WiMAXの利用料金をシンプルに解説!実際に支払う金額はいくら?

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このページでは、WiMAXの料金について詳しく、そしてわかりやすく解説します。
WiMAX含め、インターネット回線の料金体系ってとってもわかり辛いですよね。誰もが必ず一度はぶつかる壁だと思います。
正直、公式サイトの料金表や注意書きは見やすいとはいえないかもしれません…。
契約後に「あれ?なんか料金明細思ってたより高いな…」となることもしばしば。(実体験)
今回は、皆さんが同じような失敗をしないよう、WiMAXを契約するうえで必要なすべての料金をまとめました!
WiMAX契約月に発生する初期費用から、月々の支払い料金、途中解約した場合の料金(違約金)といった、契約前に知っておきたい「WiMAX契約で必要なすべての費用」をご紹介します。
WiMAXの公式サイトを見てもよくわからない、難しい計算が面倒な方はぜひご一読ください!
WiMAXの支払い料金は何種類ある?

まずは、WiMAXを利用する際に支払う料金の流れについて、大まかにシミュレーションしていきましょう。 まず、WiMAXを契約した際に必要な料金は大きく分けて4つ。
- 月々支払いが必要な月額料金
- 端末料金・契約事務手数料などの初期費用
- オプション料金
- 解約時の違約金
どの料金もすべて固定というわけではなく、WiMAXを契約できるプロバイダ(代理店)全23社ごとに内訳は異なります。つまり必要な料金をすべてを合計し、1ヶ月あたりの平均月額料金が最も安いプロバイダがおすすめです。
上記の要素以外にもキャッシュバックなどのキャンペーンもあり、料金比較は意外にも複雑。そのため、最後にすべてを含めた料金比較表をご用意していますので、ぜひご覧ください!
⇒すぐに料金比較を見たい方はこちら
まずは、WiMAXの料金について上記4つの要素をそれぞれ見ていきましょう!
最重要!WiMAXの月額料金

まずは、WiMAXで支払う必要のある料金の大部分を占める月額料金です。お得にWiMAXを契約するために最も重要なポイントとなるので、丁寧に見ていきましょう!
月額料金は「基本料金」と「月額割引」を確認
月々支払うことになる月額料金はWiMAXの料金の中で最もややこしい部分です。
各WiMAXプロバイダの公式サイトを除くと「月額〇〇円〜!業界最安級!」といったキャッチコピーをよく見かけます。しかし、実際にこの表記の金額が月々の支払い額になることはほとんどありません。
なぜなら、上記の料金は、最初の数ヶ月限定の月額割引が適用されている料金だからです。
そのため、月額料金を見る際は、「月額割引が適用される期間の料金」と併せて、その後の「基本料金」も見ていくことが重要。
また、月額料金とは別に、プロバイダによってはユニバーサルサービス料(2円/月)が発生する場合があります。微々たる費用なのであまり気にならない方もいるかもしれませんが、念のため覚えておきましょう。
WiMAXの月額料金のポイント
月額料金をプロバイダ間で比較する際は、月額割引適用時の料金・基本料金の2点を見て比較すること!
月額料金をプロバイダ間で比較する際は、月額割引適用時の料金・基本料金の2点を見て比較すること!
キャンペーンも含めて料金を比較しよう!
WiMAXは月額料金以外に、キャッシュバックなどのキャンペーンがあります。実は、このキャンペーンがWiMAXの料金を左右しているといっても過言ではありません。
代表的な格安プロバイダ、GMOとくとくBBのキャッシュバックは30,000円(当サイト限定)。このキャッシュバックだけで数ヶ月分の月額料金を支払えるほどです。
基本料金と月額割引も大切ですが、キャンペーン金額も含めてWiMAXの料金を比較しましょう。
以上が、WiMAXの料金の大部分を占める月額料金・キャンペーンの解説です。続いては、WiMAXのお申し込み時に発生する初期費用を見ていきましょう!
「端末代金」「契約事務手数料」など申し込み時の初期費用を解説

WiMAXに限らず、ポケット型WiFi・モバイルWiFiやスマホ、携帯を契約する際は初期費用がかかってしまうもの。ここからはWiMAXの初期費用について解説します。
WiMAXの新規お申し込みで発生する初期費用は主に以下の2点。
- 契約事務手数料
- ルーター端末代金
ひとつずつ詳しく確認していきましょう。
契約事務手数料
どのWiMAXプロバイダを契約しても、契約事務手数料として3,300円の費用が発生します。 (特典で手数料が免除される場合は除く)
基本的に契約事務手数料の支払いは、初月の料金とあわせて請求されるので、1回目の支払い料金は高くなることはあらかじめ理解しておきましょう。
モバイルルーター/ホームルーターの端末代金
モバイルルーター、ホームルーター端末の代金に関しては注意が必要です。端末の価格は基本的に無料ですが、WiMAXプロバイダによっては、通信端末が有料の場合があります。
通信端末の代金が有料なプロバイダは以下のとおり。
端末料金が有料のWiMAXプロバイダ |
---|
GMOとくとくBB・BroadWiMAX・au・UQWiMAX・ヨドバシWiMAX(ヨドバシカメラ)・KT WIMAX(ケーズデンキ)・BIC WiMAX(ビックカメラ)・YAMADA Air mobile・BIGLOBE(ビッグローブ)・DISM WiMAX・J:COM WiMAX・DTI WiMAX・EDION WiMAX(エディオン) |
上記のプロバイダでは、端末の価格が15,000円~25,000円程度に設定されています。もちろん、端末の価格が無料なプロバイダだからといって、端末機種が古い、通信速度が遅いことはありません。
同じ最新機種、通信速度であっても、プロバイダによって支払う料金が違うのです。
よりお得な料金でWiMAXを契約するには、端末代金がかからないプロバイダをおすすめします。
オプション料は大きく分けて2種類

