金・通信速度などにおいて他のインターネット回線とどのような違いがあるのでしょう。
ここからは、WiMAXと光回線(固定回線)・他ポケット型WiFiの違いについて、比較結果をまとめました。
WiMAX・光回線(固定回線)・他ポケット型WiFiの比較表
では、WiMAX・光回線・他ポケット型WiFiを具体的に比較してまいります。このページでは各WiFiにおける以下の3つのポイントについて調査しました。- 最大通信速度(下り)
- 通信容量
- 料金(価格)
今回はWiMAXの他に、他ポケット型WiFiの代表としてゼウスWiFiと楽天モバイル、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のポケット型WiFIを比較します。
光回線の代表としてはNURO光とフレッツ光(NTT)を比較しています!比較結果は以下をご覧ください!
WiMAX・他ポケット型WiFi
・光回線(固定回線)
の比較表
サービス名 | 最大通信速度(下り) | データ容量 | 実質月額料金※ | |
---|---|---|---|---|
WiMAX | 3.9Gbps | 無制限 | 4,092円~ | |
楽天モバイル | 150Mbps | 無制限 | 3,281円 | |
ゼウスWiFi | 150Mbps | 100GB | 3,221円 | |
au | 3.9Gbps | 無制限 | 5,953円 (+端末代) |
|
SoftBank | 2.4Gbps | 月50GB | 6,151円 (+端末代) |
|
docomo | 4.2Gbps | 無制限 |
8,308円 (+端末代) |
|
NURO光 (一戸建て) |
2Gbps | 無制限 | 5,200円 | |
フレッツ光 (一戸建て) |
1Gbps | 無制限 | 6,270円 |
WiMAXは3大キャリアのポケット型WiFiと比べ料金が安いうえに通信速度も速く、データ容量も無制限利用できます。
上表の中で最も月額料金が安いのはゼウスWiFiです。ゼウスWiFiはデータ容量の縛りや通信速度はWiMAXに比べて劣りますが、3大キャリアの通信回線が利用でき通信エリアも広く、料金も最安級です。
「とにかく料金を抑えたい!」という方におすすめのポケット型WiFiです。ゼウスWiFiの詳細を知りたい方は、以下のページをあわせてご確認ください。
ゼウスWiFiとは?
他社との比較や口コミ・評判を紹介
料金の安さやデータ容量の他に、WiMAXにはどのようなメリットがあるのでしょうか。次の章ではWiMAXのメリットについて詳しく解説していきます。
実際に使用してみて感じた6つのメリットを徹底解説!

ここからはWiMAXのメリットについて詳しく解説します。
具体的なWiMAXのメリットは下記の6点!
WIMAXのメリット
それでは上記のメリットについて1つずつ見てまいりましょう!
工事不要、通信端末を受け取った後すぐに使用可能(即日配達や当日受取も!)
WiMAXは光回線と違い開通工事の必要がありません。また、面倒な設定などもなく、SIMカードを入れてWiMAXの電源を入れるだけで利用可能なため、通信端末が届いたその日から利用できます。また、GMOとくとくBBなどの一部のプロバイダでは即日発送も可能。GMOとくとくBBでは、平日は15:30まで、土・日・祝日は14:00までの受付時間内の申し込みで、端末を即日発送しています。
申し込みが受付時間を過ぎた場合は翌日発送になります。そのため、注文日から1~3日程度で通信端末が届き、届いたその日からWiFiを使用できることがWiMAXのメリットです。
光回線であれば、申し込みから開通するまでは平均で約1~2ヶ月程かかります。WiMAXであれば、通信端末がすぐに手元に届くため、早くWiFiを利用したい方におすすめです。
持ち運び可能でいつでもどこでも使える!
