ポケット型WiFiでPS4のオンラインプレイを楽しむための接続方法や注意点【まとめ】

ポケット型WiFiでPS4のオンラインプレイを楽しむための接続方法や注意点【まとめ】
  • 最終更新日:2024年3月15日
ポケットWiFiでPS4を使うメリットや速度を解説
PS4には様々なソフトがあり、インターネットに接続してオンラインプレイを楽しめます。ApexやFF14、モンスターハンターなど人気を集めているゲームも数多くあります。

上記のようなPS4のオンラインゲームをプレイする際、有線接続以外にポケット型WiFi・モバイルWiFiでも遊べるのかどうか不安な方もいるのではないでしょうか。

ポケット型WiFiはとても便利ですが、通信が不安定であれば、快適なゲームができなくなってしまいます。

当ページは、上記のような不安を持つ方に向けて、安定してPS4を遊んで頂くために、ポケット型WiFiの接続方法や、確認すべき重要ポイントを紹介する解説記事です

結論からお伝えすると、ポケット型WiFiでも、充分に安心してPS4を遊べます。まずは、基本となるポケット型WiFiとPS4の接続方法から見ていきましょう。




著者

WiMAX比較.com編集部

年間最高1,000万PVの通信系比較メディア「WiMAX比較.com」を運営する編集部です。
通信領域に精通するメンバーで構成している当編集部は、WiMAXを始めとするポケット型WiFi関連の最新情報を発信し、7年間で累計5万名様以上のネット回線契約をサポートしています。
運営会社情報



ポケット型WiFi・モバイルWiFiを利用してPS4をオンラインで遊ぶ場合の設定方法を徹底解説

ポケットWiFiとPS4の接続設定方法

ポケット型WiFi・モバイルWiFiでもPS4のオンラインゲームは十分にプレイできます。ここではまず、PS4をポケット型WiFiに接続する2通りの方法をご紹介します。

PS4と接続①WPS(WiFi prootected setup)を利用する場合

WPS接続の場合、パスワードなどの入力が必要なく、簡単にポケット型WiFiとPS4の接続が可能です。ここではWiMAXのモバイルルーターの「X11」を例に、PS4に接続する手順を見ていきましょう。

ポケット型WiFi(WiMAX)側

まずはポケット型WiFi(WiMAX)の設定方法から見ていきます。

  1. ホーム画面のクイックメニューから「詳細設定」「WiFi接続」を選択

  2. 「詳細設定」「WiFi接続」を選択

  3. 「WPS」を選択後、SSIDを確認後「次へ」をクリック

  4. 「WPS」を選択後、SSIDを確認後「次へ」をクリック

  5. 「WPS」を選択

  6. 「WPS」を選択

以上でポケット型WiFi(WiMAX)側の準備は完了です。準備完了後は、120秒以内にPS4側の設定をする必要があります。

PS4側

続いて、PS4での設定の流れは以下のとおりです。

  1. 「設定」を選択
  2. 「ネットワーク」を選択
  3. 「インターネット接続を設定する」
    を選択
  4. 「WiFiを使う」を選択
  5. 「かんたん」を選択
  6. 「WPSボタンを使って設定する」を選択

以上で完了です。あとはPS4が自動で設定してくれます。

PS4とポケット型WiFiのもう1つの接続方法は手動設定です。こちらも複雑ではありませんので、一緒に見ていきましょう。

PS4と接続②手動接続を利用する場合

手動設定でPS4と接続する場合は、ポケット型WiFi側の次の2項目を確認しましょう。

  • SSID
  • WiFiの名前と言う認識で問題ありません。
  • 暗号化キー
  • パスワードを指します。

こちらもX11を例に、これら2項目の確認方法を見ていきましょう。

ポケット型WiFi(WiMAX)側

x11のホーム画面から『情報』を選択

  1. ポケット型WiFiのホーム画面から『情報』を選択
  2. 「Wi-Fi情報」で名前とパスワードを確認

確認できたらPS4側の操作に移ります。

PS4側

  1. 「設定」を選択
  2. 「ネットワーク」を選択
  3. 「インターネット接続を設定する」
    を選択
  4. 「WiFiを使う」を選択
  5. 「かんたん」を選択を選択すると接続できるSSID(WiFiの一覧)が出てきます
  6. 自分のポケット型WiFiのSSIDを確認し、パスワードを入力すればポケット型WiFiとPS4の接続完了