これまでご紹介した料金以外にかかるのが、オプション料金です。WiMAXのオプション料金は、大きく分けると以下の2種類。
- au 4GLTE回線が使える「プラスエリアモード」の利用料金
- 各WiMAXプロバイダごとの独自オプション料金
オプションとはいえ、1つ目のプラスエリアモードは、WiMAXを利用する方であればどなたでも別途で料金がかかる可能性があります。
au4GLTE回線が使えるハイスピードプラスエリアモード
すべてのWiMAX契約者に共通するオプション「プラスエリアモード」について説明します。
【プラスエリアモードとは?】
WiMAXのハイスピードプラスエリアモード・プラスエリアモードは、auの4GLTE回線を使ってより広範囲でインターネット通信ができるモードです。
WiMAX2+に対応したギガ放題プランであれば「ハイスピードプラスエリアモード」、WiMAX+5G対応のギガ放題プラスプランは、「プラスエリアモード」をオプションプランとして利用できます。
このオプションを使うことで、WiMAX回線の電波が入らない場所でも、au4GLTE回線のエリア内であればインターネット接続が可能です。
通信モードについてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
WiMAXの通信エリア外でも、インターネット通信ができることもあり、ハイスピードプラスエリアモードは非常に便利な機能です。
ただし!ハイスピードプラスエリアモードを1度でも使った場合、利用月には追加でオプション料が月1,105円かかってしまいます。
気づかないうちにオプション料金が発生しないように、LTEの通信が必要な時だけハイスピードプラスエリアモードに切り替えましょう。
2017年7月から始まった3年料金プランの利用による、au4GLTEオプションの無料化により、今では当オプションの無料化は当たり前になりました。
WiMAXを3年の料金プランで契約する方は、ハイスピードプラスエリアモードのオプション料金が無料のプロバイダを選びましょう。
WiMAXを3年の料金プランで契約する方は、ハイスピードプラスエリアモードのオプション料金が無料のプロバイダを選びましょう。
各プロバイダごとのオプション料金
ハイスピードプラスエリアモード以外に、契約するWiMAXプロバイダごとのオプションもあります。代表的なものですと、端末が故障した際の修理費用を補填してくれる「補償サポート」などがあります。
なかには、新規契約の際にオプション契約が必須な場合もありますが、契約するかどうかは契約者の自由です。そのため、料金とサポート内容を見て契約するか判断しましょう。
もし、オプション契約が必須な場合は、契約後すぐに解約し、余計な料金が発生しないよう注意が必要です。
プロバイダの料金を比較!

ここまでWiMAXの「月額料金」「初期費用」「オプション費用」について見てきました。
WiMAXの契約では、この3つの料金を3年分合計して、あなたが契約しようとしているプロバイダが本当に安いのかどうかを見極めていくことが重要です。
主要なWiMAXプロバイダのなかでも特に人気があり有名なGMOとくとくBB・BIGLOBE・カシモWiMAXの料金を参考に、実際に総額を見てみましょう。以下の表をご覧ください。
WiMAX料金比較(ギガ放題プラスプラン)
WiMAX プロバイダ |
実質月額料金 | 総額※ | キャッシュ バック |
---|---|---|---|
GMOとくとくBB (当サイト 限定料金) |
3,457円 | 124,446円 | 30,000円 |
BIGLOBE (当サイト 限定料金) |
3,870円 | 139,323円 | 18,500円 |
カシモWiMAX
(当サイト 限定料金) |
3,973円 | 143,010円 | 10,000円 |
BroadWiMAX
(当サイト 限定料金) |
4,240円 | 156,870円 | 10,000円 |
UQWiMAX | 4,746円 | 180,366円 | 0円 |
以上が、WiMAXの基本的な支払う料金と必要な費用のすべて。総額は、ここまで解説してきたすべての料金が含まれており、月額割引やキャッシュバックのキャンペーン額も引いてあります。
各WiMAXプロバイダのホームページや価格comなどでは最初の1年間の実質料金などで、キャッシュバックも含めてかなりお得に見せているところもあります。
「どの期間の実質料金なのか」には注意を払って確認しましょう。
以上が、WiMAXの料金の流れと、料金比較の注意点です。WiMAXで見るべきポイントは基本的に上記の料金だけですが、1点だけ追加で支払わなければいけない場合がありますので、次にそちらを見てまいりましょう。
意外に見落としがちなWiMAX解約金について