これはポケット型WiFiすべてに当てはまることですが、WiMAXは持ち運びが可能で(エリア内であれば)いつでもどこでも使えます。外出先でもインターネット通信できるのは、モバイルルーターならではのメリットです。例えば、WiFi環境のないカフェ、電車、もちろん自宅でも使えてかなり便利です。
WiMAXの通信可能エリアについてはサービスエリアマップを確認しましょう。サービスエリアマップは、検索した地域一帯の通信エリアを色別で確認できます。
現在、最新の5G対応プラン「WiMAX +5G」では、以下の3つの回線に対応。
「WiMAX +5G」の利用可能回線
- WiMAX2+… WiMAXの独自回線。
- au4GLTE… auの通常回線。オプション利用でプラチナバンドも使用可能。
- au5G… 現在拡大している新規格の高速回線。
auと比較すると、エリアは狭い。
首都圏など一部エリアで使用可能。
WiMAX2+及びau 4GLTE回線が利用できるエリアは黄色、au5G回線が利用できる通信エリアはオレンジかピンク色で、サービスエリアマップ上に表示されます。
サービスエリアマップ
お住まいや職場など使うエリア一帯が、WiMAX +5Gのエリア内かどうかを確認します。現在の位置情報を利用して地図の閲覧が可能です。
WiFiルーターを使いたい地域が黄色であれば、4G(WiMAX2+及びau4GLTE)に接続できるのでWiMAXは問題はなく利用できるでしょう。
また、エリアマップでは、au5Gの利用可能エリアや今後の拡大予定地域も閲覧可能です。
そして、前述のエリアマップの検索窓にご利用地域の住所を入力することで、その場所のエリアマップが自動で表示されます。エリアマップに住所を入力すれば、ご自宅や職場など特定の場所で本当に使えるのかピンポイントで判定できます。
WIMAXを契約する際は、自分が利用するエリアで繋がるのかを事前に確認することが重要です。
モバイルWiFiとして十分すぎる通信速度!
通信速度の速さも、WiMAXのメリットのひとつです。WiMAXでは現在、独自回線のWiMAX2+に加え、au4GLTEとau5G回線を使用しています。上記回線を利用できるWiMAX +5Gの最高通信速度はなんと3.9Gbps!この最高速度を利用できる5G回線エリアは、首都圏を中心に拡大中です。
それ以外の地域でも、WiMAX2+とau4GLTE回線で最大速度1.2Gbpsと非常に高速な通信が可能で、モバイルWiFiの中でも常にトップクラスの速度を誇っています。
ただし、最高通信速度は理論値ですので、実際にWiMAXを使用していて最大通信速度が出ることはありません。
WiMAXで実際に出る速度は通常50~200Mbps程度ですが、他の多くのモバイルWiFiで実際に出る速度は5~30Mbpsなので、WiMAXの通信速度は速いことが分かります。
日常で1番速度が求められるものはおそらく高画質動画ではないでしょうか。 YouTubeにおける高画質動画の閲覧で快適に見れる速度が10Mbpsなので、WiMAXでも速度的には全く問題ありません。
利用場面 | 快適に利用するために必要な速度 |
---|---|
メール | 1Mbps |
Webサイト閲覧 | 2Mbps |
YouTube(360p) | 1Mbps |
YouTube(1080p) | 10Mbps |
オンラインゲーム | 20Mbps |
WiMAXであれば、上表の利用場面全てで必要な通信速度を超えているため、快適に使うことができるでしょう。筆者もWiMAXを利用してよく動画を見ますが、ストレスなく見れています。
データ容量無制限!
WiMAX +5Gはデータ容量に制限がなく、好きなだけデータが使い放題!WiMAX以外で無制限プランを提供しているポケット型WiFiは数少なく、ほとんどが制限ありプランのみのため、データ容量を気にせず利用できるのはWiMAXのメリットです。
以前まではWiMAXにも、3日で15GBまでのデータ容量制限がありましたが、2022年2月1日より制限が撤廃されました。
WiMAX2+には現在も3日10GBの速度制限があり、速度制限時の最大通信速度は1Mbpsです。これではHD画質(超高画質)の動画も快適に視聴できません。
WiMAX2+はサービスが縮小され、最大通信速度も440Mbpsから220Mbpsに減速しているため、WiMAX2+を契約中の方は、WiMAX+5Gへの乗り換えをおすすめします。
筆者もWiMAXを使用して動画をよく見ますが、WiMAX+5Gを利用しているので、毎月の消費データ量を気にせずにインターネットを利用できることがWiMAXの一番のメリットであると感じます。
3大キャリアのポケット型WiFiに比べて圧倒的に価格が安い!