このようにどちらにしても難しい操作ではなく、簡単にPS4とポケット型WiFiを接続できます。

次項では、PS4の醍醐味の1つでもあるオンラインゲームのプレイに関する情報を解説します。オンラインゲームをするにあたって、知っておくべき情報をまとめています。では、見ていきましょう。

オンラインゲーム[Apex(FPS)・FF14など]をプレイするために必要な通信速度とPing値・通信量

ポケットワイファイとピーエスフォーの通信量・速度・PING値

しかし、PS4の場合、グラフィックなどのゲームデータは本体に保管されているため、実は通信量はそれほど多くありません。

通常のゲームであれば、通信速度は、10Mbpsもあれば十分だと言われています

しかし、オンラインゲームをプレイする場合は、50Mbps以上、最低でも30Mbpsは必要になります。また、応答速度を示すPing値も重要になります。

通信速度と応答速度、この2つの用語の違いは少しややこしいので、簡単に解説します。

PS4のオンラインFPSやリモートプレイで重要な通信速度とPing値

通信速度(Mbps)

1秒間あたりにどれだけのデータ量を送れるかの値。数字が大きければ大きいほど良い。 下り速度(オンラインゲーム全般の操作を反映させるための速度)と上り速度(プレイヤーの操作をオンラインゲームへ反映させる速度)がある。

Ping値(ms)

ネット回線のレスポンスの品質を表した数値で、こちらは数字が小さいほど良い。

応答速度についてもう少しゲームに近い具体例を用いて解説します。

プレイヤーが操作した情報は、一度サーバーに送られます。サーバーは操作情報に対する答えを、映像として返すのが基本的な流れです。

例えば、プレイヤーが相手のキャラクターに攻撃を当てる操作をすると、その操作情報がサーバーへと送られ、ゲーム内の相手キャラクターに攻撃が当たります。この一連の情報交換にかかる時間がPing値です

数字が大きいと「当てた」はずなのに「当たらない」というような事象が発生します。このように、2つの値は似ているようでまったく異なります。

FPSに代表されるPS4のオンラインゲームにて特に重要視されているのはPing値。 50ms以下であることがFPSなどのオンラインゲームが正常に動く1つの目安になります

15ms以下であればほとんど問題はなく、PS4のオンラインゲームはとても快適にプレイできるでしょう。

逆に、50msを超えてくるとPS4の反応速度が遅くなり、いわゆる「ラグる」状態が発生しやすくなります。

そのため、Ping値はFPSを始めとするPS4のオンラインゲームをプレイするうえで、重要な要素です

さらに、オンラインゲーム以外に限らずリモートプレイをする際にも、通信速度やPing値は大切なポイントになります。リモートプレイは自宅に限らず、外出先でも可能です。

場所を気にせずにPS4で遊べる反面、通信環境が悪ければストレスが溜まってしまうかもしれません。

以下は、代表的なオンラインゲームの通信速度やPing値の推奨値です。

オンラインゲームの通信速度や
Ping値の推奨値

オンライン
ゲームソフト
通信速度 Ping値
モンハン
(モンスター
ハンター)
約100Mbps 50ms以下
FF14 1Mbps以上 50ms以下(普通)
30ms以下(快適)

PS4のオンラインゲームに必要なデータ通信量

データ通信量は、オンラインゲームをプレイするときに加え、ソフトのダウンロードやシステムのアップデートの際に使用します。

以下の表は、各オンラインゲームをプレイした際に、1GBの通信量を消費する時間です。

ゲームで1GBの通信量を
消費する時間

オンライン
ゲームソフト
1GBの消費に
必要な時間
フォートナイト 約25時間
ポケモンGO 約100時間
荒野行動 約50時間

ソフトのダウンロードに必要な通信量は、約10GB程度です。

一定期間あたりの通信量制限を設けているポケット型WiFiも存在しているため、計画的にソフトのダウンロードやアップデートの必要がないポケット型WiFiや、通信量の制限がないポケット型WiFiを選ぶのがおすすめです

ポケット型WiFiの通信速度とPing値の計測方法

すでに持っているポケット型WiFiでPS4のオンラインゲームが楽しめるか知りたい場合、通信速度やPing値を計測してみましょう。計測にはSPEEDTESTなどの速度計測サイト、もしくはアプリを利用します