ここまでWiMAXで支払う料金をシミュレーションしてきましたが、ここからは「契約者によっては支払う必要のある料金」について解説していきます。
その料金とは、ズバリ「解約違約料金」。WiMAXの解約料金は契約時にはあまり気にしない方が多いですが、いざというときのために確認しておきましょう。
具体的におすすめWiMAXプロバイダごとに解約料金を比較しまとめましたので、早速見てまいりましょう。
【契約期間毎のWiMAX解約金例】
WiMAXプロバイダ | 違約金 | 違約金の支払いが 発生する条件 |
---|---|---|
GMOとくとくBB | 0円 | - |
BIGLOBE | 0円 | - |
カシモWiMAX | 0円 | - |
BroadWiMAX | 3,883円 | バリュープランで契約後、24ヶ月以内に解約した場合 |
UQ WiMAX | 0円 | - |
意外にも解約違約金がかからないWiMAXプロバイダが多いことに驚かれた方もいるのではないでしょうか?
2022年6月までは2年~3年の契約期間内に解約をした場合には、1万円以上の高額な違約金が必要になるプロバイダが多数でした。しかし、2022年7月1日の電気通信事業法の改正に伴い、解約時に請求できる金額の上限はサービスの月額料金となりました。
今では、人気のあるWiMAXプロバイダの多くは違約金を0円(無料)としているところが多数です。
上記の内容も踏まえて、WiMAXプロバイダを選ぶようにしましょう!
まとめ

ここまでWiMAXで支払う料金について様々な視点から見てきましたが、いかがでしたか?最後にここまでお伝えした内容についてまとめていきます。以下をご覧ください!
- 月額料金はプラン、期間ごとに変わる!
- ルーター端末は高スペックの機種でも基本的に無料!
- 料金比較は「月額料金」「初期費用」「オプション」「キャンペーン」を考慮すべし
- 解約料金は現在は0円(無料)のところが多い
大容量かつ安いと評判のWiMAXですが、料金体系の全貌がつかめてきたと思います。ここまで理解できれば、あとは、料金を抑えられるプロバイダを選んで、実際に契約するだけ。
次に見なければならないのは、WiMAXプロバイダの総額・月額料金の差。
先ほどご紹介したカシモWiMAX・BroadWiMAX・GMOとくとくBBの料金比較表のとおり、2年~3年という長い期間があると、意外とプロバイダで総額費用に差が出てきます。
他のプロバイダの料金も計算して、「どのプロバイダが最もお得か」導き出すことができれば契約までたどり着けますが、主要なWiMAXプロバイダは23社もあります。
WiMAXの料金体系を理解するよりも、23社の料金をすべて計算して比較するほうが間違いなく大変です。
そこで、そんなあなたのお役に立てればと思い、当サイトでは23社の月額料金やキャンペーンの変化を毎月追い、最新の情報をまとめているページを作りました。
ここまでの内容がしっかりと理解できて、あとはプロバイダを選ぶだけ!という方はぜひ以下のページを参考にして、今月最もお得なプロバイダを見つけてください。
WiMAXの料金に関するQ&A

最後に、この記事ではWiMAXの料金にまつわる「よくある質問」をQ&A形式でお答えしていきます。ここまで見てきた内容をもう一度振り返りたい方はぜひお見逃しなく!
WiMAXで支払う料金にはどんな種類がある?
WiMAXで支払う料金は大きく「月額料金」、端末料金や契約手数料などの「初期費用」、「オプション費用」の3つです。プロバイダで実施している「キャンペーン」によって最終的に支払う料金は安くなることもあります。
料金の支払い方法は?
WiMAX料金の支払いはクレジットカードが主流です。一部プロバイダでは口座振替で支払うことができますが、手数料が発生して料金が高くなってしまうためおすすめできません。
月額料金に潜む注意点は?
WiMAXの月額料金は割引が適用されているかで大きく変化する点に注意が必要です。
一部のWiMAXプロバイダでは、「月額○○円~」と記載しているところもありますが、これは割引時の料金のため割引が終了すると料金は高くなります。
一部のWiMAXプロバイダでは、「月額○○円~」と記載しているところもありますが、これは割引時の料金のため割引が終了すると料金は高くなります。
端末料金はどのくらいかかる?
WiMAXの端末料金は契約するプロバイダによって大きく変わります。
多くのWiMAXプロバイダでは無料で端末を手に入れることができますが、一部プロバイダでは端末購入料金として15,000円~20,000円を支払う必要があります。
多くのWiMAXプロバイダでは無料で端末を手に入れることができますが、一部プロバイダでは端末購入料金として15,000円~20,000円を支払う必要があります。
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