ここまで、多くのメリットを挙げましたが、WiMAXの最大のメリットは、料金が格安なこと。月額料金最安はゼウスWiFi、通信速度が最も速いのはdocomoですが、WiMAXはデータ容量が無制限で速度が速いにも関わらず、圧倒的に料金が安いことが特徴です。つまり、WiMAXは高性能と低価格を兼ね備えた、コスパの良いWiFiであると言えるでしょう!
キャッシュバックなどの
キャンペーンでお得に契約できる
WiMAXプロバイダによっては数万円のキャッシュバックキャンペーンを実施しており、お得に契約できることもWiMAXのメリットです。WiMAXを契約する場合、大きく分けると契約先は4種類ありますが、ネット上のWiMAXプロバイダからの契約がおすすめです。
理由としては、プロバイダが実施するキャッシュバックなどのキャンペーンでさらにお得に契約できるからです。
契約先によって年間で1万円以上も料金に差が出ます。どのルートで契約するかは非常に重要なので、しっかりと確認しておきましょう。 WiMAXを契約する際の4つのルートは、以下のとおりです。
契約先 | 料金 | 概要 | |
---|---|---|---|
店頭 | au | 5,458円 | UQの親会社で WiMAXを代理販売 |
家電量販店 | 4,950円 | WiMAXを店舗で 代理販売 |
|
Web契約 | UQ WiMAX | 4,950円 | WiMAX回線を 提供している本家 |
WiMAX プロバイダ |
4,334円~ | WiMAXをネットで 代理販売 |
※旧端末プランで契約した場合の料金で比較しています。
それぞれの契約先の月額料金を比較すると、WiMAXプロバイダからの契約が、最も安く契約できます。
同じWiMAXが使えるのにオンラインで契約するプロバイダの料金が安いのは「少し怪しい」と思うかもしれませんが、WiMAXは、どこで契約してもUQコミュニケーションズが提供している回線を利用するため、エリア、通信速度、通信容量などはまったく同じです。
なぜWiMAXプロバイダはお得に契約できるのでしょうか。それは、WiMAXプロバイダが店舗を構えていないから。店舗型ではかかる、店員の人件費や店舗の家賃などの費用を最小限に抑えられます。
家電量販店の場合、店員の人件費や店舗の家賃など、余計な費用がかかってしまうため、WiMAXプロバイダと比べて月額料金は高額にならざるを得ません。
auショップも店舗型となるため、余計な費用がかかる分、月額料金は高めに設定されています。そのうえ、auショップの場合はキャッシュバックキャンペーンなどもないため、家電量販店よりも高い料金でWiMAXを契約することに。
UQ WiMAXはWiMAX回線の本家であることもあり、知名度・安心感は圧倒的で、今も変わらず、人気の契約先です。
しかし、その知名度・安心感以上に料金が高いというのがデメリット。
これらの契約先と違い、WiMAXプロバイダは店舗を構えないため家賃・人件費を最小限に抑えられます。 費用を抑えた分、キャッシュバックや月額料金割引などのキャンペーンに充てることで、WiMAXの料金を安くできるのです。
現在契約中の回線からWiMAXに乗り換える場合、もし解約違約金がかかったとしても、乗り換え先のWiMAXプロバイダによっては、「解約違約金負担」などの乗り換えキャンペーンを実施している場合もあります。
WiMAXの契約を検討中の方は、キャンペーンを実施しているWiMAXプロバイダを選び、WiMAXをさらにお得に契約しましょう。
おすすめのWiMAXプロバイダについては後ほど紹介しますが、今すぐ確認したい方はこちらからお進みください。
この章ではWiMAXのメリットを解説してきました。WiMAXには多くのメリットがありますが、もちろん良い点だけではありません。次はWiMAXのデメリットについて解説していきます。
ここは残念!
