ポケット型WiFi・モバイルWiFiの選び方【短期編】

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短期やレンタルでポケット型WiFi・モバイルWiFiを利用するシーンは、今や出張・海外旅行・引っ越しだけではありません。
テレワークが急速に進み、WiFi環境を整える方が増えてきました。
その際、固定回線などの「WiFi環境が整うまでのつなぎ」や、「一時的にオフィス以外の場所で仕事」のために、短期やレンタルのポケット型WiFiを利用する方も増えてきています。
しかし、多くのポケット型WiFiは短期契約に対応しておらず、契約期間は2~3年のものばかり。解約違約金も高いと20,000円以上発生するので、どんなポケット型WiFiが短期やレンタルで使えるのか知りたいですよね。
そこで、年間200万人以上のWiFi契約をサポートしてきたWiMAX比較.com編集部が、短期利用でおすすめのポケット型WiFiをご紹介。ポケット型WiFiの選び方から、つい見落としがちなポイントについても詳しく解説いたします。
さっそく見ていきましょう。
短期のレンタルWi-Fiにはどんな種類がある?

短期やレンタルのポケット型WiFi・モバイルWiFiを紹介する前に、そもそもポケット型WiFiとは何か、簡単にご紹介します。
そもそもポケット型WiFiとは?
ポケット型WiFiとは一言でいうと、持ち運びができるインターネット端末のこと。一般的にモバイルルーターと呼ばれています。
以前は、ポケット型WiFiといえばSoftBankグループの会社「Y!mobile」が提供するモバイルルーターを指していましたが、今日では「ポケット型WiFi=モバイルルーター」という認識が広がっています。
このポケット型WiFiはもともと通信会社であるY!mobileのモバイルルーターで、携帯電話と同じ回線を使ったLTE回線のポケットWiFのこと。
携帯電話と同じ4G LTE回線と用いたポケット型WiFiのことで、他にも高速回線の「WiMAX」や「クラウドSIM」などの種類があります。
レンタルと短期間の違いとは?
先ほども申し上げた通り、一般的にポケットWiFと言われるモバイルルーターには2種類のサービスがあります。
ここからはポケット型WiFiにおける「レンタル」「短期」の違いを説明します。この記事では、わかりやすく説明するため、短期でレンタルできるポケット型WiFiを以下のように定義しました。
レンタルポケット型WiFi
- 数日~数週間単位で利用できるポケット型WiFi
- 1ヶ月~数ヶ月に渡って利用するポケット型WiFi
ポケット型WiFiを利用する期間に応じて、「レンタル」か「短期」を選択しましょう。まずはレンタルポケット型WiFiに関して解説します。
レンタルできるおすすめのポケット型WiFi