SPEEDTESTの実測値画像

より正確な通信速度とPing値を把握するために、実際にPS4でオンラインゲームをプレイする際の環境でおこなうのがおすすめです。

SPEEDTESTのWebサイトにアクセス後、GOボタンを押すと計測がおこなわれます。計測後、下りと上りの通信速度、Ping値が表示されたら完了です。

【回線が遅い・繋がらないときに試したい】ポケット型WiFiでオンラインゲームを快適・安定した状況でプレイするためのポイント7選

ポケットワイファイでピーエスフォーを快適にプレイする方法

PS4でオンラインゲームをプレイする際に、回線速度が遅く感じたり、繋がらないと感じたりする場合の対処方法を紹介します。対処方法は以下の7つです。

1つずつチェックして改善できないか試してみましょう。

ポイント①5GHz帯でも接続してみる

ポケット型WiFiには、2.4GHzと5GHzの周波数帯があり、どちらかを利用します。端末に記載されているSSIDから、どちらの周波数帯を利用しているのか確認しましょう。

2.4GHzは、壁や床などの遮蔽物の影響を受けにくく、遠く離れた場所でも電波が届くメリットがあります。様々な家電製品で利用されることが多いため、電波干渉の影響を受けやすいのがデメリットです。

もう一方の5GHzは、電波干渉を受けにくいのが特長。電波干渉を受けにくい分、通信速度の改善も期待できます。もし、現在2.4GHzを使っているのであれば、5GHzへ変更してみましょう。

ポイント②PS4以外の同時接続を避ける

ポケット型WiFiをPS4以外にも、スマートフォンやタブレットなどの機器類にも使用している場合、ポケット型WiFiに負担がかかります。

PS4以外の機器類とポケット型WiFiは接続を解除しておくのがおすすめ

ポイント③障害物のない環境でプレイする

周波数帯を5GHzに変えても、オンラインゲームの快適性が改善されない場合、ポケット型WiFiの置き場所を変えてみましょう

通信拠点からの電波が届きやすい窓際がおすすめです。ただし、ポケット型WiFi本体は熱に弱いため、直射日光が当たる場所は避けましょう

その他おすすめの場所は、電波の広がりを活かせる部屋の中央付近や棚などの高い位置です。布を被せたり、水槽の近くに置いたりすると電波が弱まってしまうため避けましょう。

ポイント④PS4のDNS設定を変更する

PS4側にも改善できるポイントがあります。PS4側のDNSの設定を変える方法です。

通常、プロバイダごとに振り分けられているものが設定されていますが、手動でDNSサーバーを設定すれば改善される場合もあります

手動設定で利用するのは、GoogleのパブリックDNSとCloudflareのパブリックDNSのどちらかです。

DNSサーバーを設定するには、PS4側のホーム画面にある設定から、ネットワーク→インターネット接続を設定する→Wi-Fiを使う→カスタムを順番に選びましょう

IPアドレスは自動を選択し、DHCPホスト名は「設定しない」を選びます。DNS設定は「手動」です。

GoogleのDNSなら、8.8.8.8(プライマリー)と8.8.4.4(セカンダリー側)を入力します。CloudflareのDNSを利用するのであれば、1.1.1.1(プライマリー側)と1.0.0.1(セカンダリー側)を入力しましょう。