3つのデメリットを徹底解説

ここからは実際にWiMAXのデメリット・注意点について見ていきます。
WiMAXのデメリットは下記の3つ。
WIMAXのデメリット
それではそれぞれのデメリットについて見てまいりましょう。
地下鉄や山間部など障害物の多いエリアに弱い
1つ目のデメリットは、エリアによってはWiMAX2+回線が利用できないこと。多くの地域では利用可能ですが、WiMAX2+回線は障害物に弱く、特に地下鉄や山間部ではエリア外になることもあります。以下の口コミをご覧ください。

TRY WiMAXでお試ししてみたけど地下でも繋がる
場所はちょいちょい出てきた所に進化を感じるな プラスエリアモードなら普通に繋がったし
まあ使いたい場所でスタンダードモードで繋がらないから自分には合わなかったけど3日上限制限も撤廃されたし結構いいんじゃないすかね
このように、WiMAXの回線は、地下では元々弱いという口コミも見られます。その理由は、WiMAXが使う電波の周波数帯域が高いため。一般的に、電波は高い周波数になればなるほど直線的で高速になるものの、障害物には弱い特徴があります。
ドコモやソフトバンクなどの大手キャリアのLTE回線は700~900MHzのプラチナバンドと言われる低い周波数帯域の電波を使っている一方で、WiMAXは2.5GHzや5GHzと比較的高い周波数帯域です。

そのため、他大手キャリアと比較すると、WiMAXは山間エリアや地下鉄などの障害物が多いエリアでの通信は安定しにくく、圏外になってしまうことがデメリットです。
WIMAX・プラチナバンドの特徴
- WiMAX…高周波数のため高速だが、地下鉄や山間部など障害物の多いエリアに弱い
- プラチナバンド…低周波数で、障害物も回り込むことができるため障害物に強い
それぞれの周波数帯域を覚えておく必要はありませんが、周波数によって周波数帯によって性質が異なることは覚えておきましょう。
このように、WiMAXには地下鉄や山間部のエリアでは通信が安定しないというデメリットがありました。
しかし、最新のWiMAX+5Gでは、au4GLTEや5G回線も利用可能になり、繋がりやすくなったと評判が見受けられました。実際に、WiMAX+5Gになって不安定さが改善され始めたという口コミもあります。
利用者の口コミ・評判

昨日からBroad WiMAXで5Gプラン契約してGalaxyのルーター使ってますが、数年前に使っえいたWX03と比べたら雲泥の差で快適だな。 特に地下鉄でスタンダードモードにもかかわらず不自由なく使えるのが大きい。まあlteが使えるからなんですけども。

インターネット接続にUQのモバイルwifiを使ってる。
うちの辺りは5Gはまだまだなんだけど、今の契約のままだとつながりにくくなるらしいのでWiMAX+5Gに変更。
今までは室内でアンテナが立つ場所が少ない上に、接続がキレがちだった。
新しいのは家の中どこでもアンテナ4本立ってる。おお♪
WiMAX +5Gでは、地下や室内での通信状態が大幅に改善されていると評判です。au4GLTEや5G回線と、WiMAX2+回線と組み合わせて使えば、利用エリアが狭いというデメリットはカバーできるでしょう。
光回線(固定回線)と比べると通信が少し不安定
WiMAXは、光回線と比べると、通信速度・通信の安定性が落ちることもデメリットの1つです。最大通信速度はWiMAXが3.9Gbps、光回線は1~2Gbpsですが、実際に最大通信速度が出ることはほとんどありません。
重要なのは、実際の利用環境で出せる速度「実測値」です。そこで、WiMAXと光回線の実測値を測定しました。
【実測比較】
回線比較 | おおまかな実測値 |
---|---|
WiMAX | 50~200Mbps |
光回線(固定回線) | 80~400Mbps |
具体的に、どのくらいの速度があれば、何ができるのかについてまとめたものが下記の表になります。
【使用状況ごとの通信速度比較】
使用状況 | 最低限必要な 通信速度 |
快適に使用できる 通信速度 |
---|---|---|
メール・LINE | 0.1Mbps | 1Mbps |
Webサイト閲覧 | 0.2Mbps | 2Mbps |
YouTube (低画質) |
1Mbps | 3Mbps |
YouTube (高画質) |
3Mbps | 10Mbps※ |
上記の表を見れば分かるとおり、WiMAXでも十分快適に利用できますが、光回線の方が通信速度が速いです。
また、WiMAXは基本的にPing値が高くなる傾向があるため、光回線からWiMAXに乗り換えた場合、通信の安定性は落ちてしまいます。
Ping値とは「データを送信してから利用端末へ返ってくるまでの速度」のこと。そのため、わずかなタイムラグが致命的になるオンラインゲームや株取引でのWiMAXの利用はおすすめできません。
どうしてもWiMAXでオンラインゲームをプレイしたい方は、ホームルーターか、もしくはモバイルルーターの場合はクレードルを使用し、有線接続をするのがおすすめです。
Ping値とは何のこと?