まずは数日~数週間単位でレンタルできるポケット型WiFiのおすすめを確認します。
レンタルポケット型WiFiのおすすめ紹介
レンタルポケット型WiFiを契約する際は、以下の基準を確認しましょう。
【短期ポケット型WiFi編】チェックリスト
期間 | 何日利用するか |
---|---|
通信容量 | 想定する使用量(用途・人数) |
対応エリア | 利用場所がエリア内か |
機種 | 新しい機種かどうか |
基本料金 | 割引・キャンペーンはないか |
送料 | 送料は掛かるのか |
受取方法 | 郵送・宅配サービスはあるか |
返却方法 | 簡単に返却できるか |
上記のチェックリストでレンタルポケット型WiFiの全てを比較するのは、大変ですよね。当サイトでは、様々な機種を取り扱っており、かつ格安な以下2つのサービスをおすすめしています。
おすすめのWEB店舗
WiFiレンタルどっとこむ | 日本最大級の レンタルWiFi専門サイト |
---|---|
イモトのWiFi | メディアでも話題の 海外専用 WiFiレンタルのサイト |
上記2つのサービスはWebで申し込みが完結するので面倒なことはありません。どうやって探せばいいのかわからないという方は、まずはチェックしてみるといいでしょう。
どこで借りることができる?
そもそも短期でレンタルできるポケット型WiFiはどこで借りるのでしょうか?レンタル端末はどこで借りれるの?
短期のポケット型WiFiは、レンタル専用のポケット型WiFiのWEBサイトや、街や空港等にある実店舗で借りることが可能です。ここで抑えておきたいのは、通常のポケット型WiFiと短期のWiFiレンタルの業者は全く異なること。
分かりやすくレンタカーを例にご説明します。
トヨタの車を短期で借りたいと考えた時、トヨタの店舗ではなく、ニッポンレンタカーなどのレンタカー店に行きますよね。
短期ポケット型WiFiをレンタルする場合も同じで、ポケット型WiFiを販売している会社と、レンタルしている会社が異なるのです。
では、短期でポケット型WiFiをレンタルしたい時、どんな店舗があるのでしょうか?そこで、レンタルWiFiを扱っているWEB店舗(オンライン)と、実店舗をご紹介いたします。
WEB店舗
WEB店舗とは実店舗を持たず、オンライン上だけでポケット型WiFiの受付から返却までの一連のレンタルサービスを完結させるサービス形態。
(※WEB店舗でも一部実店舗がある場合もあり)
【WEB店舗】
- Wifiレンタルどっとこむ
- Mobile Peace(モバイルピース)
- イモトのWiFi(海外用)
- ネット上で料金比較が簡単にできる
- 指定場所(ホテルや空港等)で受取可能なサービスがある
- 返却方法が楽
- 受付から手元に届くまで時間がかかる
日本国内の実店舗
実店舗は、街や空港等に実際に店舗を構えてポケット型WiFiの受付や貸出を行うサービス形態。
【実店舗】
- ANY Fi
- NETAGE
- カシモバ
- 即日から利用可能
- 店舗が都市部に集中している(地方は少ない)
WEBサイトと実店舗、どちらもそれぞれメリット・デメリットがある為、一概にどちらがいいとは言えません。
ポケット型WiFiの契約を急いでいない場合、WEB店舗の方がいいでしょう。実店舗に出向く手間が省けて便利と言えそうです。
短期間のポケット型WiFiおすすめ

続いては1ヶ月~2年単位での短期間ポケット型WiFiのおすすめを確認します。
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結論、5G回線対応で高速のWiMAXを短期使用できるおすすめプロバイダはBIGLOBEです。
BIGLOBEおすすめポイント
- 当サイト限定で、現金18,500円キャッシュバック
- 最高速度は光回線並の2.7Gbps
- データ通信量が無制限
- 契約期間に縛りがない
- ほとんどのWiMAXプロバイダの端末代が3年払いの中で、2年払いできる(2年以内の解約は端末残債が発生する)
BIGLOBEは、端末代が2年間の分割なので、実質2年契約と短期契約が最も大きな特徴です。一般的にWiMAXは契約期間に縛りがなくても端末代の分割払いが3年間のプロバイダがほとんどです。3年間の分割払いでは3年利用する必要がありますが、BIGLOBEは2年間で契約を終えられます。
またWiMAXは5G回線対応で、最高速度は光回線並みの2.7Gbps。以前の速度制限も撤廃され、無制限で使えることもWiMAXの強みです。
使いやすさも兼ね備えた高性能のポケット型WiFiを短期間で利用できるBIGLOBE。当サイトからのお申し込み限定で、現金18,500円のキャッシュバックを実施中!短期間のポケット型WiFiを利用なら、ぜひBIGLOBEをご利用ください!
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au・ドコモ・ソフトバンク回線!
料金も安いAir WiFi

続いては、1ヶ月から利用できる短期ポケット型WiFiのAir WiFiです。特徴を確認しましょう。
おすすめポイント
- 最低利用期間は1ヶ月
- クラウドSIM回線(au・ドコモ・ソフトバンク)なので、エリアが広い
- データ通信量が無制限
- 1ヶ月で100GBまで利用可能
- WiMAXや光回線と比較すると速度は大幅に劣る
Air WiFiは、契約期間に縛りが無く、1ヶ月単位で使えることが特徴のポケット型WiFi。
一般的なポケット型WiFiと違い、解約時の違約金が無料なので、短期で使いたい方にはぴったりです。 さらに、容量も100GB保証と大容量で、料金も安いのでとてもおすすめのポケット型WiFiです。
BIGLOBEのように2年は使わないけど、数ヶ月は使いたいという方にはAir WiFiがぴったりでしょう!Air WiFiの詳細はこちらからご確認ください!
ポケット型WiFiを選ぶ時のポイント