そのあとのMTU設定は「自動」を選択。プロキシサーバーは「使わない」を選びましょう。

以上の設定変更をおこなっても、通信速度が遅いと感じたり、変化がなかったりする場合には、DNS設定を「自動」にします。

ポイント⑤ポケット型WiFiの省電力モードを解除する

ポケット型WiFi端末が省電力モードやエコモードに設定されている場合、通信速度が低下する場合があります

ハイパフォーマンスモードに変更すると、通信速度重視の設定となり、通信速度が改善する可能性があるため試してみましょう。

ポイント⑥最新のポケット型WiFiに変更する

ポケット型WiFi本体の端末が古いほど、通信速度が遅くなる傾向があります。最新のゲームになるほど、大量の情報処理が必要。

古い端末ほど、情報を処理するまでに時間を必要とします。新しい端末であれば、Ping値も低く、高速通信が可能です。

すでにポケット型WiFiを持っている方は、1~2年の契約期間満了期を目安に契約を見直しや、最新のポケット型WiFi端末への買い替えの検討をおすすめします。

最新のポケット型WiFiがどれほど速いのかは、ポケット型WiFiをPS4とつなぐ際の注意点の章の後に解説しています。

ポイント⑦レンタルも可能なクレードルとLANケーブル利用してポケット型WiFiとPS4を有線接続する

ポケット型WiFiは無線接続のため、Ping値が安定しにくいと言われていますが、有線接続する方法がひとつあります。

それはクレードルと呼ばれるポケット型WiFiとは別売りのスタンドを利用する方法です。

クレードルがあれば、LANケーブルでポケット型WiFiとPS4を有線接続でき、ポケット型WiFiの通信速度とPing値が無線接続のときと比較して、より安定します

ポケット型WiFiのクレードルはAmazon等で探してみると、4,000円程度で売られているため、PS4でオンラインゲームをする方は購入を考えても良いのではないでしょうか。

クレードルを購入するほどでもないと感じるのであれば、レンタルするのもおすすめです。購入やレンタルにかかわらず、クレードルはポケット型WiFiの機種ごとで対応するものが決まっているため、選ぶ際には注意しましょう。

ポケット型WiFiを使ってPS4をオンラインにつなげる際の注意点

ポケットWiFiをPS4に繋げる注意点

PS4でオンラインゲームをプレイする際、タイムラグが発生する可能性があること以外にも、知っておきたい注意点があります。3つの注意点を紹介しているため、参考にしてください。

USBケーブルを使った有線接続はできない

ポケット型WiFiでも、有線接続したほうがより快適に遊べます。一部のポケット型WiFiは、USBケーブルを使った有線接続が可能です。

しかし、PS4側にあるUSBポートにはWi-Fiのドライバーが搭載されていないため、接続してもインターネットへの接続はできません。有線接続にこだわりたいのであれば、クレードルを活用しましょう。

PS4システムのアップデート・ソフトダウンロード時は通信量が増える

PS4でゲームをプレイする際には、ソフトのダウンロードやシステムのアップデートが必要です。ソフトによってはダウンロードに10GB以上の通信量を消費します。

また、定期的なシステムのアップデートも重要です。アップデートを長期間実施しないままだと、ゲームをプレイできなくなる可能性もあるため、通信量に注意しましょう。

通信量が制限されればオンラインゲームは続けるのが困難になる

通常のオンラインゲームでのプレイやシステムのアップデートなどでデータ容量が基準値を超え、通信速度制限がかかってしまえば、その時点で快適には遊べなくなります。

通信速度の制限を気にせずにオンラインゲームをプレイしたいのであれば、通信データ容量に制限のないポケット型WiFiを選ぶのがおすすめです

快適にPS4のオンラインゲームが遊べるポケット型WiFiを選ぶ際はここを確認

PS4に合うWiFi選び方

ポケット型WiFiを新しく買う方や、買い替えを検討している方は、ここから紹介する3つのポイントをチェックしたうえで購入しましょう。

通信速度

ポケット型WiFiのスペック表をチェックし、まずはどの程度の通信速度を発揮できる能力があるのかを見ましょう。

ただし、スペック表に掲載されている通信速度の数値は、あくまでも理論値

実際にオンラインゲームをプレイすると、スペック表の値よりも下回るのが一般的です。そのため、実測値(実際の利用者が測定した速度)もチェックしておくのがおすすめ。

できる限り最大速度(理論値)・実測値・Ping値が高評価なポケット型WiFiを選びましょう。以下は、ポケット型WiFiの通信速度とPing値の比較表です。(一例)

最大
通信速度
(下り)
実測値
(下り)
Ping値
WiMAX
(機種:X12)
3.9Gbps 116.4Mbps 54.4ms
Y!mobile
(機種:5G
A102ZT)
2.4Gbps 74.89Mbps 45.82ms
ソフト
バンク
(機種:5G
A101ZT)
2.4Gbps 76.48Mbps 34.87ms
MUGEN
WiFi
150Mbps 16.29Mbps 50.27ms