Ping値とは「データを送信してから利用端末へ返ってくるまでの速度」のこと。Ping値はmsという単位で表され、数値が小さいほど良いです。ゲームに必要なPing値は以下のとおり。
Ping値の基準
Ping値 | 使い心地 |
---|---|
0~15ms | 快適 |
16ms~30ms | まあまあ快適 |
31ms~51ms | 普通 |
51ms~100ms以上 | 遅い(ラグが発生する) |
オンラインゲーム時にラグが発生する原因は、Ping値の可能性が高いです。WiMAXをはじめとするポケット型WiFiでは環境によって50msを超えてしまうこともあります。
対人戦のシューティングゲームや格闘ゲームなどの動きが早いゲームをする方には、WiMAXをあまりおすすめできません。
ただしWiMAXも進化してきており、通信速度や安定性は改善されてきています。通信容量も3日で15GBの速度制限がありましたが、2022年2月より撤廃され、現在は容量無制限で使用可能になりました。
このページをご覧の方は、オンラインゲームや株取引を行うよりも、SNSやWebサイトの閲覧、YouTubeの動画視聴、オンラインミーティングなど通常利用がメインの方が多いのではないでしょうか。
このような利用用途がメインの場合はWiMAXで十分なので、月額料金が安くなり外出先でも利用できるWiMAXをおすすめします。
データ容量をあまり使わない場合、他ポケット型WiFiと比べて、WiMAXの利用料金の方が高くなる場合がある
WiMAX以外のポケット型WiFiでは無制限プランは存在せず、制限ありプランのみです。他ポケット型WiFiのプランの中には、月に20GBまでなら2,000円、40GBまでなら2,600円など、通信容量によって料金が変動するものがあります。
データ容量をあまり使わない方の場合、他ポケット型WiFiよりWiMAXの利用料金の方が高くなる可能性があることもWiMAXのデメリットです。
データ容量をあまり使わない方におすすめのポケット型WiFiは、モンスターモバイルです。
月に20GBまでで2,112円、50GBまでなら2,662円と、ポケット型WiFiの中で最安級の料金プランを実施しています。
モンスターモバイルは、データ容量はあまり使わず、料金を抑えたい方におすすめです。モンスターモバイルの詳細を知りたい方は、こちらからご確認ください。
容量をあまり使わない方であれば他ポケット型WiFiの方がおすすめですが、データ容量を気にせず使いたいという方はWiMAXをおすすめします。
WiMAXは契約前にお試しレンタルも可能
通信エリアや安定性に不安があるのであれば、契約前にWiMAXのレンタルサービスを使うのもおすすめです。WiMAXのレンタルサービスとは、契約前にモバイルルーター端末をレンタルし、実際に使ってから契約するかどうかを決めることができるもの。
返却期限など、レンタルのルールさえ守れば無料でWiMAXのルーターを利用できます。通信エリアや安定性、使い方に不安がある方は、是非WiMAXのお試しレンタルサービスも検討してみてはいかがでしょうか。
以上がWiMAXのデメリットになります。ここまでWiMAXのメリット・デメリットについて確認してきましたが、WiMAXはどのような人におすすめなのでしょうか。おすすめできる人だけでなく、WiMAXを契約しない方が良い人についても詳しく解説していきます。
WiMAXは
どんな人におすすめ?