短期でレンタルできるポケット型WiFiは扱う会社もプランも様々です。いざ短期ポケット型WiFiを探し始めた方の中には、何を基準に探せばいいのか迷ってしまうという方も多いでしょう。
単純に料金だけを比較して短期ポケット型WiFiを選んでしまうと、速度が遅かったり、エリアに対応していなかったりと、失敗してしまうことがあるので注意が必要です。
そこで!ここでは、あなたに最適な短期ポケット型WiFiを見つける為の5つポイントをご紹介していきたいと思います。
ポケット型WiFiを探す時に見るべき5つのポイント
- 期間
- 通信容量
- 対応エリア
- 機種
- 料金(コスパ)
上記のポイントを順番に見ていきましょう。
何日・何ヶ月から利用できるか
短期のポケット型WiFiを探す場合は、まず初めに借りたい期間で絞るのがよいでしょう。
短期と言っても期間の区切りは会社やプランによって異なります。
当記事では、1日?数種間の場合はレンタルポケット型WiFi。1ヶ月~は短期のポケット型WiFiと区切りました。
一定期間以上借りると割引が適用されるプランもあるので、どのくらいの期間、ポケット型WiFiが必要なのか試算した上でポケット型WiFiを探し始めると無駄がないです。
結論:短期ポケット型WiFiをレンタルする際はまず期間で絞る
データ通信容量(何GBで制限か)
短期ポケット型WiFiには、"●●GBまで"と決められているタイプと、無制限で利用できるタイプの2種類があります。
家族などの大人数で使用する場合や、動画を頻繁に視聴する場合は無制限で利用できるタイプにしておくと安心です。
逆に、引っ越しや入院等の理由で短期のポケット型WiFiレンタルが必要になった、普段からあまりWiFiを使用しないという方は、制限ありの方が料金を抑えることができるでしょう。
上記の内容をまとめると以下のようになります。
【容量が決まっていないポケット型WiFiがおすすめ】
【容量が決まっているポケット型WiFiがおすすめ】
結論:
- 大人数・複数台の端末でWiFiをシェアする人
- 動画を視聴する人
【容量が決まっているポケット型WiFiがおすすめ】
- 普段からあまりWiFiを使わない人
- 1人で利用する予定の方
結論:
- 通信容量はポケット型WiFiの使用目的、頻度で選ぶ
- 料金が同じなら大容量使えるものを選ぶ
回線の対応エリア(そもそも利用可能か)
短期ポケット型WiFiを選ぶ際は、利用したいエリアも重要なポイント。
エリアは日本の場合、都市部なのか山岳部なのか、短期ポケット型WiFiを選ぶ際確認しておきましょう。
というのもポケット型WiFiの種類(WiMAX又はLTE回線)によって、回線の繋がりやすさが変わるからです
一般的に、WiMAXは山岳部や地下では電波が繋がりにくいという特徴がありますが、逆に都市部だとLTE回線以上に速度のパフォーマンスが上がるという特徴があります。
現在WiMAXとLTE回線(ドコモ)の最高速度は、以下のような数字となっております。
- WiMAX下り:2.7Gbps(5G回線対応)
- LTE下り:1.7Gbps(docomo 5G回線の場合、4.2Gbps)
最高速度には大きな違いはありません。あなたがWiFiを使用したいエリアでは、WiMAXとLTE回線のどちらが優位なのかを公式サイト等で確認しておくとよいでしょう。
また、上記で紹介したポケット型WiFiは、海外では使用できないのでご注意ください。
海外用のポケット型WiFiが欲しい場合は海外専用のポケット型WiFiを探す必要があります。
ここでは、それぞれのWiFiはそれぞれの国でしか使用できないことを覚えておきましょう。
LTEとWiMAX、どちらのポケット型WiFiにするかお悩みの方の為に、メリットとデメリットをまとめておきます。
WiMAXのメリット
- 対応エリアでは速度が速い
- 料金が比較的安い
- 田舎や山間部ではつながりにくい箇所がある
LTEのメリット
- 日本全国どこでも繋がる
- WiMAXが拡充しているエリアだと、通信速度で劣る
- 料金が高額
結論:WiMAXが対応しているエリアはWiMAXの機種を選ぶのがおすすめ!
ルーターの機種
短期ポケット型WiFiを選ぶ際は機種も重要。
レンタルWiFiの場合、販売時のプロバイダと異なり、レンタル会社によって扱っている端末の種類が大きく変わります。
レンタカーでもそうですが 、レンタルのポケット型WiFiの場合も古い端末が使われていることがほとんど。
機種の性能によって、同じプランでも通信速度が大きく異なる為、比較的新しい機種が揃っているレンタル会社を選びましょう。
また、ポケット型WiFiは高性能な新端末が毎年出てくるため、2年以内に発売されたポケット型WiFiを選ぶといいでしょう。
基本的には最新機種がおすすめですが、高性能な機種は端末代も高い傾向があるため、その場合は1つ前の機種でも構いません。
ちなみに2年以内に発売されたおすすめのWiMAXのモデルは下記2種類。
- X11(最新機種):発売日2021年10月15日
- SCR01:発売日2021年4月8日
「結論:機種は比較的新しい機種(2年以内のモデル)を選ぶ
料金プランやキャンペーン(コスパ)
最初に料金だけでポケット型WiFiを選ぶのは危険です!というお話をしましたが、料金以外の上記の4つのポイントを比較した上でどのポケット型WiFiが最適なのか選ぶことが重要。
「料金の安さだけで選んだ結果、端末の性能が低くて速度が遅い」「通信容量がオーバーして速度制限がかかってしまった」という事態にならないようご注意を。
また、レンタルWiFiの場合、利用料金よりも送料の方が高くなる場合もあります。
一言で送料といっても、借り手が片道の送料のみ負担する場合もあれば、往復の送料を負担する場合もあります。
送料のルールは業者やプランによって異なるので、ポケット型WiFiを比較する場合は、送料込みの料金で比較することが重要です。
結論:ポケット型WiFiの料金は送料込みの総額で考える
また上記5つのポイントには入れていませんが、もう1つ確認しておくべきポイントがあります。それは、受取方法と返却方法のルールです。
受取と返却のルール
ポケット型WiFiは様々な会社(サービス形態)で取り扱いがある為、受取方法や返却方法もルールが異なります。
例えばあるWEB店舗を例にすると、受取は自宅や空港、滞在先のホテル等好きな場所を指定し、返却時は袋に入れてポストに投函するだけという方法を採用しています。
受取と返却の際、どの方法が自分にとって便利かを考えた上で決めるとよいでしょう。
先ほども申し上げた通り、今すぐポケット型WiFiを使いたいという人以外は、WEB店舗がおすすめです。
以上が、ポケット型WiFiを短期で借りる際に比較するポイントのご紹介でした。
最後に、ポケット型WiFiを短期で利用する際に抑えておきたい内容をまとめました。実際に短期ポケット型WiFiを選ぶ際にぜひご活用ください。
Q&A