対応周波数帯

2.4GHz、5GHz両方の周波数帯に対応しているかを確認します。さらに、ビームフォーミング機能を搭載したポケット型WiFiを選ぶのもおすすめです。

一般的なWiFiルーターやポケット型WiFiの電波は、あらゆる方向に広がって強度もばらつきます。ビームフォーミングは、WiFiの電波を制御する技術です。電波の方向を制御できるため、干渉を避けられるメリットもあります。

以下は、ポケット型WiFiの対応周波数帯の比較表です。(一例)

対応周波数帯
WiMAX 2.4/5GHz
Y!mobile 2.4/5GHz
ソフトバンク 2.4/5GHz
MUGEN WiFi 2.4/5GHz

データ容量制限と追加料金

ポケット型WiFiの契約プランによっては、1ヶ月に利用可能な通信容量が決まっているものもあります。

決められた通信容量を超えた場合、通信速度が制限されてしまい、オンラインゲームの快適なプレイも困難です。

必要に応じて追加料金を支払ってデータ容量を購入できるポケット型WiFiもありますが、気にせずにオンラインゲームをプレイしたいのであれば、データ容量制限のないポケット型WiFiを選びましょう

また、万が一通信速度が制限されてしまった場合の上限速度も知っておくと安心です。

以下は、ポケット型WiFiのデータ容量制限と追加データ購入の料金、通信制限時の速度です。(一例)

月間
データ
容量
追加
データ
購入
通信
制限時の
速度
WiMAX 無制限(※) なし 1Mbps
Y!mobile 10GB/3日 0.5GB:
605円
1Mbps
ソフト
バンク
50GB 0.5GB:
605円
1GB:
1,100円
128Kbps
MUGEN
WiFi
100GB なし 384Kbps
※一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。

【データ通信量無制限】PS4も快適に遊べるポケット型WiFiはWiMAXがおすすめ

ピーエスフォーにはWiMAXがおすすめ

PS4に最適なポケット型WiFiはたった1つのポイントを押さえるだけで、簡単に選ぶことができます。

そのたった1つのポイントとは、ポケット型WiFiの通信制限の厳しさ、すなわちデータ容量の大きさです。

多くのポケット型WiFiには「月に20GBまで」のような制限があり、その容量を超えてしまうと、ポケット型WiFiの通信速度が低速化します。

PS4のオンラインゲームで安定したプレイをするためにも、ポケット型WiFiのデータ容量は大事なポイントになります。

加えて、PS4のシステムアップデートやダウンロード版ソフトをインストールする際には、10GB以上のデータ容量を扱うこともあります。

ポケット型WiFiの利用可能なデータ容量が大きくないと、こういったPS4のアップデートにも対応できません。

そのため、PS4に適したポケット型WiFiを選ぶ際には、特にデータ容量に関して注意する必要があります

Y!mobile・ソフトバンク・MUGEN WiFiのポケット型WiFiとWiMAXのデータ容量や通信速度を比較

PS4を遊ぶためにデータ容量の多いポケット型WiFiを選ぶとしたら、どの商品を選べばいいのでしょうか?結論、当サイトがおすすめするPS4に最適なポケット型WiFiはWiMAXです

WiMAXはデータ容量が無制限なため、どれだけデータを利用しても通信制限はかかりません。さらに、通信速度も最大通信速度が2Gbpsを超えるので、光回線に劣らない高速通信が可能です。

しかし、この記事を読んでいる方のなかには「データ容量無制限で、高速通信可能なポケット型WiFiなら他にもあるよ」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

データ容量が無制限もしくは大容量のポケット型WiFiは、WiMAX以外にも以下のようなサービスがあります。

  • ソフトバンク
  • Y!mobile(ワイモバイル)
  • クラウドSIMのポケット型WiFi(MUGEN WiFiなど)
  • 楽天モバイルのポケット型WiFi