WiMAXのメリット・デメリットを踏まえた上で、WiMAXをおすすめできる人・できない人をまとめました。
WiMAXをおすすめする人
- 月額料金を抑えたい人
- 外出先でもネットを使いたい人
- データ容量を気にせず使いたい人
- なるべく早くWiFiを使いたい人
WiMAXをおすすめしない人
- 光回線と同じ通信の安定性を求める人
- 外出先でネットを特に使う必要がない人
WiMAXの特徴はなんといっても月額料金の安さ。その上、データ容量無制限のため、速度制限を気にせずWiFiを利用したい人におすすめです。
光回線と違い、持ち運び可能なので、WiFi環境のないカフェや電車などの外出先でも使えます。
さらに光回線であれば、申し込みから開通するまでは平均で約1~2ヶ月程かかりますが、一部WiMAXプロバイダは端末を即日発送。早ければ申し込みの翌日から使用できるため、WiMAXはできるだけ早くWiFiを使いたい方におすすめです。
おすすめできない方については、光回線と同等の通信の安定性を求める方。
SNSやWebサイトの閲覧、YouTubeの動画視聴がメインの使い方の人はWiMAXでも十分に使えますが、コンマ1秒を競うようなオンラインゲームや株取引での利用はおすすめできません。
また、WiMAXをおすすめできない方として、外出先でネットを使う必要がない方も挙げられます。このような方には光回線をおすすめします。
おすすめの
プロバイダをご紹介

ここまでWiMAXのメリット・デメリット、おすすめする人・しない人を解説してきましたが、ここからはどのプロバイダで契約するべきか、おすすめのWiMAXプロバイダについて紹介していきます。
おすすめのWiMAXプロバイダ比較表
まず、WiMAXプロバイダは数多く存在しますが、どれもUQ WiMAXが提供する通信回線を使っており、エリアや速度、通信容量などは全く変わりません。そのため、プロバイダ選びで最も重要な比較ポイントは「料金」です。
当ページでは、現時点でWiMAXをお得な料金で契約できるプロバイダ上位5社をピックアップして表にまとめました。
WiMAXプロバイダ | キャンペーン | 実質月額料金※1 | 3年間の総額※2 |
---|---|---|---|
GMOとくとくBB | キャッシュバック※3 合計30,000円 (Amazonギフト券17,000円) +(現金13,000円) |
4,092円 | 147,307円 |
BIGLOBE※4 | 現金キャッシュバック 15,300円 |
4,122円 | 103,047円 |
カシモWiMAX | Amazonギフト券 キャッシュバック※3 14,000円 |
4,429円 | 159,446円 |
BroadWiMAX | Amazonギフト券 キャッシュバック※3 10,000円 |
4,400円 | 162,810円 |
UQ WiMAX | キャッシュバックなし | 5,536円 | 210,368円 |
※2 3年間で実際に支払う金額のこと。月額料金や手数料などの総額費用からキャンペーン金額を引いた料金。GMOとくとくBB・カシモWiMAXは36ヶ月、Broad WiMAXは37ヶ月、UQ WiMAXは38ヶ月で計算しています。
※3 当サイト限定Amazonギフト券キャンペーンは申請すれば、確実に端末発送月の翌々月末に受け取れます。
※4 BIGLOBEは端末の分割払い(24回)を支払い終えるまでの25ヶ月間の総額料金を記載しています。
GMOとくとくBB|最安のおすすめプロバイダ

GMOとくとくBBのおすすめポイント
- 月額料金が最安クラス
- 当サイト限定30,000円キャッシュバックプレゼント
(Amazonギフト券17,000円+現金13,000円)
もしくはキャッシュバック現金30,000円分プレゼント! - ご利用中のインターネット回線から乗り換える際の違約金を最大41,000円まで負担(現金キャッシュバック30,000円分を含む最大41,000円)
GMOとくとくBBは、WiMAXを最安で契約できるプロバイダ。WiMAXはどのプロバイダで契約しても、エリアや速度、通信容量などは全く変わらないため、最も安く契約できるGMOとくとくBBが一番おすすめのプロバイダです。
GMOとくとくBBでは、合計30,000円(Amazonギフト券17,000円+現金13,000円)をもらえるキャッシュバックキャンペーンを実施中!