最後に、短期やレンタルのポケット型WiFiのまとめとして、Q&A形式で振り返ります。
短期でレンタルできるポケット型WiFiはある?
あります。ただし、ポケット型WiFiは基本的に契約期間が2~3年のため、短期やレンタル可能なポケット型WiFiは多くありません。
ポケット型WiFiとしては珍しい端末代が2年分割できるポケット型WiFiのおすすめは、BIGLOBEです。こちらにてご紹介しているので、ご覧ください
短期のポケット型WiFiはどうやって契約するの?
WEB店舗(オンライン)か、実店舗の2種類で契約できます。
短期のポケット型WiFiを選ぶ際のポイントは?
以下の5点です。
- 期間
- 通信容量
- 対応エリア
- 機種
- 料金(コスパ)
おすすめの短期のポケット型WiFiは?
2種類の短期レンタルポケット型WiFiを紹介しました。
2年間ポケット型WiFiを利用したい方は
BIGLOBE
幅広いエリアに対応しているAir WiFi
BIGLOBE
- 最速級かつ無制限で利用できるWiMAXを、実質2年契約で利用できるプロバイダです。通常WiMAXは実質3年契約です。
幅広いエリアに対応しているAir WiFi
- Air WiFiは、最低利用期間1ヶ月から利用でき、毎月100GB利用できるポケット型WiFi。WiMAXには速度が劣りますが、気軽にポケット型WiFiを利用したい方におすすめです。
※ポケットWiFi(ポケットワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。