では、なぜ他のポケット型WiFiと比較して、WiMAXがPS4を遊ぶ際におすすめなのでしょうか。

その理由を説明するために、ここまでの情報を踏まえ、各ポケット型WiFiの比較表を作ってみました。以下をご覧ください。

※スマホはスクロールできます

大容量ポケット型WiFi比較表

WiMAX Y!mobile ソフトバンク MUGEN WiFi 楽天モバイル
データ容量 無制限 3日10GB 月間50GB 月間100GB 無制限
最大通信
速度(下り)
3.9Gbps 2.4Gbps 2.4Gbps 150Mbps 150Mbps
実測値
(下り)※1
116.4Mbps 74.89Mbps 76.48Mbps 16.29Mbps 24.78Mbps
Ping値 54.4ms 45.82ms 34.87ms 50.27ms 52.91ms
総額※2 97,412円 187,418円 228,084円 81,675円 82,026円
実質月額
料金※3
3,896円 5,206円 6,164円 3,267円 3,281円
※1. WiMAX以外はミンソクの情報です。
※2. WiMAX・ワイモバイル・ソフトバンクは3年、MUGEN WiFiは2年利用時の総額です。
※3. 月額料金・初期費用・端末代金などの合計金額からキャンペーン金額を引いた「総額」を契約月数で割ったもの。

WiMAXは、データ容量無制限・高速通信に加えて、実質月額料金が非常に安いのがポイント

実質月額料金とは「契約期間中に支払う総額」を「契約月数」で割った金額のことで、ポケット型WiFiの料金を比較する際に重要な指標となります。

さらに、データ容量に関する注意すべきもう1つのポイントが、短期的な通信制限です。Y!mobileでは、3日間で10GB以上利用すると、翌日の夜間に限り通信速度が1Mbpsに制限されます。

しかし、WiMAXの最新プランは、2022年2月より短期的な速度制限も撤廃されており、オンラインゲームで大容量通信をしても問題ありません。

クラウドSIMのポケット型WiFiに注意!

MUGEN WiFiを始めとした「クラウドSIM」を利用しているポケット型WiFiでは、過去に大規模な通信障害が発生しサービスとしての安定感が乏しいのがネック

代表的な例として、どんなときもWiFiでは2020年2月から通信障害が1ヶ月以上続き、「通信速度が0.01Mbps以下になる」「インターネットに繋がらない」のような事態が発生しました。

そのため、安定通信が求められるPS4などのオンラインゲームでは、どんなときもWiFiなどのクラウドSIMのポケット型WiFiを選ぶ場合は注意が必要です。

データ量や料金を総合的に考慮すると、ポケット型WiFiを使ってPS4を快適に、かつ安い料金で遊ぶのであればWiMAXをおすすめします

WiMAXをお得に契約する方法を紹介

PS4で遊ぶためにWiMAXを契約するなら、プロバイダ比較が重要であることを知っておきましょう。WiMAXは本家である「UQ WiMAX」以外にもプロバイダと呼ばれる代理店で契約が可能です。

プロバイダは20社以上ありますが、どのプロバイダを選んでも通信速度など回線のスペックは変わらないので、残念ながら「PS4が遊びやすい」WiMAXプロバイダはありません

プロバイダ比較が重要なのは、プロバイダごとにキャンペーンや月額料金は大きく異なるためです!PS4を遊ぶためにWiMAXを契約するなら、少しでも料金は安く抑えたいでしょう。

当サイトでは、WiMAXプロバイダを徹底的に比較し、現在安く契約できるプロバイダの最新情報をお届けしています。

「PS4で遊ぶためにWiMAXを契約したい!」このように思われているのであれば、WiMAXプロバイダを比較をしている以下のページをぜひご覧ください。

\最安のプロバイダが見つかる/

おすすめWiMAXプロバイダの
23社比較情報を確認する


【まとめ】

ピーエスフォーとポケットワイファイまとめ

ポケット型WiFiであっても、PS4のオンラインゲームはプレイできます。「現在使っているポケット型WiFiを使いたい方は、まずは通信速度やPing値を計測しましょう

回線を安定化・高速化させたい場合は、設定を変更したり端末を買い替えたりするのがおすすめです。

新たに購入する場合は、どのようなポケット型WiFiでも良いわけではありません。PS4に最適なポケット型WiFiを選ぶ際は、データ容量だけでなく、通信速度や利用料金など様々な要素の比較が重要です。

様々なポケット型WiFiがあるなかで、通信業界に精通している当サイトがおすすめするのがWiMAX。プロバイダごとの料金やキャンペーンを比較し、あなたにとって最適なプロバイダを見つけましょう。

※ポケットWiFi(ポケット型ワイファイ)はソフトバンクの登録商標です。当サイトではソフトバンクのポケットWiFiを含むモバイルWi-Fiルーターの総称は「ポケット型WiFi・モバイルWiFi」として記載しています。