30,000円以上のキャッシュバック特典がもらえるWiMAXプロバイダは現在GMOとくとくBBのみ。時期によってはキャッシュバック金額が5,000円まで減ることもあるので、今のうちに契約のご検討をおすすめします。
上記のキャンペーンは当サイト経由限定です。
GMOとくとくBBの概要・料金プランや当サイト限定キャンペーンの詳細について気になる方は、下記ページよりご確認ください!
GMOとくとくBBの
キャッシュバック詳細を見る
BIGLOBE(ビッグローブ)|契約期間の縛りなし!口座振替にも対応

BIGLOBEのおすすめポイント
- 口座振替に対応
- 当サイト限定クーポンで15,300円キャッシュバックが翌月にもらえる!
- 解約違約金0円!契約縛りなし
BIGLOBE WiMAXはWiMAXプロバイダとして数少ない口座振替契約が可能なプロバイダ。ほとんどのWiMAXプロバイダはクレジットカード契約のみとなっています。
さらに、BIGLOBEは口座振替が可能なWiMAXプロバイダとしては最安です。
クレジットカードを持っていない方や、未成年でまだ作成できない方は、口座振替に対応しているBIGLOBEがおすすめです。
さらにBIGLOBEは当サイト限定で15,300円のキャッシュバックキャンペーン実施中!
GMOとくとくBBやカシモWiMAXなどの他プロバイダでも高額キャッシュバックキャンペーンを実施していますが、BIGLOBEのキャッシュバックは高額な上より早く受け取り可能。
他社のプロバイダではキャッシュバックの受け取りが1年後の場合もあり、申請を忘れる可能性がありますが、BIGLOBEは契約後の翌月に申し込めるので、キャッシュバックの受け取りを忘れるリスクが少ないのもメリットです。
BIGLOBEのキャッシュバック額も当サイト経由限定です。BIGLOBEの概要・料金プランや当サイト限定キャンペーンの詳細について気になる方は、下記ページよりご確認ください!
BIGLOBEの
キャッシュバック詳細を見る
以上が、おすすめのWiMAXプロバイダ情報でした。今回紹介したGMOとくとくBB、BIGLOBE以外にも、WiMAXプロバイダは多く存在します。
他のWiMAXプロバイダを比較してから契約したい方や、今回初めてWiMAXを契約される方は、WiMAX23社の最新キャンペーン情報や料金を徹底比較した以下のページもぜひご覧ください!
WiMAXプロバイダ23社の価格比較へ!
まとめ

最後にWiMAXのメリットとデメリットをまとめておきます。
メリット | デメリット |
---|---|
端末が届き次第、 いつでもどこでも、 高速データ通信をお得に 無制限で利用できる! |
通信エリアは広範囲に なってきたものの、 通信も含め場所に よっては繋がりにくいことも。 |
WiMAXのデメリットですが、現在WiMAXはau回線の利用でエリアはさらに拡大!通信も地下鉄で繋がるようになるなど改善されています。
結論としては、WiMAXはメリットが多く、ポケット型WiFiの中でダントツで人気、筆者の経験からもおすすめです!
そんなWiMAXには、GMOとくとくBBやBIGLOBE、カシモWiMAXなど数多くのプロバイダがあります。実際のところ、回線エリアや通信速度、データ容量は全く同じです。
逆に大きく変わる点が支払料金!下記ページでWiMAXの価格比較や当サイト限定キャンペーン情報を紹介していますので、WiMAXを契約したい方は契約前にWiMAXプロバイダを比較しましょう!
※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。